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騙し絵の牙
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騙し絵の牙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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映画が素晴らしく面白かった。特に無駄な描写なくスピーディーに展開する面白さがあったのに対して、小説は「このセリフ、このシーン必要ですか?」みたいのが多い。特に主人公の家庭での長女との会話に何か意味あったのか?よくわかりません。映画が面白くてその原作を読むときにこれから気をつけねばならないと思わせてくれた本です。それにしても、映画はよく仕上げましたね。映画のスタッフさんの力に感動します。 | ||||
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やられた。凡作に付き合わされちまった……。 カバーが大泉洋でタイトルが「騙し絵の牙」とくれば、 おおいに期待しちゃうじゃんよ……。 飄々とした主人公がギャグをはさんで笑わせーの、 無様な姿もさらしーの、はいつくばって意地も見せ―の、 最後にはニヤリ笑って牙をむき、 あれよあれよと出版界の大物を篭絡していく 愉快痛快スペクタクルをさ……!! 「うおおお、あのシーンはコイツの『牙』の伏線だったのか!」と 思わずうならずにはいられないような構成の妙をさ……! ところがフタを開けてみりゃどうだ、 斜陽の出版業界で苦汁をなめさせられ続ける主人公が 最後はほぼほぼチートで全部解決!えっこれで終わり⁉ ジェットコースターにたとえるならば…… 上りがやたら長くて期待させるくせに 下りは高低差30センチくらいしかない感じ。 まさに「えっこれで終わり?さんざん期待させといて?」……。 文章が平易でスイスイ読めるので 最後まで放り出さずに読めてしまい、逆にがっかりイリュージョン。 ある意味大泉洋に騙された。 大泉洋の顔芸モノマネ芸を想像してシーンごとに楽しむ分にはいいが、 全体でみるとかなりの凡作……。 | ||||
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人物の描写や出版業界の状況など分かりやすく読みやすかったけど、タイトルから期待した「騙し」が弱かったかな。 | ||||
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本作の主人公の雑誌編集長の速水を「大泉洋」の"当て書き"として描いた小説。出版業界の構造的不況を受けて担当雑誌が廃刊の危機の憂き目にある状況に対して速水が黒字化を目指して奮戦する姿を描いた作品である。「大泉洋」の"当て書き"とあって、速水は軽妙かつ経験を活かした臨機応変な男として描かれる。 確かに出版業界の裏側、特に作家と編集者の二人三脚振り、編集者同士の確執及び社内派閥抗争、は良く描かれている。速水の家庭問題や優秀な若手部下との不倫も織り込んでいる。パチンコ業界が小説とコラボしてパチコン台に反映するというコンテンツ問題も採り上げている(これは良い着眼点だと思ったが実例があるのではないか)。表題の意味がラストで浮かび上がって来る構成も一応は練れている。しかし、読んでいて詰まらないのである。速水の父親との因果も単なる"後出しジャンケン"で途中で伏線を張っておいて然るべきだったと思う。作者は作家なので、当然、(電子書籍ではなく紙の)小説を愛しているし、出版業界の裏側にも詳しい。その出版業界の知識を利用して作者自身の心情を吐露しただけで小説としての工夫が見られないのである。 映画化の際は「大泉洋」の八面六臂の活躍で面白い作品に仕上がるかも知れないが、小説としては寂しい駄作だと思った。 | ||||
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映画が面白かったので原作に期待していたんですが、私には合わなかったです。 | ||||
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読みやすいです。 あてがきなのでキャラクターがわかりやすいです。 ただ、あのオチで騙し絵の牙とするのはどうかと思います。 | ||||
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スマホ云々と安価なコンテンツが~って何回もかかれるとうんざりするのと 警察の規制と登場人物がいっていますが パチンコやスロットはどんどん変更される規約にそって (メーカーが加盟してる団体の自主規制もあります)保通協という機関の検定を通らないとパチンコ屋さんには導入されません メーカーは毎年の他社の動向をみながらどんな台をだすか?というような戦略もあるので 版権はもってても台になって店に並ぶにはかなりの時間がかかるケースもあり さまざまな理由でお蔵入りになる場合になることもある 大御所作家に向かってあなたの作品をアニメとパチンコにしたいんです!許可してくれれば広告費はたっぷりだします! すぐパチンコ台ができてアニメもできてあっというまにコンテンツビジネスで儲かりましたってちょっとなあ パチンコと版権ビジネスについて調べて乗っけた感じが… まあ本筋と関係ないつっこみですいません ついでに申し訳ないですが 万引きのときに若い店員がSNS上でどうせ 公開するんだろうと腹が立ったって描写 見ず知らずの夫婦の写真撮って 万引き犯とその旦那だなんで公開したら 若者のたちの方が炎上しませんかね… エピローグはそこまで嫌いじゃないです | ||||
