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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全441件 281~300 15/23ページ
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| 読者にとって方向性が見えないように物語を進めながら、細かいエピソードである種の共感や感慨を与えると言う高度な技巧と広範な知識で読む者を惹き付ける作品。衒学趣味と言う嫌らしさの一歩手前で読者に提供される遺伝子工学、絵画、ジャズ、原(猿)人等の幅広い話題が物語のアクセントになっている(ただし、「シャイニング」の挿話は映画と原作の取り違えだろう)。題名は「笑いを浮かべ空中ブランコを飛ぶピエロは、重力を感じない」所からの由。「本当に深刻な事は、陽気に対処すべき」程の意か。 主人公は父方の血が繋がらない兄弟。兄が語り手役で、出生の翳を持つ弟"春"の奔放かつ繊細な人生観・倫理観が主題と言って良い。二人の掛け合いはテンポが良く、読者を引き込む。そして、"春"が放つ警句は人間(生殖)への懐疑が根底にあり含蓄が深く、これだけでも物語を引っ張って行ける。癌患者の父の造詣も巧み。舞台は仙台で、兄は遺伝子関係の会社員。並外れた絵画の腕を持つ"春"は、壁にイタズラ書きされたグラフィティアート消しのアルバイト。そして仙台で起こる連続放火事件が一応の軸。"春"はアルバイト中に、この連続放火のルールのヒントを発見する。パズル好きの兄と"春"は事件解決に乗り出すのだが...。整形美人として登場する"春"の元ストーカー。相変わらず続く二人の軽快だが意味深な会話と回想談。放火ルールと遺伝子との意外な関係。不思議な存在感のある探偵の黒澤。これらを渾然一体として描きながら、読者に"ある予測"を持たせながら物語は終局に向かって行く...。 深刻なテーマを扱いながら、"桜の花がたゆたう川"の流れのように物語を展開する作者の手腕は特筆もの。物語に浸る事で、読む者の心を強く優しくする傑作。 | ||||
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| 重いテーマを軽快に描いています。伊坂さん特有の透明感、疾走感も感じられて読んでいて心地良いです。ストーリーを通じて発信されている行間に隠されたメッセージのようなものがあり、読後もあれこれ思いを巡らせる物語です。 | ||||
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| 兄さんの犯行計画と母さんの万馬券には抜け穴があった。 では、犯罪をきれいにやってみせた春との違いはやはり父親なのだろうか。 ギリシャ神話のオイディプスは、自分の父を父と知らず殺した。 春は自分の生命の原因である人間をその人と知った上で殺した。 春は必死に悩んでいる。ノートに書きなぐるのも、ゴダールも、兄さんも、ジンクスだけじゃないだろう。 そして、先天的な遺伝子より後天的な環境が大切だという単純なストーリーではない。 なぜなら、後天的な環境の中には、自分が生まれた理由も関わってくるからだ。 ただそれでも、 「その時の光景を、私は決して忘れないだろう。」 「それは、私たち兄弟を救済する最高の台詞だった。」 遺伝子に環境が勝利を収めるステキなストーリーなのだ。 なかなかムツカシイテーマだが、重力を忘れたピエロのように陽気に伝えることに成功していると思う。 | ||||
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| 話の内容どうこうと言うよりは登場人物達に魅力を感じましたこの話の主人公の兄和泉にも父親にも母親にもそして物語の核である弟春も話の結末が早い段階で分かってしまうという事をマイナスに評価されてる方もいますが、私はそれで良いのだと思いました大どんでん返しで読書をビックリさせたかったわけではない気がするし私は読んで良かったと思います | ||||
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| 正直、何故、これが評価が高いのか理解できませんでした。 「不思議ちゃん」な弟とか、現実に考えてありえないだろうって思うくらいに「聖人」な両親とか、引用だらけの「おしゃれな会話」とか・・・、気取りすぎ、狙いすぎで、シラケてしまいました。 そして、何より、私刑も放火も許容するような、悪人なら殺しても良い的なラストが気持ち悪かったです。 | ||||
