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誰か Somebody
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【この小説が収録されている参考書籍】
誰か Somebodyの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 21~40 2/9ページ
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価格に対して、きれいだったので、とても満足しています。ありがとうございました。 | ||||
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杉村三郎シリーズ。ミステリー。 奥さんとの馴れ初めとかも。 読みやすいお話。 最後はけっこうドロドロねー。 | ||||
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後味が悪い、とか書いてる人は、どこにでもありそうなハッピーエンドのラブストーリーでも読んでればいいのにと思う。 なぜわざわざ宮部みゆきや湊かなえを選んで読もうとするのか、永遠の謎であるw こちらも後味の悪さでは代表作、「ペテロの葬列」も、あの後味の悪さ自体がテーマだったんだと思う。 それこそが書きたかったんだと思っている。 強烈なキャラクター、ゲンダイズミが登場する「名もなき毒」には一歩劣るが、 ここでの登場人物たちの理不尽さ、表に裏に揺れる感情の交錯、「後味の悪さ」も、格別に面白い。 | ||||
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第一作これからファンになりました もう何回も読み返しています 気になる杉村三郎のその後です | ||||
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名もなき毒を先に読んでしまい、その前の話があるということでこちらを読ませていだきました。 あんまりおもしろくなかったのか、なかなか読めませんでした。でも最後の最後で予想外の展開になってびっくり&大興奮!何だあの女は!ありえない!と怒りで興奮してしまいました。あんな妹夜の中にはきっといるんだろうなと思ったら本当に怖いわー。男も男だけど。最初はただの犯人探しだと思ってたけど、意外な結末がおもしろかったですᵎᵎᵎ(๑'ㅂ`๑)♡*.+゜ | ||||
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今年、新刊が発行されたのを気に逆順に読んでいます。新しい作品の方が、漢方的に、じわ~と効くので良いのですが、こちらも一発アイディアのわりには、深い表現で、楽しめます。 幽霊とかが出てくる話よりも、普通の人間の話の方が、ずっ~っと面白いし、怖いです。 | ||||
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大会社の会長のお抱え運転手、梶田がある日自転車に追突され命を落とした。逃げた犯人を捜す助けになるかと、梶田の娘姉妹は梶田の人生を記録した本を出したいと願う。そんな姉妹の思いに協調した会長は、自分の娘婿で社内広報部に勤める杉村に本の出版を助けるように命じる。杉村はさっそく調査を開始するが、彼はすぐに姉妹の思いに大きな違いがあること、そして梶田の過去に触れてはいけないものがありそうなことを聞かされる。 あとがきにあったが、宮部みゆきは、故美空ひばりの「車屋さん」の歌が小説のきっかけになったという。信頼する運転手に恋文を託すといった陽気で洒落た歌だが、口の固い運転手、梶田が娘達にも語らなかった秘密の過去を、まるで「博物館を逆に回るように」現在から過去へと調べていくのが作品の主な流れになっている。 4歳のころに誘拐された記憶を持つが父親の梶田からは何も聞かされなかった姉は、過剰とも言える心配性で人に気を遣うばかりな一方、妹は大胆でわがまま。父親の過去をつまびらかにすることで、不名誉な事実が自分の婚約者と家族に迷惑をかけることを心配する姉に、犯人を捕まえることを第一優先に考える妹とは決して噛み合わない。そんな姉妹の間に挟まれながらも杉村は少しずつ、梶田を死なせた犯人、そして梶田の過去に近づいていく…というストーリー。 もはやミステリーの大家となった宮部みゆきの文章は、豊かな描写の反面ムダがなく、数多くの登場人物のキャラをしっかりと描き出す。起承転結の後半はほとんど最後の100ページに凝縮されていて、それまではこれといった大きな動きはないけれど、義父である会長の貫禄、女編集長のマイペースな言動、自己現場にいた管理人や理事長、また近くのおばあちゃんやエプロンおばさんに、玩具店の家族など、とても現実的で生き生きしているので退屈することなくどんどん読めてしまう。 ただ結末はどうもしゅっと腹落ちしない感じだ。なぜそこまで傷つけるようなことをする必要があるのかよく分からない。性悪女でした、と納得するしかないよう結論。また、主人公の杉村はまだ若いはずなのに非常に冷静で辛抱強く、落ち着いた初老の人物であるかのキャラなのが若干妙な感じだ。 | ||||
