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それまでの明日
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それまでの明日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 41~60 3/5ページ
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本を開いて、驚いたのが、文字が小さくて読みづらい。 前回のレビューで、文字が小さいと書きましたが、 いざ読み始めると、ワクワクして、毎晩、数ページずつ読み進めています。 自分で映像化しながら読むのが楽しいです。 テレビドラマ化を『wowow』でお願いしたいです。 | ||||
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いいのですが、このミス1位かな、とは思いますね。 著者の作品は欠かさず読んでますが、うーんと唸ってしまいます。 こんな暗くてしんどいハードボイルドが受けるんですね。 このミス1位は楽しい冒険活劇がいいですよね。 | ||||
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久しぶりの新作で十分楽しめた。 欲を言えば、もう少し波乱万丈が欲しかったかも。 このプロットで他の作家が書いたら確実に眠くなったと思う。 その意味ではシンプルで読み易く、つい先へ行ってしまうが、もう少しサスペンスが欲しかった。 | ||||
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全作から14年ぶりの新作です。ファンの方にとっては格別の喜びだと思います。 ハードボイルドの真骨頂という感じで、私立探偵の沢崎のもとに身辺調査の依頼から物語は始まり、調査を進めていくと事態は意外な広がりを見せ、沢崎は事件に巻き込まれていきます。 ラストはやや戸惑いましたが、往年のファンにとっては、それが「らしさ」なのかもしれません。 | ||||
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原尞さん、懐かしいですね。熱心なミステリー小説のファンではなかったが、『そして夜は甦る』、『私が殺した少女』、『さらば長き眠り』の3部作は、大ベストセラーでしたし読んでいますね。内容はすっかり忘れてしまいましたが。 <ハードボイルド>といえば思い出すのは、コメディアンで書評家かつ新宿歌舞伎町ゴールデン街の飲み屋の主人であった内藤 陳さんの「俺(おら)、ハードボイルドだど」の舞台でのキャッチフレーズ。 さて本作品は14年ぶりの作品ですが、著者によれば「男の美学とか建前に留まらない本当に面白いハードボイルドを書くには、14年はギリギリ常識の範囲内とも思う。チャンドラーも確か、長編は7作だけですしね」と仰っています。 本書は、上記3部作と同じく新宿を舞台に新宿署の刑事やヤクザが登場、シニカルで気障なセリフの沢崎とにやり合う場面が硬質の文体で小気味よく描かれている場面は同じですが、沢崎と一緒になって行動する、大学生向け求人ネットワーク代表の青年実業家の海津の葛藤とか、継母の介護のために組を休職している暴力団清和会の相良の純情とか、暴力団の裏金や町の商人の脱税用資金を預かる金融会社、買収される老舗料亭の話題があり、現代の時代風潮を取り入れる工夫をされてをり、たんなる<ハードボイルド郷愁>の作品ではありません。 プロット的には、金融会社の新宿支店長名を騙って料亭女将の調査を依頼してきた男の正体が巻末で判明し、学生時代の酔っての一夜の料亭女将との不祥事が縁とのことですが、ちょっと安易で不自然な設定という感じがしましたね。 沢崎に付きまとい探偵ごっこをするイケメン青年年実業家の海津青年、未婚の母子家庭で育ち父性に憧れる心情が動機のようですが、ちょっと理解できなかったですね。 ちょっと気になったのは、暴力団の裏資金など預かったのは金融会社の組織ぐるみなのか、新宿支店長がヤクザとつるんで手数料を取り自分の懐を肥やすためにやったのか、本書では明らかになっていませんね。この小説そして沢崎の究極の目的は「沢崎に調査を依頼した人物の正体の解明」ですから。 本の題名の『それまでの明日』ですが、巻末で東日本大震災を思わす地震に沢崎は、新事務所で出くわすんですが、これ以降の明日、すなわち未来への不安を示唆してるのでしょうね。 | ||||
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ラストシーンは重い。こういう結末としたからには、次作は東日本大震災に真正面から向き合う作品を待ちたいと思います。 | ||||
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好みの問題だけど、チャンドラーもどきで気取った感じが鼻につく。 まどろっこしくて骨董品の世界に感じる。 好きな人にはたまらないかもしれないけど、私にはあわない。 | ||||
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妙に〈理屈っぽく〉なったなぁ・・・途中で面倒くさくなったが、ラストでやはり名作と感じる。 いつになるか判らないが、次回作を待ちます。 | ||||
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久し振りの新作で、著者の大ファンとしては一にもなく飛び付きました。 ハードボイルドな語り口は健在で、冒頭から物語にのめり込みました。 物語自体は今までの作品と比べると趣が異なりますが、相変わらず読後感は悪くありません。 ただし、いささか性急に物語を進めたような印象を受けました。 おそらくはラスト数章が書くために全てを準備したのだと思いますが、もう少し消化に時間をかけても良かったと感じました。 | ||||
