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ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 1~20 1/5ページ
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この旧訳はやはりわかりにくい。現在、販売している新訳は論外。やはり新訳をお願いいたします。 | ||||
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戦後のイギリス情報部にソ連の二重スパイ”もぐら”がいるという事が判り・・・というお話。 個人的な事ですが、ル・カレの作品は好きで読んでいるのですが、一回読んだだけでは全体を把握できない事が多く、二度読む事が多いのですが、本書は一回で7割くらい(多分)は把握できました。他の作品よりは読み易く感じました。あくまで個人的な印象ですが。 ある作家の方がこの作品の紹介で、ネタになっている二重スパイ、この作品でいう”もぐら”の正体をおもいっきり書いてらして、そういう意味では、ネタを知って読みましたが、最後まで楽しめました。 スパイの世界が非情で、裏切りが横行していた時代、特に米ソの冷戦時代の産物ですが、今レビューを書いている2024年くらいも、また世界が不穏な傾向になってきて、人によっては第三次世界大戦の戦前、事実上の開戦になっているという方もいらしっしゃいまして、あまりいい感じではないですし、その他の事(コロナ、物価の高騰、政治不信など)も嫌な感じですが、そういう時こそ、過去の経験を生かして、有事を回避したり、止めたりしないといけないですが、この小説もそういう意味では過去の世界情勢を参考にして今に繋げるのに資する作品ではないかとも思います(個人的にはですが)。 色々な意味で今も読む価値のあるスパイ小説。是非ご一読を。 | ||||
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うーん、ちょっと、日本語になってない。 読むことが苦痛。昭和の菊池訳の方が よっぽどわかりやすい。 旧刊の菊池訳は文句なし、星5つです。 この本の不出来は翻訳家のせいではない と思う。高齢だけど、往年の名翻訳家に 頼めばいいという、浅慮がなせる技と思う。 本当に意味が通らず、楽しい読書を だいなしにしてくれる文章。 出版社、担当編集者がもっと情熱を 注いでくれればと、残念です。 このような傑作は加賀山さんの新訳で 一刻も早く再出版すべき。 | ||||
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パーフェクトスパイを村上訳で読んでいた口なので、散々なレビューを見て村上氏も衰えたのかと読む気が失せそのままになっていましたが、読んでみたら、なんだ、相変わらず素晴らしい訳でした。 星が低い方々は単にルカレの濃密な文章になれていないだけで、文章は素晴らしい訳なので安心して買ってください。ただ、現代の大衆小説しか読んだことがない人にはキツいです。それを乗り越えられる方は、どうぞ。 | ||||
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モスクワから来た女性スパイの口から、ソ連諜報部のレジェンド「カーラ」の名前がとびだした。イギリス諜報部の現役職員の中にカーラが送り込んだ2重スパイがいるというのだ。真相と真犯人究明のため、本書の主人公ジョージ・スマイリーの調査が始まった。 本書は、スマイリーと彼の宿敵カーラとの対決3部作の第一作目として名高い。スマイリーの回想というかたちで、彼とカーラが初めて対面するシーンが描かれている。インドの刑務所に拘留されたカーラに亡命をすすめるためスマイリーがやってきた。しかしカーラは説得に応じなかった。沈黙のままスマイリーを威圧し優勢勝ちをおさめた。シベリア流刑あるいは銃殺を覚悟した人間と、保護者気取りで上から目線の人間との差が出たのだ。この会見での説得失敗がトラウマになり、スマイリーはずっとカーラを意識して生きていくことになる。 スマイリーの影は薄くその外見はさえない。彼はジェイムズ・ボンドのような華々しい活躍をするわけでもない(ボンドのようにド派手なアクションシーンを演じるのは、もう一人の主人公ジム・プリドーの役目だ)。それでもスマイリーには一級の諜報技術があった。問題は、一級の諜報技術をもってしても、真相とか真実にたどりつくのが容易でないことだ。スパイの世界は、騙し合いの世界であり、隠し合いの世界だ。例えばイギリス諜報部員ターへの尋問シーン。ターは組織内の人間だが、スマイリーは彼の言動に振り回されてしまう。例えばスマイリーの側近ピーター・ギラムが文書保管室で資料を閲覧するシーン。内部資料の閲覧なのにアクセスは容易でないし、探していた箇所は何者かに切り取られていたりする。 スマイリーの調査によって2重スパイの正体は明らかになった。だが皮肉なことに、この正体暴露により、カーラがスマイリーの妻に対して“逆ハニートラップ”(honey trapはジョン・ル・カレの造語)を仕掛けていたことも暴露されてしまった。彼は寝取られ男の心の傷を背負って、次なるカーラとの戦いに挑む。スマイリーは、仕事だけでなく私生活でも、ボンドのようにいかないようだ。 | ||||
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説明の通りで満足です。 | ||||
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私には合いませんでした。全体的に話しの起伏がなく平べったい感じ。 最後突然動いて結末を迎えるというこの作者独特の書き方の極端な例です。 | ||||
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特に最初のほうは日本語としてすんなり入ってこない言葉が多くて読みにくい。中盤以降は慣れてきてストーリーに引き込まれて行くのだが。 | ||||
