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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 21~40 2/5ページ
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大昔に読んだジョン・ル・カレの『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(1975年)を、再読したくなって家中を探したが見つからずAmazonで入手した。 この本を読むまえに当時話題になった『寒い国から帰ってきたスパイ』を読んでからこの本を読んだ記憶である。 最近TVでこの小説の映画化された『裏切りのサーカス』を観たが、物語の細部など忘れているが、なかなかよくできた映画だと思いながら観てしまいました。 あらためて本書を読むとやはり映画と異なり登場する人物のキャラクターがイメージと異なる。 映画でピーター・ギラムを演じたベネディクト・カンバーバッチが原作とはずいぶん違うように思えてしまった。 まあ、映画でのベネディクト・カンバーバッチの演じたピーター・ギラムは、それなりに存在感ある人物像を醸し出してはいたが・・・。 ジム・プリドーを演じたマーク・ストロングは、原作とのイメージにぴったりだと思いながら読み進んでしまった。 主人公のジョージ・スマイリーを演じたゲイリー・オールドマンは、原作での風貌とは異なるが、やはりジョン・ル・カレの描くスマイリーを上手く演じていたと思う。 映画好きの評者だから映画と比べるレビューになってしまったが、何十年ぶりに原作を読みながら最近観た映画とデティールなど異なるところも楽しみながら読むことができた。 東西冷戦華やかなりし1970年頃のスパイ小説など古典ともいえるかも知れないが、ジョン・ル・カレのスマイリー・シリーズは古さを感じさせなく読ませてくれたが、500ページ以上はすこし長すぎた。 英国諜報機関で活動した小説家としてサマセット・モームやグレアム・グリーンなどもよく知られているが、スパイ小説では、やはりジョン・ル・カレの右に出る作家はいないように思いながら本書『鋳掛屋、仕立て屋、兵隊、諜報員」を、時間をかけて読み終えました。 | ||||
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英文で読めるのだが、今となっては時代遅れとなったイギリス英語の意味を正確に把握するため、邦訳版を参照している。怖いもの見たさもあって購入したが、この人の日本語は読むに耐えない。編集者もどういう仕事をしているのか?今時、素人でもこんな日本語書かないよ。 | ||||
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映画「裏切りのサーカス」が良かったので原作を求めたクチです。レビューで翻訳への評価があまりにも酷いので、結局原書で読んでいます。 翻訳であろうが原書であろうが、この作品の奥深さ素晴らしさに唸るまでには少々(私の理解力では、かなり)困難を乗り越えねばならないでしょう。 婉曲な表現もですが、時系列を慎重に整理しないと判り難かったり。 私にとっては紙の本では難しかったでしょう。電子書籍だと、人名や語句がこれまで読んだ中の何処に出てきたか瞬時に検索できるので、大変助けになりました。紙の本を愛して育ってきましたが、最近はすっかり電子書籍派になりました。 映画も非常に良かったが、時間の制約の無い本の中ではもっと緻密、繊細に描写されています。 挫折した方にも、電子書籍のメリットを活用して難しさを乗り越え、原作の素晴らしさを是非とも味わっていただきたいです。 | ||||
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名作のはずなんですが、翻訳が悪すぎるのか、全く文章が頭に入ってきません。 頑張って読み続けてみましたが、今のところ、ほったらかし、他の作品を読んでいます。 | ||||
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読みにくい、読破は非常に困難です。これは小説ではありません。 | ||||
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新訳の3刷を読んだが、僕は非常に分かりやすい訳だと思った。 「ティンカー、テイラー…」を読んだのは4回目である。 旧訳版を最初に読んだのは30年前になるが、とにかくあれは何が起きているのだがさっぱり分からない。 続編「スクールボーイ閣下」の村上博基訳を読んで、その面白さに驚き、もう一度「ティンカー」の旧訳版を読み返してみたのだが、やっぱりチンプンカンプン。 十数年後にもう一度、旧版を読んだらおおむね理解できたものの、「スクールボーイ閣下」の村上訳との差が激しすぎて「改訳してくれないかな」と、ずっと切実に思っていた。今回、村上訳で三部作が揃ったのは、嬉しい限りだった。 もともとル・カレのスパイ小説は、 ●「説明をほとんどせずに、登場人物の行動だけを描く」カッコ良さの極みみたいな文章(でも分かりにくい)と ●曖昧模糊とした状況で、登場人物が「何しているのだか不明」なうち、徐々に霧が晴れるように事件の全貌が明らかになるという「緻密で複雑、トリッキーなストーリーテリング」 が魅力。ジグソーピースのように入り組んだ作品なのだ。 初読の人は、「なんじゃこりゃ?」と思って当然だと思う。スパイ活動のテクニックが、まったく説明なしで書かれているし、登場人物は隠語を使いまくるし。 