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「それまでの明日」は、読売、朝日、産経、日経4紙の書評欄に取り上げられている。 テレビを余り見ない生活を送ってきたので、昨今の番組についていけないでいる。 お笑い芸人やタレントが、私生活の一部や生い立ちなどを打ち明けたり、お薦めのレストランやグッズを紹介したりしているが、その芸人の芸風やタレントのキャラ、過去のスキャンダルなどを理解していないと、そこで展開されている会話のどこが面白いかがわからないのである。一見さんには敷居が高い番組と言ってもいいかもしれない。 本作は、著者による14年ぶりの新作であり、かつ、沢崎探偵が活躍するハードボイルドシリーズの最新作である。知人が心待ちにしていたので、4紙が書評欄でとりあげたのを機に、手にとってみた。 というわけで、初めてシリーズ最新作を読んだ私は、たまたまつけたテレビ番組の中で、見知らぬタレントが私生活を語っているのを見たような気になった。 AMAZONのレビューでも、14年ぶりにその世界に浸れた喜びの声の一方で、辛い評価もある。 一作目から読まないと、恐らくシリーズの良さはわからないのだろう。といって、最新作を読んでしまった私としては、一作目から読むのがおっくうである。こうした作品はなかなか難しいものである。 | ||||
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久しぶりの新作。以前、原氏はエッセイの中で、「自分の作品の数は、後で思い出して数えられる位がいい」と書いておられましたので、まあこんなペースなんでしょう。レイモンド・チャンドラーの世界観が現代の日本で成立するか?というテーマに取り組んでおられる孤高の人です。本作品は、いわゆる上手い小説ではないです。プロットはギクシャクしているし、キャラクターは不自然、台詞回しはスベリ気味で、やはりハードボイルドは現代日本には浮きます。けれど、そんな欠点がそのまま他では得難い魅力でもあるのです。いろいろ合理化されていく時代の流れに沿わず、あくまで自分の美学を貫く事のロマン。これぞまさにハードボイルド!こんな作品を書く人は今時珍しいです。あるかどうか分かりませんが、次回作もお待ちしています。 | ||||
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本当にお久しぶり。相変わらずのハードボイルド。かっこいいです。一気に読ませてもらいました。そしてラストは...こうくるのか‼ 次回も楽しみにしています。次はあまり間をあけずに読みたいです。 | ||||
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寡作の作家でも熱烈なファンがおられる原氏。『私が殺した少女』を初めて読んだ時は途中で挫折してしまったが、今回は何とか読みきったという感じ。 物語の主軸がハッキリしないため、混乱する。どの筋も中途半端な印象が否めない。 ハードボイルドのテイストの割に、登場人物たちに簡単に語らせすぎるのが気になった。このジャンルは、もっと人物たちが醸し出す空気を楽しむものではないかと考えている者としては、物足りなさは否めなかった。 | ||||
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やっと続編が出て感激です。新宿の街で繰り広げられるハードボイルド小説は、この作品が元祖。新宿鮫とは、また違った男臭さがあって大好きです。 | ||||
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ハードボイルド作家原尞を教えてくれたのは30年以上お付き合いした人でした。物書きの彼は私の読まなかった作家を沢山教えてくれましたが、 中でも御自分は、原尞が好きで、この作家の寡作なのを残念がっていました。3年前彼は亡くなりましたが、生きていたら喜んだでしょう。 今回の作も歯切れの良いテンポでほかのことを見送って短時日で読みました。ただ新品を買ったはずなのに、ところどころ鉛筆か蛍光ペンで 傍線が引かれていました。読むのにジャマにはなりませんでしたが・・。 | ||||
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うーん、「普通!」としか言いようがないです 次作を期待します。できればなるべくはやめに… | ||||
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昔、直木賞受賞作品を読んだことがあります。久しぶりに作家のお名前を拝見し購読する気持ちになりました。 物語の組み立て等とても興味をもって余も増した。過去の作品も読み返してみようかと思います。 | ||||
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沢崎さん、お帰り。最後は、鳥肌がたちました。 どうしろと?やっぱり、面白い | ||||
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はっきり言って表紙の夜景やビルの写真が良かったので購入しました、ジャケ買いです。 著者は初めて聞く名前の人で70歳以上、写真を見るとタバコを持っている写真が・・・・・。 この本買って大丈夫かなぁ~と思いながら購入しました、値段は2000円弱。 でも読んでいて買って良かったかなぁ~と思い始めました。 友人ふたりに「この本おもしろいよ」とすすめました。 文章を読んでいて、何かが多いな、何かが少ないなと感じる内容ですが、 自分が途中でレビューを書くときは評価が高い場合です。 また、最後まで読み切れないときです。 | ||||
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どう話が発展していくのかな? 何か最後の最後に大きなどんでん返しがあるのでは? と期待して、最後まで一生懸命読みましたが、期待したような発展も大どんでん返しもありませんでした。 まあ、最後にひとつ、とても大きなことはありますが、これは本筋とは違うことですし。 あと、 「タバコきらい」(けむいしくさい) 「ウィットに富んだ会話というより、失礼な受け答え」(たまに鼻につく) と感じてしまう私は、そもそもハードボイルドは向いていないのかも? と思ったり。 もちろん、主人公沢崎や他の登場人物に魅力はありますが、 私は、ミステリーはやはり、謎を解いていったり、話の展開にわくわくどきどきする、 そして最後に解決したり、意外な結末にあっと驚く、といったものを読みたいので、 その意味では、この本はいまひとつ・・・でした。 | ||||
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