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ヒポクラテスの誓い



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒポクラテスの誓い
ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)

ヒポクラテスの誓いの評価: 3.56/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全48件 1~20 1/3ページ
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No.48:
(4pt)

身内の遺体にとりすがって嗚咽する家族の姿とか、かなり胸にこたえる作品でした。

解剖される遺体の家族の嘆き、悲しむ姿とか、ほういう描写が、結構胸にこたえましたね。読み始める前は、特異なキャラによるもっとコミカルな味わいがあるのかと思ってましたが、いやいや、かなりシリアスな、重たい話が多かったですね。

そんな中で心がちょっとほっこりしたのは、法医学教室では新米の研修医・栂野真琴(つがの まこと)が、光崎藤次郎(みつざき とうじろう)教授やキャシー・ペンドルトン准(じゅん)教授に感化されて、本物のプロ魂が次第に芽生えていくところ。そこが印象に残りました。

話の底を貫いて流れる一本の糸とは別に、遺体解剖をめぐる五つの話が載ってます。私は特に、真琴の親友とその母親が関わる四番目の「母と娘」の話が、胸にぐさりと突き刺さりました。これを読んでいる今、父親が入院しているという当方の事情もあって、なんか、他人事とはとても思えない気持ちに駆られたんすよね。かなり胸にこたえる読み味でした。
ヒポクラテスの誓いAmazon書評・レビュー:ヒポクラテスの誓いより
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No.47:
(4pt)

法医学と推理小説の融合に納得

法医学はとっつき難いかと思ったら面白く興味深かった。医学の専門用語が飛び交うので完璧には理解は出来ていないのだけれど、それを補う話の展開や、光崎教授の人物像にすっかり魅了されてしまった。
ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)より
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No.46:
(3pt)

解剖の知識は満載なものの…

いままで護れなかった〜から、御子柴シリーズを夢中になって追いかけ読み進めていたのですが、この本は心に響かなかったです。
中山七里さんの本はどれもファンだったので自分でも不思議ですが、真琴や光崎のことに思いを寄せられるほどの描写がなかったせいでしょうか…ざんねんながら、このシリーズは読み進めないです。
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No.45:
(5pt)

解剖を考える

BS再放送で観て面白うそうだったので書籍を購入。非常に面白く一気に読んでしまう。
著者の職業が医者でもないのに、よくこんなに詳細に小説が書けるなと感心。
ドラマとは違い、書籍の方が強く死者と生者との違いって何なのだということを自身が考えさせられた。
続編も続けて読んでいます。
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No.44:
(4pt)

表紙が違った

現在の表紙が好きなので違っていたなら一言記載して欲しかったです。
状態は良かったです。
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No.43:
(4pt)

面白かったです。

病気や手術のことはよく分かりませんでしたが、読んでいて面白かったです。それにしても著者の知識の広さには驚きです。
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No.42:
(3pt)

勉強しているのだろうが、エンタメに貢献していない

司法解剖の問題点を読者に教えてくれるが、小説の面白さとリンクしていない。ミステリとしてはトリックも恣意的。
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No.41:
(2pt)

大人の読み物として見ると物足りない

とても読みやすい作品です。
言葉の選び方を相当意識してらっしゃるのか、多少の専門用語はありつつも難しい言葉は使わずに、わかりやすい表現で丁寧に描かれているので、理解しやすく好感が持てます。
そのおかげか、解剖のシーンはリアルですが、血生臭ささはなくマイルドに感じられます。

ただ、最初から最後まで台詞が多く、テンポ良い軽快なやりとりが繰り広げられるのですが、読みやすい文体や優しい表現も相まって、ライトノベルを読んでいるかのような感覚があります。
また、主人公が医師免許を取得した大人の女性であるのに、随分と幼稚な描かれ方をされており、他の登場人物も人物造形が漫画的であることから、この作品は若年層向けに描かれている作品ではないかと思います。
ご都合主義や強引な展開、あり得ない点もいくつかあり、大人の読み物として見ると物足りなさを感じました。

ちなみにどのストーリーも、登場人物がドタバタした後で、教授が遺体を開いてハイ解決、という展開なので盛り上がりに欠けます。
このドタバタを楽しむ作品なのかもしれませんが、少々気分の悪くなる展開もあるので一概にそうとも言えません。
特に遺族を騙す話は何とかならなかったのでしょうか。
話を進めるためにこんな展開にせざるを得なかったのでしょうが、フィクションといえど憤りを感じます。
死を扱う作品なのだから、そこはもう少し慎重に描いて欲しかったです。
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No.40:
(1pt)

被害者軽視が甚だしい物語

フィクションとはいえ内容があまりにも独善的で展開も稚拙。この作者は犯罪、事故の被害者家族をなんだと思っているのか。

なんとかこの小説の良いところを最後まで読みましたが、途中から登場人物たちの独善的な言動にイライラが止まりませんでした。

稚拙で独善的な物語が好きな方にはオススメです。
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No.39:
(4pt)

法医学モノの連作

最近ドラマで法医学モノが多くなっているので、それに比べるとミステリーとしては地味だけど
これはこれで良いかなと思います。連作として謎解きもあります。
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No.38:
(3pt)

非常に淡々と、楽しく読めました。

中山七里さんの作品にしては、そんなに入り組んでないサスペンス。
無理がある強引な解剖許可など、リアリティには欠け、激しい高低もない展開で、
一定のリズムで淡々と進んでいきました。

なのに、登場人物に極端なキャラクターの人たちを配置したからか、
そこそこ楽しめました。

時間に余裕があり、肩の凝らない作品をお求めの方は是非。
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No.37:
(1pt)

