■スポンサードリンク


砂の器



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

砂の器の評価: 4.05/5点 レビュー 172件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 1~20 1/9ページ
No.172:
(4pt)

原作を読みたかったから

最近は本屋さんになく良かったです
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.171:
(4pt)

切ない人生

貧さからの飛躍。昔はそんな事があったのかなって感じ。暗かった
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.170:
(3pt)

映画はおもしろかった

映画がものすごくおもしろかったので読んでみました。上下巻の読後感です。読み進めるうちに感じたのが、推理小説としては、ご都合的な展開が多すぎることです。中央本線の布切れさがし、新劇事務員の転居先などなど、例示するのがおっくうになるくらいです。でも、まあ、それらをどうでも良いと読ませてしまう迫力のある筆致は流石なのだけれど、違和感が募る一方です。さらに、今西刑事の推理にいたっては、それが「推理」なのかと思えるくらいご都合の連続でした。彼の見当違いな努力が延々と描かれた後に、それらは無駄になったけれど違う視点を発見しましたと言うように描かれるので、説得力を感じてしまうのだけど、新たな視点もご都合の域を出ておらず、論理的な帰結ではありません。極めつけは、”超音波” 云々の項です。これは酷い。映画でオミットされるはずです。改めて感じるけど映画版(1974年)の脚本家さんは良い仕事をしていましたね。素晴らしい。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.169:
(4pt)

人間が創り出した「差別」の残酷さ

絶対に他人に知られてはならない自分の過去(ハンセン病の父を持つという自らの歴史)は、主人公本人によって消し去るべき憎悪の対象へと生成されていく。主人公にそうさせたのも、結局は、人間社会が創り出した「差別」が原因である。ところで、同名の映画と比べると、小説の内容は、まったくの別物と言ってもよいほどかけ離れている。映画では「泣けた」人も、小説では「泣けない」のでは? 映画を観るよりも、小説を先に読んでおいた方が良いように(個人的には)思います。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.168:
(5pt)

現代に置き換えたらどんなに面白いだろう。

監視カメラが行き届いて、インターネットやメールが当たり前の砂の器、現代版ができたらどんなふうかなーと期待してしまいます。いろんな最近の作家さんが、次々にたくさんでもいらっしゃってもやっぱり松本清張さんに戻ってくるし、飽きることなくスラスラ読み進めます。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.167:
(5pt)

やっぱり原作を読まなきゃ

映画「砂の器」は名作です。原作を知らないのでは如何かと思って読みました。
映画の内容と重ねながら読むことができましたが、映画とはちょっと味が違うようでした。
ただ、読み応えはあります。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.166:
(5pt)

構想力がすごい

ストーリーのスケールの大きさ、
作者の弱き人へのまなざし。
不朽の名作です。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.165:
(5pt)

松本清張の代表作

戦後日本の高度成長の光と闇
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.164:
(5pt)

松本清張の代表作

戦後日本の高度成長の光と闇
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.163:
(5pt)

面白ければいいじゃないか

事件解決の糸口を掴むキッカケが都合の良すぎる点(しか立て続けなのでやや辟易する)、殺人トリックの非現実的にすぎる点が大いに興を削ぐ。
 しかし、それでも読んでいる最中はドキドキハラハラしながら楽しめる。次はどうなるのかと読むことを止めることができない作品。主人公も魅力的だ。主人公の家庭の描写も昭和の家庭はこんな風だったかと微笑ましく楽しめる。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.162:
(4pt)

面白いけど疑問も残る

本当にこんな荒唐無稽な殺人が可能なのか。
犯人の情人が都合良く近所にいるのも不思議だが、面白く一気に読めた。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.161:
(5pt)

おもしろいです(^^)

映画は何度も観ましたが、原作を読んでみようと思いました。
映画とは違うところがけっこうありましたが、小説自体はおもしろかったです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.160:
(5pt)

社会派というより探偵小説

高校生の頃に読み、その後、ドラマ化された時に読みかえしたりしています。
作者は社会派とよばれていますが、この作品に限っては、今西栄太郎という名探偵が事件を解決する、
探偵小説(本格推理)といってよいと思います。
特に最後の、事件解明の演説部分は、名探偵の本領発揮といったところです。
事件解決と関係のない事象が、たくさんはめ込まれ、読者を迷わせる、ミスディレクションの手法が
ふんだんに使われています。このあたりは、本当にうまいなあ、と思います。
また、日本や海外の探偵小説の歩み(歴史)が、この作品にはいっぱい詰め込まれていて、探偵小説ファンには嬉しい内容でした。
読んでいると、フレンチが、モースが、メグレが、頭に浮かんできます、
あ、ここは乱歩だ、ここは海野十三だ、とワクワクします。
この作品は、犯人当ての、本格探偵小説です。犯人を知っていて読むと、おもそろさは、半減します。
映画やドラマを見る前に、読むのがベストだと思います。
特に映画は、探偵小説的おもしろさの部分を、そうとう削っています。
前衛芸術批判、戦争批判、格差社会批判、マクロな文明批評などの入った、こ作品の多義性を
映画は、まったく捨て去っています。(かといって映画がつまらいというわけではありません。
オールスターキャストで、情感に寄せた、別の面白さを持った作品ではあります)
今西栄太郎は、浅見光彦や十津川警部、湯川学(ガリレオ)の先駆者なのです。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.159:
(5pt)

