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砂の器



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砂の器の評価: 4.05/5点 レビュー 172件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 41~60 3/9ページ
No.132:
(3pt)

問題ありませんでした!

問題なく受け取りました、、
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.131:
(5pt)

面白すぎる。

88歳の母が面白くて熱中して読んだと言っておりました。あまりに没頭して同じ姿勢で読んでいたため腰が痛くなったので今後松本清張は勧めないでと言われました。竜田信子
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.130:
(5pt)

母との会話。

「砂の器」の読後感想などを88歳の母と電話で語り合うのが楽しかったです。ありがとうございました。竜田信子
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.129:
(5pt)

松本清張は素晴らしい

一番は、点と線ですが、この砂の器も素晴らしい作品です。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.128:
(5pt)

一気に読んでしまう!

終盤に近づくにつれて、どんどん引き込まれてしまう!サスペンスものは初めて読んだが、かなり読みやすかった。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.127:
(5pt)

頭をフル回転させながら楽しめる!!

登場人物同士の関係性を頭で整理しながら、事件の犯人を予想して楽しめる!思わずのめり込んでしまう!
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.126:
(4pt)

小説は意外とシュール

私が中学生だった頃、松本清張・野村芳太郎のコンビの映画「鬼畜」と「砂の器」の2本立てを観に行きました。「鬼畜」は、子供の虐待から捨てられるシーンが可哀想過ぎて映画館で大泣きしました。対して「砂の器」の方はその時は感動する程でも無かったのですが、周りの大人の観客は殆どすすり泣いていた記憶があります。
その後、テレビでも映画版を放映されているのを観て成る程あの時の大人たちが泣いていたことがある理解出来ました。

小説でも20年以上前に読みました。ストーリーが良く分かっているので、上下巻を1日で読んだのでしまって実は余り記憶にも留まりませんでした。今回これを1週間掛けてじっくり読んでみました。

先ず小説は映画とは違った作品と言えるでしょう。(因みにテレビドラマは全て全く観ていませんが。)

映画はハンセン病に冒された父と幼い息子がお遍路参りで放浪するのをクローズアップしています。これがこの映画の泣き場面。シナリオは、余計な話しを削ぎ取った2時間半に収まるようにまとめています。放浪する場面での日本の四季折々は観客を涙させるのには十分で映画賞を受賞するのは当然と言える作品です。

それに対して、小説は無駄な話しが多いです。本筋は映画と同じ蒲田操作場殺人事件からその解決までなのですが、もう一つの筋はヌーボーグループの不審死。やがてこの2つの事件が絡み合ってくるのですが、不審死には相当無理がある話しでシュールと言うか、どちらかと言えばS F的な要素があります。
本筋が社会派でシリアスなのに、もう一つがあり得ない話しなので、評価的にはどうなのかなと思います。。。超音波で人を殺すかって話しです!

本筋の方は本格的な推理小説です。これは評価出来ます。特に「カメダ」の解明や映画館への地道な捜査に至っては今西刑事の粘り強い聞き込みや推理が読み手を引き付けます。

不審死の話しは、折角の本筋の事件の足を引っ張っているようにしか思えませんでした。
なのでレビューは星4にします。

あと余談ですが、宮部みゆき氏は松本清張の大ファン。今回読んで彼女の代表作「火車」は本作品のオマージュであると気が付きました。主役の刑事が犯人の足取りを求めて各地方に聞き込みするのもそうですが、本作品でも行った大阪や伊勢にも行っている。それとラストシーンの犯人逮捕の情景は、空港と喫茶店との差があるが、非常に似ている。結構驚かされた次第です。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.125:
(4pt)

