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容疑者
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容疑者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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お互いパートナーを失った犬と巡査が新たなタッグを組んでいく過程を丁寧に描いており、「感涙」までには至らなかったが十分に心地よい時間を過ごさせてもらった。 ありがたいことに、続編を同時購入していたので、またずに読める。 何冊でも読みたい気分だ。 | ||||
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犬好きにはたまりません。犬のマギーの思考の章(ここが独特)は「きっと本当にこうなんだろうなあ」と思えました。ううう~!またしても犬を飼いたくなってしまった…。 新しくパートナーとなった主人公と犬の、信頼関係が成立していく過程、その後の相手を想う気持ちに感動しました。事件に関する過程もおもしろかったです。 続編の#2『約束』はコール&パイクシリーズと合体するため彼らの登場があまり多くなく、#3『指名手配』は登場なしとのこと。残念!また復活させてほしいです。 | ||||
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ジャーマンシェパードが好きだからというだけで手にとった一冊だが、期待以上に良かった。 | ||||
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時々『犬』視点の章を交える構成がユニーク。そういうのをまじえながら、主人公が自分に起こった事件に向き合っていきます。犯人探しでもありますが、主人公と犬が各々の考えで関係を築こうとしていく様子もいいです。むしろそっちがメインかな。 続編も買いました。 | ||||
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アフガニスタンに従軍し負傷した軍用犬マギー(シェパード雌・3歳)とパトロール中に負傷した警察官スコットがパートナーとなり、ロスアンゼルス市警の腐敗した警察官を追い詰めていくストーリーです。 K9(『K9』という映画をかなり昔に見たけどそれも面白かった)での訓練シーン、スコットの自宅での二人のシーン(マギーを人称代名詞で呼ぶことが重要!)、お散歩シーン、どれも犬が大好きな方にはたまりません! 特に、ラスト近くの、マギーがスコットの意を受け犯人の一人に向かっていく姿を読んでいると涙が滲みでてきます。 ストーリー自体はありきたりかもしれませんが、マギーとスコットが本物の相棒になっていく歩みが読者を惹き付けて離しません。 マギーとスコットとラウリー刑事の三角関係を予想させるほのぼのしたエンディングもよかったです。 | ||||
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面白くなかった。 登場人物がさほど魅力的ではない。 ストーリーは丁寧に書かれている。 犬もよく書けている。 ただ私はあまり楽しく読めなかった。 | ||||
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犬が登場する小説は多分にあれど、犬の心を描く小説というのはそう多くはない。西村寿行や稲見一良、日本のシートンと言われた戸川幸夫の名作『牙王物語』などなど。アメリカ探偵小説では、ロバート・B・パーカーやアンドリュー・ヴァクスのどちらも家から一歩も出ない巨犬がいるが、犬の心は描写されない。 心や感情の描写をしないのがハードボイルド、であるけれど、本書は犬の感覚での喜怒哀楽まで含めた描写が最初から際立っている。犬と日頃ともに生活しているわけではないぼくのような人間でも、愛着を覚えたくなるような、それは優しく、かつ特殊能力を備えた危険な犬でもある。 さて、本作はLAを舞台にした警察ミステリ。私立探偵エルビス・コールのシリーズでお馴染みの作家ロバート・クレイスは、2010年にアメリカ探偵作家クラブの生涯功労賞を受賞。巨匠の仲間入りを果たしたこの作家、ぼくは恥ずかしながら全くノーマークだったのだが、本作品はシリーズ外の比較的新しい作品ということもあり、これを機会にと手に取ってみた次第。 物語は、いきなりアフガンの戦場で幕を開ける。哨戒および爆発探知チーム所属のミリタリー・ワーク・ドッグであるジャーマン・シェパードのマギーが、自殺的なゲリラ攻撃によってパートナーである兵士ピートを失うシーンが痛々しい。自らも彼を庇いつつ被弾する。パートナーを守るために。 舞台は移り、深夜のパトロール中に、銃撃事件に巻き込まれた警察官スコットは、相棒のステファニーを失い、自ら被弾し意識を失う。 訓練され被弾し主を失った犬と、負傷しパートナーを失った警察官との、運命的な出会いにより、銃撃事件を探り始めるという内容の、至ってわかりやすく、かつ胸の熱くなるような再生のドラマが展開されるのだ。 素晴らしいのは、やはりストーリーテリングである。前述の通り勲章を受けた作家は、それに値する言葉と文章を駆使し、読者を惹きつける。決して急ぐことなく、一人と一匹が、徐々にPTSDから互いを救い出し合って、チームとして再起してゆく痛みさえ伝わるような日々を、事件以上に殊更丹念に描くからこそ、ことの真相や、悪党たちの正体を暴き出してゆく過程に、無償のエールを送りたくなってくるのだ。 そして敵どもが決してやわな存在ではなく、一筋縄ではゆかない危うい気配を漂わせるからこそ、展開はスリリングで、ラストに待ち受ける対決もまたタフ極まりないものとなる。 次作『約束』で、この一人と一匹コンビは再登場するらしいが、続編と言うより、本来のエルビス・コール・シリーズでのゲスト出演といった役割になるようだ。ゲストというばかりでなく、再びこの傷だらけの名コンビが復活して元気な笑顔を見せてくれる日を期待してやまない。 | ||||
