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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全435件 61~80 4/22ページ
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| 私は伊坂幸太郎さんのお話が大好きですが、この本は好きなものの中でも上位のものです。 親子の絆というか、そんな安いものでは表せない何かを感じました。 特に父親が春に、お前は俺に似て嘘が下手だと言ったシーンがとても好きですね。 | ||||
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| 最近、自分の中で第2期伊坂幸太郎ブーム来てます。 本作品は以前読んで伊坂作品を読むのを辞めるくらいに大嫌いな作品でした。(好きな方ごめんなさい。あくまでも個人的感想です。) 今回、「アイネクライネ〜」読む機会があり、一気に伊坂作品読んでまして、本作ももう一度読んだら感想変わるかなぁと思って挑戦したのですが、やはりダメでした。 泉水、春家族に全く共感出来ませんし、やたら、偉人や文学の引用が出てくるのが、物凄く鼻について嫌でした。 伊坂作品が嫌いな方ってこういうところが引っかかるのかなと… 他の伊坂作品はとても好きなのに、重力ピエロは私には合わないんだなと思います。 それでも最後まで読めてしまうので 伊坂さんて凄いなって再確認です笑 | ||||
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| この小説には致命的欠陥がある。それは主人公の弟、春の出生にかかわる謎、すなわち何故両親は①春を「生む」決断をしたのか?②なぜ、春に「お前は強姦魔の子どもだ。」と教えたのか?物語の根幹をなすこの重要な疑問に、冒頭から釈然としない思いを抱きつつ、最後まで読んだが回答らしきものはついに提示されなかった。①に対しては父親が「生む」決断をする描写があったが、「たとえ強姦魔の子どもでも命にはかわりない!」程度の安っぽい理由で、肝心の妻の葛藤や苦悩が全く描かれていない。②に至っては全く説明なし!かくのごときおぞましい事実を何故春に教えなければならないのか?その必然性を全く理解できない。こんな話を聞かされた春は、強姦魔だけでなく、よく父親を恨まなかったものだ。知らぬが仏とか、嘘も方便とか、まさにこのような場合に適した言葉であろう。父親が春を本当に愛しているならば決して伝えてはいけない真実だ。 他の多くの方がレビューされている通り、気障な比喩、脈絡のない引用や芸術に関する蘊蓄などが鼻につく。物語そのものは薄っぺらなミステリーとも言えないミステリーで、贅肉を落とせば30ページ程の短編でことたりる。すなわち残りの400ページあまりは物語の本質に関係のない無駄話に費やされているのだ。しかも百科事典で調べてきた知識をひけらかす小学生のごとき浅はかな内容。 この小説は登場人物が極めて少ないのだが、その理由がわかるような気がする。伊坂幸太郎氏は複雑なストーリーをかけないのではないか?氏の他の作品を読んでないし、金輪際読む気もないので、飽くまで推測だが。なぜなら主人公の会社の社長、同僚、青葉山で偶然出会った男性。いずれも何しに出てきたのかわからず、物語の進行に何らの影響を及ぼさない。あと、夏子さんは何なの?そんな気持ち悪いストーカーと付き合うか? 極めつけは小説の冒頭と末尾に出てくる「春が二階から落ちてきた。」という一文。技巧としては面白かろうが、こんな下らぬ小手先の技に走る暇があったら物語をよりリアルにする点にこそ努力を指向すべきだろう。だいたい仙台が舞台だそうだが、青葉山と広瀬川という地名以外仙台らしきキーワードが出てこないのだから呆れる。間違いなく著者は仙台で取材していない。実にいい加減な物書きだ。よくこれで売れっ子作家たり得るものだ。 途中で投げ出したくなってる方、是非最後まで読んで下さい。私の書いていることに嘘はありません! | ||||