音楽あるいはその才能について

戦争が終わって娯楽を求め始めた人々の要求に応えて出てきたのが、松本清張という巨人だった。時代を代表する名作であることは間違いない。読みやすい文章。読む者を引き込まずにはいない筋書き。昭和30年代という時代の雰囲気をよく写し取っている。戦後の荒廃からしだいに繁栄の兆しを見せて行く社会。庶民にも豊かな暮らしが待っているという夢を見させてくれる。さらにもっと先には和賀英良の婚約者の一族のような上流社会の人間にだってなれるかもしれない。しかし物語は、捜索が進むに連れて、秀夫という少年の生い立ちが語られ、読者は一気に戦前の世界に引き込まれる。病気の父と一緒に山陰の村々をさすらい歩き、6歳で駐在所に引き取られたあと姿を消してしまった。そしてこの少年が事件の鍵となる人物であることが次第に明らかにされて行く。その後30年経って、まさにこの男が上流階級への階段を駆け上がって行こうとするときに事件は起きた。6歳から30年の歳月の間には、大空襲で戸籍が焼け、終戦があり、自分が本当は誰であるかを意図的にはっきりさせないで人生を立て直して行こうとする人物の努力があった。発売直後に人々は、自分の人生に重ね合わせて涙を流しながら、あるいは溜め息をつきながらこれを読んだかもしれない。よくできた推理小説である。
しかしたった一つ、作者は大きな設定ミスを犯したと私は思う。この設定があったために、まるでこの小説の題名の砂の器のように全体がモロモロと崩れてしまうのである。それは音楽あるいはその才能というものがどういうものであるかについての認識である。戦後70年も経ち、街中には音楽教室が溢れ、たくさんの子供達が音楽教育を受けている。私もかつてはそうした子供達の中の一人だった。音楽を職業とすることはなかったが、音楽の上達というものがどんなことなのか、友人たちをずっと見てきた。音楽は3歳までに始めないと大成することはできない。才能があるというのはすなわち幼い時に始めたということである。脳の機能の研究からも今ははっきりわかっている。この小説のように6歳までさすらいの生活をしていた子供の脳に染み付いているのは、いわゆる民謡、村祭りの笛や太鼓の音だったろう。そのあとの年月で、どんなに頑張って西洋音楽を勉強しても、指導者に愛されるほどの才能が出てきようがないし、映画化された中のピアノ協奏曲の作曲や演奏は無理だ。ましてや原作で書かれているミュージックコンクレートにまで進めることなどない。作者は戦後の日本人が、頑張れば西洋音楽だってやれるんだと思ったのかもしれないが、文化の深さというものは付け焼き刃ではダメなんだということが、当時は分かっていなかったということであろう。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.124:
(3pt)

60年代の日本への旅

現代の視点で読むと、1960年代の日本への旅行記です。当時の日本人の意識、地方ごとの暮らしぶりを垣間見ることができます。それから鉄道事情も。推理小説としては、コツコツ歩く刑事の執念はよく描けているのですが、最後は音波殺人とか結構笑えます。7歳の時に短期間一緒にいただけの少年の30歳の写真を見て、彼だと気付きますかね、普通。それを「人相の記憶に特異質」の一言で納得しろと言われてもなぁという感じはします。自分の暗い過去を知る男が現れたからといって突然、殺意を抱くかなと本質的な部分にも疑問を持ちます。被害者がゆすりたかりをしたならともかく。この本に限らず清張作品は人が死にすぎですよね。そんなに次から次に殺しますかね。リアリティの議論は意味ないかもしれませんが。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.123:
(5pt)

秀作

モチーフは音

会話、方言
音楽(前衛音楽)
批評、言論
近所のうわさ
火災(空襲)

大作なので、少しずつ読むのがかんじん。
砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)Amazon書評・レビュー:砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)より
4334030092
No.122:
(2pt)

偶然

小説とはいえ、こんな偶然の連続で犯人へたどりつくのか・・・・・?ちょっと、あり得ない。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.121:
(4pt)

読みやすい字体、字間、行間で気に入りました。

さくさく読み終えて、そのまま下巻も購入しました。ドラマ「砂の器2019」の前に読めてよかったです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.120:
(3pt)

映画とは別物でした(映画を観ていない方はネタバレ注意)

