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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全441件 141~160 8/23ページ
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| 放火犯をめぐる兄弟の出生を解き明かす物語といった内容。読者受けをする、ちょっとした技術的小ネタをちりばめたり、人物関係やストーリー展開を複雑にしたりして面白さを追求することは認める。が、「重力」なり「ピエロ」なりの言葉がどういう象徴的メッセージなのか最後まで残念ながら確信は持てなかった。「家族の絆は、重力を消してしまえる」そんなセリフもあるが、意味合いがそうであれば、ちょっとこそばゆすぎて・あまったすぎる。 | ||||
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| 物語に引き込まれた。さすがだと思う。 ストーリーもすばらしいと思う。 読んでいない人は「読めば」とおススメ できる一冊だ。 | ||||
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| この作品で、直木賞獲ってもよかったのではないでしょうか。 とにかく、470ページを一気に読んでしまいます。 遺伝子、ネアンデルタール人、クロマニヨン人、ガンジー、 バタイユなどについての知識が散りばめられており、 雑学を身につけられるという副産物もある。 機知に富んだ会話、アイロニカルな地の文、よく練られた 構成、内容が濃い作品だ。 会話文の中に、人生についてのアフォリズムとも読み取れる 台詞が交わされる。 「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」 (106ページ) 「まっすぐに生きていこうと思えば、どこかで折れてしまう。 かと言って、曲がれ曲がれ、と思っていると本当に曲がる」 (117ページ) 「自分が考えているようなことは、別の人間も考えているって ことだ。大抵の企みは自分に返ってくる」(178ページ) 「気休めっていうのは大切なんだよ。気休めを馬鹿にする やつに限って、眉間に皺が寄っている」(196ページ) 「多数決と法律は、重要なことに限って、役立たずなんだ」 (209ページ) 「綺麗ごとを言っているうちは、何も変わらないんだ」 (246ページ) 「見かけで物事を信じるのは大事なことではあるけれど、 恥ずかしいことでもある」(254ページ) 伊坂幸太郎と同い年(1971年生まれ)の私としては、 ジャン・リュック・ゴダールの使い方に、ニヤッとする。 そして、重力とは「親子の血のことである」という メタファーに、中上健次を想起するのであった。 伊坂の小説は、同世代の文学好き、サブカルチャー好きに、 プラスαの楽しみ方を提供するのだ。 | ||||
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| 面白い。 犯人はすぐに予想がつくけど、それでも面白い。 爽やかな伊坂ワールドが展開され、合間に入る伏線も素敵である。 読んでいてテンポよく飽きさせない工夫が随所になされていて、すごく気に入った。 父と子、血縁、肉親いろいろと古くて新しい問題を自分の中でも考えさせられた。 実に面白い作品だと思う。 | ||||
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| 登場するすべての人が救われるための手順... この順番を踏んでいかなければ、こおやってゆっくり手順を踏んでいかなければ.. 誰かの心が救われない。 存在を許されない。 そおいう意味では、強姦魔もまた.. こおなることで救われたと考えるよりない。 これは、愛とか優しさとかの踏絵です。 焦点がストーリーの表面以外にあることに気づくまで時間がかかって辛かった。その分星1つ割引です(*'艸`) | ||||
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| 展開は、ミステリー好きなら簡単に読めるお粗末なものというか、ミステリー小説とは呼べない代物。 ただ、文章力はそれなりにあり、読者を引き込む力はあると思う。 例の『俺たちは最強の家族だ』という発言自体には、必然性はなく、出てくる文脈やノリが なんだろう、あえてこういう言葉遣いをするのが感動みたいな底の浅さと、何故かオタク的なひ弱さを感じた 彼は村上春樹チルドレンと言われているらしいけど、単に劣化村上春樹なんじゃないかと正直思った。 総合的に言えば話題や評判を鑑みると期待はずれ。 | ||||
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| 私はこの小説の非現実的なところが とても素晴らしいと思います。 伊坂幸太郎さんの小説にはいつも自分に響く言葉があって泣きそうになります。 世の中に向けているメッセージがあるのだな 読んでよかったと思われるために書いてくれているんだと 毎回感じます。 すごいと思う。。自分には絶対書けない文章で 私は感動してしまいます。 | ||||