小説にも、いろいろな、目的があったのだろうと思う

この小説は、僕が中学3年ぐらいの時に、読んだであろうか。テレビドラマも、中居くんの、
迫真の演技で、ものすごく印象に残ったのを覚えている。今私は、仕事を休職して、街中を散策して
社会勉強をしているが、小倉駅から、モノレール、平和通り駅方向、右折して、199 号線沿いにいくと、
小倉井筒屋、NHK 北九州が入っている、リバーウォークがある。小倉城の向こうには、松本清帳記念館がある。その手前の、魚町銀天街は、かなり、庶民向け、美味しそうな店が並んでいる。小倉井筒屋には、
高級な、ブランド物のお店。かなり皆さん、美しい方ばかりで、ちょっと街中では、すぐに出会えないかもと思った。NHK 北九州が入っている、リバーウォークは一度、行ってみる価値はある。やはり受付の女性は、すごく美しい。北九州は、修羅の街と言われ、工藤会や、成人式での、派手な騒ぎで有名であるが、
街ゆく人を、博多の街と比べたり、冬のソナタなどの、韓流ブームの俳優さんと、中国、日本の俳優さんを比べれば、自分は、この歳になるまで、全く勉強不足で恥ずかしいばかりであるが、毎日、新鮮な驚きで
若返った気分である。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.158:
(5pt)

無し。

無し。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.157:
(5pt)

砂の器(上)

松本清張没後30年ということもあって、改めて読んでみようと購入しました。下巻は持っていたので、こちらの上巻を買いました。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.156:
(4pt)

うーん。これって怪奇大作戦...

なぜタイトルが砂の器なのか?砂の城、砂の女...。砂のシリーズか?
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.155:
(4pt)

前振りが長いけど

刑事と同じ感覚で推理しながら、徐々に事件の全容が繋がり、明かになってくる後半は迫力がある。
しかし、前半の、重要な部分ではあるが、こまごまとした前振りが長く、文章だけで理解するのは集中力を要する。
久しぶりの小説なので、自分の能力不足もあるだろう。
逆に言うと映像化されれば風景、人物描写などかなりダイレクトに入って来るので、かなり面白い
作品になっているのは容易に想像できる。
DVDなどの映像なら、筋は分っていてもさらに面白いだろう。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.154:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

清張独特の社会性のあるもので、最高傑作と言っても良いと思う。

原作はs35~36年新聞連載であるが、s49年の映画(主演丹波哲郎・加藤嘉・加藤豪)をYouTubeで見てから原作を読んだ。ハンセン病に対する偏見・差別という社会性こそこの作品の根本である。映画の脚本・カメラワークが優秀で、清張をして、小説ではここまでは表現出来ないと言わしめた。
ハンセン病に無関係な部分や、超音波での殺人という奇天烈な部分を除けば、原作は原作で大いに楽しめる。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.153:
(1pt)

清張文学の本質的な問題性を感じる

(他のレビューでも同じことを述べているのをお許しいただきたい)
優れたミステリーは、人間の社会的悲しみや怨憎を通じて、
この世界の矛盾を表現し、社会的問題を提起するという手法がよく取られるが、
それはそれで良いとしても、ミステリーは殺人事件を描いている限り、
プロレタリア文学のように、書き手の何らかの目的に支配されてしまうのものだ。
つまり、松本清張の作品であれば、必ずその殺人事件は
社会的に虐げられた登場人物が投げ込まれた恵まれない悲しい人生環境から
生み出されるということになるのだ。
つまり婉曲的な社会批判が目的となり、殺人犯は社会的な被害者である
善良な庶民ということになる。
このような舞台設定では、複雑怪奇な人間の姿を描き切ることはできないだろう。
私はミステリー小説には何の芸術性も存在しない、と考える。
松本清張の作品も例外ではない。
世の中は彼を誉めすぎるきらいがある。
「砂の器」はこの意味での典型的な清張節の作品である。

ミステリー小説がダメと言っているのではない。
そうではなく、現代のようなミステリーしか流行らない世の中や時代は、
突き詰めるべき人間のもっと重要な問題から目を背けているということである。
だからミステリー小説は文学芸術にはならないのである。
よくセックスを中心に描く文学作品もあるが、その類も同様である。
性を描いて人間の真実に迫ろうとしても無理というものだ。
ミステリー小説も同じことであり、ミステリーに必要以上にリアリティを求めるのではなく、
犯人探しや殺人に至るプロセスを楽しめるかどうかに価値を求めればそれで良いと思う。
実際の殺人事件はドラマより凄惨で恐ろしいものである。
以上のようなことを言うと誤解を招きそうだが、
このことは(ミステリー作家を含む)ある著名な作家たちの意見に
私が同意して述べているということを最後に言い添えておきたい。
それにしても現代は、芸術性の高い文学が生まれにくい時代になってしまっている。
それがとても心配である。
ドストエフスキーの「罪と罰」ように殺人行為というものが、
高い人間的煩悶を呼び起こすということになれば話は別だが、
大抵はそのようなレベルの小説にならないというのが、
ミステリー小説の限界である。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!