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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全441件 381~400 20/23ページ
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| 直木賞の候補にも挙がっているし、書店ではよく目にするし、伊坂幸太郎ってどんな小説家なのかな?と、常々興味は持っていました。何かひとつ読んでみようと思って「小説、まだまだいける!」との帯に引かれ、初めて読んだのが本書です。読み終わっての感想は、「まわりくどい!」でした。 兄弟の愛、遺伝子レベルを超えた親子のつながり、そうしたテーマはわかります。でも放火、殺人といったミステリー部分について、犯人はすでに読者には早々とわかっていると思うのですが、難しいアルファベットの頭文字から意味を見つけようと解読したり、遺伝子の記号を持ち出したり、頭が痛くなりました。そんな謎解きよりも、もっと人間描写にページを割いて欲しかった。父子三人の関係が、とてもよかったので、残念です。 伊坂作品、もっと楽しめるものもあるはず。ファンの方に教えてもらいたいです。 | ||||
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| 彼が遺伝子を小説に盛り込んで、成功した例だと言えるのではないでか? ちょうど、遺伝子、ゲノム、遺伝・・・などが、大衆に知られるようになり、その前にもこれらの言葉と結びつくのは、一卵性の双子がのでてくる殺人事件・・・(結構な確率で犯人役)ばかりだったので、ようやく、伊坂幸太郎が違う道を切り開いてくれたように思えて、読んで良かったです。 レイプで生まれた子どもが【春】で、少し重い設定のように思えましたが、物語は春が美少年だったので万事、上手く行った様に思えます。男3人むさ苦しい様に思えましたが、結末は中々、いい後味でした。 遺伝子と事件との関連性も、上手く出来ていると思います。 | ||||
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| 伊坂幸太郎作品を読むのはこれが3作目になります。 彼の書いた本と本がどこかでつながっていて、この本にも『ラッシュライフ』や『オーデュボンの祈り』の登場人物たちが登場します。(原作の書かれた順番がわからないので詳しくはよくわかりません) 個人的に、”繋がっている”本が好きなので、この展開は伊坂幸太郎ファンにはたまらないんじゃないでしょうか? 今回この本を読んだ感想ですが、率直に言うと「思ったより面白くなかったかな。」ということでした。 題名的にも期待していたのですが、何だかあまりに内容が把握しやすくて残念でした。 結構どんでん返しが好きなのですが、それにあたるところが自分には少し物足りなかったかな・・・と思います。 個人的には『ラッシュライフ』のようなものを期待していたので、少し残念でした。 | ||||
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| テーマは兄弟愛! 兄弟愛というテーマは何か重いような気もしますが、意外と面白可笑しく読めました。 前作品の『陽気なギャングが…』に続いて笑える作品です。 血の繋がっていない兄妹がそれをどう思うか、と言った非常に考えさせられる作品です。 私もこれを読んでいる間自分の兄弟のことを考えましたが、ハッキリ言ってこの作品に出てくる兄弟と比べると、クズ、です。 そう思ったことを伝えたら、「お前が原因でこの様な良い兄弟になれないんだぞ」と言われました。 違うぞ、私は良い弟だ! 弟最高!といつか言わせてやる。 と決心した今日この頃。 この作品の悪い点を挙げるとしたら、 280 century agoと言う英文が出てくるのです、がそれは間違いです。 正確には280 centuries agoです。 後、芸術に対しての見方が好めません。 一応芸術を学んだ私からしてみると色々な点が「間違って」いました。 まあ、これは人それぞれですから別に大きな問題はなかったのですが、私には耐え難い言い方をされました。 春を目の前にしていたらジョーダンバットで殴っていたでしょう。 そう、上品に。 結論から言って、面白いです、最高です、是非読んでください! 読書嫌いな方でなければ楽しめると思います。 | ||||
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| テーマが重いなぁと思って今まで読んでいなかった作品。でも、読まず嫌いせずに読んでみたら、この重さをあたたかな包容力で包み込んでしまう。血の繋がりだけが家族じゃないんだ。何が正しいのだろう。誰が正しいのだろう。誰か正しいのだろうか。春のしたことに、賛否両論あると思う。でも、私は「間違い」ではなかったと思う。「正解」なんてないから。答えはいつもひとつじゃないから。春にはしあわせになってほしいなぁ。 | ||||
