逆さの骨
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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イギリスの田舎町の新聞記者ドライデン・シリーズの第3作目は、なかなか渋いミステリーだ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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設定が英国内に捕虜になっていたイタリア人とドイツ人の扱いの差というか民族的な感情がベースになっていて面白い。 途中にイタリック書体になってる部分が上手に翻訳されていて読みやすい。 読み終わった後になって「あ、たったの9日間に起きてたのか!」と気付かされる。シリーズを無視して この巻から初めて読んだが面白い。 | ||||
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「歴史ミステリ」に興味があり、いつも探して読んでいますが、本書は 第二次大戦中のイギリスに収容されていたイタリア人捕虜という、 なかなかレアな設定が謎解きの中心をなす。 イギリスにおけるイタリア人コミュニティなど 面白かったです。 | ||||
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気になる作家ではあるので、読んでみたが、あまり意外性もなく欲求不満。過去の犯罪が現在にも影響を及ぼすというプロットが今回も繰り返されていて芸がない。それにドライデンの奥さんの病気についての描写がうそ臭いのと、やはりドライデンの運転手の性格付けが表面的でしらけてしまう。警官を主人公にした新シリーズも出ているが、ぱっとしない。 | ||||
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原題 The Moon Tunnel(原著2005年刊) 魅力的な謎の提示と堅牢なプロット、二転三転する意外な展開、そして濃密に書き込まれた人物描写がもたらすサスペンス。クラシックな本格ミステリを志向しつつ小説としての深みを味わえ、クライマックスには手に汗握る見せ場も用意されている。 アメリカ流のテンポの早いミステリを読み慣れた読者にはやや渋くとっつきにくく感じられるかもしれないが、P・D・ジェイムズやレジナルド・ヒルといった巨匠たちと比較する誘惑にかられるほどの、端正な英国探偵小説を読む醍醐味を感じさせる。 第二次大戦下の英国における捕虜収容所という馴染みの薄い歴史的背景も興味深く、登場人物たちの行く末を案じずにいられないキャラクター造形、地方都市の細部の描写や環境問題の提起などの要素が複合的に謎解きのプロセスと絡む妙味は英国流ミステリを読む喜びに他ならない。 | ||||
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