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日の名残り
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日の名残りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全402件 241~260 13/21ページ
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一気に読みました。淡々と物語は進んでいきますが、イギリスの風景と相まって心に何かを伝えていきます。最高の本だと思いました。 | ||||
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大英帝国の歴史の一端が垣間見れる。 執事として能力のピークを過ぎたスティーブンスが、 過ぎし日々を語る、しみじみと日のなごりを。 なんと切なく愁いを含んだ語りだろうか。 訳者の語り口が物語の情景と執事の過去を見事に再現している。 執事とはかくも大変な仕事とわ。 「組織的な思考と先を読む能力こそ執事の基本的要件」なるほど。 本を読んだという満足に浸れる作品。 自分にも振り返る過去という時間の方が長くなってしまった | ||||
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知人のすすめでカズオイシグロさんの本、初めて読みます。楽しみです。 | ||||
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暗く、何が言いたいのかわからない文。ノーベル賞受賞後なので、一時的に売れるのでしょうが、かなりの読書家でなければ読破は難しいと思います。読書は趣味ですが、こういった作品がノーベル賞に値するとは、、、私が未熟なのかもしれない。 | ||||
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読んでて書いてある意味が分からないと言うことは無かったが、やはり日本語訳に違和感がある。 というか、もっと上手い表現あっただろうにと思わざるを得ない箇所がちょくちょくあった。例えば、何かを認識することを訳者は「認める」と言うのである。 よって、原著のニュアンスがしっかり反映されてる事に対しては疑問。 | ||||
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ノーベル賞作家の作品で、映画にもなっていたので、原作を読もうと思った。 | ||||
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10年ほど前でしょうか。カズオイシグロという、「日本人」だと思って手に取った不思議な装丁のこの本に、 とても味わい深い感動を受けました。 この作品は中でも、なんというか、古典性と同時に同時代性もあって、上質なクラシック音楽のような 深い感動があるんですよね。こういう感じのトーンの文学はカズオイシグロ以外にはあまりないと思います。 私が思うに、カズオイシグロ作品の中でも最高傑作は、やはり、この「日の名残りremains of the day」でしょう。 明晰かつ端正な文体で、翻訳でもその丹念さが伝わってきます。 ずっと本棚に置いておきたい名作です。 おすすめです。 | ||||
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今年のノーベル文学賞受賞の作家で私と郷里が同じ長崎出身とのことで、ずっと後輩になる方ですが心理描写に興味があります。楽しみに読みます、有難うございました。 | ||||
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ネタバレにならないようにストーリーは書きませんが、とても素晴らしい小説です。 タイトルに込められた意味がいくつも重層的に重なって、その中で生きる個人の人生の喜びや悲しみを浮かび上がらせています。 | ||||
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恥ずかしながらノーベル文学賞受賞ということで、イシグロ氏を知りました。 早速、英国を舞台としたこの作品に興味を覚え、購入しました。初めは、自分に理解できるだろうかと不安でしたが、読み出したら一気に読めてしまいました。 翻訳が綺麗にまとまっているのも良かったと思いますが、執事の目と言葉を通して、丁寧な文章で一貫しており、それが新鮮で、却って集中して読めたのかなと思います。 私の語彙力では、この作品の素晴らしさが上手く説明出来ないかもしれませんが、スティーブンスの執事としての姿に敬服するばかりでした。父であり執事でもあるウィリアムとの話、女中頭のミス・ケントンとの話、ダーリントン卿の栄光から没落への話などが絡められ、執事としても時代の流れの中でも歴史を重ね、それが回顧されるきっかけとなった小旅行中でさえも、執事とはと職務に忠実な姿が、逆に切なくも映りました。 淡々としてはいるけど、心地よい余韻の残る作品です。 原文の英語も読めたら挑戦してみたいですね。 | ||||
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夕日の輝きが美しい人生でありたいと思えた作品でした。品格についても考えさせられます。 | ||||
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はじめは定番的な古きよき執事の物語として退屈するのかなと思っていましたが、全然ふるくはなく、人間の感情の駆け引きが落ち着いて、しっかりと伝わってきます。貴重な一冊になりました。 | ||||
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売り切れでkindleでしか買えなかった小説でした。イギリスローカルの小説の雰囲気です。以上。 | ||||
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とにかく心地の良い本!に出合えました。訪れたことのないイギリスの風景がふと思い浮かぶような、優しいたおやかな本です。今まで何故読まずに来たのか、後悔すらしました。 | ||||
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おこがましいのですが、イギリス物が好きなので上下関係は勿論風土を織り込んだ、重みのある内容で余韻も残す作品と思いました。 | ||||
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無駄な文章が一つもなかった。 最近は、殆ど読み飛ばすのが小説と思っていたが、この本は一文も読み飛ばせなかった。 素晴らしい。 この人のは全部そうなのかと思ったが、次に読んだのは、違った。 それだけに、最初にいい小説を読めて良かった。 | ||||
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当初、ノーベル賞作家の小説でも読んでみるかといった軽い気持ちで購入したのですが、最初の数行を読んだだけでこれならばノーベル賞の評価を得たのも無理はないと思いました。非常に丁寧な文章で物語が進んでいき、どこまで行っても話の破綻がありません。最近の小説は今ひとつだとお考えの方にはご一読をお薦めします。 最後に、何の権威も無いけれど私からも「にゃおん文学賞」を差し上げたいと思います。 | ||||
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自分史を書こうと思っている70歳近辺の方は是非ご一読を。物語の骨格と日本語の語り口の両方を利用できます。 | ||||
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日の名残りの主人公スティーブンスがミス・ケントンの部屋の扉をノックせずにただ佇んだり、気持ちをあらわにせずに勝ったと心の中で俺は真の執事だと誇らしげにだったり・・・ なんかこう言うミスター・コンプライアンスいっぱいいそうとか、自分は女だけど、そういとこもしかしたらあるかもとか考えた。 この先生のコメントで、映画「花のあと」の自害した武士思い出すやんw 自分の仕事に誇りを持ち、それに寄り添うことができる人間にとって、そうすることが容易いゆえに見落としがちな心。 誰もが尊く短い人生だからこそ、あんなにあたたかくて信頼信用できる人間の感情にふれれたのに・・・ その直感と自分の心というものを重要視し、向き合って受け入れて育てていく勇気がなかった後悔と年老いても気づけた悲しい喜びがある大人の恋愛物語やわ・・・うむ。 | ||||
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衰退しつつある英国の風景と文化とが美しく描かれている。 お金の事しか関心のない米国が文明を犯してゆくさまが痛ましい。 尊厳と誇りとをかみしめている執事と作者がいる。 いま米国が衰退に向かっているとき アメリカ嫌いの人々が集まって ノーベル賞に推薦したに違いない。 世界は再び 人間の尊厳が大切にされる場所に 戻るだろう。 新経済主義から 新人間主義への 始まりの 受賞に違いない。 | ||||
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