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新品と書いてあり定価(1,760円)で購入したが、表紙等が非常に汚く、中古品の証拠であるシールの切れ端が張り付いたままだった。 | ||||
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本自体はものすごく読みたかった作品でしたのでこれからじっくり読もうと思います。 しかし、本が傷だらけで驚きました。 新品を購入しましたが、OPP袋等に入れられることなく封筒にそのまま入れられており、表紙の剥がれ・傷が多く、自分で書店へ買いに行った方がよっぽどマシだったと感じます。 もう二度と書籍はこちらのお店では購入しないようにしようと思います。 | ||||
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映画化を見据えて書かれたそうで映画化が決まってさぞお喜びでしょう 主人公は大泉洋をイメージして書いたそうで見事に大泉感は出ている ただそれだけの作品 | ||||
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洋さんをモデルに、となっていたが、なかなか難しい。物語として最後が… | ||||
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7割くらい、池井戸潤さんの小説みたいな〜、とか、大崎梢さんの、書店員さん又は出版社社員のシリーズみたいな〜、と思いつつ、そこそこ熱い物語として、興味深く読みました。 しかし、エピローグは私は頂けません。 いえ、全部じゃないけど、ここで全部語るの?って感じで、それこそ小説だったら、 このエピローグ付け足し無しで読ませて欲しかった。どっかでフラッシュバックさせるとか。 伏線は感じたけど。 速水の転身は全く悪じゃないし、さほど意外でもないし、騙してたんだ?って、一体誰を? 何が牙なの? それと、家庭でだけ、妙に身勝手になるのは、生い立ちのせいか〜、って納得は出来ない。 あの不倫を書くことに、何の意味があったんだろう。 母への思い入れはないのか?とか、作家や部下に対する誠実さが、なぜ妻には出ないのか?とか。 だいたい、ずっと速水の視点で書いてきて、速水の感情も書いてきて、最後に騙してたとは、どういうことですか? 小山内の視点は必要だったかなあ。 | ||||
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出版業界の現状を知るには良い本です。ただ、それだけという気がする内容です。 | ||||
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大泉洋さんの当て書きと聞いた時点でこれは買わなければならない!と思い、即購入しました。 仕事面での速水は大泉さんのイメージ通り。つらいことや理不尽なことがあっても、相手の懐にスッと入っていく持ち前の人たらしさで乗り切っていきます。 が、家庭面ので速水さんは大泉さんのイメージと全然あいません。というか、普通に最低な夫だと感じました。 勝手に劣等感を抱いて妻を責めて、自分は不倫。なのに被害者面していることに読んでて不快に感じてしまいました・・・。 残念です。 | ||||
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正直、反吐が出そうな気分で読み進んだ。 軽妙な話術を駆使するとされている主人公だけど、これっぽっちも魅力を感じない。 「人たらし」とか書いてるけど、それを書いちゃおしまいでしょう。書かないで魅力感じさせてくれよ。 それがないから、どろどろとした出版社の裏事情の薄汚さを中和するものがなく、反吐が出そうになるわけよ。単純に業界ものが好きな人には面白いのかも知れないけど。 でも、本屋大賞ノミネート作品なんだ。今にきっと面白くなる。頑張って最後まで読めばきっと面白いに違いない…と読み進むと、しまいにはセコい『砂の器』みたいな父子放浪。なんじゃこりゃ? ああ、本屋大賞ノミネートって、きっと裏で変な圧力がかかったのね。「この本をノミネートしないと、大御所〇〇先生の本を卸さないよ」とか。内容が内容だけに、そんな疑惑まで抱いちゃうわよね。 この☆一つは、大泉洋の写真に対するものです。私は殆どこの写真で買ったに等しいので。(そういう人、他にも居そうな気がする) 実にもう時間と金を無駄にした! と思いました。 | ||||
