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ヒポクラテスの誓い



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒポクラテスの誓い
ヒポクラテスの誓い (祥伝社文庫)

ヒポクラテスの誓いの評価: 3.56/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1~20 1/2ページ
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No.28:
(4pt)

身内の遺体にとりすがって嗚咽する家族の姿とか、かなり胸にこたえる作品でした。

解剖される遺体の家族の嘆き、悲しむ姿とか、ほういう描写が、結構胸にこたえましたね。読み始める前は、特異なキャラによるもっとコミカルな味わいがあるのかと思ってましたが、いやいや、かなりシリアスな、重たい話が多かったですね。

そんな中で心がちょっとほっこりしたのは、法医学教室では新米の研修医・栂野真琴(つがの まこと)が、光崎藤次郎(みつざき とうじろう)教授やキャシー・ペンドルトン准(じゅん)教授に感化されて、本物のプロ魂が次第に芽生えていくところ。そこが印象に残りました。

話の底を貫いて流れる一本の糸とは別に、遺体解剖をめぐる五つの話が載ってます。私は特に、真琴の親友とその母親が関わる四番目の「母と娘」の話が、胸にぐさりと突き刺さりました。これを読んでいる今、父親が入院しているという当方の事情もあって、なんか、他人事とはとても思えない気持ちに駆られたんすよね。かなり胸にこたえる読み味でした。
ヒポクラテスの誓いAmazon書評・レビュー:ヒポクラテスの誓いより
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No.27:
(4pt)

法医学と推理小説の融合に納得

法医学はとっつき難いかと思ったら面白く興味深かった。医学の専門用語が飛び交うので完璧には理解は出来ていないのだけれど、それを補う話の展開や、光崎教授の人物像にすっかり魅了されてしまった。
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No.26:
(5pt)

解剖を考える

BS再放送で観て面白うそうだったので書籍を購入。非常に面白く一気に読んでしまう。
著者の職業が医者でもないのに、よくこんなに詳細に小説が書けるなと感心。
ドラマとは違い、書籍の方が強く死者と生者との違いって何なのだということを自身が考えさせられた。
続編も続けて読んでいます。
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No.25:
(4pt)

表紙が違った

現在の表紙が好きなので違っていたなら一言記載して欲しかったです。
状態は良かったです。
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No.24:
(4pt)

面白かったです。

病気や手術のことはよく分かりませんでしたが、読んでいて面白かったです。それにしても著者の知識の広さには驚きです。
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No.23:
(4pt)

法医学モノの連作

最近ドラマで法医学モノが多くなっているので、それに比べるとミステリーとしては地味だけど
これはこれで良いかなと思います。連作として謎解きもあります。
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No.22:
(5pt)

光崎教授の個性が強烈

臨床研修で法医学教室にまわされた栂野真琴は、いきなり准教授のキャシーに「あなた、死体はお好き?」と訊かれる。変態准教授のあとに会った光崎藤次郎教授も強烈な個性の持ち主だった。つぎつぎと強引に解剖を進める光崎。否応なく渦中に巻き込まれる中で、次第に真琴は解剖医の仕事に惹かれていき、自分から積極的に動き出していく。実は光崎にはある思惑があり、最後の第5編ではその真相が明かされることになる。解剖の様子、周りの人々の動き、真琴の心情などが詳細に描きこまれ、実に読みごたえがある。
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No.21:
(5pt)

法医学のドラマなどすきなかたにおすすめです!

研修医の真琴と外国人研修医キャシー、法医学の権威光崎教授の三人が様々なご遺体を解剖していくうち、あることにたどり着くという小説でした。
自分が高校のとき、パトリシアコーンウェルの検死官という小説を読んだのですが(今みたいに余り法医学の話のテーマの本がなかったときと思います)なんとなく自分と離れた文化の中の話のような感覚でした。
検死官のドラマもそんなになかったように感じました。(検死官もおもしろかったんですよ)
今はドラマもあったり、色々な法医学の小説もでていて、段々身近な職業になってきてるんだよなぁと小説を読んで改めて思いました。
この小説はその中でも凄くおもしろくて、届いたその日に読み終わりました!何で今まで読まなかったんだろうと思いました。
次の憂鬱と来月でる新刊も楽しみです。
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No.20:
(4pt)

