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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全441件 301~320 16/23ページ
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| ストーリー云々というより、やけに引用が多く…。ゴダールやらバタイユやら…。 すごく気取った印象を受けてしまい、正直その辺は”寒いなぁ”と思ってしまいました。 伏線もしっかり張ってありますが、”きっとこうなるだろうな”と思った通りに物語は進んでしまい、物足りなさを感じました。 | ||||
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| 伊坂さんの小説は、非常に作者の味がでているので人によっては「もうちょっと読み手に合わせろよ!」と思うやもしれません。魅力とも欠点ともとれる登場人物の一直線さ。この物語では罪悪感も何もかも飛び越えてしまっています。それこそ重力なんて無いかのように。従来の分類の仕方ではこの本の「位置」は決められないと私は思います。(作中の人物も「定義」が嫌いだって言っていましたし。)物語の中心は確かに謎解きなのですが、あくまでそれは形式であって、魅力を感じるとすれば春や泉水や父親の「繋がり」、クサく言えば「信頼」だと思います。心が温かくなって涙する様な作風ではありませんが、何か目を背ける事が出来なくなる一冊です。間違いなく得るものがあります。同一著者の作品の「グラスホッパー」もおすすめさせて頂きます。こちらは当作とは違い「罪悪感」が前面に押し出されている感じです。「罪と許し」「殺人と家族愛」「火と遺伝子」。春が自分のことを狂人だと言ったのが悲しかったです。 | ||||
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| あいかわらず、 おもしろいんだよなぁ。 でも、 あいかわらず、 違和感も伴うんだよなぁ。 なんか、 僕にとっては、 謎の作家。 なぜ、 弟の春の出生について、 ああいう状況と言うか、 事件が必要だったんだろうか。 もちろん、 それが全ての始まりであり、 終わりとなるのだが・・・。 これだけの才能をもった作家なら、 同じ内容のものを、 違う状況でも書けるんじゃないかと思う。 たぶん、思うに、 わざと書いたんだろう。 だとすると、 そこに作家の“悪意”を感じてしまう。 結局、惹きつけられてるのかなぁ。 この作家に。 まだまだ謎が多いなぁ。 | ||||
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| 伊坂先生の本は色々と読んでいますが、個人的にはこの話が一番好きで、お勧めです。 話の内容は明るいものではありませんが、それでも救いがあり、赦しがあります。 家族のあり方、血の繋がりの何たるかを考えさせられました。 読後感も爽やかで、今でも何度も読み返しています。 | ||||
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| 兄弟愛・家族愛の話・・のように感じた。 だけど少し特殊な家庭事情を抱えた家族の話。 母親がレイプされるという大変な事件の末に 生まれた子供、春という名の弟のお兄さんが主人公。 謎の放火事件を巡り、推理を巡らせ、奮闘する間、 個性的な登場人物や、遺伝子の話、人類のルーツ、 ネアンデルタール人やクロマニョン人の話など、 いっぱい話が広がっていって面白い。 実の父親はレイプ犯。 その現実と戦う弟。 それは、とても想像できないことだけど。 親の立場から、もし、そんな事件から子を授かった場合、 産むことを決断するのは、とても困難な道。 それも、とても想像できないことだけど。 生まれてくることの意味、 遺伝子・・実の父親と、育ての父親・・。 色々なことを考えさせられる、 とても重みのある内容の話だった。 | ||||
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| ひとつのテーマを、全体の小説通して書いているって気がしました。 ものすごく重く書いてるわけでもなく、でもエピソードひとつひとつ 読んでいくとこの結末(読んでくうちに結末がわかってしまうんだけれども) にも、私は納得できたというか、違和感を感じなかった。 キャラクターが魅力的。 私にとって2冊目の伊坂作品で、今 ラッシュライフを読んでますが、 もしかして順番に読んでいったほうがいいみたい?です。 他作品と同じ登場人物がでてくるので。 | ||||
