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スティール・キス
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スティール・キスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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繋がっているのかと思ったら繋がってない。 みたいな展開が多いので、読んでいてとても疲れる。 今回の作品はプロットに欠陥があるし、気付いてるはずのディーヴァーも放置してる。 そこもあって黒幕が判明するときは拍子抜けだった。 こんなだったら被害者すべて無関係な人の方が良いだろに。… ディーヴァー読んでモヤモヤするとは思わなかった。 この”欠陥”は、かなりマイナス。 | ||||
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リンカーン・ライム・シリーズの第12作は新機軸として、現代的過ぎる凶悪なディジタル犯罪を扱ったものである。現場に残された証拠を分析することで、犯罪者を追いつめてゆくリンカーン・ライムのアナログ的な科学捜査を特徴とする本シリーズも、ついに現代という奇妙な時代にタイム・スリップしてきたか、という印象の一作である。 もっとも、序章における驚愕のエスカレーターの事故がディジタルの存在をすぐに感じさせるわけではない。ショッピングセンターで起こったエスカレーターの誤作動と、そこに立ち会い悲惨な犠牲者の姿を目撃することになったアメリア・サックス。最初からスプラッタな展開で始まる本作。眼を背けたくなる凄惨な事故現場。しかしこの誤作動は、事故ではなく嘲笑する殺人者による狂気の犯罪であるというもの。 主人公のリンカーンより、アメリアと犯罪者との追跡と逃走、犯罪者の駆使するディジタル機器への仕掛けと、それらが誘発する思わぬ展開が見どころとなる。何故エスカレーターは落下したのか? 何故、アメリアの捜査する建物が火焔に包まれたのか? 久々のオープンなアクションとスケールの大きさ、そこにディジタル犯罪という新手の闇が加わることで、本シリーズとしては捜査側が最も攪乱される事件と言える一作である。 誤作動を武器とする犯罪、という一点で連続する、捜査側としてもあまりに予想外の殺人が連続する。まったく予想もできないディジタル・ノイズにより、日頃便利と感じている家電製品や最新建築技術が、人を殺傷する武器と化す。本作は、世界に普及しなお進歩を遂げてゆくディジタル機械に対し警鐘を鳴らすものであり、我々が日頃便利と感じている生活のあれもこれもが、誤作動による思いもかけぬ危険な敵に変貌する有様を描いてゆく。ページを進めるにつれヒートアップしてゆく犯罪と、それを駆使する悪魔のような犯罪者を、ライムとサックスがどのように追いつめてゆくことができるか? また本作では印象的なゲスト、ジュリエット・アーチャーが登場する。疫学研究者でありながら車いすでライムのラボにインターンとして日参するなかなかの切れ者アシスタントである。ライムのラボにライムとジュリエットの車いすが行き交うという科学捜査本部(?)の様子も本書では犯罪小説とは別個の読みどころとしてシリーズ作品ならではのアクセントも置かれている。ジェフリー・ディーヴァーのサービス精神が相変わらず光る。そう感じさせる作品である。 | ||||
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リンカーン・ライム・シリーズの第12作は新機軸として、現代的過ぎる凶悪なディジタル犯罪を扱ったものである。現場に残された証拠を分析することで、犯罪者を追いつめてゆくリンカーン・ライムのアナログ的な科学捜査を特徴とする本シリーズも、ついに現代という奇妙な時代にタイム・スリップしてきたか、という印象の一作である。 もっとも、序章における驚愕のエスカレーターの事故がディジタルの存在をすぐに感じさせるわけではない。ショッピングセンターで起こったエスカレーターの誤作動と、そこに立ち会い悲惨な犠牲者の姿を目撃することになったアメリア・サックス。最初からスプラッタな展開で始まる本作。眼を背けたくなる凄惨な事故現場。しかしこの誤作動は、事故ではなく嘲笑する殺人者による狂気の犯罪であるというもの。 主人公のリンカーンより、アメリアと犯罪者との追跡と逃走、犯罪者の駆使するディジタル機器への仕掛けと、それらが誘発する思わぬ展開が見どころとなる。何故エスカレーターは落下したのか? 何故、アメリアの捜査する建物が火焔に包まれたのか? 久々のオープンなアクションとスケールの大きさ、そこにディジタル犯罪という新手の闇が加わることで、本シリーズとしては捜査側が最も攪乱される事件と言える一作である。 誤作動を武器とする犯罪、という一点で連続する、捜査側としてもあまりに予想外の殺人が連続する。まったく予想もできないディジタル・ノイズにより、日頃便利と感じている家電製品や最新建築技術が、人を殺傷する武器と化す。本作は、世界に普及しなお進歩を遂げてゆくディジタル機械に対し警鐘を鳴らすものであり、我々が日頃便利と感じている生活のあれもこれもが、誤作動による思いもかけぬ危険な敵に変貌する有様を描いてゆく。ページを進めるにつれヒートアップしてゆく犯罪と、それを駆使する悪魔のような犯罪者を、ライムとサックスがどのように追いつめてゆくことができるか? また本作では印象的なゲスト、ジュリエット・アーチャーが登場する。疫学研究者でありながら車いすでライムのラボにインターンとして日参するなかなかの切れ者アシスタントである。ライムのラボにライムとジュリエットの車いすが行き交うという科学捜査本部(?)の様子も本書では犯罪小説とは別個の読みどころとしてシリーズ作品ならではのアクセントも置かれている。ジェフリー・ディーヴァーのサービス精神が相変わらず光る。そう感じさせる作品である。 | ||||