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| ミステリーにありがちな手続きも煩わしくなく、スルスルと、読めてしまいます(果たしてこれがミステリーなのかということは置いておいて)。ただ夏子さん抜きで親子3人で話を進めてしまってもヨカッタのではないかと思います。でも星は5つです。だって面白いんだもん。 | ||||
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| いつもの伊坂作品らしくテンポのよい軽快な会話で何度か声を出して笑ってしまいました。いつものようにそのままサラっと読み終わり、「あー楽しかった!」と終わるのかと思っていたら…ほろっときちゃいました。完全にやられました。2003年「このミス」3位だけなの?この作品が何の賞もとってないのが不思議です。好みの問題もあるでしょうが、2004年「このミス」2位の『アヒルと鴨のコインロッカー』より断然心に残る作品でした。 | ||||
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| 伊坂幸太郎の作品は何冊か読んだけど、個人的には今回が一番楽しめなかった。ストーリーは場所的にも思考的にも同じところをぐるぐる回っている印象で進展性に欠けたような気がした。 伊坂テイストの台詞回しは今回も見受けられたけどこの重々しいストーリーにはあまりマッチしなかったです。 最後のあの台詞には最高に感激しましたけども… | ||||
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| そう思える作品に出会えるのはなかなか難しいですが、出会ってしまった時の感動といったら・・最高です。まだ読み終えたくないのに先が気になってどんどん読み進んでしまう本でした。伊坂さんの小説は何冊か読んでいて、その度に登場人物魅力の虜になってしまうのですが、今回もまさにそうでした。物語の骨組みとなる事件は本当に重苦しく悲しい事ばかりなのに、当事者たちの前向きな姿勢やお互いを思う気持ちでとても暖かな作品になっています。主人公の「兄」が何度となく夢の中で母親をレイプする犯人を殺そうとしますが、殺してしまうと大事な弟「春」が生まれてこないのだという・・相反する感情の中で苦しみます。何が正しいのか・・そんなことは誰にも分からない。「自分で考えろ」というメッセージが心に響きました。そして兄と弟、そして父の漫才のような掛け合いがこの小説を一層面白い物にしているのは、間違いないでしょう。。 | ||||
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| 「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」「人間の原罪」「運命と自由意志」という重いテーマを背負った作品でありながら、作品全体を包み込むようなやさしさに充ちています。これこそが伊坂ワールドの魅力でしょう。気の利いた会話の数々。常識や世間のルールに囚われず、自分の考える生き方を自然にそして胸を張って生きる魅力的な登場人物たち。世間の決めつけや偏見、運命や血の束縛。そうした重たいものから解放され、自分の信じた道を軽やかに歩んでいく。「自分で考えろ!」何が正しいかは、僕たちひとりひとりがきっと分かっているはず。そんな素敵な気付きを与えてくれる作品。 | ||||
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| 本屋で立ち読みしてて、気付いたら80P位読んでたんで、そのまま買いました。外の方のレビューにもあるように、この人の人をひきつける文章は抜群にセンスいいです。颯爽としてて知的で、リズムがある。ただミステリーとして読むとしたら正直、浅いです。まぁ、わけ分からないどんでん返しされるよりいいですけど。外の作品もドンドン読んできたいですね | ||||
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| 全体的に軽快なテンポで描かれている。放火事件の謎解きの面白さだけではなく、親子、兄弟のほのぼのとした関係も読んでいて好感が持てた。泉水と春。二人は父親違いの兄弟だ。しかし、育ての父と春の間には、血のつながりを超えた絆があった。だが一方で、遺伝子レベルでのつながりを断ち切れない春。そこから起こる事件。そして結末。ラストへの持って行き方が見事だ。「重力ピエロ」という題名に託された作者の思いが、しっかりと伝わってくるのを感じた。 | ||||
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| 伊坂さんの著書って独特のキレイ感があり、とっても大好きです。本作も放火事件をバックヤードに家族愛を感じる素敵な物語です。金城さんの著書など好きな人は、この作者の本も楽しく読めると思います。ミステリーという要素は本格系と比べて弱いので、去年のこのミスNo.1である「生首に聞いてみろ」系が好きな人には、ライト過ぎてつまらないという感じがしてしまうかも知れません。 | ||||