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| 人生というのは川の流れみたいなものだから何をやっていようと流されていくんだ 安定とか不安定なんていうのは、大きな川の流れの中ではさ、些細なことなんだよ。 向かっていく方向に大差はない。好きにすればいい。 サドの哲学は利益とそれから完璧なエゴイズムのそれである。 人生は考えるものじゃなくて、知るものなんだ。 善はカタツムリの速度で動くんだ。 なるほどなあ〜〜と思った作中の文章であります。 | ||||
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| 帯に書かれている編集者の絶賛ほどではないと思いました。 同時代的文学って、若者世代の軽さってこと? 会話は明らかに村上春樹の影響受けているって感じですね。 私は好きですよ。 まあ、ミステリーとして読むより、複雑な現代社会における家族のストーリーって感じでしょうか。でも、やはり食い足りない、軽いと思います。 五木寛之さんが直木賞の選評でこう書かれています。 「私自身は、こういう作品は苦手である。しかし異色の才能という点では、一目おかざるをえない。むしろ直木賞など受けないほうが、伊坂さんの栄光というものだろう。」 | ||||
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| 遺伝子の話/グラフィックアートの謎。はたまた、後藤郷子の立ち回り。ストーリーそのものよりも、ディテールの趣の輝く作品でした。 冒頭に二階から突拍子も無く兄の足元に落ちてくる弟の姿を象徴としたヒューマンドラマが本編のテーマである。とんでもない出生の秘密、愛情あふれる家族愛。育ての父と義理の兄との美しい愛情に、心から感動しました。 たとえるならば、伊坂版「カラマーゾフの兄弟」と位置づけます。 | ||||
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| 小説だから許されるラストなのだろうとは思います。 これを是とするか、否とするかは人によって異なると思いますが、私は大変すがすがしいラストだと感じました。 現実社会の理不尽な犯罪について憤りを感じている人も多いのではないでしょうか? それが法治国家だといわれても、「罪を憎んで人を憎まず…なんてキレイごといってられるかぁ!!」と思ってしまうことはありませんか? そんなときに、この小説は救いになると思います。 私は大好きな1冊になりました。 ちょっと芝居がかった登場人物の台詞や行動も魅力的です。 | ||||
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| 魅力的なキャラクター達に引っ張られて楽しく読めました。 伊坂さんは伏線を作って、ここぞ!というシーンで魅せるのが上手い! この作品はそんな伊坂さんの真骨頂といえる作品だと思います お勧めです | ||||
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| 読後感がとても悪いものでした。 なんとも言えない、いや〜な気持ちが後に残るのです。 物語として非常におもしろいし、重たい内容なのに読者にさわやかさを 感じさせてくれる、この作家特有の文体は、すばらしいと思います。 なのに納得できなかったのです。 主人公の弟がなぜそれをしなければならなかったのか。 弟を駆り立てたものは、もっと別の部分にあるのではないだろうか。 本当に愛のある家族に生まれた人は、それをするだろうか、という疑問。 むしろ憎むべきは母と父なのではないか、、、。 | ||||
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| 美人な母、穏やかな父、優しい弟と『私』 一見普通の家族だが、裏には辛い過去があった この作品は性的暴力を取り上げている話です 弟の春と同じよう、私も性的暴力に関しては文章にしても過敏に反応してしまう方で、 この作品を読むのを最初はためらったのですが さすが伊坂さんというか、爽やかに穏やかに最後はまとめてありました その問題自体はやっぱり胸がムカムカとするような思いをしましたが、 それを家族の絆が少しずつ和らげてくれたように思います いつもながらに所々に散りばめられたヒントが最後にはちゃんと綺麗に回収してありました 血が繋がらなくても家族 思いあえれば遺伝子など関係ない テンポは淡々としていて、ドキドキするようなスリリングさ等はありませんが それが私は良かったように思います | ||||