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問題ありません。期待外れではないです。問題ありません。期待外れではないです。また、ほしい本が見つかれば注文する。 | ||||
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宮部みゆきでTVドラマにもなっていたので、期待して読み始めましたが、なんかダラダラして終わってしまったという感じです。時の流れに従って事件が紐解かれるという感じです。でも描写は上手なので、それなりに楽しめました。最初に期待しすぎたのかな? 次の作品の「名も無き毒」が面白いといいんだけど・・・ | ||||
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面白かった。さすが宮部みゆきさん。裏切りませんね。 主人公が、優しく我慢強くいい感じです。 本書のなかで主人公の母親が言っていること、 「男と女はね、くっついていると、そのうち品性まで似てくるもんだよ。だから、付き合う相手はよく選ばなきゃいけないんだ。」 本当だねぇ。と思う。 | ||||
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孤宿の人、理由、火車を読んでこれを読んだ。作者はマンション好き?。 運転手の事故死は話の幹ではあるけどメインロードではない。 犯罪・事故に手を染めた人よりも、品性下劣な人間の方が周りの人間に終わりのない苦しみを与える。 逃げた自転車中学生の方が更正の余地を感じる後味の悪さ。 姉妹相克は片が付く日が来るのだろうか……。そういえば、火車の依頼者もアレでしたな。 シリーズになっているのを今知ったので読んでみようと思う。 文章は相変わらずすらすら読める。 | ||||
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『模倣犯』では、 最後の最後でのタイトルの使い方に、うならされた。 本作でも(ずっと穏やかだが)、趣向が凝らされている。 主人公は、愛する人と幸せな家庭を築くことを願った、普通の男。 しかし、愛した相手がたまたま「somebody=一角(ひとかど)の人物」の娘だった。 親族の反対や、周囲の冷ややかな視線にもめげず結婚に踏み切り、 結果、妻とは些細なことも相談できる、理想的な夫婦関係にある。 そして、(おそらく愛娘の選んだ相手を徹底的に調べたであろう)舅にも気に入られ、信頼されてもいる。 そうして得た、かけがえのない生活。 だが、一歩家庭の外に出れば、生暖かい視線に囲まれる孤独な日々。 全編を通して主人公の、 「普通の幸せが良かったんだけどな」 というボヤキが聞こえてくるようだ。 物語は、そんな結婚の経緯を知る ある人物――彼は主人公の良き理解者でもあるのだが――の「事故」死、ひき逃げ「事件」から始まる。 主人公は、ひょんなことから「事」の真相と、同時に彼の過去をも調べることになるが、知りたくなかった秘密に行き着いてしまう。 故人も男気に溢れる、一角の人物ではあった。 だが、 不幸な事故を起こした同僚をかばうために一線を越え、 結果的に当事者のみならず、幼い娘の心にも、長く暗い影を落とす。 そして、この秘密が自身に降りかかった厄災=「事故が事件になる」がきっかけで露見する皮肉… そんな、宮部氏 一流のヒューマンドラマが、 ミステリーとしては 「ささやかな犯罪」 であるが故に際だち、 堪能できる作品になっている。 予想できるよう作者に誘導されるラストは、 だから、 あっと驚く展開とも、強烈なカタルシスとも無縁だ。 だが、 主人公を奥さんが送り出す場面で描かれる信頼関係と、 不幸な姉妹が繰り返した愚行、 そのコントラスト。 そこに、 主人公が焼いた「お節介」の重みを感じ取って欲しい。 「必死で、あなたの大切な『誰か』を見つけて、きっと幸せになって欲しい」 そして、 「あなたの幸せは、その『誰か』の幸せでもあるのですよ」 とも… 宮部みゆきの作品からは、人物を見つめる視線に、ボサノバのような暖かみを感じる。 そして僕はいつも、 「人間の幸せ」について、思いをめぐらすことになる。 『誰か Somebody』は、 彼女の「描きたい」ことがギュッと詰まった小説なのではないか。 ファンからの評価が高くないことも含め、伊坂幸太郎『あるキング』を連想した。 どちらも、 当代きっての売れっ子作家の本質を語る貴重な一冊であると、私は思う。 | ||||