野村芳太郎の映画とはかなり印象が違った。原作には動機に強い時代表現が感じられ、「道徳的である」とはどういうことか考えさせられた。とにかく繰り返し語られるのは、最初の被害者・三木謙一がいかに誰から見ても善い人であり、道徳のお手本のような人物であるかということである。そこに作者の書きたかったテーマがあるような気がした。
父・千代吉を職務に従い癩病者強制隔離病棟へ送り、子を養子縁組させ別姓にし育てるという、三木謙一の判断は当時の社会の法律・因襲・差別からすれば「最善」の措置であったといえる。しかし、そもそもこの父と子は社会の間違った法律・因襲・差別という環境を抜きにすれば健全な親子関係であった。三木にとって常に「環境」は変えようのない存在だから、それが最善なのである。父と子を別離させるという判断には、社会に対して個人が無力であるという戦前の空気を感じざるを得ない。三木の善行は常に自己犠牲によってなされる。村のお巡りさんという真面目な「戦前的道徳」の代表的存在に設定されていることからも、それは強調されているように感じられる。
本浦秀夫はこの時、この国の現実、因襲と社会の差別を受け入れその中で生きていく厳しさ、覚悟を”三木謙一によって教えられた”といってよい。その最良の選択肢が別人になるということだったはずである。本浦秀夫が選んだのはその手段の”より完全な形”にすぎない。そして別人和賀英良となって不断の努力で成功を手にする。そこに、今度は雑貨商の隠居の身となった三木が現れ、和賀英良に本浦秀夫を蘇らせる。まるで人として当然の優しさであるかのように。あまりにも素朴で想像力を欠いた、ゆるい「戦後的道徳」を持って。
戦前、社会がアレはソレは危険思想だ非国民だ不可触民だと価値を掲げればそれに従って村八分にし、同じ口で戦後は真逆の自由平等人権民主主義を人として当然の権利と謳い、という戦前から戦後を通底する真面目で素朴で善良だが、環境に対しては従順で凡庸な日本人そのものの姿を「この男」は映し出している。生活道徳として善良であるかどうか、という事でいえば「東条英機」だって善良で真面目な人物だっただろう。そういう「善良な死神」だって存在するのだ。
素朴すぎる善意は、むしろ罪悪感もためらいもない”凶器”といえる。和賀英良は決然たる殺意を抱き冷静な判断で轢断を選択したに違いない。そして殺人の泥沼の中へ…これは映画のように、恩人までも殺さざるを得なかった悲しい事情といった浪花節物語ではなかった。
日本は戦前から戦後へ、道の時代・精神主義から器の時代・物質主義へ。そして本浦秀夫は和賀英良へ、土から砂へその器を変え完全に環境の要請に沿って生きている。松本清張はそんな戦後という時代にも懐疑的な目を向けていた。それはたぶん杞憂ではないだろう。
文体は無いに等しい。「発想の良さ」に文章がまったく追い付いていない。とっ散らかった闇鍋みたい。
締め切りに追われて書いたのかな?★3。
そういった意味では「ゼロの焦点」の方がまとまっていて出来が良いと感じた
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.119:
(5pt)

『砂の器』2019年版のドラマ化を鑑賞する前に・・・

次世代に引き継がれる『砂の器』がドラマ化されるのでその前に原作を読みたいと思いました。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.118:
(5pt)

砂の器2019年版のドラマを鑑賞する前に・・・

今回、砂の器2019版のドラマ化が決定したという事で、ドラマを観る前にどうしても原作を読んでみたかった。購入いたしました。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.117:
(5pt)

清張先生が映画版を絶賛されたとか

よく映画の原作になりますが、この映画版だけは清張先生が絶賛されたとか。

映画版と比較されると、読み応えがあります。

米粒写経さんのネタでもよく出てくるので、お笑い好きさんにもおススメです。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.116:
(5pt)

刑事&警察がいいなあ

松本清張の代表作でいまさら言うこともないのですが
私は交互に描かれる警察の捜査がワクワクでヌーボーグループは飛ばして
何度となく読みました。
のちに、横山秀夫のように警察内部の階級闘争とかいがみ合い
刑事たちの家庭的な悩みとか複雑にに絡み合うのを読んで
そう、警察官だって人間だもの と深く納得はしましたが
清張作品に登場する刑事はそういうの一切ないです
刑事たちは粉骨砕身犯人をあげるために一致協力して努力し
上司は部下を暖かく見守り家庭は円満、
いつもワンパターンにシンプルだからこれで事件の謎解きに集中できる
清張の刑事警察ものはどれをとってもほのぼのとした気持ちになれます。
砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)Amazon書評・レビュー:砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)より
4334030092
No.115:
(5pt)

秋田への旅行に合わせて上下巻続けて読了。

読み進めて行くうちに、続きが気になって読むのを止められなくなる良いミステリー小説。
東京蒲田で起こった事件に対して、全国各地に捜査が広がり、また、日本の格差差別にまで切り込んでいくストーリー展開に感激。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249
No.114:
(5pt)

秋田への旅行に合わせて上下巻続けて読了。

読み進めて行くうちに、続きが気になって読むのを止められなくなる良いミステリー小説。
東京蒲田で起こった事件に対して、全国各地に捜査が広がり、また、日本の格差差別にまで切り込んでいくストーリー展開に感激。
砂の器〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈下〉 (新潮文庫)より
4101109257
No.113:
(4pt)

作者の代表作品の一つで、当時としては画期的だった筈。

思うようには進まない(結果が)小説と思った。
主人公の刑事が、線路沿いに探すシーンで
昔、ドラマで見たことを思い出した。
砂の器〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:砂の器〈上〉 (新潮文庫)より
4101109249

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