■スポンサードリンク
誰か Somebody
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
誰か Somebodyの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新品との記載をみて購入しましたが、写真のように帯も表紙も擦れたり折れたりしていました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※ネタバレ注意です※ 宮部みゆきだからきっと面白くなると思って頑張って読むも、「若く見えるし顔も性格も良いお嬢様と結婚して子供も可愛くて超〜幸せっ!なんだけど孤独だよぉ。。でもやっぱ幸せ」みたいな主人公にイライラしてなかなか進みません…。 肝心の運転手さんの人間像も主人公との関係性も薄くて、その謎もいまいち気になりません。。物語を進める、どこかギスギスした空気の姉妹もなんか嫌。 その後も杉村の周りに出てくるのも女ばっかりで一体なんなんだという気持ちになってきます。これも男たちから嫌われているという孤独のあらわれなのかもしれないけど…。 あと主人公誠実なのはわかるけど、椎名という苗字のバイト大学生をシーナちゃんとか呼んで頻繁にランチ行ったりする距離感もなんかキモいんですよね…。長身のシーナちゃん、物語に必要ある?ビラ配り提案するだけなら別に男の部下とかでも良いのでは… で、期待していたのは、跳ねたのは実は子供ではなく小柄な大人だったとか、真の死因は犯人による薬のすり替えによる死!みたいな、実は!!!という展開でした。それがまさかの、ホントに子供が跳ねただけだったとは悪い意味でビックリ仰天しました。 あと梶田夫妻もどうかしてるよ。祐子のお父さんやばい奴だから正当防衛も成り立つのでは!? 法廷に立って日頃の態度を証言したりして情状酌量に貢献すりゃいいものを、なぜ隠蔽!?? たかが数ヶ月働いた職場の人のためにかわいい娘もいるのに死体遺棄する夫婦、いるか??いや、いない。絶対いない。祐子さんも世話になったとか言ってるけど、法に反いて正しく裁かれなかったことと、重すぎる恩に怯え続けてるじゃん。この人の人生かわいそすぎだろ。 で、そんな関係の人と電話番号のやり取りを保ち、まして結婚式に呼ぶとか、えぇっ〜!?としか… そして妹が人間として終わってて、 気持ち悪すぎました…。 ひどい読後感。 てか妹が1人目の男を狙ってきた時点で明らかに頭が狂っているとわかったのに、なぜ、絶縁しなかった? 気にしてないふりして一人暮らしするね〜元気でね〜って家を出て、のらりくらりと付き合って、しばらくしたら連絡先や住所教えなければいいじゃん。ストーカーしてきたら通報しよう。頼むから絶縁してくれ。 唯一、逆玉の息子を軽蔑じゃないけど、孫も嫁も含めて腫れ物に触るような扱いをする主人公のお母さんが面白かったですね。なんか常識人というか、こういうのってホクホクでタカッてくる人の方が描かれそうなのでそこは新鮮でした。 なんだかなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話が難しいというか、事件と関係のない話が多すぎて、展開が遅い。 もう彼女の本を買うことはないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終盤近くまで面白かったが、終盤が気持ち悪い内容で、残念な作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文芸部の高校生が趣味で書いたレベルだと思います 話が冗長すぎて、スリルも何もない 旅先で買ってこの本しかなかったので、全部読みましたが、正直買って損したレベル お金も時間も 最近ベストセラー作家の本を読むことに目覚め、テレビドラマにもなったし、ということで買ってみましたが そりゃ2冊合わせて原作にするわけだわ 1冊ではとてもドラマがもたないもんね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説というのはすべてが必然で構成されているものだと思うが、この小説の場合、主人公が大会社の会長の妾の娘婿という設定にどんな必然性があるのだろうか。 その会長の個人運転手をしていた男の事故の話なのだが、それとてもあまり会社とは関係ない。 運転手と会長が過去に何かあって雇い入れたのでもなければ、主人公の家庭と事件も何の関係もない。 その何も関係がない主人公の話が延々と続く。初めはミステリーではなく、ホームドラマか恋愛小説家と思ったくらいだ。 運転手の事故も何か事件かと思ったら単なる事故。 どこにも伏線がない。 結局何も大した事件がなく、あれれと思うままに終わってしまった。 続編を書くことが目的で、主人公やその背景を細かく描写したとしたら、この本だけを読んだ読者には失礼だ。 最後の姉妹のいさかいはほんとに後味が悪い。 時間つぶしにもならなかったが、最後まで読ませたのは、さすが筆力なのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はっきり言って、話の本筋が全然分からないというか途中から完全に脱線している。 