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嗤う淑女
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嗤う淑女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 21~40 2/3ページ
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①今書店では『嗤う淑女二人』が発売され、人気を博しているが、登場人物の生い立ちや経歴を知るには本書を読む必要がある。特に蒲生美智留という殺人鬼と化した女性の過去を。 ②殺人鬼が淑女であるとは、誰が想像出来るであろうか?その意味でこの小説も著者が得意とするキャラクター小説である。こういう小説こそ、著者の本領が遺憾なく発揮されている。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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本当に悪女 | ||||
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そう来るかと予想外のラストですが娯楽としては十分楽しめますよ。 | ||||
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読み出したら2日で終わってしまった。 読みやすいしテンポがいい。 早く続編を読みたいです。 | ||||
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人間の心理の考察が、幅広く すごい作家ですね。 ストーリーの展開 も、すばらしい。 | ||||
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最後の1行の意味を深く理解しないまま続編を読みました。 「あれ?そういう動機だったっけ?」と思い、再び読み直して漸くその意味を理解しました。 作中で描写される、売れてる作家は作者自身の状況では?と勘ぐってしまいました。 同じ本を再度読み直すことが少ない自分にとっては、とても面白い話でした。 | ||||
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面白い。とてつもないほどびっくりします。ラストで大どんでん返し、正確にはダブル大どんでん返しです。それにしても、恐るべし中山七里。始まりはよくあるミステリーかなと、思いきや、いきなりギヤが上がります。一気読み必至の展開に思わずため息でて、ラストで大どんでん返しの見事な着地に、ふらふらになります。 | ||||
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カッコいいヒロイン。 道義的には最低かもしれないが、娯楽として読むなら最高だ! シリーズを読破する予定。 | ||||
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kindleで読むと疲れにくいです。 とても良かった | ||||
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笑うじゃなくて、嗤うというのが凄い。スーパーモデル級のスタイルの超美人にして、稀代の悪女の連作短編。最後に決着がつく。中山七里なので一筋縄ではいかない。 骨髄移植が最後にそう生きてくるとは、なるほどねえ。蒲生美智留が、どうして偽名を使わないのかと思って読んでいたが、これにも意味があったんだねえ。ただ、作者の都合でそうだったのか、それともちゃんと最初から美智留に計画があったということなのか。 まあ、後味はあんまりよくはない。 | ||||
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稀代の悪女・・とは言われるがこんな人物に触れてみたいと思ってしまう。 物語はフェイクフェイクの連続。ただし、そのフェイクを読者に感じさせずに織り成す七里作品は見事。文章も読みやすく、先を先を読み進めたくて堪らなくなる一冊。文句なしの星五つ。次は趣向を変えて伊坂作品を読もうと思う。 | ||||
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アオリ文句の「徹夜必至」の通り、グイグイ読ませる。 本当に面白い、途中までは。 ラスト2章がいただけない。 ただし、グイグイ物語に引きずり込まれるので、読み終わってから「あれ??」となった。 整合性に欠ける部分があるのだ。 ラストに向けて無理やり捻じ曲げてしまったかのよう。 ラスト2章はなくて、続編があったほうが良かった。 | ||||
