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ノッキンオン・ロックドドア
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ノッキンオン・ロックドドアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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画家がアトリエで殺されていた。 その部屋は密室だった。 背中からナイフを刺されていて、自殺を偽造したわけではないのに、何故密室にしたのか。 そして六枚の絵が額縁から外されていたが、一枚は赤く塗りつぶされていた。何故塗りつぶしたか。塗りつぶすならなぜ一枚だけで他は塗らなかったのか。 どのように密室を作ったかいかにアリバイが作られたかなどのどのようにしての謎。 何故全てのものがひっくり返ってるのか。何故被害者は全てをひっぱがされて裸なのか。何故の謎。 ミステリーの醍醐味として昔からこの二つは取り上げられてきたが、この作品はいかにしての謎解き専門の探偵と何故な謎解き専門の探偵が二人で事件に取り組む。 いかにしてその犯行を可能にしたか。 何故そんなことが成されたか。 ミステリーの本質が純粋ににさらけ出される。 骨格があらわになり、ああ、過去の名探偵はこうやって謎に立ち向かったのかとわかって面白い。 不可能な犯罪を可能にした全てがカチリと当てはまり鍵穴が開く瞬間。 不可解な物を解き明かした瞬間に見えてくる人間の存在の闇。 分けることでどうしょうもなく鮮明に見えてくるミステリーの本質。作者の狙いは見事です。 | ||||
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