不安な演奏
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連れ込み旅館で録音したテープには、殺人計画と思われる会話が入っていた。 やがて会話の通りの場所で死体が発見される。雑誌記者の宮脇平助は独自に捜査を開始する。 清張が力作を連発していた絶頂期の作品だ。量産のせいで凡作も見られる。本作もそのひとつだ。 やたらと間延びして無駄な記述が多い。途中で作者が言い訳しているのに、苦笑するしかない。 雑誌連載で一回ごとに山場を作った結果だろうか。事件の真相はかなり意外で、種明かしの部分に感心した。 全体の構成が良ければ、佳作になっていただろうに。 事件のきっかけになった隠し録音(録画ではない)が時代を感じさせる。 昔はエロテープというものがあったのだ。音だけのエロなんて、若い人は想像できないだろう。 解決が良かったので、おまけして星3個。 | ||||
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梱包も良く、中古なのに美麗でした。 | ||||
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物語の発端が盗聴エロテープというところがいかにも週刊誌的で、思わず興味を引く。 物語の展開はかなり意外性があり、伏線として人物や場所が色々散りばめてあり、複数の失踪や殺人が起こるところはミステリとしても面白かった。週刊誌連載という性格か、小さな山場がたくさんあって読み進むのは苦にならない。 ただ謎解きに至る経緯はかなり強引で、主人公の相棒ともいえる途中参加の人間の活躍と最後の告白が何ともご都合主義と言われる由縁だろう。 京王線沿線や柏崎など馴染みのある地名が出るくるところは個人的にツボだった。 あとがきがみうらじゅんなのだが、これが松本清張愛に溢れていて、なかなか読み応えがあります。 | ||||
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文庫で500ページ。途中の展開がかなり長い。 ためて、ためて、最後にすっきりするかというとそうでもない展開。 他の作品に比べると確かにB級感が漂っている | ||||
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確かに他の方も指摘されるようにややご都合主義的な話の展開が気になりますが、途中から参加した相棒が抜群の明晰性を示して犯人を追い求めるシーンは迫力があり、最後にどうして謎解きに参加したか、その理由が明らかにされて思わずなるほどね。とうなりました。ストーリーそのものは選挙違反に端を発した連続殺人事件で、主人公の雑誌記者が先の相棒とともに執拗に探索する。そして結末に至るストーリーです。 まあ、代議士の選挙参謀が選挙違反に問われて逃げ惑う。その過程で関係者が不可解な死を遂げる。これの謎を解き明かす。犯人も途中で大体、あれかと分かるのですが、そこは清張先生の筆力、私は最後まで飽きずに、そして謎解きも面白かったです。詳しく書くとネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、私はそれなりに楽しめました。 読みだすと例によって小説の世界にどっぷり入れて楽しかったです。世の清張ファン、本作はマイナーですが充分楽しいです。謎解きはスリル満点です。ここまで拝読いただきありがとうございます。 | ||||
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