医学

医学の知識もつくような作品でした。次に憂鬱も是非読みたい。ぜったい、
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No.19:
(4pt)

エンターテイメントとしては面白い

一言で乱暴にまとめると解剖医版バチスタ。
光崎教授の傍若無人なキャラクター造形は白鳥やバチスタの権威たちを思い出す。
傲岸だが生者と死者を分け隔てるのを是とせず、真実を重んじる光崎と死体が大好きな外国人助手のキャシー。そんな二人に圧倒されながら法医学の意義に目覚めていく麻琴……
キャラクターもそれぞれ魅力があるし、エンタメとしては及第点の面白さだが、登場人物の言動の矛盾や警察の対応など、素人から見ても「いくらなんでもこれはないでしょ」という展開が散見され、完全にのめりこむまでにはいかなかった。
死体の所見を重視したいから他の事はいいと一話で言った光崎が、三話では捜査資料を頼んでいたり……最大の違和感は四話。キャシーがスマホから送信した写真(それも無断で)だけで、僅か数時間後に逮捕令状がとれるのはあり得ない。
死者の声を重んじて、真実を追求する光崎の考えもわかるが、やり方が強引すぎる上に遺族をだまして解剖する話が多いので、現実で実際にやったら大問題だよな……エンタメだからこそ成立する話である。
結果良ければすべて良しでおさまるのだがうーん……。
被害者や加害者の遺族も何人か登場するのだが、さわりの描写でさらっと流され、その後どうなったかフォローが省かれてるのがやや消化不良。
二話の小学生と両親、三話の競艇選手の妻と子など、せっかく出したのなら解剖を経た後のリアクションが知りたかった。三話の遺族は特にトラウマが深そうだったので……。

独立した別々の話だと思わせた短編が、最後に収束する構成は面白かった。
他の誰かも言ってたが、連続ドラマ向きの素材。
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No.18:
(4pt)

ドラマ化しそうな推理小説

推理小説だけど読者はそこまで推理を働かせない内に最終章であっけなく暴かれる感じ。医大でも法医学があるのを
初めて知ったし行政解剖と司法解剖の違いを調べたり、警察も関わるので警察の階級とかも調べたり。知らない分野の内容だけに色々興味深かった。勉強になる本でした。そして読みやすかった。作者はドラマ化を意識して書いたのかしら。
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No.17:
(4pt)

テレビドラマ仕立てのミステリかなぁ、という予断は良い方向に裏切られた

法医学をテーマにした連作短編ミステリ。
中山作品は初読。

これまで読んできた法医学ものというと、ドキュメンタリに近いもの(「法医学教室の午後(西丸)」「死体は語る(上野)」など)が浮かぶのだが、本作はフィクション、それもミステリである。主人公が女性医師ということもあって、テレビドラマ仕立ての軽い雰囲気のミステリかなぁ、と思いつつ入手。しかしその予断は良い方向に裏切られた、というのが結論。

短編5作が収録されているが、明らかに続けて読むことを期待している構成で、登場人物もおおむね繋がっている。ものがたりの柱は、とくだん不審な点もなく亡くなった人に実はあれやこれやの事情やら原因やらが~というのを法医学の権威の先生が白日の下に暴き出す、という話。主人公は内科から派遣されてきた若い女性研修医、権威の教授は言動がだいぶエキセントリック、准教授の先生はこれまた変わり者のアメリカから来た女性。話の進み方は確かに少々ドラマ仕立て。いくらなんでも県警の現役刑事がそんな行動はしないよなぁとか、真実を突き止めるためとはいってもみんなちょっと常識外れだよねとか、突っ込みどころはたくさんある。なのだが、その結果として明らかになる予想外の事態。法医学も含めて医学知識にはかなり乏しいのだが、読んでいてええぇ~と思いつつ説明にはなんだか納得してしまう書きっぷり。この辺はもう著者の筆力なのでしょう。さらに各編でちょっとずつ伏線を置いていき、最終輪でばっちり回収するというミステリファン向けの読者サービスも忘れない。楽しめました。
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No.16:
(5pt)