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| ラッシュライフが結構おもしろかったので、有名な本作品を買ってみた。 なんとも言い難い読後感w 先にラッシュライフ読んでおいてよかった、、初めての伊坂作品がもしこの『重力ピエロ』だったら二冊目に手を出すことはなかったかも。 著者は若い方?名前は有名だけどよく知らないんだが、レイプで孕んだ子を、この現代社会で産み落とすことの重さとか現実問題をまったくわかっていなさそう。 産まれてきた子どもはつまり強姦魔の子ども。 誕生と共に重い十字架を背負わされてるってことなんだけど、家族の絆でどうこうなるのか??って。 まぁそこは小説だし夢がある?といえばそれまでなんだけど。 作品の中でも述べているように 『重要なことは軽く』言うべきなのかね、そういうお話を書きたかったんだろうな。 春の親父さんが全てを物語ってる。 精神が不安定な兄弟の葛藤は、様々な偉人の台詞を引用しつつ必死に覆い隠されている。 隠されてないけど。 なんというか、批判覚悟の上の挑戦的な小説なのかな。 気取っていて理屈っぽい、一見そんなお話なんだけど、好きな人にとってはたまらないだろう。 謎解きでもなく、陰惨な事件ものでもなく、社会問題を掘り下げる出もなくただただ自分の書きたい物を書いている、そんな印象を受けた。 さっかとしてさ | ||||
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| テーマは、遺伝子を超えた家族愛だと思う。 爽やかにコミカルにテンポよく、読みやすい文体で書かれている。 作中の家族愛や絆を感じるくだりでとにかく感動してした。家族愛を語る作品はありきたりでむず痒くなるような展開の作品が多い中、伊坂幸太郎の本はどれも温かい気持ちになる小粋な作品ばかりだ。 引用の多さ云々で批判が目立つが、わたしにはとてもよい作品だった | ||||
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| 私にはあわなかった。 折角の日曜日をこの小説に奪われた事が腹立たしいと感じるレベル。 ①連続婦女暴行、殺人、放火と大きなテーマを扱う割に、何が言いたいのか伝わってこない。 結局、重い過去を克服したといいたいのか?それとも考えすぎなければ人生は無重力でハッピーに生きられるといいたいのか? テーマの1つ1つをよく考えた上でこの内容なら、失笑ものである。 ②物語の半分を構成する蘊蓄が浅すぎて痛々しい。 遺伝子だTGCAだと得意顔で話しているが、文系でも習う高校の生物レベルである。読者を馬鹿にしているとしか思えなかった。 しかも、兄の気を引きたくて遺伝子っぽい要素を入れただけで、オチがないという悲惨さである。 ③表現方法の一種なら申し訳ないが、登場人物の掘り下げ方も浅い。 春の特異性には度々触れられているが、父と母の苦悩や、葛城の異常性の背景などは完全に放置である。 目を引くために、ちょっとユニークな人を投入してみました、思考や感情は勝手に想像してね、という雑な印象を受けた。 | ||||
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| 初めて伊坂作品を読ませて頂きました。 最初と最後のある部分に、おっと思わせて頂く部分があり、なかなか面白いことをする作者だと感じました。 本のテーマは復讐というところなんでしょうか? 復讐する原因と理由は明確に腹に落ちるのですが、その手段が少し首を傾げずにはいられないかな?と思います。 本の途中部分で話の筋が見えてしまいますが、それでも最後まで読んでみたいと思わせるところは作家の力量ですかね。 読んだ後にアマゾンレビューが3.5というところには非常に納得できました。 | ||||
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| 前から気になっていたので古本屋で購入。一行目に「おっ」となったし序盤は面白いなと思って読んでいったのですが…半分読まないあたりで挫折。 テーマ上仕方のないことではあると思いますが、終始原始人だの性だのを兄弟で話し合っています。本当に、まだその話続いてんの?と言いたくなるほど話に持ち出します。今放火魔を捕まえようとしてるんだよね?と主旨を確認したくなる位ねじ込まれてます。鬱陶しくて仕方がない。 兄弟で小難しい話をしたとしてもそうそう頻繁にはしないと思いますし、二人ともいろいろな面で偏見に満ちていて、人を小馬鹿にしたような態度も目に余る。 登場人物全員言い回しがキザッたらしいというかクサいというか…事あるごとに偉人や小説の引用の応酬をしたり…そうしなきゃ会話できないんでしょうかね。こんなに不自然な会話文を読んだのは初めてです。 それと、社長が長々と4ページ程にも及ぶ例え話をする件、あれ要りますか?なんだか、著者が「上手い例え話でしょ?」とどや顔をしてるように見えるのは私だけでしょうか。 