■スポンサードリンク
蜜蜂と遠雷
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蜜蜂と遠雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 61~80 4/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クラシック音楽への造詣がないからか、コンテスト会場で流れる音楽を感じないまま、楽しみ方が分からぬままに読了。 羊と鋼の森では音楽へのパッションとか感じるものがあったのですが、本作ではどうにも感情移入できないまま。 恩田陸がはまらないのかなぁ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恩田陸は比較的好きな作家でした。夜のピクニックは読み返すくらいです。「序盤はいいけど尻つぼみ」なことが多い印象を持っていたけど、それでも好きな部類の作家でした。 でもこれは序盤から無理だったー。他の多くの人も書いてるけどピアノの森とモチーフ被りすぎ。これが賞をとってしまったことは、いろんな方面にとって不幸なことだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤から中盤にかけてはとても面白く、ぐいぐい引き込まれたけど終盤にかけてはストーリーの新鮮さが感じられず、物足りなく思えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クラシック音楽にとりつかれてほぼ半世紀。音楽を聴きながらこんな妄想をする人がいるのだろうか。 この作家は「ピアノの森」や「ガラスの仮面」を越える人ではない。真似し漫才だけで2冊の本が書ける才能の持ち主が書いた本。 こんな本は読まないほうがいいですよ! 直木賞はともかく,本屋大賞はよい本なのに売れない本を,良心的な書店員が売れるようにするための賞でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クラシック音楽にとりつかれてほぼ半世紀。音楽を聴きながらこんな妄想をする人がいるのだろうか。 この作家は「ピアノの森」や「ガラスの仮面」を越える人ではない。真似し漫才だけで2冊の本が書ける才能の持ち主が書いた本。 こんな本は読まないほうがいいですよ。 直木賞はともかく,本屋大賞はよい本なのに売れない本を,良心的な書店員が売れるようにするための賞でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
・仕方がないので、少年(風間塵)の腕をとって舞台袖の隅に連れてゆき、田久保がごしごし頭を拭いてやる。(中略)ああ、こんなふうに子供の頭を拭いてやることなど、いつ以来だろう。 ・(風間塵は)かつて夢中になっていたおもちゃを置いて、初めて顔を上げ、外の世界に触れたような どう考えても、風間塵は中学生はおろか、「小学生」にしか見えません。風間塵の描写や、風間塵自身の立ち振る舞いが、あまりに幼すぎます。 ・その(風間塵の)口調は淡々としていて、富樫はハッとした。見た目はあどけない少年なのに、目の前にいるのは老成した人物であるかのように感じたのだ。 その一方で、風間塵には達観したような性格も持ち合わせているようで、なんだか「父ちゃん坊や」か「子供おじさん」のように感じられて気持ち悪いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
幾つかのコミックから借りてきたようなキャラクターや名場面を散らしてあるかのように感じ、元のキャラクターのイメージがチラつくので読むのに時間が掛かりました。後半は、やや読み飛ばし気味でした。 他のレビューにあるように、塵は「ピアノの森」のカイなのでしょうか。「ピアノの森」は未読ですが現在放送中のアニメを見始めたのが、カイのコンクールでの演奏回でしたので、読み進むうちに、塵のイメージはカイと化していきました。しかし塵はあまりに超人的過ぎ、段々と透明な、コンクールが終わればスゥッと消えてしまいそうなファンタジーの世界の住人のように感じました。 マサルは性格の良い姫川亜弓。 亜夜はさしずめ北島マヤといったところでしょうか。 明石だけは知り得るキャラクターに似た所を感じなかったのと、3人の天才よりも人物像にリアリティがあり架空の曲「春と修羅」への取り組みも綿密に描かれていたため好感が持てました。 それなりに読ませる構成ではありましたが、誤用ではないかと思われる言葉の用い方や、同じ表現の繰り返しなど、引っ掛かる点も多く入り込めませんでした。 審査員2人の元夫婦関係のくだりなどは、その分の頁を他に回して天才たちの人物像に厚みを増したらどうか、などと批判的な気持ちも出てきてしまい、どうにも読了感が宜しくありません。 「のだめカンタービレ」は何度も読み返しましたが本作を読み返すことは無いでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画にしたらよさそうな題名なので読んでみたら、クラシックの音楽コンクールをネタにしたコンペ物だった。 これは昔から小説にもなったり、映画にもなったり、エッセイにも書かれたりしているので、さほど珍しい話ではないが、昨今のこの業界の話題や過去の巨匠の面影なども巧みに取り混ぜて、1次から3次、そして本選に至る演奏作品の特徴やコンテスタント(コンペ参加者のことらしいが、ほんとにこんな風に呼ぶのかしら。「プロテスタント」なら分かるけど)たちの肖像、そして彼らの内面の葛藤をドラマチックに描いていて興味深い。 さすがは直木賞作家!と褒めたたえたいところだが、塩野七生ほどの悪文ではないにしても、なんとお粗末な文章の連続であることか。 せっかくの題材なのに、作者はただプロットのあらましを新聞記事のように無味乾燥な、あるいは漫画のセリフのような幼稚な感情表現の言葉を羅列するのみで、これでは到底プロの仕事はいえまい。 初心に戻って、少しは向田邦子や佐藤賢一や橋本治などの作文作法を勉強し直してみてはどうだろう。 読み終えての内容が「蜜蜂と遠雷」という立派なタイトルと、どのように対応できているのかも甚だ疑問で、同じコンテンツを、例えば角田光代に書かせたら、もっと素晴らしい小説になっていたに違いない、と思わずにはいられなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
