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白昼の死角
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白昼の死角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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現実にあった事件?推理小説ではなかった。 | ||||
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軽い気持ちで読み出したのですが、なかなか良いじゃないですか。 | ||||
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primeで¥0だったので読んでみました。 私自身見たとしても記憶にないですが、角川春樹の例によって派手な映画化で存在は知っていました。 内容ですが戦後の混乱の中、詐欺・女・暴力と昭和の薫りが濃厚な点は好みが分かれそうな気はします。またコンゲーム作品とみた場合、今となってはこれより上をいく映画・小説はいくらでもある気はしますが、これはこれでなかなか楽しめました。 映画や、見られるのであればTVドラマも見てみたいものです。 ただ元々が連載物だったようで、1冊として読んだ場合の構成はイマイチな気がします。 良くも悪くも濃いい作品なので、博学・通な方はモデルになったとされる光クラブや先例の海外小説の存在等、色々蘊蓄を傾ける点が多そうで、そこも楽しめそうなな作品ではあります。 同じ作者の作品で、2時間ドラマ等で馴染みのある神津恭介物も読んでみようと思います。 | ||||
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かつて読んだことがあったと思ったが、初読みたく楽しめた。冷静に評価すれば、法律実務上、現実、あり得へん、という感を免れなかった。なので星3つ。 | ||||
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長かった…というのが偽らざる感想だ。解説まで入れて850ページ近い。寝転がって読むには手が疲れるボリュームである。実在の人物をモデルにした悪漢小説で、内容は手形詐欺を中心とした経済事犯だ。これが延々と続くのが、僕にはちょっとつらかった。 主人公とその仲間たちの働く詐欺が、次から次に描かれるだけで、長編小説としてのうねるような展開がない。まるで連作短編を読んでいる感じだ。加えて、古い小説だから(舞台は昭和20年代、出版は昭和30年代)今の時代には隔世の感を免れない記述も多い。もちろん、株や信用取引の基本的な知識がないと付いていけないところもある。 作者は松本清張の『眼の壁』に触発されて本書を書いたようだが、犯人に「あの小説に出てくるパクリ詐欺は、私に言わせれば、児戯に類するものですよ」と余計なことを言わせているのもなんだかなあ…(少なくとも小説としては『眼の壁』の方が面白いのではないかなあ)。 と、ついつい文句ばかり並べたが、とりあえず高木彬光がこういう小説も書いている作家だということはよく分かった。僕はこの人の本をあと2冊(『能面殺人事件』と『人形はなぜ殺される』)買ったまま本棚に放置しているので、次は普通のミステリを期待して読んでみようと思う。 | ||||
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この時代を知らないせいで、どう感じていぃか解らない。ただこの大詐欺と呼ばれた彼が今の時代に活躍してたら嫌だな。楽しんでネット詐欺とかマジ手強すぎでしょ。 とか思ってみた。 | ||||
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途中までは夢中になって読んだが、ヤクザを手下に使うあたりから、なんだか面白くなくなってきた。戦後の混乱期にそういう輩を利用して、一旗上げた人達もいるかもしれないが、チカラに任せたやり方に魅力を感じない。もっと頭脳を使って、勝負させる手口は無かったものかと思う。途中で読むのをやめた。 | ||||
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戦後の勃興期に現れた素晴らしく頭脳と度胸が座った詐欺師の犯罪記が書かれている。下敷は光クラブ事件であり、小説自体がフィクションとノンフィクションの間の曖昧な位置付けで書かれているのでリアリティについては迫真迫るものがある。特に騙される側の心の有り様の人間模様が緻密に描かれ、これを手玉にとるような詐欺の巧緻が際立つ作品となっている。ただし、手形を割ることが概念的にでも理解できないと詐欺のカラクリが分からないので物足りないかも。 | ||||
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如何に犯罪者として凄いかをただ見せられてる感じで、私はあまり面白く感じませんでした。 | ||||
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Unlimitedで読む。今の言葉でいうなら俺TUEEEE小説だった。ディテールおよび段取りは緻密なのだが展開はご都合主義的。なんだかんだで巧く行く主人公よりも、序盤で破滅してしまう準主役のほうが魅力的だ。作中の喩えを借りるなら「剃刀と鉈のどちらに魅力を感じるか」なのだが、それで鉈だと答える人も多いのだろう。 | ||||
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読破、戦後混乱期における鶴岡七郎による天才的な金融犯罪。 そこそこ面白かったかな( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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まるで手品のような犯罪が載っていたので、現実的ではないのでつまらなく 感じた。 | ||||
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光クラブ事件を題材に、とは知っていたけど、それ以外に結構、今となっては荒唐無稽としかいいようのない、手形詐欺を繰り返す話である。 ただ、小説というのは進化するもので、最近は読まれないけど、和久峻三辺りの手形詐欺ものの方が面白い気がする。 中身にかかれている内容が今となっては話の中身が「お話」に過ぎる。経済というのは時代を超えて普遍的であるがゆえに、「点と線」の陳腐化以上のものがある気がする。 | ||||
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これは法支配の限界に挑戦した推理小説だ。主人公鶴岡は太陽クラブをともに創設した隅田の自殺後、金融業者となり、得意の法知識で恐るべき詐欺を次々と考え、実行する。最初の太陽クラブは戦後の学生金融事件を起こした「光」クラブを真似したものだが、がこの小説の主眼はそれ以降の鶴岡の手腕にある。しかし機敏で慎重そして奇抜な詐欺も仲間の予想外の行動で崩れる。しかし最後まで鶴岡は逃げ切る。この本によって法律の抜け穴を知ることができ、法律というものを知るチャンスとなる。 | ||||
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