最初はタクシー運転手死亡事故の犯人捜しだったのが、いつの間にか新婚夫婦の浮気調査 に話が変わっている。 読んでいて貴重な時間を無駄にしてしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部さんであるからには、やはり一定のクオリティーは保ってはいます。でも最後の結末が早い段階で簡単に読めてしまい、何ともお粗末に感じました。全体を通して、主人公の清廉潔白ぶりと老成ぶりが設定年齢とどうにも噛み合わず、わたしには60才くらいの人に感じました。もともとそういう作風が好きだったはずですが、この作品においては少々行きすぎのような気がしました。登場する機器やシステムは最近のものですが、話し言葉とものの考え方があまりにも現代っぽくないので、これは時代設定はいつだ?とも思いました。時代小説も好きですが、書きすぎて俗世離れしてしまったのかと思いました。ただ、相変わらず人物描写や最近増えてる自転車事故など社会問題の目の付け所はお見事。筆力もまったく衰えてはいません。もう一度火車のような作品が読みたい。 あえて星2つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまりに有名な著者なので宮部みゆき作品に抵抗があったのですが、 たまたま「火車」を読み、あまりの面白さにビックリ。 噂に違わず、宮部みゆきって凄い!と心を入れ替え、期待しながら手に取った「誰か」。 これは正直がっかりでした。 さすがに読みやすいことは読みやすいです。 しかし後半の真実が分かってくるあたり、展開がチープなのに拍子抜け。 最初から最後までどの登場人物にも惹かれず、魅力が感じられなかった。読んでいて、退屈な作品でした。 事件や人物たちの関係性が明らかになってくる中盤でも、ワクワクドキドキしたりせず「ふ〜む…。」ぐらいの感覚で 結局読後感のスッキリもなく、「別の作品読めばよかった〜」と思いました。 宮部みゆきを読んだことない方が、いちばん最初にこの作品を手に取ったら「他のも読んでみたい!」とはなりにくいでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレになるからあまり詳しく書かないけど、引っ張るだけ引っ張っておいてラストの種明かしが身内の痴話喧嘩じゃなぁ・・・。 梶田氏の過去の秘密に行き着くまでの過程も冗長で非常に退屈だった。 正直、最後まで読むのが疲れた上に、読後感に何も残らなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫本裏の概要を見て古本で買いましたが、読んでいくとまずテーマが弱いことに気づく、事の進行も弱い上に事件にゃ関係ない余分な夫婦の会話がしょっちゅうあったりして。それによって登場人物に存在感を持たせたかったのか、この小説の予定ページ枚数が決まっていてそれを埋めたかったのかわからないが、こんなに厚くしたのは逆効果。読み切るのが苦痛でしたが、以来、途中で合わないと思った本はその時点で読了しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ぜんぜんナニが言いたいのかわからない作品だった。本当にナニが言いたかったんだろう。交通事故が怖いとかそういうことでもないし、人物にも深く切り込んでいった、というわけでもない。ただ単に、義父の個人運転手の家族についての過去を掘り下げていっただけだし、(しかも別に本人らに求められていないにも関わらず)、とくにこれといったトリックもない。というか叙述トリックしか使われていなかったのではないか。しかもきわめて単純な。そういったトリックで引っ張っていくのだが、面白くないし、特に文学として惹かれるところもなかった。 宮部さんだけにがっかりといったところだ。もっと、深く心に切りつけるような話か、人間関係に重きをおいて、中途半端なものは書いてほしくないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで宮部作品は時代物ばかりを読んできた。 どんどん引き込まれて周りが見えなくなるほど、魅力的だった。 ただ、この本。 読んでいる途中は面白い。引き込まれる箇所もある。 ただ、ラスト。 これでいいのか?こんな結末でいいのか? と感じずにはいられなかった。 宮部作品を嫌いになったわけではないが、現代物には興味が湧かなくなってしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに宮部さんを読みました。実に2年振りくらいかな? 話題になった「模倣犯」呼んでいません。なぜか? 事件(事故?)の入り口からして、インパクトが物足りない感じがしていました。 主人公を巨大コンツェルンの婿にした理由は、家庭があり、しかも、ある程度自由に行動がとれる人物である必要があったからでしょうか?一般のサラリーマンで妻子ありなら、あれほど自由に動かすことは不自然ですから。 中盤は、事故で亡くなった、運転手の過去と、残された姉妹の葛藤で結構ページが進んだのですが・・・ いったいどの様な結末を迎えるか期待もしました。 