届いて包みを開けたら、真っ黒な本で、??となりました。見憶えある花柄の紙のカバーがない状態でした。まあ、自分のカバーをかけて読むからいいかと思って読んでいたところ、しおり紐がちょん切れていることに気づいてがく然… マーケットプレイスで、初めての出品者さんから買うのは、リスクありますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者はいろいろな表現を使ってなんとか演奏の描写を試みますが、奇をてらいすぎて訳がわからないことになっています。そのくせ感情の機微についての描写は非常に稚拙で、語彙力が乏しいのか同じ表現ばかりでくどく感じました。毎日100ページずつ読み進めましたが、辛かったです。義務感で読んでいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞と直木賞のダブル受賞で評価が高いので読んでみた。 ピアノのコンクールが舞台になっていて、出場する4人のピアニストにスポットが当てられている。 それぞれ特徴があるが、3人の天才ピアニストと1人の中堅ピアニストである。 クラシック音楽好きな人には読んで面白いのかもしれないが、それぞれの演奏のすばらしさを言葉で延々と 書いていてもなかなか伝わらない。途中走り読みしてしまった。 コンクールの結果も予定調和な感じで驚くようなことも起きないし面白いとは思わなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天才ピアニスト3人の神懸かった演奏シーンが延々と描かれてます。 伏線なし、山場なし、最初から最後まで ひたすらクライマックスが続く感じ。 これじゃ読む方は疲れます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恩田陸さんの小説は未読でしたが、話題になっていたので読んでみました。 私はクラシックに詳しくないので、ピアノコンクールという題材は新鮮でした。 舞台裏の描写は興味深かったです。 目に見えない音楽というものを言葉で表現しようと苦心されているのも伝わりました。 しかし、同じような表現の繰り返しで文体も軽すぎると思いました。 ストーリーもコンクールの経過を追っているだけで単調。 途中で読むのを挫折しそうになりました。 クラシックファンの方が読むとまた違うのかもしれませんが… ※以下ネタばれ 最もないなと思ったのが登場人物の設定です。リアリティーや魅力を感じない。薄っぺらい。 風間塵は年齢に比べて言動が幼すぎる。 天才だから普通の少年と違うというキャラ作りなのかもしれないが、天才性とキャラが結びつかない。 亜夜とマサル。同じピアノ教室に通っていた幼馴染が偶然コンクールで出会って、好意を抱きあうって… フィクションにしても出来すぎじゃない? 一番共感できたのは高島明石。でも「きっとこの人は○次予選で落選して○○賞を取るんだろうな」と予想したらその通りになりました(笑)予想を裏切ってほしかったです。 明石と女性ディレクターが高校の同級生で、明石と奥さんも同級生らしき描写があるのに、ディレクターと奥さんに面識がないの不自然じゃない? そして明石と奥さん幼馴染…幼馴染恋に落ちすぎ。 若い方にはいいのかもしれませんが、ひねくれた大人には厳しかったです。 賞を取ったからといって自分に合うとは限りませんね。勉強になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
厨二感あふれるキャラ設定や描写が恥ずかしく、後半はほとんど斜め読みで終わらせました。特にマサル主観の部分はほぼスルー。亜夜の部分もできない速読を駆使してグングン読み進めました。少年マンガが好きな人は好きだと思います。もしくは厨二的な部分は飛ばして、著者の取材まとめとして読めば、それなりに読み応えあるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
年末年始のお休みに長い本を読んでみようと思い、この本を読み始めました。 ピアノのコンクールのお話ですが、あまりピアノには縁がないため、登場人物たちが何に怒り戸惑っているのかがさっぱり分かりませんでした。 初めからピアノを長年やってる人にしか感じることのできないであろう独特の雰囲気を感じました。 この先もコンクールの同じような描写ばかりが長々と続くため、読むのをやめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ダブル受賞作というので購入しましたが、何故この作品が受賞なのかさっぱり理解できません。他の方も指摘している通り文章は稚拙です。内容も薄っぺらい。コンクールの経過だけの内容です。天才的才能の風間が活躍するのかと思いきや中途半端のまま。特にひどいと感じたのはページの都合で無理矢理終了的なラスト。ページの都合かどうかはわかりませんがそんな印象です。なぜこの作品がダブル受賞なのか、何か裏があるのではないかと思うほど謎です。今後受賞作だからと安易に購入するのは控えます。アマゾンレビューの方がよほど信憑性があると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なぜこんなものが話題になるのか理解できない。浅い、薄い、軽い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は音楽家ですのでこの小説に興味を持ちましたが、リアルな表現に欠けていると思いました。 長いだけで何も残りませんでした。 あと、関係ないかもですが、登場人物の名前の付け方が少女漫画風で嫌でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めは面白かった。途中まで一気に読んだ。でもクライマックスが近づくにつれて、そして最後まで読み終わったときに、もやもやした違和感が。 その後、ピアノの森を読み、いつもポケットにショパンを久々に読み返して思った。塵は恩田陸ではない、他人が作ったキャラクターだ。借りて来たキャラクターと設定による物語だから、最後まで恩田陸の作品にはなりきれなかった。だからこそのラストの尻切れトンボ感だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の方でマサルが大きな屋敷の大掃除を始めた時には、自分がもはや何を読んでいたのかわからなくなった。 ミラクル、最上級、感動を連発するとそれはネタも切れますよね。 最近政治家が 「私が持ちうる最大限の賛辞」とか 「最大限の非難」とかいう言葉を使うのをよく耳にするけれど そういう言葉選びの虚しさをここでも感じた。 受賞がなければ 飽くなき賛辞表現への奮闘に☆3くらいにしたかもしれないけれども。 日本の大衆はこれで感動の嵐でしょう! みたいな選考側の意図が悲しい。 期待していただけに、残念です。 良い大人が 忙しい時間を割いて読む本ではないかな。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!