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騙し絵の牙
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騙し絵の牙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 1~20 1/5ページ
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やはり塩田作品は素晴らしい。 読み進めるとドンドン物語に引き込まれていく没入感があり、スケールの大きな作品だと思う。 ただ、エンディングが自分好みじゃなかったかな…少し取ってつけた感を感じた。なので⭐️3で。 なお、映画とは全くの別物であることは申し添える。 | ||||
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出版関係の企業モノ、お仕事モノとして、面白かったし興味深かったです。 題名からてっきり詐欺師モノと思いながら読んだので、、、あれ?って感じにはなりましたが。 | ||||
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書評を見て期待したが面白くなかった。 | ||||
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出版社の雑誌編集長を主人公とした小説です。昨今の紙媒体の本や雑誌の衰退の世相や出版業界の内情を描いていて、読者の興味を惹きます。そして、中年に差し掛かった主人公の光と影を深堀していて、多くの読者の共感が得られそうです。人気俳優 大泉洋さんを念頭に、あて書きしたというだけあって、スモーキーな印象の大泉さんの姿が、浮かびます。最後のエピローグが効果的で、タイトルの意味も解き明かされます。面白かったので、評価は星5つとしました。 | ||||
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映画が素晴らしく面白かった。特に無駄な描写なくスピーディーに展開する面白さがあったのに対して、小説は「このセリフ、このシーン必要ですか?」みたいのが多い。特に主人公の家庭での長女との会話に何か意味あったのか?よくわかりません。映画が面白くてその原作を読むときにこれから気をつけねばならないと思わせてくれた本です。それにしても、映画はよく仕上げましたね。映画のスタッフさんの力に感動します。 | ||||
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無し | ||||
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夢中になって読みました。電車の中でしたが、泣きながら読みました。最高! | ||||
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ネットフリックスでみて、面白そうだと思い読んでみましたが、映画とは別物。確かに、元書店主としては、現在の出版不況がリアルに描かれていて納得するものはあるが、最後まで読み切れるかどうか、面白さという点で私自身の動機付けが弱い。ドラマといえば、最愛というドラマは来週で最終回になるが、原作はない。最愛のようなドラマの原作だったら、最後まで一機に読みたいと思う。 | ||||
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やられた。凡作に付き合わされちまった……。 カバーが大泉洋でタイトルが「騙し絵の牙」とくれば、 おおいに期待しちゃうじゃんよ……。 飄々とした主人公がギャグをはさんで笑わせーの、 無様な姿もさらしーの、はいつくばって意地も見せ―の、 最後にはニヤリ笑って牙をむき、 あれよあれよと出版界の大物を篭絡していく 愉快痛快スペクタクルをさ……!! 「うおおお、あのシーンはコイツの『牙』の伏線だったのか!」と 思わずうならずにはいられないような構成の妙をさ……! ところがフタを開けてみりゃどうだ、 斜陽の出版業界で苦汁をなめさせられ続ける主人公が 最後はほぼほぼチートで全部解決!えっこれで終わり⁉ ジェットコースターにたとえるならば…… 上りがやたら長くて期待させるくせに 下りは高低差30センチくらいしかない感じ。 まさに「えっこれで終わり?さんざん期待させといて?」……。 文章が平易でスイスイ読めるので 最後まで放り出さずに読めてしまい、逆にがっかりイリュージョン。 ある意味大泉洋に騙された。 大泉洋の顔芸モノマネ芸を想像してシーンごとに楽しむ分にはいいが、 全体でみるとかなりの凡作……。 | ||||
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"『あいつは騙し絵みたいなもんや』『騙し絵?』『華やかな美人やと思ってても、視点を変えて見たら、牙を剥く悪魔が浮かび上がる、みたいな』"2019年発刊の本書は著者が俳優・大泉洋を主人公として想定し、出版界と大泉を4年間徹底取材して書き上げた、出版、メディア産業の今を描いたエンタメ小説。 個人的には映画化作品がとても面白かったので、原作である本書も手にとってみました。 さて、そんな本書は大泉洋をモデルにした主人公、出版社大手の薫風社でカルチャー雑誌トリニティ編集長をつとめる速水が廃刊危機の雑誌を存続させる黒字化を目指して大物作家への連載依頼や映像化、他業界とのタイアップなどの新企画を探っていくのですが。。 映画の方が当然に速水を演じる大泉洋が主演とはいえ、部下の熱血編集者、高野恵を演じる松岡茉優が実質的な語り部役として物語が進行していくのに対し、速水は遠景というか終始謎めいたままだったのですが。比較して、本書では立場が逆というか【速水がよりクローズアップされ生い立ちや家族問題まで掘り下げて描かれている】のが印象的で『雑誌存続をかけて奮闘する』という流れこそ同じですが、異なるラストも含めて【合わせ鏡の様に】楽しませていただきました。 また、映画の方をやはり先に鑑賞したからでしょうか。物語時代は割と単線的な印象なのですが。同じく出版業界をブラックなネタにした筒井康隆の『大いなる助走』のその先ともいえる出版業界の状態を元新聞記者として【徹底取材して完成させた】と著者自らが述べている様に、某カリスマ書店員が出てきたり、Amazonモデルの会社が出てきたりと割と【リアリティを感じる登場人物同士のやりとり】がとても面白かった。 大泉洋ファンはもちろん、出版業界に興味ある人、職業ものが好きな人にオススメ。 | ||||