文中に「小説は虚構を楽しむものであって誤りを指摘するのは野暮」とありますが予防線を張っているようにしか受け取れませんでした。現に末部分に「遺伝子会社の仕事内容は完全に想像で書いたもの。フィクションなので怒らないでね」というようなことが書いてあります。いくらフィクションでもそこは現実味を持たせるためにも、何より遺伝子をテーマと(しているのだろう)するならちゃんと調べたうえで書かないといけないと思います。作中に「小説に嘘がないかチェックする父親」が登場するのに…(笑)わざとそうしているのかもしれませんが、滅茶苦茶です。 とにかく全体的に鼻につくし、何が言いたいのかよくわからず。最後だけ目を通しましたが、理由のある殺人を肯定するような展開に「は?」。高尚な読書家の方は良さがわかるのでしょう。 どんなにつまらない小説でもなんとか最後まで読む質なのですが、これは読了する気になれませんでした。 不要な文を削ると中編以下の代物でしょうね。著者の作品群のなかで最初に手に取る小説を誤ったようですが他のをおススメされても買わないでしょうね。 | ||||
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| 決しておもしろくないわけではないのです。この作者の作品は一体何を伝えたいのか、読んでるうちに主旨がわからなくなってしまうことが多く、そして必ずと言っていいほどにどんな話だったのか、読後におぼえていません。読んだか読んでないのかも忘れてしまうくらいなのである意味スゴイと思います。今回もアヒルと鴨同様映画から先に入りましたが、やはり印象は薄くきっとここにレビューを書かないと忘れてしまうでしょう。好き嫌い別れる作品だと思います。 | ||||
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| 強姦によって生まれた弟を持つ兄弟が連続放火魔や落書き犯を追いかける物語。 キーワードごとに章立て(節立て?)されていて、そこそこ読みやすい。 ストーリーも淀みなく、つっかえるところもないので、文章としては十分評価出来る。 ただ、題材がかなりエグい。 今作ではレイプによって生まれた子供の話なので、何というか読んでいて苦しい。 私がが被害を受けたわけではないし、生々しい表現が出るわけでもないが、読んでいて嘔吐感を感じた。不快感ではないけど、読んでいてとにかく辛い。 結末も何だかあっさり終わってしまって、薄味。 無理して読むほどの作品ではなかったな…。 読んでいたら「オーデュボンの祈り」のくだりや、伊坂作品名物(有名人)の黒澤が登場していた。 そのあたりを楽しみたい方は読んでも損はない作品かもしれない。 | ||||
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| 舞台が地元なので風景を思い出して読んでいました。実写化よりこちらの方が好きです。 | ||||
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| 多くのレビューで批判されていますが、本書は様々な名言・格言の引用が頻出します。 しかし私は「引用」の多さこそが本書の重要な特徴だと思っています。 そもそも伊坂氏の他作品では、本作品ほどに多くの引用はありません。 つまり、本作では「あえて」引用を多用したということになります。ではその理由は何なのか。 それは本作における「引用」が「遺伝子」というものへの必死の抵抗の痕としてあるからです。 引用されるものは人類の文化・文明に貢献した偉人達の言葉です。 そしてそれを口にするのは「遺伝子」という抗い難い出生を「文化(=社会的な環境)」によって乗り越えたい、乗り越える事が出来る、という「祈り」から来るもののはずです。 しかしこれらの「引用」が話の本筋にあまり関係がなく唐突に出され、もはや空虚に響いてしまっているのは、 やはりその「引用」は「遺伝子」を前にして勝つ事が難しい、結局はそれらが登場人物たちの「強がり」に留まっている事の現れだと思います。 もしも本当に「引用」に登場人物たちが救われているのであれば、彼らはことあるごとにそれを必死に口にする必要はありません。 救われていないからこそ、強がりでしかないからこそ、彼らは必死にそれを言うのです。 引用が空虚で不自然だ、寒い、というのは、実は作中の登場人物たちが一番心の中では身に染みて分かってしまっていることなのです。 そして作者レベルでは、「衒学的で空虚な引用の数々」は、その引用が強がりでしかない事を表現するための、意図的な表現であるはずです。 