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| ついつい引用したくなるような偉人の言葉や軽快な会話が、好きな人には堪らないのだろう。 テンポよく挟まれる回想シーンも抜かりなく、物語の構成力の高さが窺える。 ただそれらは村上春樹の「スパゲティを茹でた」みたいなもので、お洒落さや新しさはあるものの、小説・文学という視点では薄っぺらいと言わざるを得ない。 伊坂さんの作品は他にも幾つか読んだが、結局のところ「過程」を面白おかしく描いているだけで、肝心の「結果」の部分が弱いのだ。 これはどういう意味なのだろうか?と読者に考えさせておきながら、それは単なる思い付きで大した意味はありませんでしたというような展開。 言い換えれば、面白いアイデアは思いついたが、飽きて途中で止めてしまったような感じだ。 私は比較的会話も楽しめたし、引用の数々も雑学として見れたので★3つ。 上に書いた通り、「物語」を楽しみたい人は読まない方がいいでしょう。 | ||||
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| 伊坂幸太郎さんの本は、一気に読みたくなる。 止まらない。 「重力ピエロ」は、 ミステリーとしても、ある家族の物語としても、 人の心理を描く本としてもおもしろい。 さすがの描写にストーリー。 直木賞候補になるってこういうことなのかな。 こんな小説を書ける人は、芸術家なのだと思う。 | ||||
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| 絶賛の前評判を知識に入れていたせいか、読み終えて「あれ?」という感じ。 後半〜終盤にかけての展開もなんとなく先に判ってしまったため、伊坂ファンではあるものの評価は低いです。 | ||||
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| 小説にはエンタテイメントを求め、ミステリーには「そんな結末が!」というのを楽しむ私には苦痛でした。 同じような会話や出来事がだらだらと続き、堂々巡りをしているかのようでした。 これだけ高い評価もあるのだから、私には馴染まなかったということでしょう。 | ||||
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| 最後まで面白くならなかった。 単純に起承転結が無い作品。 そもそも主人公が謎解きを始める動機が曖昧なので、彼に意思がなく、ご都合主義で動かされている気がした。会社勤めの主人公が夜中張り込みするのも幼稚でバカバカしいと思ってしまった…。主人公兄弟が中高生という設定だったら行動に納得がいくと思う。 作者は無関係の死者を出さずにストーリーをすすめたが、放火は重犯罪。どれだけの人が迷惑するか?放火が続く地域に住む人々の恐怖心などに思い至らない作者は、放火をたんなるサインとして使っているため、あまりにも他人ごとの主人公兄弟が不快だった。自分達の事ばかりで、まさに「ジコチュー」で「アサハカ」だと思う。 おかげで登場人物達に共感が出来ず、読み終わっても「なんじゃこりゃ」という感想しかない。 それぞれのキャラは立っているが肝心のオチに全く意外性はない。はじめはカッコイイと思えていた春が、単なるバカにしかみえなくなった。最後まで読むとキャラの魅力が消えてしまう残念な作品。 唯一の救いは父親かな。よって星1でなく星2 | ||||
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| 周りにファンの方が多いので読んでみましたが、 私には合いませんでした。 表現や会話の内容が稚拙に感じましたし、 物語に必要の無いエピソードやキャラ設定が多過ぎると思いました。 ページ数を三分の一は削れそうです。 ストーリーに関しては、いくつかの重犯罪を詰め込んでいながらも、 その重さを全く感じさせない作りになっていました。 伊坂幸太郎さんの本を読むのは初めてなのですが、 ストーリーに合わせて、あえて表現や会話を軽くしたのでしょうか? おしゃれでポップな雰囲気が好きな方にはお勧めです。 | ||||
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| 本書を読む前に同じ伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』を読み、レビューをした。 そこには「映画を先に見てオチが分かっていたから」という理由で星3個をつけた。 本書も同じ理由で同程度の評価をしようと思ったのだけど、「ある理由」を加えて4個にすることにした。 それは『哲学書』的な部分があったから。 私は本書だけに限らず、本にしろ、映画にしろ、その作品から「哲学」を読み解くことが必要だと思っている。 そうすることで自分を大きくするため、人生を充実させていくことができると思う。 私が見たものではそれは大きなものに隠れていた場合が多かったのだけど、本作は見えやすく、伝えやすいようにしてあったところがよかった。 良い言葉はたくさんあったが、印象に残っているのは「地味で退屈な事柄にこそ神様は潜んでいるんだ」「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」など。 他にもたくさんあるのでこれから読む人はその辺りに注意をするとより多くのことを学べると思う。 もう読んでしまった人もそれを探していくことで新たな発見があるのではないかと思う。 | ||||
