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誰か Somebody
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【この小説が収録されている参考書籍】
誰か Somebodyの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 81~100 5/9ページ
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主人公の設定は、決して平凡でもなんでもありません。 一大コンツエルン会長の娘婿。 ここにまつわる人々の話なのですから、通常なら何人死んでもおかしくないのですが・・・。 文庫本の帯文にもある通り、本当に“平凡な事件”が、非常に淡々と綴られています。 しかしその描写は、あまりに細密で微細です。 読者の日常のように語られてくる内容に、いつのまにか作中の人物達が、 周りで息をしているかのような感覚を覚えます。 ここまで書いているからこそ、結末の救いようの無さと、そこに際立つ日常という幸せが、 実感を持って迫ってくるのでしょう。 凡庸な作家が、同じプロットで書いても、こうは読みごたえのある作品にはならないだろうと思わせるのが、 やはり宮部氏の凄いところなのだと思います。 | ||||
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私は、宮部みゆきで一番面白いのは「火車」だと思っています。 登場しない人物の周辺を丁寧に書く事でその人物を浮き上がらせる という実験的とも言える作りが新鮮に感じられたからです。 この作品は、あるコンツェルン会長の(休日のみの)専属ドライバーが 自転車事故で死ぬことをきっかけにして、日常の生活の中に思いも かけない形で潜んでいる毒が、表面化する様子を描いています。 いつもの宮部作品なら、あっちこっちで10人くらいは死んでいる と思われますが、この作品で死ぬのはたったの1人(2人と勘定する事も可)です。 私が勝手に思うに、作者は、殺す側と殺される側、という極端な対比をせずに、 人間の相克をどこまで鮮明に書けるか実験してみたのではないでしょうか。 事件の構図は平凡なもの(少女漫画にありそう)で、作中人物の中盤の行動により 最後の落ちが読めてしまった程ですが、私は、結構面白いと思いました。 | ||||
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宮部みゆき氏による現代ミステリー。 今多コンツェルンの会長の個人運転手である梶田が自転車ひき逃げ事故で死亡する。 その会長の娘の夫である杉村三郎が事件を追う。 杉村は会長令嬢の夫という特殊な(ある意味有利な)立場に置かれているが、 本事件ではそれを全くといっていいほど利用せずに行動する。 その素朴かつ誠実なキャラクターに、誰もが好感を抱くだろう。 また、特に後半で、杉村に対し「あなたのように恵まれた人にはわからない」といった類いの言葉が怒濤のように浴びせられる。 それにほとんど動じることのない杉村。 かつて母より受けた言葉はその比にならないと言うが、またその母の言葉の中にあった正しいと思われる言葉が、時折彼を支えてもいるのかもしれないという皮肉も感じる。 自転車によるひき逃げという特殊な設定だが、その特殊さに特に意味は無いかも知れない。 全体的に淡々として緩急は無いが、それはそれで楽しめる作品。 | ||||
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噂話を聞いて、すぐに広めてしまう人。反対に、人があまり口外して欲しくなさそうなことは極力話題にしない、口の固い人。 後者は、単に口が固い真面目な人なのだろうか?「自分自身に、誰にもいえない秘密を持っている」からこそ、他人の秘密も守っているのかもしれない。そうでなくとも、様々な経験から、他人の気持ちを思いやり、そうさせているのかもしれない。 この小説の登場人物のうちのひとりは、そんな男であった。 余談だが、そうやって考えると、噂好きの人は純粋で無邪気な可愛らしい人だと思えてくるから不思議だ。 | ||||
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淡々と進むので盛り上がりに欠ける。 なんの変哲もなさそうな人にスポットを当て、徐々に秘密が明らかになると言った手法は面白いんですけどね。 | ||||
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自転車にはねられて死亡する男性の人生を辿る物語。 ミステリーそのものは、深い謎解きがあるわけでもないし、ビックリするような展開が起こるわけでもない。 主人公も、刑事でも探偵でもない、すごく頭のキレる人間でもない、社会の中で肩身を狭くしながら生き抜いている、そんな男性である。 その主人公が、事故死した男性の生き様を辿りながら、自分自身の家庭での存在意義や、愛する者を守るという事について見つめ直していく。その姿に共感し、読了後に自分自身も、このテーマについて考えさせられていることに気付く。 男性に読んでもらうも良し、「お父さんってなんか嫌い」っていう娘さんに読んでもらうも良し。 | ||||
