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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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この旧訳はやはりわかりにくい。現在、販売している新訳は論外。やはり新訳をお願いいたします。 | ||||
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うーん、ちょっと、日本語になってない。 読むことが苦痛。昭和の菊池訳の方が よっぽどわかりやすい。 旧刊の菊池訳は文句なし、星5つです。 この本の不出来は翻訳家のせいではない と思う。高齢だけど、往年の名翻訳家に 頼めばいいという、浅慮がなせる技と思う。 本当に意味が通らず、楽しい読書を だいなしにしてくれる文章。 出版社、担当編集者がもっと情熱を 注いでくれればと、残念です。 このような傑作は加賀山さんの新訳で 一刻も早く再出版すべき。 | ||||
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私には合いませんでした。全体的に話しの起伏がなく平べったい感じ。 最後突然動いて結末を迎えるというこの作者独特の書き方の極端な例です。 | ||||
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冷戦時代のスパイの過酷さを伝えているが、複雑すぎて読むのに苦労する | ||||
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翻訳がひどすぎる。意味がとれない箇所がおおすぎる。新訳にする意味なし。読みたい作品なので古本で旧訳版を購入。むだづかいした。 | ||||
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結局最後まで読めず、途中で放り出してしまった。翻訳が悪いというレビューもあるし、ま確かにそうかなとも思えるが、調べてみると訳者の村上博基氏はキャリアも長いし、ジョン・ル・カレの作品も結構訳している。他の作品で酷評されていないところをみると本作品に限って何か事情があったのかなとも思うが、もう故人のようなので実情はよくわからない。もともとジョン・ル・カレの英語そのものがクセモノとも聞く。世界各国語に翻訳されているらしいが翻訳者泣かせの作家なのだろう。同じ元スパイでもモームの英語は平明で高校生だって読めるのに・・。本作に関しては旧訳(菊池光)があり、そっちの方が読みやすいようなのでそちらを買ってみようと思う。 | ||||
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作品自体は面白い物なのだろうが、いかんせん訳者が良くない。”ねめつける”とか”誤謬”とか難しい単語を並べたり、文章が窒息するほどに堅苦しく、場面切り替えが分かりにくくとーっても読みにくい…所々読み飛ばしたくなるが、読み飛ばすと内容が分からなくなる。旧訳版は読んではいないが、新訳版を出す意味があったのか疑問に感じる…というより新訳版を出さない方が良かったと思う。原作は面白そうなのにね、残念。 | ||||
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英文で読めるのだが、今となっては時代遅れとなったイギリス英語の意味を正確に把握するため、邦訳版を参照している。怖いもの見たさもあって購入したが、この人の日本語は読むに耐えない。編集者もどういう仕事をしているのか?今時、素人でもこんな日本語書かないよ。 | ||||
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名作のはずなんですが、翻訳が悪すぎるのか、全く文章が頭に入ってきません。 頑張って読み続けてみましたが、今のところ、ほったらかし、他の作品を読んでいます。 | ||||
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読みにくい、読破は非常に困難です。これは小説ではありません。 | ||||
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ジョン ル・カレ の作品は重厚で緊張感があり映画で見るとぞくぞくします。期待して彼の本を初めて購入し読んでみました。いやあ、難しかった。作品中の人物名と描写されている人物がいつまでも一致しなかった。映画をもう一度見直してみたところ、映画は相も変わらずとても面白かった。私には長くて冗長な本でありました。 | ||||
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内容に関しては他の方も書いてある通り素晴らしいものであるのは間違いありません。 しかし、この訳は一体なんなのでしょう。 えっ?google翻訳?、と思わせるくらい不自然な日本語が並びます。 最初はあまりにも訳が高尚で、自分の日本語能力が追いついていないのかと悲しくなりそうでしたが、 いやそうではない!、これは明らかに酷い!と。 編集者は何も言わなかったのでしょうか。不思議です。 | ||||
