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誰か Somebody
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【この小説が収録されている参考書籍】
誰か Somebodyの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 1~20 1/9ページ
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新品との記載をみて購入しましたが、写真のように帯も表紙も擦れたり折れたりしていました。 | ||||
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宮部みゆきの作品は映画やドラマなどで楽しませてもらっている。 結末を知らない話が読みたかったのでこれを選んだが、ちょっと後悔。 人物像、昭和レトロの建物など、まるで映像で見てるかのように丁寧に描写してあり、結末が読めないところは自分好みでワクワクしながら読み進んだが、、、 犯人捜しが主題ではないというのはわかる、姉妹の関係性も納得、しかし、特に丁寧に描かれた主人公の人物像の必然性がわからなかった。 主人公の微妙な立ち位置と憂鬱が、しばしの探偵業務とその帰結によってどう変わったのか、もしくは変わらなかったとしたらどう納得したのか、蒔くだけ蒔いた伏線(主人公があの環境ではならない必然性)が何も回収されていないと感じた。 つまり、主人公はたとえば家政婦だったとしても成立したと思えた(彼に白羽の矢が立った出版社勤めという設定さえも何とかなる)のが残念である。 | ||||
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ミステリと思って読むと、展開は遅く感じるかもしれないが、作者は人間の細かな心情の動きも描きたかったのだろう。ミステリになれた自分には伏線が次々とわかる感じであったが、小説にミステリが入ってると思えばスピード感はちょうどいいのではないか。 | ||||
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「持たざるもの」からの激しい嫉妬、理解されない自分の立場、一番安らげる家族の中においても「本音が出せない苦しさ」。 これらが杉村三郎の心に「毒」として少しずつ残っていく。 人の心を踏みにじってまで、感情を優先させてしまう人間の愚かさを描きたかったのだろう。 その愚かさを暴いた杉村自身も(深層心理では)深い傷を負ってしまう。 それらを踏まえたラスト、杉村の母親の言葉が印象的で考えさせられた。 | ||||
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宮部みゆきさんらしい、丁寧に細かく書き込まれた人間模様で読ませる作品。きっかけとなった現代の事件は、小学生による自転車轢き逃げ事件で、特にひねりもなく、アッサリ解決するのだが、この事件の犯人捜しによって、被害者の過去に起こった事件がクローズアップされ、どんどん謎が深まる描き方。残された被害者の2人の姉妹が、対照的なキャラをしており、それが過去の事件に起因しているらしい事が判明すると、なるほど、と混迷に光が差した感じ。展開が遅く長い話を、じっくりと読ませるのは、さすがの筆力である。スリリングで飽かずに読まされ、この姉妹を含めた人間模様を深く考えさせられた。又、探偵役の杉村三郎は、大富豪の娘と結婚した、逆玉キャラで、愛妻家で子煩悩と言う、平凡な男。彼の妻や娘のエピソードは、事件と関係はないが、緊張感をほぐす、恰好のスパイスとして、利いている。 ただ、事件が解決した後の、最終盤、この姉妹と婚約者を巡るトラブルは、味が悪かった。作者なりに必然性はあるのだろうが、個人的には波風立てずに終わって欲しかった。 | ||||
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※ネタバレ注意です※ 宮部みゆきだからきっと面白くなると思って頑張って読むも、「若く見えるし顔も性格も良いお嬢様と結婚して子供も可愛くて超〜幸せっ!なんだけど孤独だよぉ。。でもやっぱ幸せ」みたいな主人公にイライラしてなかなか進みません…。 肝心の運転手さんの人間像も主人公との関係性も薄くて、その謎もいまいち気になりません。。物語を進める、どこかギスギスした空気の姉妹もなんか嫌。 その後も杉村の周りに出てくるのも女ばっかりで一体なんなんだという気持ちになってきます。これも男たちから嫌われているという孤独のあらわれなのかもしれないけど…。 