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八月の六日間
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八月の六日間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 21~40 2/3ページ
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この小説内容について「山屋」と思しき人物がなんともマア多くの批判を繰り広げているのを読んでどうしても言いたくなりました。 あのね、この本を読んだから本格的に高山に登ろうなんて決める人間はいませんよ! マア確かに自称「経験豊富な山屋」から見れば「不確実」で「危険」な描写は細かく見ればあるんでしょうよ。でもね、本気で高山にトライしようとする人間が 「あゝ、そう言えばあの小説にこう書いてあったな…だったらそうするか…」 なんて本気で思うとでも考えてんですか? もしそんな風に思うんだったらむしろ他にもたくさんの旅行書やガイドブックが出版されているんじゃないですか?書店に行って確認してみてくださいよ! とにかくねー、世に言う「山屋」は文句ばっかり!自分が正しくて他のやり方は認めない…そんなのばっかりですよ! 「山は神聖な場所であって新参者は入ってくるな!」適なね。 そりゃ事故が起こったり遭難が出たりすれば迷惑でもあるでしょう。でもね、山は決して「神聖」な場所でもなければ「新参者」が行ってはいけない場所でもない。誰にでも入ることが出来るし、楽しむ権利もある。 もちろん何かあったら「自己責任」で良いんですよ!その考え方を広めようとしないのはむしろあなた方じゃないですか! 自分だけの価値観で他を排するような考え方を押し付ける「山屋」は早く退場してください! 迷惑千万です! 山を含めた日本中の公的な土地ははあなた個人の常識を押し付けるような場所じゃない! この小説を以って本格的な山登りに相応しくないなんて知ったかぶりをしている人間こそ、他人に自分の狭い常識を強要する偏った人間たちですよ! | ||||
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文庫を買ったところ、家内が先に単行本を買っていました。著者の作品にしては、あまり面白くなかったので、私には勧めなかった由。 私の感想も同様でした。 挿入される(決して短くはない)回想シーンが不必要です。これがちょくちょく邪魔をするため、山岳小説にはなっていない。かといって、演劇部や旧友や元恋人の回想が、それ自体では大した引力を持たない中途半端なお話しです。そこに著者お得意の文学関連蘊蓄が顔を出し、結局命題があやふやなまま終わってしまう小説となってしまいました。 巻末にくどいほど、これを参考にして登山しないようにとの注意書きがあるのも興ざめでした。 | ||||
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作者の本は何冊か持っており、新刊ということで読んでみました。 これまでの主人公は生き生きした表現と人物がマッチしていたのですが、 今回の主人公は文章で表現されている感性の若さにしては年齢が合っていない気がします。 この本で印象に残ったのは準備でひたすらお菓子やパンを用意している場面。 登っているときもご飯の話が多いのでちょっと飽きました。山の描写よりも多いです。 私はこの本を読んでも山に登りたいとは思えませんでした。 疲れ切って帰って次の日仕事、となるなら家でごろごろします。 | ||||
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山好きな人たちには共感の本です。とても良かったです。おすすめです。 | ||||
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実際にほぼ同じ道を歩いた者として、楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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まぁ、想定通りのストーリーでした。北村さんの本は、やたら主人公が文学的な側面をちらつかすことが多く、その分野にうとい私にとっては正直眠い。今回の主人公も若干その気があったが、山登り好きの私としては、やはり読んでおこうと意を決して購読して読破したが、まぁ小説自体は、山や谷になるストーリはなく、リフレッシュのために主人公が山に行ったことを書いてあるのみで、ん~まぁこんなもんだろうという感じです。個人的満足度は、100点満点中60点です。元の恋人と離れた理由も、再会も非現実かと感じる次第。 | ||||
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山の雰囲気を感じるには良いかもしれない。主人公とその周辺の人々を山歩きを通して山の描写を清々しく?描きたかったのかもしれない。ただ、山歩き初心者でない?主人公の山行計画に自己中心的さを感じる。ルートの描写がよくできているなぁ、と思う箇所もあるが、ちょっと中途半端かな。私は常念岳の山頂は十畳もないと記憶しています。メインはそう言う事をきちっと表現したいという意図で書かれた小説ではないから?だろうか。 | ||||
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読んでいると、とにかく山に登りたくなる。一度だけ、山小屋に泊まったことがあるのですが、その思い出がよみがえりました。 文章だけで、こんなも景色の美しさを感じさせられるとは思いませんでした。また、美しささだけでなく、過酷さも描かれているところがリアルに感じました。 自分に山の知識(地名なども)が無いので、思ったより読み進めるのに時間がかかった印象です。逆にある程度知識のある方は、もっとスラスラかつリアルな情景が頭に浮かぶと思います。 ちょっと羨ましいです。 | ||||
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初めは楽しく読んでいきましたが、所々あれ?違うなあと思う箇所が増えてきました。 徳澤園は個室でなければステーキはつかないし、お弁当はおにぎりではなく「おこわ」です。 あとがきを読むと、実際歩いたのではなく、人からの話を聞いて書いたのだと… 行くまで山練が大変なのに、簡単に登れるような書き方は誤解を招きます。 一つでも山を登ってから書いて欲しかった。 | ||||