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宮部みゆきの小説の良さは、「丁寧」なところ。 キャラクターが丁寧によく作りこまれている。 脇役にも、手抜きが見られない。 特に「トモノ玩具」のおじいちゃんとお嫁さんのやり取りがいい。 この二人は脇役で、ほぼ一場面にしか出てこないのに、とても魅力的なのである。 丁寧がゆえに、華やかであるとは限らない。 この物語は最後にとても「地味」ともとれる結末を迎える。 人間の明るい部分。嫌な部分。 実は事件解決などでなく、そういう部分に焦点を当てた小説であったのではないかと思わされる。 だから多くの人の感想にあるような「後味が悪さ」は感じなかった。 「どんなにいい人でも、全てにおいて潔癖な人とは限らないよね」 そんなことを言いたかったのではないだろうか。 マイナス評価としては、最後のオチがわかってしまうような展開が随所にあったこと。 結末への伏線は必要だが少しわざとらしさが目立ち、途中で展開が読めてしまうのは残念だった。 宮部みゆきの腕なら、オチを読ませないような伏線の張り方が充分できたはずでは。 | ||||
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初めて読んだ宮部みゆきの本でした。 人気がある作家さんのようだし、期待して読み進めましたが、 半ばまできても目立った展開もなし。 いったいどこで驚かされるのだろうと待っていましたが、 出てきた真相は「これだけ?」って感じでした。 それにしても、『恋におちて』っていう選曲は どうにかならなかったんでしょうか。 あまりにもかっこ悪すぎです。 せっかく着メロをキーにしてるのに、あまりの選曲ミス。 子煩悩で奥さん大好きで、でも逆玉ゆえの悩みがある主人公には 好感が持てましたが、「だから?」という感じ。 期待してたのに残念だなぁ。 もっと面白いとよかったな。 | ||||
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会社の広報室に勤める平凡な会社員が、ひょんなきっかけで相談を受け、ある人物の過去を辿り始める 火車に次いで読んだ人探しの本(と言っていいものか)ですが、火車ほど気持ちを盛り上げるというか、大幅な感情のブレはありませんでした 良く言えば安心して読める 悪く言えば物足りない 主人公が平凡なサラリーマンなので、それはそれでいいのかもしれない 最後のシーンでの会話も、刑事でも探偵でもない、一介のサラリーマンだからこその展開だと思う サイコロのようにコロコロと転がり、新たな面や展開を見せる文章は私を飽きさせることもなかったし、 読了後のずっしり感はやはりちゃんとあって、読んで後悔したというようなことはなかった けれど、読書を逃避や娯楽としている私にとっては、もう少し辛味のようなスパイスを欲しいかな、とも思いました | ||||
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両親の暗部に汚濁された姉の性格、両親の病的な希望を背負わされて屈折した妹の性格。 罰から逃れた梶田信夫は、罪からは逃れなれなかった。 久しぶりに、宮部みゆきを堪能した。 凄い! 今さらながらであるが、このひと言に尽きる。 壮麗な構成、洗練された文章、卓越した描写、いずれもが最高級品だ。 深遠な内容でありながら身近な社会問題をおりまぜ、親しげに読者に語りかけてくる。 まさに、稀代のストーリーテラーであり真の小説家だ。 | ||||
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久々の宮部みゆきである。 模倣犯以来か。 さて、この作品であるが、内容が地味であり、サスペンスとしては盛り上がりに欠ける分 リアリティがあるのだが、後味がなぁー。 主人公がもっとハードボイルドに徹して、最後に気の利いた台詞を吐けば、ハードボイルド小説として成立すると思うのだが、本書の終わり方では、ちょっと救いがないような気がするなぁ。 | ||||
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歩行中、自転車に衝突され死亡した男性。 轢き逃げ(自転車の)事件の被害者家族(美人姉妹)に依頼を受け、探偵役となる杉村三郎氏。事件を追う中、杉村氏の妻と娘、義父(財閥の領袖)、勤務先の出版社の人々、被害者の昔の勤務先の社長やその家族等が丁寧に描かれて行く。 驚くようなトリックなどは出て来ないが、細い伏線を張り巡らし、静かにミステリーの濃度を高めて行く。 他のレビューでも記されている様に、完成度としては超A級とは言えないと思いますが、著者の新たなる試みとして充分におもしろいと思いました。 | ||||