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エピローグが読者置き去りで呆気にとられた。 最後に読者を騙そうとしたんだろうけど、どんでん返しというよりはただの手抜きじゃないかと?付いていけなかった。 それまではまあまあ面白く、出版業界の悲喜こもごもも興味深く(この話題はやや食傷気味ですが)読んでいたが、オチが残念。 大泉洋がおもしろいだけじゃないのか...。 | ||||
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ただ大泉洋による話題性だけの作品。出版業界のなんやかんやがひどくつまらない。文もかなり読みにくいし、面白くない。買って損しました。 | ||||
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大風呂敷を広げるだけ広げてからの畳み方が雑すぎる。広げ方がなかなか良かっただけに残念。尺の都合で無理やりオチをつけたのか? と思うほど。その割に最後の琵琶湖の話とか意味不明。ちなみに大泉洋でアテガキしたみたいですが、彼のトークは神の領域。こんな上っ面をちゃちゃっと撫でただけの薄っぺらい言葉遊びではない。 | ||||
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まずは、他の素晴らしい作品を押し退けて本屋大賞2018ノミネート作品という事で、普段の読書よりも厳しい評価となっています。 また、最初本屋で見掛けた時は『去年の本屋大賞3位の罪の声が素晴らしかった塩田さんの新刊なら楽しみ!』と手に取ったら、『よく知らない俳優さんとのコラボレーション作品か(>_<)つまらなそうな企画本でガッカリ』と読むのをやめた上で、ノミネート作品読破のために読んだので、更に厳しい評価となっています。 実在する人気俳優・大泉洋さんが「映像化された際に僕が主演できるような小説はない?」と長年尋ねられ続けた編集者がおそらく面倒になって、「もう私がつくります!」と、 作家の塩田さんへ執筆依頼した事から始まった、エッセイを42万部売る大泉洋さんの人気に乗っかった売り上げだけは抜群の超色物企画小説。 塩田さんが大泉洋さんの作品をくまなく研究して作った主人公なので、「語り口」やモノマネなどが大泉洋さんに酷似してるらしく、大泉洋さんのファンには嬉しい作品なのでしょう。 しかし、雑誌の編集者として有能且つ小説を無くしたくないという情熱は素晴らしい主人公は、 大泉洋さんが実在の編集者に対して『映像化した際、私が主演できるかもしれない小説が書かれるなら、“ベッドシーンくらいあるんだろうね?” 』というリクエストから、 奥さんとは全く幸せな家庭を築けず、奥さんの精神的な窮地にも全く寄り添わず歩み寄らずに、『有能な部下と、愛情は全くなしの何となくの不倫』をする一面があり、 個人的には全く共感出来ない屑だと思いました。 ベッドシーンは小説に不要だと思っていますが、書くにしても奥さんか恋人との愛あるベッドシーンで良いと感じ、 主人公に 『有能な部下と、愛情は全くなしの何となくの不倫』をさせる理由が全く分かりません。不倫は一般的にカッコ良いと言いたいのでしょうか? また、出版社を舞台に繰り広げられる内容も、本や雑誌が売れない現代が舞台なのでひたすら暗く、本や雑誌の未来に関しては救いもなく終わります。 加えて、帯で『そして最後は“大泉洋”に騙される! 』と煽り、騙し絵の牙という秀逸なタイトルでありながら、 該当するラストのどんでん返しは『牙』というほど鋭くはなく、『騙し絵』というほど緻密ではなく、どんでん返しに至る経緯を省き過ぎで違和感しかなく、別に大泉洋さん本人とリンクしてるわけでもなく、誇大広告的なタイトルと帯でした。 更には、表紙と裏表紙と章の合間に全9枚の大泉洋さんの写真が掲載されており、表紙に人物写真が載るだけでもキャラクターを想像して構成する楽しみが壊されかけて嫌なのに、 章の合間の写真は前の章のラストシーンとリンクさせるような作りとなっており、写真を見た瞬間に『想像で構成した主人公はこんな顔をしてないし、こんなポヤポヤした表情をしてない』と感じ、完全に小説を読みながら想像して構成する幸せを壊されて、非常に不快でした。 偶然にもこの作品の前後に『校閲ガール ア・ラ・モード』と『彼方の友へ』を読み、3作続けて出版社が舞台の作品だった事から自然と対比するようになり、 素晴らしかった他の2作に比べて、読書の最大の幸せの想像を奪うという、まともな小説ですらない今作品が、1年の中で厳選された10冊となる本屋大賞2018にノミネートされた事が信じられません。 同じく2017年に出版されて、同じ舞台の『彼方の友へ』を今作品の替わりに選ぶべきだったと思いますし、 作品の質ではなく、本当に売り上げと後の映像化の見越みのみで選んだとしか思えない本屋大賞自体に呆れるばかりでした。 | ||||
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ウィットに富んだ会話というより、オヤジギャグに富んだ会話、浮気と妻との離婚とか、60年代の中間小説のパロディかと思ったくらいで、全然面白くない。最後にとってつけたようなどんでん返しのつもりらしいエピローグがあるが、これまたちっとも面白くない。見城徹がモデルとかそういうことか? | ||||
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