あと主人公誠実なのはわかるけど、椎名という苗字のバイト大学生をシーナちゃんとか呼んで頻繁にランチ行ったりする距離感もなんかキモいんですよね…。長身のシーナちゃん、物語に必要ある?ビラ配り提案するだけなら別に男の部下とかでも良いのでは… で、期待していたのは、跳ねたのは実は子供ではなく小柄な大人だったとか、真の死因は犯人による薬のすり替えによる死!みたいな、実は!!!という展開でした。それがまさかの、ホントに子供が跳ねただけだったとは悪い意味でビックリ仰天しました。 あと梶田夫妻もどうかしてるよ。祐子のお父さんやばい奴だから正当防衛も成り立つのでは!? 法廷に立って日頃の態度を証言したりして情状酌量に貢献すりゃいいものを、なぜ隠蔽!?? たかが数ヶ月働いた職場の人のためにかわいい娘もいるのに死体遺棄する夫婦、いるか??いや、いない。絶対いない。祐子さんも世話になったとか言ってるけど、法に反いて正しく裁かれなかったことと、重すぎる恩に怯え続けてるじゃん。この人の人生かわいそすぎだろ。 で、そんな関係の人と電話番号のやり取りを保ち、まして結婚式に呼ぶとか、えぇっ〜!?としか… そして妹が人間として終わってて、 気持ち悪すぎました…。 ひどい読後感。 てか妹が1人目の男を狙ってきた時点で明らかに頭が狂っているとわかったのに、なぜ、絶縁しなかった? 気にしてないふりして一人暮らしするね〜元気でね〜って家を出て、のらりくらりと付き合って、しばらくしたら連絡先や住所教えなければいいじゃん。ストーカーしてきたら通報しよう。頼むから絶縁してくれ。 唯一、逆玉の息子を軽蔑じゃないけど、孫も嫁も含めて腫れ物に触るような扱いをする主人公のお母さんが面白かったですね。なんか常識人というか、こういうのってホクホクでタカッてくる人の方が描かれそうなのでそこは新鮮でした。 なんだかなあ。 | ||||
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商品は良かったです。 ただ、配送の方が悪いのか、折り曲がった状態でした。 ポスト投函はいいのですが、無理やりねじ込んだんでしょうか。 | ||||
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早く着いたし梱包も完璧 良い買い物しました | ||||
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普通の小説にミステリーの要素を加えて書こうとしたのかも知れませんが、どちらも中途半端。著者は犯罪者を書いた方が、断然巧い筈なのに。この小説辺りから筆者の書くものはつまらないさの度合を増していく。 | ||||
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話が難しいというか、事件と関係のない話が多すぎて、展開が遅い。 もう彼女の本を買うことはないです。 | ||||
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杉村三郎さんはここからスタートします。実は出た当時に一度読んで、正直「まあそこそこの出来」と思って本棚に。 最近コロナで家にいる時間があるから、5冊の杉村三郎シリーズの単行本を読んで、原点に戻って再読。 意外と緻密な構成で、新しいジャンルを開拓しようとされていたことが分かってくる。警察とかはほとんど出てこないし、日常生活の中の市井の事件を取り扱う方針(とはいえこれは殺人事件ですけど)なんでしょうね。 そういう意味では4冊目、5冊目のほうがその路線がはっきり出ていて、この1作目はまだまだ当時の大作の片鱗が窺えます。それは本人の思惑とはかけ離れているだと思いますけど。 着メロね、懐かしい。最近はマナーモードが常識で聞くことがなくなったですね。 作品自体の出来はいいですよ。 | ||||
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これはミステリー?初期の作品は全部購入してファンでしたが妖怪を出す頃からつまらなくて買っていません。 これも流れが無くてつまらなかった。自分には。 | ||||
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杉村三郎シリーズはやはり面白い。人間の感情が良く書かれていて共感できると思う。 | ||||