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宮部みゆきさんの文庫最新刊です。 主人公は、大コンツェルンの今多コンツェルンの会長の娘婿である杉村三郎。彼は手に入れた幸せを失うのが怖い小心者で、普段はコンツェルンの広報誌の編集員をしています。その彼に、義父であるコンツェルン会長から、彼の運転手を勤めていた梶田信夫の娘達の相談を受けるように指示されます。梶田は、自転車に轢かれて亡くなったのですが、その事件は未解決のままで、娘達はそんな父の為に本を出版したいというのです。 大人しく心配性の聡美、十歳ほど年の離れた妹の梨子。彼らはともに父の死を悲しんでおり、妹はその本を出すことが事件解決に繋がると感じて積極的ですが、姉のほうは、実はこの事件には父の梶田の隠された過去に秘密があるのではないかと三郎に相談します。彼女が言うには、妹には内緒にしているが、父には隠された過去があったのだといいます。 かくして三郎は、気だてのいい妻と、4才の娘を溺愛するマイホームパパでありながら、事件について調べ始めます。。。。 さて。 ミステリーとしてはオーソドックスでじっくりと作り込まれた作品で、品よくきちんとまとまっています。文章にぶれもなく、構成にも無理がなく、欠点らしい欠点はなく、さすがは宮部みゆきという作品です。しかし、どうしたものか、ストーリーが地味であることも多少は影響していると思われるのですが、盛り上がりが薄く、平坦な感じがしてしまいます。 また、登場人物の「悪意」が根底にあるものは子供じみた感情からのものであるにせよ、非常に後味の悪いもので、それが読後感を悪くさせています。主人公家族は非常に善人で恵まれた人たちであるが為に、余計にこの悪意がひきたって負の連鎖が続いていくことが悲しくなります。救いがないというか本当の意味での解決がなされていないというか。宮部さんの作品には日常の中の残酷な面がよく描かれますが、これは特にそういう作品で個人的には後味が悪かったです。主人公サイドにたって忘れられたら幸せなんですけれど、姉妹の行く末が気になってしまって後味が悪かったです。 | ||||
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先月、日本に帰った時に買い込んだうちの一冊。 本を買った三省堂書店でのランキング1位。 さすが、宮部みゆき。のめり込んで読みました。 途中では何てことないエピソードだと思っていた話が、 後で、どんどんつながってきて、そういうこと!?って いう驚きにつながる。 一つの謎を解いて、そして、また次の謎。 でも、終わり方がちょっとすっきりしない。 まあ、ハッピーエンドっていくわけにはいかないだろうけど。 ちなみに、以前、中日新聞で連載されていた「名もなき毒」にも 主人公・杉村三郎は登場するらしい。 どうやら、三部作構想らしいけど、読んだほうがいいのかな。 ヨメは、新聞連載で読んだから、買わないって言ってるけど。 | ||||
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宮部みゆき特有の 事件発生→関係者インタビュー→謎が深まる→意外なところから新事実発見→どんでん返し →種明かし→すっきり の手法です。最近では「楽園」もこの手法をさらに洗練してうまく使って書いています。が、「誰か」では肝心のミステリーのパンチ力が弱すぎる!日常性を強調したかったのかと思いますが、これでは読者はページをめくるスピードが速くなりません。途中余分な話が多すぎる傾向もこの人特有と言えるかもしれません。思い切って星一つにしました。 | ||||
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ミステリー小説としてはあまり面白くなかった。自転車によるひき逃げ事件という最近の社会問題を題材にはしているが、概ね登場人物が善人ばかりで暗さがなく、人間と人間のつながりや他者への思いやりなどの重要さを説教されている感じがした。主人公である杉村三郎は実在したら魅力的な人物だと思うが、妻子との会話はストーリーに直接関係ないし、かなりうっとうしい。結末も意外性がなく、人情派推理小説という印象だ。 | ||||