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| とても面白かったです。 キャラクターではお父さんが輝いていたと思います。 主人公や弟は歪んだ感じがにじみ出ていてあまり好きになれませんでしたが、 お父さんの描写は素晴らしかった。 サブキャラもよかったですね。 私は遺伝子の知識があるのですぐに読めましたが 塩基配列の話やコードの話など、まったく知識のない人が読むと 少し教科書のような気がしてしまうかな、とも思いました。 遺伝子を会社に例えたりしたのはとてもわかりやすくてよかったです。 ストーリーは途中で読めてしまいましたが、 それでも細かな展開が気になり、真剣に読みました。 終わりはなんとなくしっくりこない気がしましたが、 それでもお父さんの力で丸くおさまっていたのかな、と思います。 | ||||
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| 2003年に出た単行本の文庫化。 多少、改稿されているらしい。 著者の作品を読むのは、『オーデュボンの祈り』につづいて2冊目。 『オーデュボンの祈り』とテーマ、キャラクターにおいて重なりがある。いずれもスッキリしない感じの読後感であった。 正直、世間で言われているほどの面白さとは思えなかった。確かに、「ここが受けているんだろうなあ」という箇所はある。倫理的な喪失感、晴れやかな文体、蘊蓄的な知識の意外な解釈など。 非常に現代的な作品を書く作家だとは思う。しかし、ストーリー的な面に欠点があるのではないか。読んでいて面白くない。文章は読みやすいが、「この先どうなるのだろう?」と引き込まれることはない。 キャラクターや文章重視で本を読む人にはおすすめ。 | ||||
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| 伊坂幸太郎氏の作品を読むのはこれが初めてなのですが、 裏表紙に「謎解き」によって「圧倒的な真実」がもたらされるとあるしミステリーなのだろう…。 と先入観を持って読み始めたのはちょっと失敗でした。 これはミステリーではないですね。ヒントが露骨なくらい散りばめられているし、著者が意図的にそうしているのでしょう。誰でも容易に先が読めます。 自分は、ちょっとお洒落でテンポの良い会話で構成される読後感が爽やかな青春小説として解釈しました。 ゴダールやバタイユをしきりに引用する人物たちは奇妙で決してリアリティのある造形ではありませんが、このノンビリした独特な雰囲気が好きな人ならハマれるかも。 文章は読みやすく、下は中学生からでも気軽に読めますね。(稚拙、という訳ではなく) そこから「圧倒的な真実」を感じ取れるかは人それぞれですが…。 ☆は無難に三つで。 | ||||
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| この「重力ピエロ」は ゆっくりと読み進めると 話の展開が自然と読めてしまう本です見る ミステリーではありませんね。 しかし 人の持つ心の葛藤は まさに迫力の迫るもので 主人公の「泉水」の心象の様々な変化は 見ていて笑いが自然と生まれてしまいました。 特にこの話は 「放火と家族と兄弟、そしてガンジー」 というお話で 遺伝子が家族の絆を作るものではないことを 父親と母親と弟の春、そして 主人公の泉水を視点に 語られていくさまは 終盤には少し感動するものがありました。 途中、ラッシュライフの黒澤が出た時は 「キターーーーー」びっくり と心の中で叫んだものです(笑) また作中では最近読んだ ドフトエフスキー作の「カラマーゾフの兄弟」や 三島由紀夫作の「金閣寺」が出てきた際には 一気に引用が理解でき より小説に惹きつけられました。 2009年春に 加瀬亮が主演の 重力ピエロが映画化されますが 一体どのような作品に仕上がるのでしょうか? 来年が楽しみですね♪ | ||||
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| 登場人物みんな、ありそうでありえない設定というか・・・ いつもながら、そのあり得なさを当たり前にしてしまう、伊坂さんの才能はすごいです。 ねたばれになっちゃうので、あまり書けないけど、 兄弟のお父さん、そして、春のストーカーの夏子さんが、とてもいい味だしています。 血の繋がりとは何か、殺人の是非・・・ いろいろ重いテーマもあるんですが、やはり透明。 ガラスを通して見ている様な。 そして決して、めでたいわけではない結末なのに、読後感が爽やか。 不思議な世界ですね。 | ||||
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| 最近話題の作家さん、初めて読んでみました。 そして、とっても苦戦してしまいました。 物語の本線があって、結構脱線するので、 そこが私にはちょっと難しかったです。 主人公・泉水と、血のつながらない弟・春。 別に離婚・再婚した家庭でもないのになぜか―。 春は、泉水の母親が強姦に遭って出来た子どもだった。 血の繋がった兄弟以上に仲のいい二人の周りで、 連続放火事件が起こる。 現場近くではグラフィティアート(壁の落書き)が残されていて―。 事件そのものについては、なかなか楽しめました。 綺麗に話が繋がっていて、なるほど!っと納得させられました。 動機もはっきりしているし、伏線もしっかりしていて、 読み終わった後に、一つの糸がきちんと繋がる感じでした。 ラストもあれはあれでよかったんじゃないかと思います。 いろいろ疑問は残るところですが。 | ||||
