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凍った夏
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凍った夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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先に読んだジム・ケリーの処女作『水時計』でこの作家に興味をもち、フィリップ・ドライデンのシリーズ第4作目の本書『凍った夏』を入手して読むことにした。 二作目、三作目、と続けて手にしたいほどでもなかったから第四作目を手にしたのである。 妻ローラの特異な状況は容認することも出来るが、本作ではドライデン自身が少年時代に事件に関わっていたなどを偶然な出来事として読み流すことなど評者には出来ないのである(事実は小説より奇なりの逆バージョンと思えば納得か?)。 ネタバレになってしまうが、聞いたこともない医療器具(コンパス)の登場、パセドー氏病を治療してから、顔面整形して他人に成りすますなどと、あまりにも不自然すぎるストーリー展開だと思いながら読み進んでしまった。 『水時計』では、何十年に一度という「洪水」に襲われ、本作『凍った夏』では、またまた東イングランド地方を襲う大寒波。 シリーズものの難しさは、マンネリ打開だろうと思うが、著者ジム・ケリーはプロットなどに凝りすぎて不自然過ぎる素材や背景を挿入しているように思ってしまったのは評者だけだろうか。 本作『凍った夏』には、あまりにも普通でない(abnormal)な状況を物語に設定する不自然さに違和感を覚えながら読み終えたのである。 | ||||
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