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冷戦時代のスパイの過酷さを伝えているが、複雑すぎて読むのに苦労する | ||||
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状態も良くて良かったです! | ||||
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翻訳がひどすぎる。意味がとれない箇所がおおすぎる。新訳にする意味なし。読みたい作品なので古本で旧訳版を購入。むだづかいした。 | ||||
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ル・カレを初めて手にしたのはもう十数年前、パーフェクトスパイからです。スパイ小説としては哀愁、情感があって、誰に対してか、何に対してかはわからないけど多少の罪の意識が感じられて不思議な感じがしていました。その後読んだのは、寒い国から…は、ただ面白いスパイ小説でした。それから年月が経って「裏切りのサーカス」を観てから、また気になって、先にスマイリーの仲間たちを読み、その中の「…ソ連の、またロシアの、深い、激しい苦しみを見て、いったい自分は…」という科白に驚き、通常ではない小説としての感銘を受け、遡って「ティンカー・テイラー・ソルジャー、スパイ」を読んでいます。本と、作者に尋常ではない才能と強い思いを感じています。後世に伝えたい本だと思います。また、翻訳がひどいという話でしたが、新訳本のせいか問題なく読みやすいと思います。周りにはこの本に興味を持つ人は誰もいないので、レビューに参加しました。 | ||||
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初めて読みましたが、単純に面白かったです。 動的部分よりも、圧倒的に静的な部分に字数を割いているのに、そんななかで全く退屈にならずに引き込まれる不思議な感覚でした。 読む前はチャンドラーや、ハメット、ロバートパーカー的なイメージを勝手に抱いていましたが、むしろ司馬遼太郎に近いものを感じました。 3部作の残りを読むのが楽しみです。 | ||||
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映画「アナザーカントリー」→映画「裏切りのサーカス」を経てこの小説にたどり着きました。慣れないスパイ小説でしたが、とにかく面白い。登場人物の名前と人の多さにはとても苦労しましたけど、苦労の価値は十分ありました。 | ||||
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翻訳が酷いらしいというレビューがいくつかあり、おっかなびっくり読み進めましたが特に不満はないです。 むしろサラサラと読み進めてます。 難解さもなくストーリーも入ってくる。 | ||||
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スパイに関して知りたく、資料のつもりで購入。 最初は「文が長い……読みづらい……」と苦戦したものの、割り切って素早く読み進めることにしました。 そうしたら気づけば100ページほど読んでいる。 決して派手な作品ではなく、銃撃戦も格闘戦もない(回想は少し派手になるが)。主人公は中年太りのおじさんで、やることは関係者へのインタビューと資料を読むこと。しかしながら、彼は核心へと静かに迫る。面白い。 四日か五日ほどで全て読み終えました(これは想定よりだいぶ早かった)。 文章がわかりづらくてもこだわらず、読み飛ばすのがコツかと思います。あと、『裏切りのサーカス』を観ておくと予習になるかと。 続編と続々編も注文しました。いまから楽しみです。 | ||||
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結局最後まで読めず、途中で放り出してしまった。翻訳が悪いというレビューもあるし、ま確かにそうかなとも思えるが、調べてみると訳者の村上博基氏はキャリアも長いし、ジョン・ル・カレの作品も結構訳している。他の作品で酷評されていないところをみると本作品に限って何か事情があったのかなとも思うが、もう故人のようなので実情はよくわからない。もともとジョン・ル・カレの英語そのものがクセモノとも聞く。世界各国語に翻訳されているらしいが翻訳者泣かせの作家なのだろう。同じ元スパイでもモームの英語は平明で高校生だって読めるのに・・。本作に関しては旧訳(菊池光)があり、そっちの方が読みやすいようなのでそちらを買ってみようと思う。 | ||||
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どんなに辛かろうが苦しかろうが耐え忍び、 どんなに嫌で仕方がなくても、やらねばならないことをやる。 言い訳はせず、自慢もしない。 様々な思いを飲み込んで、着実に義務を果たす。 本当に強い人間とは、そういう人間のことなのだ。 第10章のラストに シビレル。 | ||||
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作品自体は面白い物なのだろうが、いかんせん訳者が良くない。”ねめつける”とか”誤謬”とか難しい単語を並べたり、文章が窒息するほどに堅苦しく、場面切り替えが分かりにくくとーっても読みにくい…所々読み飛ばしたくなるが、読み飛ばすと内容が分からなくなる。旧訳版は読んではいないが、新訳版を出す意味があったのか疑問に感じる…というより新訳版を出さない方が良かったと思う。原作は面白そうなのにね、残念。 | ||||
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映画「裏切りのサーカス」が好きなので原作を読みました。 映画を観ていない方は、最初は読みにくいかもしれません。 ジョン・ル・カレの作品に慣れている方はそんなことないのでしょうか。 面白くなるまでに少し時間を要しますが、 面白くなってからは目が離せなくなります。 週末や休暇のお供におススメです。 | ||||
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