でもなあ、あの終わり方は「ミステリー」と冠するには物足りない。 大ドンデン返しまではなくても、「なるほど、さすが宮部さん!」となると思っていたのに。 あの結末は???? 初期の頃のパワーがなくなってきているのか。冒険をしなくなったのか? どうしても、同世代の女流作家のnannoさんと比べてしまいます。 以前「火車」を夜が明けるまで読んだ頃が懐かしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆき特有の 事件発生→関係者インタビュー→謎が深まる→意外なところから新事実発見→どんでん返し →種明かし→すっきり の手法です。最近では「楽園」もこの手法をさらに洗練してうまく使って書いています。が、「誰か」では肝心のミステリーのパンチ力が弱すぎる!日常性を強調したかったのかと思いますが、これでは読者はページをめくるスピードが速くなりません。途中余分な話が多すぎる傾向もこの人特有と言えるかもしれません。思い切って星一つにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーとは関係のない無駄な描写がやたらと多いと感じ、読み進んでいくのが苦痛でした。なんとなく筆者が意図していることはわからなくもないのですが、行数稼ぎにイライラして、半分で挫折です。「火車」を読んだときには衝撃を受けたため、非常に残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「理由」で宮部みゆきを知り、「火車」で参った!のですが、私は基本的に同じ作家さんを続けて読みません。やっぱり作家特有の「クセ」があって、飽きてしまうので。 ってな訳で久しぶりに読んだのがこの「誰か」 すらすら読めて、あっという間に読み終わってしまいました。 読んでからしばらく経っていますが、感想はやっぱり「覚えていない」です。 「火車」のようなワクワク感を期待しちゃダメなのか・・ ★マークが割と付いてますが、そこまでの評価あるかな・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これ本当に宮部作品と思うほど切れ味が悪い。作者の作品で始めて途中で止めようかと思うほどでした。本屋さんに新作で並んでいたときには、イラストの哀愁がなんともいい味を出していてそそられましたがそれだけでした。いつまでたっても進展がない中盤にはいらいらしたし、結果期待していたエンディングがまた納得がいかない。残念。良かったら私のHPもご覧になってください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宮部みゆきは多方面のジャンルで優れた作品がありますが私は現代の経済社会に直結した風俗をとらえ、社会との関わりの中で犯罪に巻き込まれていく一般庶民を丁寧に描く作品が彼女の真骨頂だと思います。『火車』『理由』『模倣犯』がそうです。しかし、今回の作品はこの人間の背負う十字架というべき「社会性」が表れていません。主人公の男性はコンツェルンのオーナーの娘と結婚し、家族共々淡い水彩画ような透明な暮らしに満足しています。オーナーの仕事ぶり、日常生活はわかりませんがともかくお金持ちの好々爺です。オーナーの雇った実直な運転手が自転車にぶつけられ死亡する事件が発生します。運転手には二人の年頃の娘がいて、妹から父の思い出を本にしたいと依頼された主人公は事件の真相究明に乗り出すことになります。もしかしたら殺人かもしれない。父の過去になにか暗いものがありそうだと姉はこの出版には乗り気がありません………。後半になってこの年頃の姉妹がフォーカスされますが、我が家にも同じ年頃の二人のじゃじゃ馬娘がいるものですから、比べてしまいます。こういう自己喪失の女性が今でも存在するのだろうか、居たとしても読者として共感するところはないし………。『火車』に登場した主人公と比較すれば、同じ作者の描いた女性像とはまるで思えません。古くさいタイプに退行しているのです。宮部みゆき、最近は時代小説の方が光っているようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品を、好きだという方がいたら申し訳ないが、これは宮部さんの作品の中では、ちょっと駄作の部類ではないだろうか。彼女の作品としては珍しく、何度か途中で読むのをやめようかと思ってしまったほど、退屈だった。ストーリー展開は平板だし、登場人物も、他の作品のような、個性的魅力のある人物が見当たらない。そもそも主人公の杉村と、亡くなった梶田という人物との縁が薄すぎて、事件がとても第三者的、傍観者的な描かれ方になってしまっている。結局、最初から最後まで、マイホームパパ・杉村の「女房は良妻賢母だし、娘はかわいいし、あー僕、幸せでよかった」というメッセージを受け取っているだけのような気がして、釈然としなかった。あと、最後の方の不倫うんぬんは、蛇足のような気がした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!