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| 軽快に読めますが、そのぶん自分の中には何も残りませんでした。 物語は終始、村上春樹調の会話が続きます。 佳境に入っても、淡々としています。 テンションがず〜っと一緒です。ここらへんが読んでて残念でした。 軽快に読める文庫版を買ってよかったと自分を納得させて終わり。 | ||||
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| ジョーダンバット、遺伝子、DNA、TTAGGG。全くなんのことやら、という話が続く。でもこれがちゃんと最後の最後には、他とつながって大きな一枚の絵になる。その最後のできあがりを楽しむために、一行たりとも気が抜けない。気を抜いたら、楽しみが半減してしまう・・・。すごく高いステージで繰り広げられる会話。シュールなジョーク。よーく読まないとわからない。でもよーく読まなくても楽しめる。きっと、私たちの日常でも同じ体験をした仲間で話をしている内容っておそらくこんな感じで、そこだけ切り取ったら何の話かわからないんだろうな。小説の中では、お節介にならないくらいさりげなく解説してくれている。一気に読む、そしてあとから噛みしめる本だ。 | ||||
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| 家族の絆というものを深く感じました。 産みの親より育ての親といいますが、この家族にはこの言葉がぴったりです。 主人公・泉水その弟は春。どちらも英語でスプリングです。 こんなところにも、親の愛情を感じます。 春の出生には秘密があります。 どちらかといえば、不幸な出来事です。 それでも、わけ隔てなく二人を育てた両親に感服しました。 物語は、壁やシャッターなどに、落書きがされそのすぐ後に近くの建物で放火があります。 犯人は春なのですが、その行動には、ウラがあります。 なぜ、春はこんなことを繰り返すのか・・・? 春の出生に関係してるのですが、ここでは伏せておきます。 みなさんもぜひご一読を! きっとこの家族の生き方に感動するはずです。 | ||||
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| 初めて手にしたのがこの作品。伊坂ワールドにはまっています。「生みの親より、育ての親」。この作品はテーマは家族という解りやすい題材で、私には今の現代に「何を信じていいのか解らない」とその何かも解らずに悩んでいるような人に読んで欲しいなーと思う作品です。 「泣く」と言う事は私もしかりで、「自分の目の前にあるものを信じてもいいんじゃない」と 最後に気持ちよく言い切ってくれる作品だと思います。 | ||||
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| 起こるのは謎の落書きと、それに引き続く連続放火事件ですが、家族愛の物語でした。 主人公泉水の弟春は、母が未成年の男に襲われ、生まれた子です。 類い希な美貌と、家族の誰にもない絵の才能を持ち、不安定な青年春。 その春を愛し、見守る家族。 とてもよかったです。 ただこの家族が、春を追いかけるストーカー女、通称夏子さんに寛容なのにちょっとびっくり。 これが男女逆だったら、すごく怖いストーカーだと思うんですが。 最近読み始めた作家さんですが、文章も好きだし、何よりも温かい雰囲気がいいです。 | ||||
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| スタイリッシュで気の利いた文体を狙っているようだが、質的にも量的にもやりすぎで、逆にしらけてしまう。冒頭の一文を読んで心配に思ったけれど、懸念は当たってしまった。 遺伝子や猿人、ガンジー等々の小ネタが多く、まるで雑学本を読んでいるよう。内容はそれらのネタのジグゾーパズル・数珠繋ぎ。登場人物はステレオタイプ。変に格好をつけず、小手先の技を使わず、真摯に物語にすればいい小説になっただろうと思うだけに残念。 | ||||
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| 皆さん評価が高いので敢えて苦言を。 はっきりいってまったく面白くなかったです。途中で読むのをやめてしまいました。登場人物たちの上滑りに滑った「村上春樹風」の会話が無性に鼻につきます。その上物語に魅力がありません。遺伝子工学に関する記述やゴダールに関するジョークは、単なる衒学趣味の域を出ず、本当に必要だったのか疑問です。この程度の引用ならば巻末の参考文献は不要です。小説に参考文献を掲げること自体、よほど小説の基本設定に重要でないかぎり、作者の衒学趣味を満足させるだけの無意味な行為でしょう。 読む価値は無いと思います。 | ||||
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