死者にかかってきた電話



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    初公開日(参考)1965年01月
    分類

    長編小説

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    死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)

    1978年10月31日 死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)

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    No.2:
    (4pt)

    『寒い国から帰ってきたスパイ』を視野に入れていた作品?

    『寒い国から帰ってきたスパイ』(1963年)を読んでジョン・ル・カレに魅了されたスパイ小説ファンは多いだろう。
    評者もル・カレの『寒い国から帰ってきたスパイ』から読みはじめて魅了された一人です。
    が、その後ランダムでル・カレの作品を読んできたが、もう何十年も昔のことになりました。
    ここ数年以前からル・カレの作品を、再読し始めたのですが、彼の処女作の『死者にかかってきた電話』(1961年)を、読んでいなかったので入手して読むことにしました。
    初作であることから馴染めない読者に判り易いプロット構成でル・カレは仕上げている。
    そのうえ最後に、諜報部に辞表を出す時に、ピーター・ギラムあてに「サムエル・フェナン事件」というスマイリーの事件の概要書も送っている。
    この概要書で読み終えたばかりの本の粗筋を、読者は咀嚼することが出来ます。
    ル・カレの処女作に登場するムント(東ドイツの諜報部員)やスマイリー、ピーター・ギラムなどが『寒い国から帰ってきたスパイ』にも登場します。
    スマイリーは、『寒い国から帰って来たスパイ』で主人公リーマスを、ベルリンの壁から助けようと声をかけています。
    本書でのちにスマイリーの部下になるギラムへ敬語で話すのが多少違和感を覚えましたが。
    ル・カレが本書を書いているときから『寒い国から帰ってきたスパイ』を視野に入れた構想だったら、やはりずば抜けた才能だと思いながら読み終えました。
    死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)Amazon書評・レビュー:死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)より
    4150401888
    No.1:
    (4pt)

    元気溌剌ジョージ・スマイリー

    ル・カレの長篇デビュー作にして、彼が創り出した最も有名なキャラクター、ジョージ・スマイリーのデビュー作。その後の2人の大活躍を知る今となっては、本書は記念碑的作品となった。
     スマイリーが尋問した相手が自殺した。ユダヤ人問題が絡んで事態は深刻だ。スマイリーは自殺の真相を明らかにするよう追い込まれた。誰がモーニングコールを依頼したかという小さな謎に始まり、国家の謀略という大きな謎へ。その過程で暗躍するスパイたちの姿が浮き彫りになっていく。
     デビューしたばかりのスマイリーは初々しい。年齢は50台後半に達し、上司から窓際族の扱いを受けているのだが、彼より15歳は若いであろうピーター・ギラムに敬語で話しかけている。逐語訳としては正しくないのだろうが、スマイリーにフレッシュな印象を与えて楽しく読めた。
     スマイリーはまだまだ血気盛んだ。上司が気に食わないと退職届けを出し、よりを戻したいと言ってきた前妻が待つチューリッヒへ飛んだ。
     スマイリー以外の登場人物について一言。ムントは『寒い国から帰ってきたスパイ』で再登場。ギラムとメンデルは、『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』で、本書同様にスマイリーのアシスト役を務めることになる。
    死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)Amazon書評・レビュー:死者にかかってきた電話 (ハヤカワ文庫 NV 188)より
    4150401888



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