医療関係者は読まないほうがいいかな

ストーリーは面白いのに医学的矛盾が散りばめられてて萎える。
臨床医師の監修つければいいのに。
『最後の医者は・・・』シリーズと同じ印象。

側管からロセフィン 昔はみんなやってましたが死にませんよ。
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No.36:
(2pt)

フィクションとしても現実感がなさすぎて・・・

今や医師志望者に不人気の法医学教室。ただし、浦和医大の教授は国内でこそ知名度はないものの、国際的には知らないもののないほどの権威を持つ教授であった。(でも変わり者)
この教授と、教授をしたってアメリカからやってきた女性准教授のいる法医学教室に配属された研修医が、様々な事件に遭遇するというストーリー。

面白そうかなと思いつつ読み進めたのですが、ふたつ目のエピソード、交通事故死した被害者の遺族を騙して解剖するくだりがどうしても納得できない。
フィクションにめくじら立ててもな、と思いつつ、やっぱり受け入れ難く、途中で読むのをやめました。
自分には合わなかった。
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No.35:
(3pt)

視点としては面白い頑張り、あまりに強引。

医療ミステリーとしては、解剖で問題を解決していくのは面白い視点だと思います。ただ、解剖に至る過程があまりに強引すぎて現実味が無い。その点を工夫するともっと見応えが出るかな。
主人公のキャラも若干軽すぎ。
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No.34:
(5pt)

光崎教授の個性が強烈

臨床研修で法医学教室にまわされた栂野真琴は、いきなり准教授のキャシーに「あなた、死体はお好き?」と訊かれる。変態准教授のあとに会った光崎藤次郎教授も強烈な個性の持ち主だった。つぎつぎと強引に解剖を進める光崎。否応なく渦中に巻き込まれる中で、次第に真琴は解剖医の仕事に惹かれていき、自分から積極的に動き出していく。実は光崎にはある思惑があり、最後の第5編ではその真相が明かされることになる。解剖の様子、周りの人々の動き、真琴の心情などが詳細に描きこまれ、実に読みごたえがある。
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No.33:
(5pt)

法医学のドラマなどすきなかたにおすすめです!

研修医の真琴と外国人研修医キャシー、法医学の権威光崎教授の三人が様々なご遺体を解剖していくうち、あることにたどり着くという小説でした。
自分が高校のとき、パトリシアコーンウェルの検死官という小説を読んだのですが(今みたいに余り法医学の話のテーマの本がなかったときと思います)なんとなく自分と離れた文化の中の話のような感覚でした。
検死官のドラマもそんなになかったように感じました。(検死官もおもしろかったんですよ)
今はドラマもあったり、色々な法医学の小説もでていて、段々身近な職業になってきてるんだよなぁと小説を読んで改めて思いました。
この小説はその中でも凄くおもしろくて、届いたその日に読み終わりました!何で今まで読まなかったんだろうと思いました。
次の憂鬱と来月でる新刊も楽しみです。
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No.32:
(2pt)

心のモノロ―グ。

生命の灯りが消えた瞬間、人間としての尊厳を失い、ただのモノとしての価値しか存在しないのか? 骸として尊重されないのか?

正義の光は、死者にもあまねく届かねばならない。 その為の法医学であり、金銭に、権力におもねり、屈して良いものではない。 ただ負けそうな時、そんな自分を信念を覚悟を、矜持を持ってるのかい?

ありがちなキャラ設定に言い古いされた文言・・・まぁ~嫌いじゃないけど。
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No.31:
(4pt)

医学

医学の知識もつくような作品でした。次に憂鬱も是非読みたい。ぜったい、
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No.30:
(4pt)

エンターテイメントとしては面白い

一言で乱暴にまとめると解剖医版バチスタ。
光崎教授の傍若無人なキャラクター造形は白鳥やバチスタの権威たちを思い出す。
傲岸だが生者と死者を分け隔てるのを是とせず、真実を重んじる光崎と死体が大好きな外国人助手のキャシー。そんな二人に圧倒されながら法医学の意義に目覚めていく麻琴……
キャラクターもそれぞれ魅力があるし、エンタメとしては及第点の面白さだが、登場人物の言動の矛盾や警察の対応など、素人から見ても「いくらなんでもこれはないでしょ」という展開が散見され、完全にのめりこむまでにはいかなかった。
死体の所見を重視したいから他の事はいいと一話で言った光崎が、三話では捜査資料を頼んでいたり……最大の違和感は四話。キャシーがスマホから送信した写真(それも無断で)だけで、僅か数時間後に逮捕令状がとれるのはあり得ない。
死者の声を重んじて、真実を追求する光崎の考えもわかるが、やり方が強引すぎる上に遺族をだまして解剖する話が多いので、現実で実際にやったら大問題だよな……エンタメだからこそ成立する話である。
結果良ければすべて良しでおさまるのだがうーん……。
被害者や加害者の遺族も何人か登場するのだが、さわりの描写でさらっと流され、その後どうなったかフォローが省かれてるのがやや消化不良。
二話の小学生と両親、三話の競艇選手の妻と子など、せっかく出したのなら解剖を経た後のリアクションが知りたかった。三話の遺族は特にトラウマが深そうだったので……。

独立した別々の話だと思わせた短編が、最後に収束する構成は面白かった。
他の誰かも言ってたが、連続ドラマ向きの素材。
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No.29:
(3pt)

解剖

大学の法医学教室を舞台にした医療ミステリーです。
解剖して本当の死因を明らかにするという流れのため、
もれなく解剖シーンが出てきますが、これが何気にグロい。
面白い部分もありますが、ちょっと素直に楽しめない感じもありました。
ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)Amazon書評・レビュー:ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)より
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