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ジェリーフィッシュは凍らない
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ジェリーフィッシュは凍らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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最後まで聞いていられなかった。 ミステリーでヒステリックな人が出てくるのはもうやめてほしい。 audibleで聴きましたが、せめて音量をノーマライズしてほしい。 中身は面白いのに残念。 | ||||
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女性キャラがヒステリー持ちばかりでそれに気づいてから気になりました。 男性は冷静なキャラばかりなのにヒス女をなだめるような描写も多くてなんだかなってなりました | ||||
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捜査パートが多く、事件パートはわりとあっさり終わる。犯人はわりとすぐ見当がつくし、例の大掛かりなトリック以外の細かいトリックや叙述的なものはだいたいわかったので、ミステリの怖さがまったくなかった。 十角館なんかは、ラストに近づくにつれて怖さが増していってハラハラしたものだけど。 刑事モノとして読んだら楽しいかな。 あとは、地の文がかなり口語文混じりなのが個人的に気になった。 | ||||
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まぁ、悪くはないですね。 現代の『そして誰も』ではないかな。 時代設定的にも、ズレるね。 | ||||
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面白く読んでいたんですが、女警部さんのこの(タイトルの↑)台詞にはびっくりしました。 この台詞はないでしょう。 漫画か?? この女警部さんのキャラだけ少し浮いていたような… お話はさくさく読めました。 でも、予想通りのところもあり、それほど心に残る感じではなかったかな。 シリーズもののようですが、これで満足しました。 | ||||
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私の購入した版の帯には綾辻行人の言葉として「『そして誰もいなくなった』への挑戦であると同時に 『十角館の殺人』への挑戦」という文が掲載されいるが、確かにその系譜を持つ作品ではある。 本格推理ではお決まりのクローズド・サークルに叙述トリックが展開され、全員が他殺―。 手垢にまみれたジャンルに果敢に挑戦した作品と言えるが、「挑戦」であり「成功」とは言い切れない。 本作の優れているところを挙げるなら、「ジェリーフィッシュ」の設定と世界観が 変に縮こまっておらず、伸び伸びと描けていることくらいか。 前半である程度犯人は予想できるし、全員他殺のトリックも中盤には読めてしまう。 論理的にトリックが読めると言うより文章の書き方でバレる感じが残念でならない。 また、全体に登場人物に深みが無く魅力的でない。 ここ20年くらいで日本文学、特にミステリを含む大衆文学は登場人物のキャラクター化 (漫画化・アニメ化・テンプレ化と言い換えても良い)がひどく、本書もそれに類する。 捜査を担当する刑事2人は、この後シリーズ化される主人公格だが、 大雑把だが勘は鋭くて美人の上司と、真面目でツッコミ役の部下は、そのイメージを超えてこない。 シーンや状況がいくら変わっても、2人のアプローチ・物言い・行動は同じで、 まるでRPGでプレイヤーが動かす無個性な主人公のようだ。 最近はこういう「お決まりの行動」を早めに出して、キャラ付けさせる傾向にある作品が多いが、 そういうのはシリーズを重ねるうちに染み出してくるもので、安売りするものでないと思う。 謎解き自体も、決められたゴールに向かうような流れで、警察と軍の協力が妙にスムーズだし、 犯人の計画・準備・行動も割と都合良く進む。 勿論、現実の犯罪も「運」という要素はあるだろうが、作者が持っていきたい方向の邪魔になる要素を 除外している印象があり、一歩間違えればご都合主義となりそうだ。 それでも最後まで読ませる力は持っていると思うので、☆3くらいが妥当ではないだろうか。 | ||||
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某有名作家のトリックのブラッシュアップ版(もちろん十角館ではない)と言って間違ってはいないと思うが、 向こうがラストの展開が不評なのに対して、こちらは確かに切れ味鋭く決まっている。 ただ、クローズドサークルのパートと警察コンビの捜査パートが交互に描かれるが、 捜査パートの方が時系列では後になるため、謎は増すが緊迫感に欠けてしまう。 「そして誰もいなくなった」の終盤の展開をより効果的に魅せるという狙いもおそらくあるのだろうが、 それは納得できるものの自分には合わなかった。 デビュー作にして既に完成されている感があり、最近の新人ではめずらしく質実剛健な作風で一般受けもしそうだが、 この路線でより突飛なトリックをかましてくることを期待。 | ||||
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え?アガサクリスティーってそんなつまんないの?って思う出来です。 あと3か月練って会話とかトリックとか犯人の動機を納得できるものにしてくれたらよかったのに。 | ||||
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文章も読みやすい。 ただ、動機が弱い。 それだけが残念。 次に期待 | ||||
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設定はいいしトリックもよい。 だが、すこし犯人に都合よく進みすぎ。 また、真相が犯人から語られるのが安易。 探偵コンビのキャラがもう少し立てば良かった。 ワトソン役の日本人に秘密がありそうだったし、 女刑事キャラクターももう少し膨らませられたような気がします。 トリックは良かったのでこれからもっとうまく書けるようになるといいですね。 デビュー作なので今後に期待します。 | ||||
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鮎川賞にふさわしい本格ミステリという評価が与えられて然るべき作品でしょう。雪山に墜落した飛行船という閉鎖された空間で、6人の登場人物が全員「他殺体」で発見されるという謎は、謳い文句のとおり「そして誰もいなくなった」ばりで、魅力的です。ただ、細部は別としてもトリックの大枠は想像がつきます。長年本格ミステリに親しんできた鮎川賞の読者ならば、かなりの人がそうなのではないでしょうか。それを良い意味で裏切るあっと驚くような仕掛けがあるのではないかと期待して読みましたが、そこまで新人に望むのは酷ということかもしれません。 なお、捜査を担当する女性警部と男性部下の掛け合いは、当レビュー子にはやや鬱陶しく感じられました。ここは好みが分かれるところでしょう。 また、動機、背景、文章表現などにも不満が残ります。これは当方が年齢とともに本格ミステリにどっぷり浸れなくなってきているせいだと思います。十代、二十代の頃はクイーン、カーに心酔していましたが、次第に、止むに止まれぬ動機、人と人との関係の難しさ、組織の中で生きることからくるやり切れなさといった要素が上手く織り込まれたミステリを面白いと思うようになりました。 この作品の出来が悪いのではなく、要は当レビュー子が本格ミステリの良い読み手ではなくなったということでしょう。 | ||||
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