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重力ピエロ



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【この小説が収録されている参考書籍】
重力ピエロ
重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロの評価: 3.65/5点 レビュー 441件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全441件 341~360 18/23ページ
No.101:
(5pt)

シンプル

在り来たり、と言ってしまえば其れまでなのですが、シンプルで読みやすいです。
でも、決して単調な訳ではないですよ。
文章も非常に推敲されている気がするし、読んで得した気分に成ります。
伊坂 幸太郎の本を読むのは初めてだったのですが、其れでも十分楽しめました。
是非、他の作品も読んでみたいと思わせる一冊です。
重力ピエロ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.100:
(4pt)

重力は。

本屋で、タイトルに惹かれて手に取りました。
そして、一気に読み終えました。
遺伝子などの専門的な話も、登場人物が会話の中で詳しく説明しているため、
それほど困ることなく読み進めることができました。
この作品の魅力。
その1つは、登場人物がとても魅力的だということ。
とくに、主人公の両親と探偵には、惚れ惚れします。
そして、言葉の魅力が絶大で。
はっ、とさせられる言葉がたくさん溢れています。
話自体も、意外性はとくになかったものの、面白かったと思います。
でも、最後には、これで良かったのか?と、
登場人物だけでなく、読者も考えたくなるのではないでしょうか。
重力。
でもそれは、消えたり消したりできるものではなくて、
忘れさせることはできる、そういうことなんじゃないかな。
それが私の中での、正解のない答えです。
重力ピエロAmazon書評・レビュー:重力ピエロより
4104596019
No.99:
(4pt)

かっこいい家族。

主人公家族+某探偵がかっこいい!
伊坂氏の本はこれが2冊目。1冊目の評価が自分の中で定まらなかった(わりによく売れていた)ので、なかなか次の2冊目に手が出なかった。文章が上手い人なので、次の本で作家として好きか嫌いかが分かれるだろうとわかっていた。つまり、1冊目は好きではなかったのですね。
この本は、本を読み慣れていない人にとっては読みづらい部分があると思われます。回想シーンがランダムに、時には無意味に挿入されるので。でも人の思考を文章にすればそんなものでしょう。散漫で、そのくせ一つこだわっていることはいつまでもずーっと尾を引き続ける。
それらの中に、伏線やはっと思わせる内容が散りばめられていることが、伊坂氏の巧さではないかと思います。まとまりがない回想であっても、そこを綴る言葉そのものはとても単純で明快。
簡単に読み終えてしまうけれど、記憶の片隅に残しておいて欲しい本だと思います。少なくとも、つまらない、の一言で終わらせるべきではない。
…映像化して欲しいようなして欲しくないような。するのは簡単だけど、多分ラストは変えられちゃうだろうなと。
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4101250235
No.98:
(5pt)

最悪のつながり、でも、最強の家族

 たくさんの比喩で少し途中疲れちゃいますけど、それでもとてもいい作品でした。
なによりも、この家族が、お父さんが、いい人で、、、。遺伝子がどうのこうのっていう説明がたくさん出てきますけど、最後には、もうどうでもいいやって思いました。私はこの本を読んだ後にちょうど学校で遺伝子についてやったので、予習になりました。(どうでもよくてすみません)
 この本はお母さんが生きてる頃の回想が面白いですね。最後のお父さんの台詞にはぐっときます。難しい説明が多いですが、最後まで読んでみて下さい。
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4101250235
No.97:
(5pt)

よかった!

とにかくよかった!
他の方も書いているように、突然の不幸に見舞われながらもたくましく自分たちの人生を生きていくという、ごく普通のありふれた人々に対する賛歌。
人物描写も丁寧で細かく、あっという間に読みました。
ひとつの家族の物語だけどスケールが大きくて、これはぜひ映画で見てみたい。
日本映画好きな私には珍しく、これはぜひ、深遠な表現を得意とするハリウッド映画で見てみたい!と思いました。
自分の弟や両親にも読んでもらって語り合ってみたい小説。
重力ピエロAmazon書評・レビュー:重力ピエロより
4104596019
No.96:
(5pt)

ハンデ

人間の種類が数えられるほどしかいないのであれば、生きる意味自体が変わってくる。
血液型、正座、そしてDNA。僕達が生きている世界は、
そんな小さな型にはまっているものなんかではない。
でも自信はない。証明は出来ない。
唯一証明できるとすれば、死に際に結果として証明するほかはない。
偏見と差別に満ちた世の中を強く渡り歩いていくのは非常に困難なことだ。
最初からハンデをおっている場合はなおさら。
だからといって捨ててはならないのが人生。
心のハンデは容易に克服できる。
高い意識と強い意思があれば自分の人生くらいは変えられる。
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4101250235
No.95:
(1pt)