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2日間で一気読み。あー面白かった!年末になると読みたくなる! | ||||
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上巻の代わりに間違って下巻が2冊送られてきました。その処理の方法を何度か問い合わせましたが、まったくの音沙汰なしです。誠意ある回答をお願いします。太田範明(フランス在住) | ||||
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いつも読んでいる作者の定番ですが、個人的にはちょっとパワーが落ちている気がしました。 | ||||
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このところ問題となっている、情報流出問題を鋭い視点から見ています。 流れだした情報が、引き起こす事件は、IOTが加速する現在において、あり得ないわけではありません。 国は違えど「いじめ」は、人を破壊し、歪を産み、惨劇を作り出す事に変わりありませんね。 「成果主義」による「効率化」の為に、取り返しのつかない被害に遭った側が、 大惨事を引き起こす側になるのは、悲惨極まりないのを、理解していても、 社会から「いじめ」られている彼女に協力したのは、 自身の、「いじめ」による救いのない、痛みを抱えているからこそ。 彼女の痛みも、「傷」も、愛おしい存在だったんですね。 | ||||
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ライムシリーズは好きで文庫本を全て持っていますが、ウォッチメイカー以降では次いで面白いかな。 | ||||
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ライムとサックスが別々の案件を追っていて調査を進めると一つの事件に収斂する流れは『ウォッチメイカー』。 殺人犯が個人情報をハッキングして被害者を選定しているのは『ソウル・コレクター』。 クラウドゾーンを介した情報操作が事件に絡んでいるように見せかけ、犯人がライムのタウンハウスに入り込んで殺害しようとして返り討ちに合うのは『バーニング・ワイヤー』。 あれ?これまでのシリーズの寄せ集め? 鬱陶しい独白が多い『コフィン・ダンサー』や教義を繰り返し確認する『スキン・コレクター』よりは面白いのですが。 ライムとサックス、研修に来たジュリエット、ニック(刑務所に収監されていたサックスの元カレだけと今さら登場しても誰それ?状態)の4人の昼ドラ的展開はカットしてほしかった。。 ニックは実は自分はシロだったと証拠もなく訴え続けてラストになったら実はクロ。これカットした方が話がスッキリすると思う。廃物利用は適材適所ではありますが。 エスカレーターの事件では、遺族側弁護士が被害者の経歴を調べていないのは変だし、転職の理由を仮に見過ごしたとしても、刑事事件で連続殺人事件になった時点で職歴や他の被害者との共通点といったあらゆる可能性を一つずつ潰していかないのは捜査の手法としては片手落ちでは? 毒物で重態だったセリットーは一応回復し現場復帰。 ただストーリー構成が作者の過去作品の自己模倣になっていくと作品が劣化していくパターンに陥ることがありがち。 え~と、リンカーン・ライムシリーズでは面白い方なのに減点ばかりになってしまいました。 | ||||
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やはり、読んでいると気になる箇所が出てきました。ヤボとわかってますが。 p138下段〈刑務所で何年も過ごしたあとなのに〉とあるけど、何年じゃないでしょう。ニックは少なくとも十年以上は刑務所にいるはずだ。それを〈何年〉というのは違和感がある。〈何年〉といえば、普通は三、四年。多くても五、六年だろう。サックスとライムが一緒に仕事を始めて十年以上は経っていて、その前にニックは逮捕されているのだから。 p144下段〈もし二人が接点を保ったままでいたら、野心に満ち、ちょうどそのころ頭角を現し始めていたサックスの評判も汚れてしまっていただろう〉って、ずっとライムシリーズを読んでいる読書には、ん? と首を傾げてしまう。サックスって、〈野心に満ち〉ていたかなあ。少なくとも一作目〈ボーンコレクター〉では、サックスは関節炎が辛くて、警邏のパトロール警官から内勤に願い出て異動しようとしていた矢先だったはずだ。それを〈頭角〉とは言わないだろうし、そのときサックスは警察官になって三年目、三十一歳という設定だ。性格設定からも、〈野心〉というには無理があるだろう。 p225下段〈『見つけました』『何を?』ライムはそっけなく言った〉とあり、ジュリエット・アーチャーが〈『コントローラーのメーカーです。CIRマイクロシステムズ』みなが集まっているところに戻ってきて、検索結果を表示させたディスプレイにうなずいた〉とあるが、このセリフの言い始めには違和感をおぼえる。この書き方だと、メーカーの名前が、ここで初めてわかったような印象がある。