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骨太の山岳小説が一般的な中、ふわっとやさしい風が吹いているような世界観は好感が持てます。 「おれは頂上に立つ!」的な雰囲気がないのも女性には受け入れやすいと思うのですが、あぶなっかしい登山計画の連続で山登りしてみようと思った女子がこの物語を読んで、主人公になりきって槍ヶ岳に行ってみるのはやめたほうがいいと思います。 荷物も多すぎる印象ですし、なによりこんなにザックに入らないですよ、細かい描写が楽しいのに惜しいと思いました。 けれども、ああ・・また山に行きたいなぁ・・・という気分になれるので、よい本です。続編も期待したいです。 | ||||
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山岳小説は幾つか出ているが、北アルプスの山小屋で働いていた私がこれを読むと、矛盾点が沢山あり、その矛盾点が山歩きには命とりなとこも結構でている。 例えば、稜線上の小屋に夕方五時頃着く。しかもヘトヘトで。 それは小屋によって怒鳴られるに値する力量不足、実力不足なのである。大天荘10月に17時着って、けっこうな自殺行為だ。普通、小屋は最低でも3時着が常識の範疇である。 私が勤めていた小屋でも、17時くらいに着いた者には問答無用で小言か説教。霧のなか稜線上を歩くなど言語道断である。 この小説はあくまでも事実を基に作られたフィクション。山はそこまで甘くない。甘くないからこそ、人は魅了されて、また登りたくなるのだ。 山岳小説には遠く及ばないが、山の雰囲気や香りを嗅ぐくらいの本ではあった。 | ||||
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こういう山岳小説もあるんだというのが感想でした。 女性目線で描かれた登山は、呼んでいて面白かった。 ハプニングは山にはつきものだと実感。 | ||||
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読んだ後は人にあげてしまったり、売ってしまうので古本であって良かったです。 読むのが楽しみです。 | ||||
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作者の本は初めて読みました。 読み始めから内容が山に関係しているので思ったより楽しめました。 矛盾や無理だろうという部分もありますが、そこは小説。 山に行かなくても気分を味わうには良いと思います。 ただし、あくまで小説ですので無いとは思いますが、憧れていきなり単独行は危険です。 単独で行くなら経験を積んで準備をしっかりしてからオススメします。 どうしてもやりたいなら一度、単独行遭難など山の危険に触れられる本も読むことをオススメします。 | ||||
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登山を扱った本。ジャンルとしては「山岳小説」の範疇に入るのかな。しかし、冒険、挑戦などという、アドベンチャー小説ではない。 多くの人がそうであるように、日常の生活に疲れて、或いは気分転換にと山へ向かう。そして癒されリフレッシュして降りてくる。著者もその一人になり切っている。 著者と一緒にそんな気分で山歩きを楽しむ。そのようなスタイルで読める小説だ。できれば、傍らに観点でも良いから山域の地図があるといい。主人公と一緒に行く山が、一層リアリティを増して迎えてくれるだろう。 ときおり、長く山を歩いてきた人には、「おい、おい!」と突っ込みたくなる箇所も幾つかあるが、登山の指導書でもガイドブックでもないので、それはスルーしたい。 最初から最後まで、山歩きの魅力に浸れる。山好きは勿論のこと、これから始めたい人、全く山を歩く来はない人にも、お勧め。 山の魅力は山の中にいること。当たり前と言えばそれまでのことだが、山の中にいると言うことは、一人きりになれることでもある。自然浸りきりながら、自分で自分に問いかける、昔の自分に話しかける。それも山の大きな魅力の一つだ。本書を読むと改めてそのことを再認識させられる。 超初心者にとっては、手軽に登山気分に浸りたれるおすすめの一冊でもある。 | ||||
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ヤマ初心者っぽいとはいえ 単独登山ができるだけのスキルはあるっぽいヒロイン..しかし読んでいくうちにらしくない行動が目立つ 僕なら槍から降りてこられる時間が日暮れに近いのなら上らないと思うし 道に迷い必死に岩だらけの場をよじ登るシーンにしても 本当にそうなった場合の体がどれだけ疲れるかわかっていない 槍から上高地にいたる下山にしても すでに槍沢あたりで足にきてるとしたら上高地まで本当にあの時間でいけるのか? 確かに横尾からは楽な道のりだが足やひざに疲れがたまったときなどはそれでもつらいものなのだ。要するに<お前ほんとは歩いてないな?>というのが素直な気持ち。 これなら素人が書いたヤマの本のほうが現実味があって面白いと思う 期待して読み始めた分がっかり ヒロインの私生活と登山の道のりもあまりリンクしていないのではと思う 残念。 今度はもっと調べてから書いてね。 | ||||
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テレビで紹介されており、思わず購入しました。届いたら、一気に読んでしまいました。 | ||||
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中島敦から恋人の面影まで、冒頭に示された伏線が、最終章でなんと全て解き明かされることに驚く。現代人には、自然との対峙が何よりの癒し。そんなトレンドも先取りの山岳ミステリだった。著者新境地の傑作である。 | ||||
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「王様のブランチで大絶賛!」は、買わなくていいという意味だったのか!? 印象は山岳小説というよりも、グルメ小説。 可もなく不可もなくです。 | ||||
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アラフォー独身、山好きは一人でいる時間が多いであろうから、自問自答の中で観察力や感受性が一段深くなるのであろう。流石の表現力もあってホッとするような展開が続くが、(短編ならまだしも)流石に1冊の本に纏められると、起承転結のなさに物足りなさを感じる。 | ||||
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