死者にかかってきた電話
評判
死者にかかってきた電話の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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死者にかかってきた電話の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
評者もル・カレの『寒い国から帰ってきたスパイ』から読みはじめて魅了された一人です。
が、その後ランダムでル・カレの作品を読んできたが、もう何十年も昔のことになりました。
ここ数年以前からル・カレの作品を、再読し始めたのですが、彼の処女作の『死者にかかってきた電話』(1961年)を、読んでいなかったので入手して読むことにしました。
初作であることから馴染めない読者に判り易いプロット構成でル・カレは仕上げている。
そのうえ最後に、諜報部に辞表を出す時に、ピーター・ギラムあてに「サムエル・フェナン事件」というスマイリーの事件の概要書も送っている。
この概要書で読み終えたばかりの本の粗筋を、読者は咀嚼することが出来ます。
ル・カレの処女作に登場するムント(東ドイツの諜報部員)やスマイリー、ピーター・ギラムなどが『寒い国から帰ってきたスパイ』にも登場します。
スマイリーは、『寒い国から帰って来たスパイ』で主人公リーマスを、ベルリンの壁から助けようと声をかけています。
本書でのちにスマイリーの部下になるギラムへ敬語で話すのが多少違和感を覚えましたが。
ル・カレが本書を書いているときから『寒い国から帰ってきたスパイ』を視野に入れた構想だったら、やはりずば抜けた才能だと思いながら読み終えました。