p189下段で、アーチャーは〈『いろいろわかりました。CIRマイクロシステムズ。社長はヴィネイ・チョリダー〉とライムに言っているのだから。p225では──CIRマイクロシステムズのCEOの直通番号がわかったと、さっさと言ってもいいのではないか。 p232下段〈どんな小さなものあれ〉は、〈どんな小さなものであれ〉の間違いでしょう。p350上段〈サックスは何年も前にひととおり目を落としていた〉って、これはいくらなんでも〈ひととおり目を通していた〉でしょう。p399上段〈迷わすそう決めていた〉は〈迷わず決めていた〉の誤植かな。p475下段〈純白の壁に飾られていたその絵は、目玉が飛び出るような値札をつけていた〉とあるが、なんか落ち着かない。〈値札がつけられていた〉でしょう。 読後、p346から何ページも続くのチェス駒の配置図、本当に必要だったのかい? と思わず一人突っこみをしてしまいました。それにしても、犯罪の動機より証拠というライムですが、今回の犯人の真の動機、殺害犯との接触、どれもこれも、一読したあと、「ウソ!」となってしまいました。「ありえんだろう」 | ||||
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今回は敵も展開もやたらと地味なのだが、訴訟問題への協力や、不穏なプラスキー、やたらと好人物なニック等、バラエティに富んだ作りで飽きさせない 素直に楽しめる | ||||
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安定のシリーズ、よくアイデア続くものだ | ||||
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最後の最後に大どんでん返し、は この著者の得意技というか持ち味ですが、 この作品では、少なからず無理があった気がします。 ミスリードの意図が明らかで、 どんでん返しがわかった瞬間、 「そりゃないよ」とつぶやいてしまいました。 もう少し気持ちよく騙してくれる作品を 期待します。 | ||||
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アメリアの元カレやライムの助手?のような、気になる登場人物が出てきますが、どんでん返しは楽しめて次回が楽しみなことに変わりありません。 アメリアの冷静さと賢さにほっとしました。 結局、冒頭のエスカレーターどうなった?というのも(私の読解力不足と思いますが)少し気になります。 | ||||
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ディーヴァーはこんな犯人を描くこともできるのか!これまでにない犯人像で、新鮮でした。 ボリュームは多めですが、無駄はなく、きれいに収斂していきます、さすがです。 今回は人の気持ちに関する描写も多いと思います。 アメリアとの関係も少しずつ進展しているようで^_^シリーズを通しての緩やかな変化も楽しめます。オススメ | ||||
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ネタバレになるが、いつかライムとアメリアが水入らずでナッソーで過ごす披露宴とハネムーンの話を事件なしで読んでみたい。もちろん今迄に出てきたキャラクターであるパムやカーラ、キンケイド、ダンスなどオール出演で。 個人的に読みたいというだけで売上にどこまで貢献するかは不明だが。 | ||||
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いつもどおり先の読めない展開で、とても面白かったと思います。現代社会が孕む様々な危険を毎回テーマにするところが、すごいなあと思います。登場人物たちが今回も魅力的です。続編がもう2作出来ているとのことなので、邦訳が楽しみです。 | ||||
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リンカーンもアメリアも久しぶり!感で一気読みしました。 エスカレーターに乗るのがちょっとヒケますけど読み終えるのがもったいないと思えるサスペンスです。 続編早く邦訳出ないかなぁ・・・ | ||||
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バーニングワイヤーに似てるかな?でも久々の常連さんの活躍がうれしい。 | ||||
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射殺目的だとOKで、「負傷させる事が目的」なのはNGなんだあー、を初めて知った気がする。レンチ代りはOKでしょ?と普通に思い込んでいた。 「ハリポタは特別…だ」。に、あら、意外。と 読み進むほどに「未詳40号」が「可愛らしく」思えてきて、それはそれで良い感触だが、その分「危機感」は薄かった どっちかというと、ニックの胡散臭さ+アーチャーが「席を外してる間に、その椅子に座りこんで、ポジション奪う?」感じの方にじりじりした 「アメリアがいない間に、彼女の知らない話を、ライムと熱く語ってるなんて、面白くない」とでも言いましょうかw プラスキーの「お前、結局なにやってんだw」と合わせて、全体の印象が「ほのぼの」だった 「すぐそこにある、危機」の話なのに、↑と感じてしまう自分は感覚おかしいのかもしれない 楽しく読みました | ||||
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