冒頭の登場人物が何しているんだか、最後まで分からなかった、なんて人も多いだろう。 今回の村上訳を読んでみて、この作品のかなり細部にまで光が当たった(要するに分かりやすくなった)と感じる。それでもまだ理解が足りていなく、読み落としが多そうな気がするのだが、「スマイリー三部作のツブが揃ってくれた」という嬉しさは、はかり知れない。 初読で「ワケ分かんない、嫌い」と思った人は、別にヘンではない。村上訳のせいでもない。一回読んだくらいで全部がサラッと分かるようなヤワな小説じゃないのである。 この本の紹介とか解説を読んでみて、もういちどチャレンジしてみて欲しい。主人公たちだって、 「ワケわかんないけど、いつの間にか組織がぐちゃぐちゃになって、俺たちクビになったり左遷されたりしてる? えっ、敵がもぐりこんで悪さしてるの? 嘘でしょー」 と半信半疑で、うろたえてるんだから。 だが読んでいくうちに、深みと心理描写、苦みに夢中になると思う。 新訳が出て、この「ワケわからん」英国面白小説の最高峰を刷新してくれたことに感謝したい。(というか、新訳が出たことで「やっぱり皆、この作品は改訳してほしかったんだ」と思わず笑った)。昨年亡くなられた村上氏の大切な置き土産で、相応の出来だと思う。 | ||||
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映画を見て読みたいと思いました。凄く面白い。映画より面白いと思いました。 | ||||
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ジョン ル・カレ の作品は重厚で緊張感があり映画で見るとぞくぞくします。期待して彼の本を初めて購入し読んでみました。いやあ、難しかった。作品中の人物名と描写されている人物がいつまでも一致しなかった。映画をもう一度見直してみたところ、映画は相も変わらずとても面白かった。私には長くて冗長な本でありました。 | ||||
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まず映画を見てしまいました。小説は映画より登場人物が多いので、うとい私は映画も見ておいて、情景を想像するのに役立ち・・・イギリスの建物や東欧や主な人物たちの立場なども、描写を想像・理解できて映画を見ておいてよかったです。 この翻訳はこちらの方が新訳よりわかりやすいと、多くのレビューに書かれていたので、こちらにしました。 綴り、とか、他にもちょっと古臭い言葉遣いはありましたが、困りはしませんでした。 そもそも冷戦時代のスパイ戦、ですが・・・やはり、東西諸国の主だったところが全部白人の国なので、 スパイも白人の国が紛れ込みやすく・・・したがって、スパイ活動は日本では欧米に比べかなりまれなことなのではないか、と思いました。 そういう、日本であまりない、スパイの心理、戦い、行動の様子など、自分が絶対体験しないことを読むことができるので、 ものすごく興味深かったです。しかも、現実の歴史に近い内容であるわけですから・・・ 主人公スマイリーという人物は、スパイでありながらロマンティックな感性の持ち主のような気がします。 そして二重スパイを探す、という大変困難な任務を遂行する中で、 いろいろなことを想像したり思いをはせたりしながらも、任務である調査は、冷静に粛々と進めていくのです。 その辺の人物の心理が・・・とても興味深く、魅力があり・・・スマイリーはおっちゃんで、別に魅力的なハンサムな男でもなんでもないのに、 なぜか彼の心理や感性が、とても癒される部分があります。 作者がどういう風に人物を想像して作り上げていったか分かりませんが、スマイリー、ジム・プリドー、マックス・・・その他の人々の事も 本当にすばらしく、描かれています。 奥さんのアンは、美人で育ちがよく、知的でわがままでもある故に、彼女に惚れた男を苦しめる、典型的なファム・ファタルと見ました・・・困ったものです・・・ 冷戦時代とルカレという才能が生んだ、ひとつの燦然たる、時代を映した、彫刻のように君臨する作品、と感じました。 | ||||
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内容に関しては他の方も書いてある通り素晴らしいものであるのは間違いありません。 しかし、この訳は一体なんなのでしょう。 えっ?google翻訳?、と思わせるくらい不自然な日本語が並びます。 最初はあまりにも訳が高尚で、自分の日本語能力が追いついていないのかと悲しくなりそうでしたが、 いやそうではない!、これは明らかに酷い!と。 編集者は何も言わなかったのでしょうか。不思議です。 | ||||
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名作だというんでこの新版を買って読んだが...何が何だかさっぱりわからない。これでは癪なのでマーケットプレイスで旧版(菊池光訳)を取り寄せて読んだところ...全然面白いじゃん。結論、早川は旧版を復刊させるべし。 | ||||
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名作だというんでM氏の訳された新版を買って読んだが...何が何だかさっぱりわからない。これでは癪なのでマーケットプレイスで旧版(菊池光訳)を取り寄せて読んだところ...全然面白いじゃん。結論、早川は旧版を復刊させるべし。 | ||||