最低

これだけ つまらない小説は始めてでした。作者は、登場人物の会話表現を 軽い比喩にしてアップテンポにしたかったのか否か、不明ですが、有り得ないし、くだらない駄洒落のようでした。ストーリーも新鮮味もサプライズも無く、読むのが苦痛でした。
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4101250235
No.94:
(4pt)

途中で投げ出さないで欲しい本

きちんと読む人には難しい。
細部まで読まなくても楽しめるけど
細部まで読んだ方がたぶんもっと楽しめる。
“本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ”
という言葉が心に残った。
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4101250235
No.93:
(5pt)

違う表情を見た気分

陽気なギャングのような面白さは無い。
ラッシュライフのようなスタイリッシュさも無い。
でも、ピエロは題材が重いだけに、仕方ないことだと思う。
伊坂氏は、他の作品とは違った描き方を試しているような気がした。
それも成功だろう。違った表情を垣間見たような気分にさせてくれた。
死神の精度を先に読んでいただけに、序盤からすんなり犯人が解ってしまったが、それでも惹き込まれるほどの魅力には感服だ。
確かに最初はややこしい。DNAの説明なんて流し読みしたくなる。だが、そこを読んでからこそ、「伏線」としての役割を果たすことになるのでは無いか?
独特の伏線の張り方、そして他作品のキャラクターの出演など、伊坂氏の遊び心が沢山詰まっていたのは確かであり、ファンとして十分楽しめたはずだ。
もはや、「スピンオフ作品」「クロスオーバー作品」と言っても過言ではない。
今後も、伊坂氏の冒険を応援したい。そして他の作品にも期待したい。
そして私的だが、今後も伊坂作品に「フェルマーの最終定理」が盛り込まれるのかも気になるところだ。
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4101250235
No.92:
(4pt)

面白かったが

 この物語は面白い。が、自分の中で何かがぐらぐら揺れる。人間と性、わかりやすく言えばセックス。世の中の人はセックスについてどう折り合いをつけているんだろう。自分がもし、となりのおっさんの種でつくられたコだとしたら、そしてそのおっさんが業深い悪人だとしたら、怖い。血縁とはなによりも優先すべきものとの認識があるが、この物語はそんなあたりまえの認識をぐらぐら揺さぶる。レイプはしょうがないという人が世の中には結構いるが、そうゆう方は自分の母親なり父親がレイプされる危険を考えてほしいと考える。バブル景気のころアジア諸国で無責任に種をばら撒いた人たち。ツケを払う時期がきましたよ。とゆう物語でした。
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4101250235
No.91:
(1pt)

カタルシスあり!

これほどカタルシスのある作品はひさびさに出会えました。文体もなかなか味わいがあってイイ感じでしたが、とにかく結末の昇華感は秀逸なものがあります。どちらかというと主役の「私」は影が薄いテイストになっているのですが、その分弟の春やストーカーの「夏子」さん、探偵の黒澤などの登場人物がいちいち強烈に光っています。また、本編の陰の主役である「お父さんとお母さん」が、もう本当にひたすら格好良くて、ほとんど憧れてしまいました。これは、市井に生きる普通でまっとうな人々に対する讃歌であり、家族に対する讃歌です。途中、やや冗長間があった感もありますが、全体としては十分に傑作。おすすめです。
重力ピエロAmazon書評・レビュー:重力ピエロより
4104596019
No.90:
(5pt)

赤の他人が父親面するんじゃねえよ

 放火現場に残された謎のグラフィティアート.完璧で仲は良いが時折奇異な行動をとる弟.末期癌に侵された父.今は亡き魅力的だった母.ミステリアスな女性.売春行を斡旋している傲慢な男.独自の哲学を持つ探偵・・・
 主人公の周りに個性的な登場人物を散りばめミステリー小説の形式をとってはいるが,物語の本質は別の所にある.犯人は誰か,またその目的は何かといったことは付随的なものに過ぎない.この本は家族について書かれたものだ.感情が理屈を超えたとき,日常は穏やかさを取り戻し,物語は閉じられる.
 優しい物語だった.
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4101250235
No.89:
(5pt)

楽しめる小説

物語の展開としてはミステリー風に仕上がっている。火事の現場とグラフィティアートの関連。そこに遺伝子を絡めて物語が展開して、上手に家族というテーマを描いている。
文章もとても丁寧な印象を受ける。難解でわかり難い言い回しは少なく、面白いちょっとしゃれた比喩などがみられ味わいとしてもとても楽しめる一冊だと感じた。
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No.88:
(5pt)

冒頭の一文が圧巻!