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名作だというんでこの新版を買って読んだが...何が何だかさっぱりわからない。これでは癪なのでマーケットプレイスで旧版(菊池光訳)を取り寄せて読んだところ...全然面白いじゃん。結論、早川は旧版を復刊させるべし。 | ||||
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ル・カレの著作を流麗に翻訳されてきた村上博基さんの訳。 どうしちゃったんだろう、ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕はやはり読みづらい。 映画「裏切りのサーカス」の公開に合わせて大急ぎのやっつけ仕事だったんでしょうか。 多くの人が言っているように、翻訳のお仕事も「心ここにあらず」だとこんな不手際が起きるのでしょう。 どんな名作も翻訳者次第で原作者を殺すこともできるという例として、歴史にその名をとどめました。 旧約で違和感なく読んできたル・カレファンにはつらい出来事でした。 | ||||
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確かに訳文に問題。 これは「諸君、こういう小説は原書で読め」という問題提起では? と思い、★1つ。 (あとがきの中にそのように取れるくだりが・・・) あと1つはルカレの前書きと、絶版なしとのことなので 改訳が続くことに期待して。 | ||||
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楽しみに読み始めたのですが、訳がひどい。読みづらい。物語に集中できない。 仕方がないので、菊池光訳の古い旧訳(古本)をアマゾンで取り寄せ読む。 こちらはOK。 「新訳版=必ずしも良い訳ではない」ことが分かった。 | ||||
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他の方も書いておられる通り、弟子か何かに翻訳させてノーチェックで通したとしか思えません。しかもお弟子さん(推定)は英語力はそこそこ、日本語の文章力は全くお粗末な英文科の大学院生レベル。 最初は菊池訳と重複する訳語を嫌って無理しているのかと思いましたが、はっきり言って読むに堪えませんでした。日本語として不自然で全くこなれていません。たしかに菊池訳には「はあ?」な部分が所々ありましたが、全体の流れを踏まえ、原作の情感を日本語で表現するという意味では新訳の方がはるかに苦しい。 素晴らしい原作を、こんな酷い訳で埋もれさせてはならないと憤りを感じます。 | ||||
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ル・カレの作品を読んでみたかったけれど、どこから入っていいのかわからないでいました。入門書ときいて手に取りましたが、ああもう全然わからなくてお手上げです。いきなり出てくる固有名詞が人名なのか地名なのかもわからない。コロコロ変わる視点の主語がわからない。回りくどい言い回しの意味がわからない。レビュー見てちょっとホッとしました。先にDVDを見るべきなんでしょうね。とりあえず撤退します。 | ||||
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昔読んだ旧訳が整理箱から出てきたので再読した。やはり傑作である。新訳のレビューを見たら厳しい声が多いのでかえって興味を持ち、こちらも読んでみた。何年か前に原書も読んだことがあり、気になったところは原文に当たった。 あら探し的な読み方はやめようと考えていたが、読んでみると、やはり不思議な訳だと思わざるを得なかった。旧訳より総じて易しい言葉を使っているので読みやすいかと思っていると、不自然・意味不明な言葉がそこここに出てきて気が削がれる。 そうしたところは概して旧訳の方がわかりやすかった。「観念連合による偉物」って何だ、と思って旧訳を見ると、「(他者との)つながりによって自分も素晴らしい能力を持っているつもり」。「ちびっこ大使のよう」は、「大使のミニ細工のような堅苦しい男」。 レストランの場面でもないのに「片手は、本日のおすすめ料理を教えていた」というのは、「特別料理をすすめるかのような手つき」。原文のas ifは見落としようがないはずだが、わざと落としたのだろうか。 旧訳の「(組織運営の)側面主義」(原語はlateralism)を、縦割りならぬ「横割り」としているのはうまいと思ったら、なぜか後の部分では旧訳なみにわかりにくい「平面制」に変わってしまう。sell a Hoover「電気掃除機を売る」という言葉は、別の章で「雑誌」のセールスに化けていた。これでは、複数の下訳者を使い、まともにチェックしなかったのでは、という過去のレビューアー氏に同意したくなってしまう。 suggestionを複数の個所で「示唆」としているが、文脈からはどれも「提案」のはずで、学校のテストでは点が取れないのではないか。