■スポンサードリンク


誰か Somebody



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

誰か Somebodyの評価: 3.45/5点 レビュー 170件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.45pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全170件 161~170 9/9ページ
No.10:
(5pt)

ちょっと変わったサスペンス

主人公・杉村三郎はひょんなことから義父の運転手・梶山の死にまつわることを取材することになります。しかし、その事故とも事件ともいえる出来事の裏にはたくさんの人間模様が隠されていました。著者は相変わらず社会の事象を作品に取り入れるのが上手である。思わずこんなことも会ったなぁ、今の世の中こんな感じだよなぁと納得することが多い。愛する妻と幸せな日々を送る杉村にもいろいろな人間模様はあり、姉妹にはお互いを妬み暮らしてきた日々がある。サスペンスもさることながらヒューマンドラマです。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.9:
(3pt)

微妙です。

宮部作品ということで期待が大きかった分辛口の感想になってしまうのかもしれないが、どうもすっきりしない読後感であった。もちろん一般的に見れば水準、あるいはそれ以上の作品だろうし、文章の「巧さ」にはさらに磨きがかかっているようにも思える。それでもこの作品は私にとって、ただ淡々と読み進み、淡々と読み終えた、といった程度の印象にとどまった。主要登場人物の設定もどうもしっくりこないし、全体的に焦点がぼやけてしまったと感じるのは私だけだろうか。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.8:
(4pt)

意味深

最初は、本当に堅い書き出しで、丁寧に一つ一つを描写していきます。そして話は少しずつ核心へと進んでいく。作者にして本当にうまい展開の仕方だといつもながらに感心してしまいます。姉妹を巡る色々な問題は、時間の壁を乗り越えて謎を解き明かしていくことになります。どこかにありそうな風景が目の前に広がり、自分がその中にいるような錯覚に捕らわれてしまいます。さすがにうまいとうならせる作品です。一気に読んでしまいました。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.7:
(3pt)

”事件は・・・深い。”

ひさびさの新作なので、期待してました。でも最初の導入部は、なんかつまんないな~と思っていました。だんだん読み進めて読み終えた後、帯コピーの”事件は・・・深い。”がなるほどそういう意味かが解ります。犯人探しが主題でない、主人公と周りのお供がメインの内容なんだと!だから、現代ミステリーなんですね。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.6:
(3pt)

どんな人間でも相手を最大に傷つける言葉を知っている。

「父親を自転車で轢逃げした犯人を捕まえたい」遺児のそんな解かりやすい熱意の裏にある闇の展開が見事。轢逃げ犯を確定して捕まえて、というミステリではなく「家族の今在る状態」に繋がる過去を謀らずも暴き出すことになってしまう悲しさを読むと面白いかもしれない。ヒトを「社会通念上の正義」一面で描くのではなく、必用ならば姉妹の足を引っ張ってでもという駆け引きをする生き物として描いているところが面白いのではあるが、割り切れないものが残る。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.5:
(3pt)

読後感想

久々のミステリーなので期待していたのですが・・・色々な人の思惑が絡んでいて楽しめたのだが、少々期待を裏切られた気もする。著者の作品には珍しく、キレがなかった気がする。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.4:
(2pt)

面白いとはおもえない

宮部の作品はすべて読んでいて、ファンタジー以外、すべて面白い。でも、この作品は確かにうまい文章だと思うし、半ばぐらいからは、少々引き込まれたけど、面白いとは思わなかった。普通の人を丹念に描いているって言われるけど、普通の人とも思わないし、登場人物の誰にも共感できないし、引かれもしない。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.3:
(5pt)

これぞ宮部みゆき!

最近、ブレイブ・ストーリーや、ドリームバスターといったSFものが多かった著者の待望の現代ものです。数時間で読破しました!一昔前の宮部みゆきが帰ってきた、そんなふうに思わせる一冊です。これから読む方のために、内容には触れずに起きますが、SFものや模倣犯など、最近の著作に感動した方は「あれ?こんなに地味なの??」と思ってしまうかもしれません。とはいえ、やはり買いです。これまでと変わらず、著者の人間に対する深い洞察が随所にちりばめられており、改めて宮部さんの本質を見抜く鋭い目に脱帽です。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.2:
(4pt)

宮部さんの長編を待ってました!

久々の宮部みゆきの長編ミステリーです。模倣犯ほどではないけれども、堂々の380ページ。大会社の社長の運転手のひき逃げ事件をめぐって、登場人物を丹念に書いていくのは宮部みゆきならでは! おもしろかったです。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498
No.1:
(5pt)

ライバル関係?

兄と弟、姉と妹、同性だとどこかライバルのような関係でもあったりすると思う。この作品の姉は年の離れた妹を両親に愛された家族の一番星だと思い、妹は両親とおぼろげだが過去を共有する姉を親に頼られた存在だと思い、それぞれがうらやましく感じている。その二人を彼女たちの父親の本を書くために見つめる主人公。派手な事件はないが登場人物の心のうちを細かく描いた作品。
誰か ----SomebodyAmazon書評・レビュー:誰か ----Somebodyより
4408534498

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!