『春が二階から落ちてきた。』
冒頭の一説を読んだだけで、鳥肌が立ってしまった。
伊坂小説にはこのような一言で読者をひきつける一文が多いと思うが、
この一文は個人的にはベストだと思っている。
内容は、
ある兄弟が連続放火事件を追い事件の謎を解き明かすと言う、
若干推理小説やミステリ的な要素が多いように思えるが、
個人的にはどちらかと言うと純文学に近いようなストーリーだと思う。
落書きの清掃業である弟や、遺伝子診断会社の会社員である兄。
設定や会話に機知を感じさせるものが多く、
読んでいて心地よいと共に何故かにやりとさせられるのは、
会話のそこここに人間を深く見つめた洞察が感じられるからかも。
冒頭の一文から最後の473pまで。一気に読み終えてしまった。
そして最後もまたこう括られる
『春が二階から落ちてきた。』
この一文が気になった人だけでも是非読んで貰いたいと思う。
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No.87:
(5pt)

重層的作品

春と泉水。異父兄弟の二人と、父母、春のストーカー夏子。町で起きる連続放火事件の謎解きが主軸といえば主軸だが、テーマは重層的で重い。しかし軽妙なユーモアでくるまれているので印象は明るい。くりかえされるいろんなフレーズがテーマとも絡まり伏線ともなる。実によくできた作品。ラストでの父の言葉がすべてを救う。これもゼッタイお薦めの一編であります。
重力ピエロAmazon書評・レビュー:重力ピエロより
4104596019
No.86:
(4pt)

何を求めるか次第

何だか異常なくらい賛否両論が割れているようですが、何を求めてこの本を読むか、だと思います。
いわゆる推理物、謎解き中心のミステリー?
大どんでん返しが連続するジェットコースター的サスペンス?
正義の味方が活躍する、痛快無比な冒険活劇?
あるいは、すべての価値観を破壊する悪漢たちが暴走するピカレスクロマン?
この本は、そのいずれにも該当しません。
そういうものを求める方は、間違いなく読まない方が無難です。
ミステリーと純文学の境目ぐらいを、ふわふわと漂っているような小説なので、人によっては、どっちつかずに思えてしまうかも。
ただ、不思議な浮遊感や文章のリズム、「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」なんていう皮肉に溢れた(?)姿勢に共感できそうな方は、ぜひ手にとってみてください。
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4101250235
No.85:
(5pt)

はずさない伊坂ワールド

 知り合いにひょっとしたらいそう…で絶対にいない登場人物たちがジャングルジムのように交差して(もちろん、他作品の主人公たちも)、
砂時計の砂のごとくひとつの結末に流れ込んでいく、伊坂ワールド直球ど真ん中の一冊。
 レイプ被害や末期癌、連続放火事件とかなり重いテーマが凝縮されているにも関わらず、全編通して明るく、自分の存在を許せない春の葛藤すら青春小説のような爽快感を持って読了できる。
 ラッシュライフやグラスホッパーに若干後味の悪さを感じていたが、これですっきりできた。
重力ピエロAmazon書評・レビュー:重力ピエロより
4104596019
No.84:
(3pt)

終盤からか

作者の作品はあまり読んだことがなく、ギャングの話の次なので二作目。
勿体つけた言い回しが続き2/3までは退屈な展開。作者はありえない世界を小説の凄みで読ませる豪腕を持っているのが持ち味だと思うのだけれどその手腕は控えめ。罪と罰をモチーフにしているが主人公の前向きさが暗いテーマを感じさせない世界をつくっている。終盤病室での兄弟と父との対話は好きな世界感であった。
重力ピエロAmazon書評・レビュー:重力ピエロより
4104596019
No.83:
(5pt)

最高の家族小説

また読んじゃいました。
つい最近文庫化されたんですが、なんでも文庫化に際して改稿されたらしいんで。
小説をこんな風にちゃんと2回読むのはじめてかもしれない。
それくらい伊坂の小説が好きだ。
ハードカバーを読んだときのレビューにも書いたが、この小説はすばらしい。
『東京タワー』なんかより、はるかに感動的だし、優れた家族小説である。
そしてとにかく伊坂の文体はおしゃれで、ユーモアがあり、センスがある。
とにかく小説が嫌いな人も読んでみてほしい。
絶対に損はしない。
「僕とお兄ちゃんは最強なんだ。」
重力ピエロ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235
No.82:
(2pt)

残念ながら・・・

正直、半分読む前に話のオチが判りました。ワクワク感もありません。文学的な深みも今一で、やたら表現がくどいと思いました。加えて、なかなか読み進めないストーリー展開です。あまりお勧めしません。
重力ピエロ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:重力ピエロ (新潮文庫)より
4101250235

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