引用が寒い、というのは、他人から見たら登場人物たちの強がりが痛々しい、という事なのです。 しかしそれに寄りかからなければいけない絶望感の表現。それこそが本書における「引用」の正体であり効果です。 そしてそんな空虚な引用は、やはり「遺伝子」の前に敗れ去ります。そう思っているからこそ、ハルは事件を起こします。 そして本書は「空虚な引用」から「自分で考えろ!」(父親が聞いたという神様の声)へ主人公たちが行動を起こしていく物語です。 事件の後には、もう彼らに空虚な引用は必要ありません。 だからこそ「楽しそうに生きていれば、地球の重力なんてなくなる」という彼らの家族オリジナルの名言こそが最後には彼らの信念となり得るのです。 個人的には本書は「引用」あってこその物語である、と感じます。 | ||||
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| 伊坂幸太郎の物語にしては、放火は 誰がしているのかが わかってしまう仕立てだった。 兄 イズミ と 弟 春。 イズミから 春を見ながら 春の忌まわしい出生について、傷つきながら、春を見守る。 父親が 立派である。 神にすがろうとしたら 神は『自分で考えろ』といった。それで、自分で決断した。 すべてを受け入れる覚悟 をもって。その父が ガンで 病院に入っている。 それでも、元気だった。 桃 をもっていったり、53のシャツをもっていったり、春は 実にこまめである。 遺伝子をめぐって 謎解きがされるが、まぁ。ちょっと、無理があるね。 ストーカーの夏子さんが ヘップバーンになるのがいい。 本格的ストーカーとして登場する。 女性ストーカーは ちょっとおもむきが違っていいね。 | ||||
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| 図書館で借りて読んで、欲しくなってしまいました。 今のところ、伊坂幸太郎さんの作品の中で一番好きです! | ||||
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| two years agoと普通に頭に浮かぶ人なら (複数)century agoなどおかしいと思ってほしい それが気になって気になって。。。 なんかほかの作者の博識ぶりも疑ってかかりたくなった そもそも橘玲が「言ってはいけない」でこの本に触れていたんで 読みたくなって読んでみたのだけど なんせ橘玲も眉唾物だからなあ この本よりも「アヒルと鴨のコインロッカー」のほうが面白いと聞いたので 今度はそっちを読んでみようと思います | ||||
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| とても安く購入できたので、もう2 冊購入。 それでも1 冊分の値段よりやすかったです。 満足。 | ||||
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| 伊坂幸太郎の本は色々読んでいますが 今回の作品も面白かったです 商品単価が安かったこともあり 満足できる買い物だったと感じています | ||||
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| 伊坂幸太郎さんの作品は初めてでしたが、心を打たれる場面がいくつもあり、読んでよかったなと思います。文体もとても綺麗で読みやすいなと思いました。特に冒頭部分で引き込まれました。歴史的偉人の名言や引用が多いことも興味深かったですし、勉強になりました。 | ||||
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| ネタバレになるので細部は記入しませんが購入して損はありませんでした。 作者が好きな方にはお勧めします。 | ||||
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| 「アヒルと鴨」に感動して、こちらも手にとってみました。 ずいぶんと作風が変わるんですね。 いや、変わってないのかな? 重力ピエロ、テーマはいいと思うんです。 でも、どなたかも書いておられるように、殺人を肯定してしてまってはいくらなんでも。 伊坂氏というのは、ミステリー作家ではないんですかね?ミステリーを期待して読んだのがいけなかったのかもしれません。 | ||||
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