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有名な『杉村三郎シリーズ』一作目です(^-^*)/ 存在は知ってましたが今まで未読でした。 読んでみると、主人公の杉村さんのキャラクター性が素晴らしく、まずは心優しく真っ当な一般人でありながら、大企業社長の娘=奥さんの義父の会社に勤めているマスオさん状態であり、 奥さんや娘とは仲良しで、義父との関係も良いものの、育ちの違いや立場上に於いて、少しだけ居心地の悪さを伺わせる箇所があり、 それらの要素が、読者が共感しやすかったり、同情しやすかったり、心温めて読めたりというプラスに作用する点が、非常に素晴らしく感じました(^-^*)/ 事件の真相に関しては後味悪い部分もありますが、 人の優しさや良さも弱さも醜さも備えた多面性を備えているという点で、見事だなと思います。 1作目としては素晴らしい作品であり、今後の方向性を如何に紡いでいくのか?が楽しみですし、シリーズを続けて読んでいきたいと思います(^^) | ||||
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宮部さんの作品は火車と模倣犯だけ読んだことがあって、この作品はその2作と違って物語の後半まで単調に進んでいき、今までとテイストが違うな、という印象でした。心理描写が細かいですし表現がすてきなんですがこのまま単調に終わるのだろうか、、と不安でした。ところが後半、想像を超える展開で、めちゃくちゃ面白くなって、どんどん読み進めちゃいました。 途中の話は物語を深くするための重要なお話だったんですね。特に感心したのが、主人公の心の声とか、周囲の情景で人となり、悩みなどがわかってしまうことです。さすが有名作家さんです。久しぶりに小説を読んだのですが、本当に読みやすかったです。次の作品もぜひ読んでみようと思います。 | ||||
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途中まで読んで投げたした過去がある。このたび、本を読みたくなって、再読しました。そして、読了。我々は、杉村三郎になってこの物語を歩いていく。杉村と同じように、読んでいるうちに多少訳がわからなくなりつつ、謎のようなものを探索する。名もなき毒もそうだが、たいした驚きもない展開なのに、読んでいるのは杉村三郎になって読んでいるからなのだろう。だよねーだよねーと、流行語大賞のように、杉村に同調してしまうので、ページをめくる手が早くなる。この手の本は、早く読了するに限る。今回も二日で読み終わった。 本を読むと、頭の回転が良くなる気がしている。最近は、資格試験の本ばかり読んでいるので、本に心がこもっていない。もう、小説は読むこともないのかと思っていた。私の興味がある本に出合えたので、感謝。 | ||||
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犯人にたどり着くまでに張られた伏線が最後まで面白いように回収されて行く。 ほぼほぼ事件が解決しているのに、ページ数が大量に残っているのは、その後の 小説の中の人物が息づいているようで、読んでいてとても楽しい。 それがハッピーエンドで終わらなくとも、構わない。 いつまでも終わらないでほしいと読みながら願ってしまった。 ところで 「名もなき毒」を先に読んでしまった。この後は「ペテロ葬列」に行くしかない。 | ||||
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派手な設定や残酷な出来事は起こらないけれど、人間は心の中に誰もが影を持っていて、それがとても恐ろしいのだという話。結局この世を生きていく上で、一番怖いのはそういう外から見えない心の中の闇だということ。追い詰められてそれを吐き出す時、思いがけない「誰か」が目の前に現れるシーンがそれぞれの登場人物にあり、それが圧巻でした。 | ||||
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このシリーズを読んだことが無かったと思い込んでいて、半分過ぎたあたりでデジャブ。大昔に読んだから杉村三郎シリーズって知っていたと思い出す。 再読にもかかわらず、読者をひきつける描写は素晴らしいと思う。著者の作品は心底善い人が多く描かれ、好印象を持つ反面、相乗効果で悪意が際立ち、悪意そのものの印象を際立たせていると感じる。本作も、3/4くらいまでは杉村三郎の善良さ、周りの人の良さに救われるが、読了に向け悪意にさらされてしまう。 本当、3/4までの流れでスッキリなら、それはそれで良かったのかもしれない。しかし、悪意にさらされて終わる流れであっても、後味が悪いと捉えることなく、深く考えて読み終える事ができたのは、著者の描写のうまさが際立つからではないだろうか。 | ||||
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終盤近くまで面白かったが、終盤が気持ち悪い内容で、残念な作品でした。 | ||||
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