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| 私にとって二冊目の伊坂さんの本。まず、出だしにやられました。すぐに引き込まれます。そしてやっぱりこの方は心理描写が上手い作家さんだなと思いました。キャラも魅力的で、ちょっとした行動の裏に見える人物像にすごく好感が持てます。今回1番好きだったのは、お父さんです。平凡なサラリーマンでこれといった特徴もなく…、といった人なんですが、ちょっとした言葉にすごく重みがあってじんとさせられます。妻がレイプされてできた息子に対する愛情。このお父さんはすばらしいです。家族愛が好きな方にはとくにお勧めしたい一作です。 | ||||
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| とても繊細なお話でした。突拍子も無いようなことばかりする弟と振り回される兄。テーマは帯に書いてあった通り本当に重かったのですが、でも笑ってしまうようなところもあり、面白かったです。初めて伊坂幸太郎作品を読みましたが、これからどっぷりハマりそうですvト書きも台詞もどこかスマートでどこか素敵☆若い人が好きそうだなぁと思います。 | ||||
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| ~ストーリーに引き込まれたのは幾つかの謎が一つの確信に結びつく最後50ページ。もっと言うなら残り250ページは何のため?文章の大半は兄と弟、父親と数少ない脇役との会話に占められるが、この会話が曲者。良し悪しではなく好き嫌いでハッキリ分かれるところだし、好きな人にとっては読み応えがあるのだろう。延々と続く舞台芝居の台本調なダイオローグは現~~実っぽさが遠のいてくどい。このまわりくどいセリフから読者に人物像を想像させるのはあまりに無理があり、事実、何を着て、何を食べ、何を見て、聞いて、遊ぶのかといった日常性がごっそり削られていて、なんとなくみんなが薄っぺらい。作者が次々と仮面を変え1人で何役もこなしているようで、息が吹き込まれていない。象徴的なタイトルで物語の筋に関わっ~~てくる各章のエピソードやその構成もいいのに、ダイアローグの違和感ですぐに萎えてしまう。噂の伊坂ワールド、期待していたけどその世界には馴染めませんでした。~ | ||||
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| あっと驚くようなオチでもなく、想定もありえなさ過ぎてちょっと冷める。まあ、こういう本もあるという程度。読む価値がないとまではいいませんが、特別な感慨は沸いてきません。ただ文章は読みやすく丁寧なので、今後に期待したいと思います。 | ||||
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| この話の主要な登場人物の二人―血(遺伝子)の半分しか繋がっていない兄弟―私と弟の春。この二人の関係性がものすごく好きです。あっけらかんとしているようで、互いを深く信頼しきっている。私は兄で、春が弟というのがお手本のような兄弟である(想う兄と想われる弟)。それを眺める父親もなんだか温かい。話の筋は温かいものでは決してない。でも、登場人物の生き生きとした存在感がこの話に一種の爽快感を付与している。やはり伊坂幸太郎は巧いなぁと思わせてくれる。村上春樹の作品の中に流れる雰囲気を「村上ワールド」と呼んだりするが、もはや伊坂も「伊坂ワールド」を確立しつつある。 それだけではなく、多く出てくる引用、遺伝子の知識など、よく考えてあるし、センスも良い。ゴダールの映画の退屈な感じ。あれは、僕は好きだけど、好き嫌いが分かれるだろうなぁ。物語とは関係ないけど多く出てきたので・・・。 これからいくらでも成長できそうな作家であることは間違いないでしょう。今のうちに読んでおいて損することはないです。 | ||||
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| おもしろかったですよ、ええ。でも、同著者の「チルドレン」を読んで結構おもしろくて期待してただけにちょっぴりがっかりでした。チルドレンは短編、本書は長編。この本、少しだらけてしまいます。先読めるし。さらっと暇つぶしに楽しむにはいいかもしれませんが、購入しておいて何度も読みたいタイプの本ではないかなという感じ。・・・高いしね;笑 | ||||
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| 1つめ。「罪を逃れて笑う者」に対する憤慨と“闇の処刑”はこの方の作品で良く表現されるものですが、今回はやりすぎ感が強くて鼻につきます。『オーデュポンの祈り』のように隔絶された、おとぎの世界が舞台であればまったく気にならないのですが、こうまで堂々と私刑を行っておきながら「軽く」すませて自分は逃れてもOK、ってのはどうかと。「正義の処刑人」きどり、、、にならないことを祈るばかりです。2つめ。他の伊坂作品に比べてもネタもプロットもあまりに弱い。そもそもミステリーと呼べるものではないですよ、これは。 | ||||
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