「偶然の発見者」(accidental finder)は誤訳ではないが、学校英語でも旧訳の「たまたまこれを見つけた者」を模範訳とするだろう。 テストといえば、ボツにした試験問題を見つけた生徒にジム・プリドーが「いくら見ても無料だ」と言う場面があるが(旧訳も「いくら見てもただだ」)、なぜカネの話がと原文を見るとfor nothing、「見てもムダ」ということではないか。 「情報界の面白がる隠語」とは何のことかと思うとas the jargon happily put itで、「仲間うちの言葉がうまく言い表しているように」などと訳せるだろう。旧訳の「部内の愉快げな表現」もhappilyを誤訳していると思うが、それほど疑問を抱かせない日本語になっている点はまだましというべきか。 日本語ということでは、すでに高年齢のスマイリーに対して後輩の主要人物たちが一様にタメ口をきいているのが個人的には気になった。確かにみな後輩とはいえ現役で責任ある立場にあり、一方スマイリーはクビにされた訳ありの人物だが、その実力に一目置いている者もいる。タメ口にするならするで、例えばスマイリーを助けるギラムを、親しみと一種の尊敬がにじみ出るような口調にするなど、それぞれの性格や立場を考えてほしかった。 また細かいことだが、肌に「粟」ならぬ「泡」を生じさせているところがあり、”近ごろの若者”ならまだしも訳者の年齢では考えられないことだが、これは誤植と好意的に考えることにしよう。 そして大詰め近くの "the last illusion of the illusionless man"は、妻の裏切りを知りながら彼女を頭から締め出すことができないスマイリーを、あちこちで描写してきた意図が見えてくる場面だ。 この言葉については他のレビューアーの方も書いているが、何事も現実的・論理的・冷徹にとらえるスマイリーなのに、唯一アンのことになると地に足がつかなくなる、ということを意味していると思う。「およそ幻想というものを持たない男が抱いてしまった幻想」というような感じに取ればいいだろうか。 新訳第1刷での訳という「幻影なき」は意味がよくわからないが、それを修正したという現行訳が「(幻想を)捨てた」としているのは、色をつけすぎのように感じた。旧訳の「迷い」も翻訳者の解釈がやや強いように感じるが、これはこれでうまいと思う。 上にあげた疑問点は、どれも訳文を読んだだけで気づいたものだ。日本語についてはもちろん、英語についても私のごとき素人が原文を見ないでも引っかかるレベルだということになる。訳したのは名翻訳者として知られる人だそうだが、作者と作品への思い入れを「あとがき」で書いてもいるので、よけいにこうした訳を送り出したことが不思議である。仮に下訳者のせいだとしたら、今度は商品としての品質管理について関係者に問いたくなる。 気になった点とは別に個人的な好みを書くと、ひらがなが多めでやわらかさを狙ったような新訳の文体は、この作品の硬質な内容にはふさわしくないと思う。旧訳の方が読後の充実感が大きかったのも、ひとつにはそのためだろう。 作品自体は文句なしに5つ星。スパイ小説という枠にとどまらず、時代を超えてアピールする要素を持つ名作だ。個人と組織・社会の対立、また個人の間の競争や駆け引き、だまし合いはいつの時代にもある。諜報戦とはまったく無縁の平凡なサラリーマンもそれは同じだ。 その意味で「大人のための作品」であり、いま風のテンポの良いエンタメ小説を読みたい時に手に取るべき小説ではないだろう。ただ、冷戦という時代背景があったからこそ、個人と社会との対立や組織の非情さが描きやすかったのだろうと思ったのもまた確かだ。 書いているうちに思わず細かい点にまで触れてしまったが、名作にふさわしい翻訳がないという残念な思いゆえである。全面改訳か、再度の新訳を望みたい。 | ||||
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残念ながら現実世界のテクノロジーの進歩が名作の緊迫感、スピード感を大きく削いでしまっていると言わざるを得ません。 インターネットが普及し、モバイル端末を中学生までが持ち歩く現代日本人には 冷戦時代のスパイ活動にスリルもスピード感も感じられなくて当然なのでしょう。 それなら「時代の雰囲気」を味わえるかと言うと、残念ながらル=カレはリアルタイムにこの小説を書いているので 冷戦時代の空気を描き出すためにわざわざページを割いてはいません。 現実にこの時代に生きていて、新聞を読み、国際情勢を理解できる年齢だった人でなければ この小説にサスペンスを感じることはできないと思います。 時代性は置いておくとしても、登場人物の描き方が淡々としすぎていて誰にも感情移入できませんでした。 人物の描き分けが弱く、かなり読み進まないと人間関係(特に感情面で誰が誰をどう思っているのかなど)が把握しづらい。 なのに八割がた読み進んだところで突然文章が非常に感傷的になり、別人が書いたのかと思うほど。 翻訳者が違うのではという他レビュアーの指摘は、まんざら外れでもない気がします。 エンターテイメントとして弱く、かといって文学として味わえるほどの深い描写があるわけでもない。 第二部以降は購入しないと思います。 | ||||
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