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不安な演奏
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【この小説が収録されている参考書籍】
不安な演奏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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梱包も良く、中古なのに美麗でした。 | ||||
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物語の発端が盗聴エロテープというところがいかにも週刊誌的で、思わず興味を引く。 物語の展開はかなり意外性があり、伏線として人物や場所が色々散りばめてあり、複数の失踪や殺人が起こるところはミステリとしても面白かった。週刊誌連載という性格か、小さな山場がたくさんあって読み進むのは苦にならない。 ただ謎解きに至る経緯はかなり強引で、主人公の相棒ともいえる途中参加の人間の活躍と最後の告白が何ともご都合主義と言われる由縁だろう。 京王線沿線や柏崎など馴染みのある地名が出るくるところは個人的にツボだった。 あとがきがみうらじゅんなのだが、これが松本清張愛に溢れていて、なかなか読み応えがあります。 | ||||
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確かに他の方も指摘されるようにややご都合主義的な話の展開が気になりますが、途中から参加した相棒が抜群の明晰性を示して犯人を追い求めるシーンは迫力があり、最後にどうして謎解きに参加したか、その理由が明らかにされて思わずなるほどね。とうなりました。ストーリーそのものは選挙違反に端を発した連続殺人事件で、主人公の雑誌記者が先の相棒とともに執拗に探索する。そして結末に至るストーリーです。 まあ、代議士の選挙参謀が選挙違反に問われて逃げ惑う。その過程で関係者が不可解な死を遂げる。これの謎を解き明かす。犯人も途中で大体、あれかと分かるのですが、そこは清張先生の筆力、私は最後まで飽きずに、そして謎解きも面白かったです。詳しく書くとネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、私はそれなりに楽しめました。 読みだすと例によって小説の世界にどっぷり入れて楽しかったです。世の清張ファン、本作はマイナーですが充分楽しいです。謎解きはスリル満点です。ここまで拝読いただきありがとうございます。 | ||||
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歪んだ複写は、税務署を舞台にした連続殺人事件。例によって税務署のハチャメチャな勤務が赤裸々に描写されており、その堕落ぶりが描かれている。綱紀粛正で今の税務署はこんなことはやってませんので国民の皆さん、ご安心を。吉報が一つ。いつも清張先生には大どんでん返しで騙されてばかりだったが、本作の犯人は一発直観で分かりました。ネタバレになるので言いませんが、一番怪しくない人が犯人です。 不安な演奏は、選挙違反事件をめぐる連続殺人事件で、これは途中で犯人は分かります。それより、探偵役として中途参加した主人公の相棒の正体の方が驚きです。 ただ、両作とも面白いですが意外性の面では、ゼロの焦点やDの複合に劣りますので一つ減らして星4としました。でも読みだすと止まらなくなるので清張節は健在です。 | ||||
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清張の全盛期の昭和30年代中期に書かれた作品としてはマイナーな部類の作品。 ラブホテルの盗聴テープから殺人の陰謀を探り出し、背後にある大がかりな選挙違反事件にかかわっていくというストーリー。 選挙違反事件というテーマと冒頭の盗聴から手さぐりで殺人事件を探っていくのはかなり面白いが、後半ははっきり言って本作の前年に出された「影の地帯」とほぼ同じ展開である・・・・。 手掛かりの薄い殺人事件を追うにしては偶然の出会いや発見に頼り過ぎなご都合主義とスーパーマン的探偵力を発揮する相棒など話を展開するための安易な構成もやや気になるが、小説としてはやはり面白く、清張としては標準的な作品だと思うが、楽しめることは楽しめる作品。 | ||||
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大変面白かった。個人読書履歴。 一般文学通算23作品目の読書完。通算23冊目の作品。1973/03/10 | ||||
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