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自転車にはねられ、梶田という男が死んだ。犯人は逃げ去る。 死んだ梶田は、大財閥・今多コンツェルンの会長の運転手だった。 梶田運転手の妻は既に他界していたが、32歳と22歳の娘たちが遺されてしまう。 結婚を目前にひかえた控えめな長女・聡美と、明るく奔放な次女・梨子。 姉妹は、大切な父の人生を、本として出版したいと言い出した。 それを知った今多会長は、姉妹が本を出すための相談相手として、 娘婿の杉村(35歳・この物語の主人公)を選ぶ。 杉村は、もともと小さな出版社で児童書の編集をしていたが、 今多会長の娘と結婚したことをきっかけに、コンツェルン内の 広報雑誌を作る部署に勤めるようになっていた。 そんな杉村が姉妹に会って話を聞くと、妹は早く本を出して 父をはねた犯人を見つけたいと意気込んでいるが、姉のほうは ある理由からためらっている。姉妹の2人の温度差が気になる杉村は・・・ 宮部みゆきの書き下ろしミステリーが文庫化、ということで 書店にずらーっと並んでおりました。一人一人の脇役までディテールを 丁寧に描きこむ宮部さんの書き方になじむまでは、かなり読んでいて 時間がかかるしエンジンがかからない感じでした。しかし 舅の偉大さに気後れもしつつ「負けないぞ!」と張り合う気持ちも ある杉村、とか、明るいお嬢様がそのまま人妻になったような その奥さん、とか、探偵役のキャラクターがだんだん立ってくると ミステリーとしていい感じになってきます。うるさいほどの細かい描写が 効いてくるわけです。じわーっと。しかし、ストーリー自体は 梶田のひき逃げ事故のこと、梶田の過去のこと、性格の違う 姉妹のすれ違い、など、盛りだくさんな割りには薄味かな。 どちらかというと、謎がとけてすっきり系、ではなくて、 色々やりきれないことがあったけれど人生は続く、という感じの ほろにが系エンディングです。 実際に犯罪を犯した人物よりイヤな登場人物が出てきた場面を読んで、 吉田修一の「悪人」を読んだときみたいに「本当の悪ってなんだろう」と しばし考え込んでしまいました。 | ||||
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ほのぼのとした主人公が追う自転車事故で亡くなった運転手の過去。 大きな事件が起きるわけではない。 ものすごい悪人が出てくるわけでもない。 けれども読み終わった後に人の弱さが引き起こす出来事に なんとも言えない後味の悪さを覚える。 人の弱さは「悪」よりよほど卑しく性質が悪い。 主人公が「いい人」だからこそ、「幸せ」だからこそ 巻き込まれた事件の卑しさに圧倒された。 | ||||
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財閥会長の運転手・梶田が、歩道で自転車に撥ねられて死亡した。 撥ねた人物は逃げてしまい不明。 犯人を見つけたい姉妹は、父の生涯を本にして犯人に名乗り出るよう仕向けたいと会長に相談をする。 会長は娘婿である杉村にその本の編集を依頼し、杉村は取材をはじめるが、長女は「父にはの知らない過去があるのであまり調べないで欲しい」と相談をもちかける。 死亡事故の謎と、梶尾の過去、そして姉妹の未来、について淡々と調査をして積み重ね解き明かされていく筋です。 『わたしたちはみんなそうじゃないか? 自分で知っているだけでは足りない。 だから、人は一人では生きていけない。 どうしようもないほどに、自分以外の誰かが必要なのだ。』 こんな分析をひとりでして、相手の話を聞き取ることに気を配ることができる魅力的な探偵役である杉村。 心やさしい中年男性が主人公なので悲劇的な出来事にかかわらず、のどやかな雰囲気のあるお話になっています。 | ||||
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宮部みゆきが、著書の言葉としてカバーに載せているが、曰く 人生に不足がない、あるいは、幸せな人生をおくっている探偵役というのは、ミステリーの世界ではなかなか珍しいような気がする―と、常々考えていました。 平凡でこれという取り得もなく、でも日常生活は安定していて、ほのぼのと幸せ。この作品はそういう人物が主人公です。 著者自身が述べているように、主人公自身にはこれといった特徴はなく、無害で平凡実直なだけが取り得というサラリーマンである。これがそもそもミステリーの主人公としては異色といえる。また、主人公がそういう感じであるため、ストーリーそのものも、決して劇的な展開はなく、ただただ、静かに進んでいく。かといって、安直なストーリー展開かといえばそうではない。話の内容自体は使い古されたものではあるが、見事な人物描写と、ありふれているからこそ、感情移入もしやすく、親しみやすい杉村三郎のキャラクターが、淡々と進んでいくストーリーを単調さから救ってくれている。宮部みゆきミステリーでは、だいたいにおいて、驚くような展開、結末が用意されているのが特徴であり、それがファンの心を捉えているが、この作品では良い意味でそれを見事に裏切ってくれる。 ただし、決してハッピーエンドでは終わらないので、どこかもやもやした気持ちを抱えてしまう事になるかもしれない。そんなところも、この作品の特徴といえば特徴であるともいえるが。 | ||||
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