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| 訳のわからんタイトルだが、一言で面白い。 春という名前の弟が、母親がレイプされて結果できた子供、という重い設定。 筋書きは放火や落書きを導線にした復讐劇という単純なもので展開も読めるが、それでも面白い、というのがこの本の凄さ。兄弟の絆、関係性、父親と母親等々の挿入話を楽しみながら悲劇に見舞われた家族それぞれの軌跡を楽しむ物語。 兄弟同士の会話や引用が単純なのに面白く深い。この一冊を読み終えたころには引用に使われた文献10冊程度既に読みたくなっていた。春が万引きしてグチャグチャに踏み潰したCDはおそらくガンズの「アペタイト フォー ディストラクション」著者の生年月日から逆算して「なるほどなぁ〜」と頷いてしまう。 レイプという悲惨な現実は毎日起きている。レイプそのものより一歩突っ込んだところを描いているのが凄い。その結果生まれた子供がどんな苦しみを負って生きるか、レイプされた母親が必死に過去の惨劇を振り切ろうと勝負する姿、そしてレイプを正当化してのうのうと生き続ける犯罪者の苛立つ論理。その重いテーマを特殊で魅力的な兄弟愛、家族愛を描くことによって重さだけで終わらせない力量が素晴らしい。 この春という人物には自分でも驚くほどの共感を持てる。そんな人多いのではないだろうか・・・ | ||||
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| 父違いの兄弟およびその家族が、父違いのゆえに苦悩し、苦労した記憶を振り返りながら、ある事件の推理をする。 本書は、全て兄の視点で時系列に描かれている。いわゆる複数の視点で、時系列をずらして進んでいく伊坂氏独特の書き方ではないので、読みやすいし、テンポ良く進んでいく。 普通(普通の定義が難しいが)の家庭に生まれ育っている方にとっては、本書のような家庭の複雑さは、分からないであろうが、伊坂氏はいろいろな側面から、苦悩や苦労を伝えている。 | ||||
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| 伊坂さんはおそらく宮部みゆきさんのような良心的エンターテイメント大作家になっていくだろう。 綺麗事だけど綺麗事でない綺麗事を上手に書けるのは物事をまっすぐ見ながらも斜めから見ることを忘れないでそれでもまっすぐ見ようとする姿勢が必要であり、 それには人という生き物に対する信頼と知性と大衆性が必要だと感じるからだ。 旧作の本作も新作の「ゴールデンスランバー」にしても会話と構成が本当に上手だと思う。 TVや映画でドラマ化できないようなもう少し甘さ控えめな作家のほうが個人的には好みな俺だけど、 「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」という台詞には思わずホロッときてしまった。 あと何か説明に困ると安易にすぐDNAのせいにする人が嫌いなので春の台詞には共感するところが多くて嬉しくなった。 | ||||
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| 派手な衣装と化粧をし、サーカスなどで玉乗りや司会を行う人のことをピエロとよぶのは日本だけであり、正しくは「クラウン」とよばれる。本来のピエロは、コメディア・デラルテに登場する、顔は真っ白で哀愁を漂わせ、好きな人を殺してしまうことでしか愛情表現できないキャラクターが起源とされる。(ウィキペディアより引用)。 高校の時、戦争は怖くないけどもピエロと爪が剥がれるのは怖いと言っていた友人との会話を思い出した。 「ピエロは無言のままパントマイムを続け、泣き顔のメイクをしているのもかかわらず、陽気にタップを踏み、私たちを混乱させた。大きな玉にの上に乗り、警戒に動き回るピエロは、この世にいてはいけない者にも見えた。違和感があったのだ。違和感を背負いつつも、表情を変えずに、次々と観客から笑いを引き出している。」 ピエロは僕らにとって非日常だ。サーカスと言う非日常の世界を引き立てるピエロ。彼らが現実にいたとしたら、底知れない思わず目を覆いたくなる様なバックグラウンドを感じずにはいられない。ピエロは泣きながら笑っている。 この物語ではピエロが宙を舞う。 「ふわりふわりと飛ぶピエロに、重力なんて関係ないんだから」 ピエロは私たちが信じている重力を笑い飛ばしてしまう。僕らは毎日、重力を意識して暮らしていない。信じてはいるけど、大した問題ではないからだ。 「重いものを背負いながら、タップを踏むように」 ピエロが飛ぶには重力なんだ。彼らにとって大切な事だからこそ重力は消える。そして飛ぶ。 「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことを忘れるんだ」 僕の周りにも愛すべきピエロはいる。 | ||||
