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ヒポクラテスの誓い
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ヒポクラテスの誓いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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とても読みやすい作品です。 言葉の選び方を相当意識してらっしゃるのか、多少の専門用語はありつつも難しい言葉は使わずに、わかりやすい表現で丁寧に描かれているので、理解しやすく好感が持てます。 そのおかげか、解剖のシーンはリアルですが、血生臭ささはなくマイルドに感じられます。 ただ、最初から最後まで台詞が多く、テンポ良い軽快なやりとりが繰り広げられるのですが、読みやすい文体や優しい表現も相まって、ライトノベルを読んでいるかのような感覚があります。 また、主人公が医師免許を取得した大人の女性であるのに、随分と幼稚な描かれ方をされており、他の登場人物も人物造形が漫画的であることから、この作品は若年層向けに描かれている作品ではないかと思います。 ご都合主義や強引な展開、あり得ない点もいくつかあり、大人の読み物として見ると物足りなさを感じました。 ちなみにどのストーリーも、登場人物がドタバタした後で、教授が遺体を開いてハイ解決、という展開なので盛り上がりに欠けます。 このドタバタを楽しむ作品なのかもしれませんが、少々気分の悪くなる展開もあるので一概にそうとも言えません。 特に遺族を騙す話は何とかならなかったのでしょうか。 話を進めるためにこんな展開にせざるを得なかったのでしょうが、フィクションといえど憤りを感じます。 死を扱う作品なのだから、そこはもう少し慎重に描いて欲しかったです。 | ||||
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フィクションとはいえ内容があまりにも独善的で展開も稚拙。この作者は犯罪、事故の被害者家族をなんだと思っているのか。 なんとかこの小説の良いところを最後まで読みましたが、途中から登場人物たちの独善的な言動にイライラが止まりませんでした。 稚拙で独善的な物語が好きな方にはオススメです。 | ||||
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ストーリーは面白いのに医学的矛盾が散りばめられてて萎える。 臨床医師の監修つければいいのに。 『最後の医者は・・・』シリーズと同じ印象。 側管からロセフィン 昔はみんなやってましたが死にませんよ。 | ||||
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今や医師志望者に不人気の法医学教室。ただし、浦和医大の教授は国内でこそ知名度はないものの、国際的には知らないもののないほどの権威を持つ教授であった。(でも変わり者) この教授と、教授をしたってアメリカからやってきた女性准教授のいる法医学教室に配属された研修医が、様々な事件に遭遇するというストーリー。 面白そうかなと思いつつ読み進めたのですが、ふたつ目のエピソード、交通事故死した被害者の遺族を騙して解剖するくだりがどうしても納得できない。 フィクションにめくじら立ててもな、と思いつつ、やっぱり受け入れ難く、途中で読むのをやめました。 自分には合わなかった。 | ||||
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生命の灯りが消えた瞬間、人間としての尊厳を失い、ただのモノとしての価値しか存在しないのか? 骸として尊重されないのか? 正義の光は、死者にもあまねく届かねばならない。 その為の法医学であり、金銭に、権力におもねり、屈して良いものではない。 ただ負けそうな時、そんな自分を信念を覚悟を、矜持を持ってるのかい? ありがちなキャラ設定に言い古いされた文言・・・まぁ~嫌いじゃないけど。 | ||||
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浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と死体好きの外国人准教授・キャシーだった。凍死や事故死など、一見、事件性のない遺体を強引に解剖する光崎。「既往症のある遺体が出たら教えろ」と実は刑事に指示していたがその真意とは? | ||||
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医学的なアドバイスを少しは受けてほしいです。 医師ですが、読んでしまって本当にイライラするだけで終わったので本当に後悔しています。全てがありえません。他の医療ものでも変だと思う点があることはありますが、ここまでひどいのは…。医療の知識が少しでもある人は絶対に読まないほうがいいですよ。星なんてゼロですが投稿できなかったので、仕方なく。 | ||||
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『屍活師 女王の法医学』の設定と非常によく似ており、文体がライトノベルなので、最初の5ページで読むのを止めました。 | ||||
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研修医・栂野真琴は、臨床医を目指す身ながら、ひょんなことから法医学教室の光崎教授のもとで研修をすることに。光崎教授は法医学界の権威と呼べる人物で、単純な事故死や病死と思われた遺体を解剖することで、隠された真実を明らかにしていく。そして徐々に真琴は法医学に惹かれていき-。 ---------- 解剖シーンの描写は臨場感があり、リアルでした。「生きた」死体の血液の様子とかは意外な点もあり、また解剖に用いる道具や今日の日本の司法解剖の事情なども盛り込まれ、興味深く読めました。登場人物の会話も軽妙で面白く、飽きずに一気に読み進めることが出来ました。 ただ…医療に関する内容には、薬や検査に関する記述に、おかしな点が散見されます。所々で違和感を覚えたがゆえに、先の展開の伏線ではないかと勘違いしてしまったほどです。小説だから些細な点は事実と異なっていても良いとは思いますが、本作ではストーリーの根幹部分にもおかしな記述が多く、ミステリーとしては疑問です。とくに、クライマックスの展開はおかしいを通り越して誤りであると言って良いのではないかと思います。病気の括りは疑問だし、あの薬をいくらなんでもそういう使い方はしないと思うし、あの薬でそんなことが起こるとは思えないし…。 上に解剖のシーンがリアルだったと書きましたが、私は解剖や法医学に詳しいわけではないので、医療関連のこういった誤りが目につくと、実は解剖の描写も想像で書かれているのではないか…と勘繰ってしまいます。それが残念。 | ||||
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