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最初、書店でパラパラと見た感じでは各話のタイトルが人の名前になっているのでオムニバス形式の話でタイトルになっている名前が主人公または重要な鍵となる存在なんだなとは思いました。 実際、本流となる話の流れの支流の中でのキーパーソンではありましたが、当初の自分の印象とは違いました。 また、自分が中山七里さんの作品で結構好きな部分は、ある作品に登場したキャラクターがタイトルや出版社を超えて登場したり、時に作品毎の時間軸を遡って描かれる同一の世界観がある部分なんですが、書店で見た時にはソレがあるのか?無いのか?まではわかりませんでしたので正直に言えば中山七里作品ではあるが微妙に唆られない作品という認識でした。 で、結局は購入して読んだのですが、読んでみて作品のテイストとして近いと感じたのは刑事 犬養隼人シリーズの2作目の『七色の毒』。 作品としての細かな部分の解説はしないが、『七色の毒』もオムニバス形式の短編集だが各話に必ず犬養隼人が関わって話が進み、最後にまとめとなる本流に合流する感じがある。 勿論、『嗤う淑女』の主人公 蒲生美智留と犬養隼人はキャラクターの立場も性質も全く違うがストーリー進行に似たような感じを受ける。 また、同氏の他作品との関連性の部分では最後の章で蒲生美智留が法廷に立つシーンがあるが、美智留の弁護に立つ弁護士が御子柴礼司シリーズ『贖罪の奏鳴曲』にチョロッと登場する脇役の割と無能な弁護士で、形の上では裁判には勝つが本質的には無能さが際立つ感じで描かれているので、どんでん返しの材料として使ったキャラクターのせいでギリギリ他作品との関連性が生まれた感じだろうか(笑) 中山七里作品は勧善懲悪のストーリーもあるが、全部が全部そうではなく、なんとなく先を匂わせるような終わり方や連鎖する悪意のような(クセになるが)心地悪さが付き纏うような作品も多く、本作も蒲生美智留という稀代の悪女が作品を通して改心したり罰せられたりする事も無く法の目を掻い潜り悪意を抱いたまま人の世に紛れ込んで行くあたりから、どこかで他作品に関与したりするのではなかろうか?続編は?と期待してしまう。 ドラマ化するなら菜々緒さんあたりに蒲生美智留を演じて欲しい(笑) | ||||
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とある悪女の人生を描いた連作短編集です。 5編で構成されており、それぞれ視点を変えて彼女が描かれていきます。 そして、最後は中山さんらしさ全開の一冊でした。 少しやり過ぎた感はありましたが、これこそ中山さんでしょう。 なかなか良かったです。 | ||||
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本の帯に「徹夜確実!」と書いてあった。 これまで読んだことのない著者の作品であったが期待して読んだ。 前半から中盤にかけての主人公の悪女振りはとても怖くなるレベルであり、中断する事ができないくらい惹き込まれた。 銀行員が横領する設定には少し無理はあったものの、そんなことを補って余りある程、ストーリーにスピード感と興奮があった。 本の帯の「徹夜確実!」はまんざら嘘ではない。 もっとも、終盤は前中盤の面白さが急に萎えていく感じがして残念。期待のどんでん返しも今一つ・・・。 ただ、中山七里さんは他にも興味をそそられるようなミステリー作品を書いているようなので、チェックしていこうと思う。 | ||||
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本作にはよくある「解説」ではなく、松田洋子さんの「あとがき漫画」が描かれていたんだけど、その中にあった言葉で印象に残っているものがある。 それは、「美智留を『悪女』だなんて簡単に言える奴はさぞやいい人生を送ってんだろうな」という一言。 劇中で被害にあった登場人物は皆、精神的に参っていて、正に「藁にもすがりたい」というところまで追いつめられていた。 だけど、それを相談する相手も気づいてくれる人もいない。 そんな時に、親身になって自分を救ってくれると感じさせられる言葉を投げかけられたら、普通に考えればさらに身を滅ぼすことになってしまうとわかることでも、コロッと騙されてしまっても仕方がない。 作中の被害者を、言い方は悪いがバカにしたり、笑うことはいい。 だけど、その笑える状況にあることがどれだけ素晴らしいことか、そして誰にだって同じ状況に立つ可能性があるということを忘れてはいけない。 そう、本作から教えられた気がする。 | ||||
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この作家の本は初めて読みましたが、なかなかストーリーはおもしろいと思います。すこしなかだるみがあり一気に読むというほどではないですが。 | ||||
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久しぶりに、ミステリの大技トリックを読ませてもらいました。 気持ちいいです。 読んでいる途中では、文の粗さとか、ストーリーの不自然さとか、欠点も目につきました。 しかし、主人公の悪女ぶりが魅力的で、読まされる感じがしました。 そこにラストのどんでん返しが加わったわけで、なかなかに収穫の一冊でした。 読んで損のない一冊です。 | ||||
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幼少期からの体験と選択肢のない生きていく術の延長。小説の中とは言え、現代社会において置き換えることのできる(これに限りなく近い)事例もまた存在するのではないだろうか。 | ||||
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目鼻立ちのはっきりした完璧なモデル体型の美女の美智留が、その美貌と巧みな話術で他人の人生を狂わせていくミステリ。 いじめ、虐待、殺人、横領、教唆など、犯罪行為が盛りだくさんだった。美智留に人生を狂わされた者たちは皆自分の不幸を嘆き、何かに劣等感をもっているのだが、いとも簡単に洗脳されどん底へ落ちていく様子は読み応えがあった。 銀行での横領や、保険金殺人などはさすがにうまくいきすぎだとは思ったが、最後はちょっとした仕掛けがあり、最後まで楽しめた。 | ||||
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