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| 個人的にとても好きな小説です。 曖昧ですが、いろんな意味でいろんなことを考えさせられる内容だと思いました。一番わかりやすいのは家族の関係について。DNAがどうとかこうとか、確かに読んでてアルファベットがいっぱいでわかりにくい場面もありましたが、結局言いたいことは最後にどーんと書かれている気がします。 印象的なセリフ、文章、人物、偉人の話。 自分は伊坂さんの小説のこういう雰囲気が好きなので、この重力ピエロもお気に入りの一つです。とくに話の中で何度となく交わされる「会話」は、私にとって名言に値するものもあります。 | ||||
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| 素直に良い作品だった。こういう本の初心者のワタシでもオチは分かったし、あっと驚く展開もなかったと言えばなかった。 でもこの作品の本質はもっと深いところにあって、親が子を殺したり子が親を殺したりするのが当たり前なこの世の中と時代の中で、ワタシたちがどう家族と向き合っていくべきなのか、ということを考えさせられた。文章も軽快で読みやすいし、読んで損はない作品だと思います。ちなみに文庫本の456ページの父親の台詞には鳥肌が立ちました。 | ||||
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| ここで自分の経験から言わしてもらうと1回目に読んだ時(中学3年生)はなんだ 平凡な作家だなと思ったきりそんなにいい作品であるとは思いませんでした。 2回目に読んだ時(大学生の時)は会話のふしぶしまで意味が分かり「文学的」におもしろいと思いました。 この違いは何なのかというと読み方の違いだと思います。 1回目に読んだ時は「ミステリー」として読んでしまい、こんなトリックなんか 最後まで読まなくても分かるよといった感想しか持ちませんでした。 2回目に読んだ時は文学的立場すなわち 「レイプされた親から生まれてきた春の苦悩」 ・・・自分の存在を認めればレイプを認め、レイプを否定すれば自分の存在を否定するということ という観点からみると遺伝子にまつわる話の意味、なぜ春がガンジーがすきなのか ジョーダンバットにこめられた思いなど様々な事柄が一気に分かります。 この作品を読んでつまらないと思った人もこれから読む人もぜひこのような点も 考えて読んでみたらいかがでしょうか? | ||||
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| 長い小説だが、終わり近くになって、作者がタイトルにこめた意味を知らされる。 ピエロがメイクをし、玉に乗り、空中ブランコで空を飛び、ときに不恰好に転ぶのは何のためか? 重力は放っておいても働いてくる。それなら私は――― ほかの方のレビューで「村上春樹調」というコメントを目にしたが、その陰々鬱々とした登場人物と、奇をてらった文章の書き方など、私も村上春樹さんと同じだー・・・と思いました。村上春樹さんは『ノルウェイの森』で大作家の地位を確立されたし、この『重力ピエロ』も話題作ですが、どうしてみんなこういうテイストの小説がそんなに好きなんでしょう? 謎です。 逃れられない苦しみを胸にもつ主人公。非常に重いテーマを扱う以上、「軽快にリズムよく」とはいかないのは分かるけれど、にしても、異常に長いような・・・。不必要な叙述が繰り返され、「しつこい」とうんざりすることも。伊坂さんの処女作『オーデュボンの祈り』も同様で、こちらは最後までたどり着けずじまい。英単語借用の頻度、どこかしこから拾ってきたうんちくのようなものが多すぎて、「知的でしょ?」というアピールに力が入りすぎているなぁ〜、と。 ちなみにその後出版された『ラッシュライフ』では、一転して、ユーモアたっぷりの、テンポのよい作品に仕上がっています。 伊坂さんの作品なら、じつはこちらが絶対にお薦め。 | ||||
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| 重めのテーマではじめは夢中になって読んでたんですが、兄弟の会話がちょっと大袈裟というかくどいように感じられて嫌になってしまいました。 私には合わなかったみたいです… | ||||
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