カスタマー

法医学を扱ったミステリーですが、たいへんわかりやすく書かれています。
主人公は2+1人。研修医と教授それに刑事です。
いくつかの事件を扱っていき、最後にこれらがまとまった(これらに関係ある)結末となります。
どんでん返しのような結末ではありませんが、それまでの謎めいた行動がすっきりとします。
登場する教授と刑事は作者の他の作品でも出てきますが、今回のようなこの3人の主人公での続編を望みます。
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No.15:
(4pt)

一気読み

この手の小説が好きな私にとってはとても面白かったです。

光崎教授のキャラクター大好き!

するする真実が暴かれていく爽快感。
法医学ミステリーにどっぷりハマってしまいます
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No.14:
(5pt)

とってもいい本!

死体監察医の話が大好きな私ですが、久しぶりにいい本を読めました!最初にDVDを見て、小説を読みました。違う所もありますが、それはそれでいいと思います。次はヒポクラテスの憂鬱を読みます!
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No.13:
(5pt)

面白い

大した本読みでもないので、好悪でしか評価出来ないけど、こういうの好き。
面白かったです。
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No.12:
(5pt)

法医学がテーマ

まさに中山さんらしい内容だなと思います。法医学というテーマも面白いです。人間の儚さや強さや弱さが感じられました
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No.11:
(5pt)

死体が好きか?という質問の答で 研修医が判断される。

『君は死体が好きか?』
新米研修医 栂野真琴は、准教授キャシーに質問される。
この質問が、『ニンゲンはウソをつくが、死体はウソをつかない。』
ということにつながっていく。
献体でホルマリン漬けの死体解剖と法医学としての死体解剖は まったく違う。
法医学教室のボス 光崎藤次郎教授は、アメリカでは 有名な教授であり、
キャシーはあこがれて、はるばる 日本にやって来たのだ。
真琴は、突然の質問に 窮して答えることができない。
それでも、解剖する死体に向き合うことで、徐々に
光崎の言うことが 理解して 感化されていくのである。

1話 河原で 低温に当たり 死んだオトコ。
喉に サイネリアの花粉を見つけることに。
2話 6歳の女の子が 電話して 解剖してと頼まれる。
交通事故の原因とは。
3話 モーターボートのレースの最中における衝突事故死。
4話 真琴の同級生 裕子は マイコプラズマ感染症だった。
それが、転倒して 死んでしまった。
5話 病院で 腹膜炎で、死んだ10歳の少女。
その五つの死体は、共通した 原因があった。
それを 光崎が 明らかにすることで、一体何が原因なのかが 明らかにされる。
始めは 短編集だとおもったが つながりがあった。

海堂尊が AIについて かなり突っ込んでいたが、
ここでは、警察も病院も予算がないと言うところで、
さりげなく アピールしている。
この医療情報に関する知識は 並大抵ではない。
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No.10:
(4pt)

楽しめました。

「さよならドビュッシー」のような大どんでん返しはありませんが、充分楽しめます。第二話には加害者とされた男性が非常に慎重な運転を心がけていたというのに任意保険に加入していないとは考えられないので妻の困窮ぶりは不自然だという感じはしましたが、これを無視できない瑕疵と考える読者の評価は少し下がるかも知れません。

いちおうミステリののでネタバレをさけますが第一話から第五話まで一話完結形式ですがそれぞれ読み終えたあとで違和感といったものが残り、それを引きずりながら読み進めると最終話(第五話)で抱いていた違和感が一気に解消されるという構成は見事です。

この作品は構成通りに読み進めることをお勧めします。
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No.9:
(4pt)

さくさく読めました。

研修医の真琴が法医学教室で研修する間に出会う、いくつかの解剖。ごり押しともとれる解剖案件にはある共通点が。ドラマ化されるということですが、楽しみです!
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