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映画になったということで、テレビで宣伝していましたが。最後の展開は本当に主人公が最初から考えて 計画していたとはとても思えませんでした。かかわったタレント小説家が都合よく売れるなんてほぼないことだし 既存のエージェントが加わった経緯も描かれていない。 主人公の出生関係もそれがどうした?レベルのこと。 ただとにかく文章が読みやすく、さくさく読めたし、面白さもまあまああるのでよかったです。 | ||||
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途中で止めたくなくて一気に読んでしまいたくなるお話でおもしろかったです。ただエピローグであっさり話が展開して拍子抜けしてしまいました。 | ||||
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映画とはまた違った魅力でよかったです。 | ||||
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映画が公開されましたので、映画館に行く前に読もうと思い購入させていただきました。 そこそこ面白かったです。 | ||||
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人物の描写や出版業界の状況など分かりやすく読みやすかったけど、タイトルから期待した「騙し」が弱かったかな。 | ||||
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本作の主人公の雑誌編集長の速水を「大泉洋」の"当て書き"として描いた小説。出版業界の構造的不況を受けて担当雑誌が廃刊の危機の憂き目にある状況に対して速水が黒字化を目指して奮戦する姿を描いた作品である。「大泉洋」の"当て書き"とあって、速水は軽妙かつ経験を活かした臨機応変な男として描かれる。 確かに出版業界の裏側、特に作家と編集者の二人三脚振り、編集者同士の確執及び社内派閥抗争、は良く描かれている。速水の家庭問題や優秀な若手部下との不倫も織り込んでいる。パチンコ業界が小説とコラボしてパチコン台に反映するというコンテンツ問題も採り上げている(これは良い着眼点だと思ったが実例があるのではないか)。表題の意味がラストで浮かび上がって来る構成も一応は練れている。しかし、読んでいて詰まらないのである。速水の父親との因果も単なる"後出しジャンケン"で途中で伏線を張っておいて然るべきだったと思う。作者は作家なので、当然、(電子書籍ではなく紙の)小説を愛しているし、出版業界の裏側にも詳しい。その出版業界の知識を利用して作者自身の心情を吐露しただけで小説としての工夫が見られないのである。 映画化の際は「大泉洋」の八面六臂の活躍で面白い作品に仕上がるかも知れないが、小説としては寂しい駄作だと思った。 | ||||
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主人公速水輝也は、大手出版社の雑誌編集長。いい意味で如才がなく、頭の回転が速くて、 硬軟取り混ぜた交渉も出来る。大物小説家も彼には一目置いているし、上司や部下からの信頼 も厚い。出版業界でなくともどこに行っても「出来る男」だ。出版業界が構造的な不況に悩む中で 速水の活躍と苦悩が描かれていく。塩田らしく、分かりやすい表現で人物描写も巧いし、業界の 問題点や課題などもよく研究されているので、面白い。だが、読みながらふと気づく。この本の 題名である「騙し絵の牙」ってちょっと内容にそぐわないのでは。俳優大泉洋を「あてがき」した この小説の企画すら知らずにこの本を買った理由は、この題名が些かミステリリアスで、大きなトリックが あるのではという期待に基づいている。だが、第一章から終章の第六章で描かれるのは、出版 業界の不況の中で、自分が編集長を務める雑誌が廃刊に追い込まれ、失意の中で会社を去る 速水の苦悩と、それでも言うべきことを筋を通して述べる彼の「小説愛」だ。だが、最後の40ページ ほどの「エピローグ」でこの題名の意味が明かされる。大泉洋を「あてがき」したというこの主人公の 描き方が実に上手いし、塩田らしく全体的に会話の面白さがいい。だから、エピローグがなくても 立派に一つの作品で成り立つようにも思う。だが、このエピローグがやはり効いているとは思うが、 欲を言うなら、もう少しインパクトのある「騙し絵」にして欲しかった。もっと、もっと、やばい過去を 持つ速水にして欲しかったなとは思う。 | ||||
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映画を観て購入。 話が映画とは違うが、とにかく面白かった。 | ||||
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緊張感のある展開で面白かった。 後悔している映画もみに行きたいと思った。 | ||||
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大泉洋をあてがきした小説で映画化も決まってると聞いてKindleでダウンロード。読み終えたのは映画公開一週間後でしたが、改めてどう映像化されているのか確かめたいし、原作をさらに深く理解するためにも映画を観に行きたいと思います。 | ||||
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