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続編の方を先に読んでしまったので、これを読んでやっと主人公の気持ちが理解できました。 ありそうであまり無い設定ですが、面白いと思いました。 | ||||
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状態も良く、安価で手にはいり、とても満足しています。又利用したいです | ||||
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自転車によるひき逃げという社会問題を扱ったミステリー。 とはいっても「火車」のようなスピード感、「理由」のような深刻さはない。「模倣犯」のような社会を震撼させる凶悪犯罪でもない。平和な日常の片隅で起きた事件の真相解明にそってストーリーが展開する。 探偵よろしく活躍する杉村三郎の「順路を逆にたどり時をさかのぼるのは、博物館を見学するときだけのお楽しみにしたらいい」という比喩表現が印象的だった。ただ、謎解きのすべてが、杉村の洞察力に委ねられているのは、物語として無理があるような気がしないでもない。 宮部さんの小説らしく、過去に引きずられるのではなく、今を前向きに生きようというメッセージが込められている。 | ||||
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ミステリーを解くというよりも、人間の「悪意」の描写に重点がある作品です。そのため、東野圭吾さんのトップレベルの作品の謎解きを期待している読者には物足りないかもしれません。私は、ひょんなことからシリーズ二部作である「名もなき毒」のほうから読んだのですが、両作を通じて、宮部さんは「本当に意地の悪い人」がいるということ、またその事実について他の、一般的な分量の誠意を持ち合わせている人間たちはどうしたらいいのかという問題に取り組んでいる感じがしました。主人公は「金持ち」であるがためにいろいろな言われのない中傷を受けるのですが、繊細な金持ちである彼にとっては苦しい試練です。バブル後の、長期的経済停滞のなかで、「セレブ」願望が広まった世界で、「金持ちを金を恐れ敬う」と同時に、「金持ちには何してもいい」という気概が生まれつつあるのは事実だと思うので、これは重要な問題意識かと思います。文庫になりましたし、「名もなき毒」と合わせておすすめです。☆一つ減らしたのは、内容とタイトルがあまり合わないと思った点です。 | ||||
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痛快な本では無い。ほのぼのとした本では無い。 これが世間なんですね。 | ||||
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宮部みゆきさんの作品を初めて読みました。ドラマよりも先に内容を読む事ができてよかったです。 | ||||
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ミステリー小説という範疇にはいるのだろうが、ハラハラドキドキするようなストーリー展開もなく、むしろ全体的に重苦しい暗いような雰囲気があり、読後感も良いとは言えない。想像もしなかったラストには嫌気がさすような思いがした。 本も分厚いのだがなぜか読み出したら途中で止められなくなる、どんな毒が仕込まれているのかを見極めたくなるように読者は誘導されているのだろうか。 最初から終盤まで、遅々として問題解決につながらないのだが、ラスト近くで主人公の勘が冴えわたり一気に解決というのは、やや不自然な感じがする。 冒頭から「針金で不用意な誰か」というタイトルを連想させる記述が出てくる。自転車で暴走する誰かが義父の専属運転手をはねて死亡させた。その娘2人が生前の父の人生を本にしたいという希望があり、義父の会社のグループ広報室に勤める杉村三郎が担当することになった。実直そうな運転手にもその家族にも、いろいろと複雑な過去がありそして現在があるということだ。そして幸せそうに見える逆玉の輿の主人公にも、人知れぬ過去がありそうだとほのめかしている。「人間てのは、誰だってね、相手がいちばん言われたくないと思ってることを言う口を持ってるんだ。」三郎の母の毒のある言葉だ。 | ||||
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文芸部の高校生が趣味で書いたレベルだと思います 話が冗長すぎて、スリルも何もない 旅先で買ってこの本しかなかったので、全部読みましたが、正直買って損したレベル お金も時間も 最近ベストセラー作家の本を読むことに目覚め、テレビドラマにもなったし、ということで買ってみましたが そりゃ2冊合わせて原作にするわけだわ 1冊ではとてもドラマがもたないもんね | ||||
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