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ル・カレの著作を流麗に翻訳されてきた村上博基さんの訳。 どうしちゃったんだろう、ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕はやはり読みづらい。 映画「裏切りのサーカス」の公開に合わせて大急ぎのやっつけ仕事だったんでしょうか。 多くの人が言っているように、翻訳のお仕事も「心ここにあらず」だとこんな不手際が起きるのでしょう。 どんな名作も翻訳者次第で原作者を殺すこともできるという例として、歴史にその名をとどめました。 旧約で違和感なく読んできたル・カレファンにはつらい出来事でした。 | ||||
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映画が面白すぎたので購入しました。原作の素晴らしさ、また、映画の作りの見事さを改めて噛みしめました。 購入するときに誤訳のレビューを読んで少し迷ったのですが、刷り進むにつれて直しているようです。 レビューが届いているのですかね。 私はむしろ第一刷を読んでいないのですが、 http://www.amazon.co.jp/review/R2PU5693A8OD1O/ref=cm_cr_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=4150412537 こちらで指摘されていた、 (1)「ジムに注意しなくてはならなかった。」になっている (2)「彼はきみを愛していたからだ。」になっている (3)「幻想をすてた男の最後の幻想。」になっている それ以上細かいところは見ていませんが、少なくとも文庫版第6刷(2013年4月25日発行)、kindle版(2013年2月25日発行)では 上記のようになっていました。購入のご参考まで。 (マーケットプレイスの出品も(あとkindleも)、発行日や版を明記してくれるといいですねえ) | ||||
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ジョン・ル・カレのスパイ小説はやっぱり面白いですね。 「寒い国から帰ったスパイ」も良かったです。 | ||||
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映画『裏切りのサーカス』が大好きで、 DVDを買ってもう何度も見ています。 いつか原作読もうと思っていてようやく読了。 ところどころ古くさく感じる表現や、 ぴんとこない表現、意味不明な表現、 「 がなく、誤植としか思えない箇所など、 気になるところが多々あり 映画が大好きなだけに、 少しがっかりしながら読み進めました。 読み終わってから翻訳者の方がかなりのご高齢だということが分かりああなるほどなあと。新訳版とするなら、今現在、勢いのある方にお願いすべきだったのではと思います。 担当編集者は指摘できなかったのか?気にならなかったのか。なんだかそこまで考えてしまうくらいの訳文でした。。 超重厚で心揺さぶられる傑作だけに、残念。 ぜひ新しい翻訳者で出し直してほしいです。 | ||||
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翻訳が酷評されていたが、私は面白く読めた。他の方が指摘されているラストの誤植を含め翻訳のおかしなところは確かに見つかった。しかし直訳に近いという批判に関していえば、直訳に近いほうがむしろジョンルカレの文体がどのようなものかがうかがい知れるという前向きな考え方もできるのではないかと思う。この新訳を読んだ後に原書も読み始めたが、原文と照らし合わせながら読めば、直訳的であるがゆえに原書理解のための良いテキストとして使えることに気づいた。訳のことはさておき、内容だが、私はまず映画「裏切りのサーカス」でこの作品を知った。それから最近になってこの小説に手を出した。この小説の世界に引き込まれてしまったため、原書、続いてBBCのドラマシリーズのDVDを購入してしまった。幸せなことにスマイリー3部作の残り2作もまだ読んでいないし、「寒い国から帰ってきたスパイ」も20年以上前に読んだ記憶はあるが、内容に関する記憶は完全に0だ。「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」をじっくり楽しんだ後に、これら未読の作品をゆっくり読みながら、ジョンルカレの作った世界の中で時間を過ごすことを楽しみにしている。 | ||||
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確かに訳文に問題。 これは「諸君、こういう小説は原書で読め」という問題提起では? と思い、★1つ。 (あとがきの中にそのように取れるくだりが・・・) あと1つはルカレの前書きと、絶版なしとのことなので 改訳が続くことに期待して。 | ||||
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映画「裏切りのサーカス」をなんとなく見ていてあまりにも面白かったので原作のこの本を購入しました。 英国作家独特の状況描写とプロット配置はじっくりと読むことの楽しさを改めて感じさせてくれます。 読むに足る本だと思います。 | ||||
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楽しみに読み始めたのですが、訳がひどい。読みづらい。物語に集中できない。 仕方がないので、菊池光訳の古い旧訳(古本)をアマゾンで取り寄せ読む。 こちらはOK。 「新訳版=必ずしも良い訳ではない」ことが分かった。 | ||||
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