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| 読んでみて、とても不思議な感じでした。 伊坂さんの小説はオーデュボンが初めてでした。独特なユーモアセンスに惹かれて、とても面白かったのでこちらも読ませて頂きました。 で、 感想なんですが、読んでいて面白いと思うし、アホかって思っちゃうところもあります。 ようは良い面をみるか、悪い面をみるかで評価が大きく違ってくると思います。 良いところ 涼しげな文章 芸術にたいする登場人物の思い 両親の前向きで、明るい性格 ←ここがこの小説で一番よかったです。とくにお父さんがいい! 悪いところ 春の人を見下したような態度 ←見下すっていうよりは、イケメンだからなにしても許されてるっていうのが近いかな。。。 現実的に考えれば春くんみたいな、独特な空気を持つ男の人は、女の人から嫌われるだろうなあ。ちなみに私は女ですよ。 うんちく 謎解きがつまんなかった 泉水と春のキザな会話 こんな感じでしょうか。著者が若いからか、ベテラン作家のような重厚なストーリーは一切ありません。 オーデュボンでもそうでしたが、伊坂さんの作品は全体的に、涼しげでユーモアにあふれているのですが、心の葛藤というものが抜けている感じがします。 | ||||
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| ちょっと変わった家族の物語です。 個性あるキャラクターと謎解きと家族愛が絡まった愉快な小説です。 空想の世界を描きつつ、身近な感じがよいと思いました。 | ||||
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| なんだかんだで最後まで読んだので、最低な作品とまでは言いませんが、納得できない事柄があまりに多い。文体がしゃらくさくて、作者とは友達になれないだろうなという感覚を強く覚えた。(逆に言えばそれだけ個性的ということではある) レイプされたときにできた子どもを産むという発想が理解できない。しかも理由が神様に「自分で決めろ」と言われただって。もっと納得できる理由にして欲しかった。兄貴が遺伝子を勉強しているのも、放火の手口も全部ご都合主義なので、人間が描かれていない。興ざめしてしまった。 確かに少し感動しかける場面もあるが、「はい、ここでホロっときてね」と作者が言っているようでイライラした。僕には合わなかった。 | ||||
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この著書でも伊坂ワールドは全快だったが如何せん、前評判で自分の中でハードルが上がっていた所為もあり、今ひとつだった気がしてならない。まず、参考文献の多さに辟易する。いい話かもしれないし、部分的に巧みだと感じる箇所はあるものの、やはりどこかチープな印象は最後まで拭いきれなかった。犯人がすぐわかったなんて言って低評価している人もいるが、そもそもこれはミステリとして捉えて読んではいけないと思う。だからガチガチの本格ファンとかには低評価なのはわかる。女の子には人気がある小説だということも読んでみてわかる。でも、そうかといって面白くないわけではない。確かにひきこまれる作品でもあるのだ。伊坂ワールド…… | ||||
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| これは、読む人によって解釈が違ってくると思う。 むしろ、伊坂さんはそれを計算していると思う。 そこが分かるか、分らないか。 作者自身、法学部だったこともあり、何が善で、何が悪か、法律が全てなのか、否か。 それは見方によって全然違ってもくると言いたいんだと思う。 他の伊坂さんの作品でも、そう感じさせられる作品がありました。 アヒルと鴨のコインロッカーもそうだと思います。 だから、あえて最後に春がどうなったかは、描かれていない。 そこから先は、読み手の善悪の判断による、という事を計算してると思う。 伊坂さんは、こうゆう押しつけるんではなく、読み手に任せること多いですよね。 ミステリーとして浅いという人もいるだろうけど、全然そうは思いません。 ミステリーとしてではなく、伊坂さんの、その問いかけが読み手に投げかけられてるんだと思う。 私はすごく好きな作品でした。 かなり重い題材なのに、読んだ後には、じんわり暖かくなる。 そこもすごいと思う。 じんわり涙が出る所もあれば、 たった一言のセリフで、突き上げられるようにこみ上げてくる所もあり。。 「深刻な事こそ、陽気に伝えるべきなんだ」のセリフ同様に、 この小説もそうゆう描かれ方をしてると思う。 謎解きと同時に、ある登場人物の思いも紐解かれて、すごく切なかった。 面と向かって手伝ってと言えない。。分ってくれるかどうかも。。 だからああゆうやり方をしたー。。 有名人の言葉の引用以外にも、伊坂語録出てきてました。 やっぱり、 「楽しそうに生きていれば、重力なんて消してしまえるんだよ」が、1番好きです。 やっぱりお父さんの役割は大きいし、素晴らしい。 すごく深い作品だと思いました。 私の中で人生を変える1冊に入ります。 出会えてよかったと思える作品でした。 確実に”残る”本でした。 | ||||
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| 愛する母と強姦魔の間に生まれた春。そんな春を尊敬し、愛する弟想いの泉水。そんな兄弟と家族の心暖まる謎解きミステリー―― 雑学、薀蓄がてんこもりで、直接物語に関係無いものも多いが読んで得した気分になる。 そもそも、本の存在意義の一つは情報を得る事だ。 物語にすんなり入ってくる薀蓄は良いアクセントとなっている。 ミステリー小説としては、やや物足りなさを感じるが、 それを補って、家族の暖かさと絆を感じさせるハートウォーミングな一作。 | ||||
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