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ずっと猫派だと思ってたのが、読み終わると犬派に変わってしまいました❗ | ||||
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投稿者は10歳のJRTのボスで仲間です。あなたが愛犬との散歩をこよなく愛する読者家なら、始まって5ページくらいで虜になります。後は結末まで、ひたすら主人公達に声援を送り続けることになります。 | ||||
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大型犬を飼っていますが,犬目線の描写が良くかけていると思います.また,ミステリー警察小説としても面白く,あっという間に読み終えました. | ||||
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猫好きのかたにも読んでいただきたい。 犬の話ではない。 相棒としての犬と人間の話である。 相棒を守れなかった軍用犬と男のサスペンスと、信頼のものがたり。 絶対読んでほしい。 | ||||
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著者・訳者とも初めて読む小説でしたが、とても良かったです。 文字が小さく厚みがあったので、最後まで読めるか心配でしたが面白くて一気に読んでしまいました。 | ||||
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犬好きでなくても、感涙もののミステリーです。 特に、マギーの立場から書かれた章が秀逸である。銃撃事件の真相はには、意外な裏があり、スコット自身が殺人の容疑をかけられたりするのである。そして、最後は、お決まりの通りであるが、窮地になっても相棒を守ろうとするスコットとマギーの姿が涙をさそう。 | ||||
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ファンタジーが悪いとかではないのだが、わたし個人の好みで 犬や猫が自分を僕や私と呼称する小説が苦手だ。(アニメや映画なら大丈夫なのだけど) だから、もしそんな好き嫌いを持つような人がいたなら、この小説をお勧めしたい。 犬のマギーがとても愛らしくて、彼女の描写されるのをとてもワクワクしながら読み進めた。(外文ならではの細かな現場の描写は苦手だけども) あと、犬オーナーはこの小説を読んだら自分の犬を訳もなく褒めたり撫でたりしたくなる絶対。 全体のストーリーも推理や証拠などパズルが合わさっていく感じが自分の中でも起こるくらい楽しいので、ぜひぜひ。 | ||||
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筆者の作品はエルヴィス・コールシリーズ等で相棒(パートナー)との関係が上手く表現されていますが、本作も犬目線で表現されており大変面白く読めました。 | ||||
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犬が好きなのでかなり泣けました。 推理ものとしても結構いいです。 | ||||
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PTSD(心的外傷後ストレス障害)の男と犬の物語。パトロール中に銃撃事件に遭遇し負傷したロスアンゼルス市警のスコット、戦場で狙撃され負傷した軍用犬マギー、ふたり(一人と一匹)の警察犬訓練所での運命的出会い。そして銃撃事件を解明しつつパートナーとして絆を深め、PTSDを克服していく。犬好きな人は言うまでもなく、そうでない人にもお薦めしたい作品である。 | ||||
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「ホステージ」「天使の護衛」に続いて読むのは3作目だが、実力派の作品。作者の名前だけですぐ買い(?)です。 本も書店なみ、中古本とは思えない。 | ||||
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当方いぬは大好きですが、この作品はイマイチな感じです。 ストーリーもありきたりだし。 おすすめできず。 | ||||
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他の方も、指摘されていたが、冒頭20頁前後は、涙無しでは読み進めない。ここまで掴まれると、そのまま没入してしまう。極めてこなれた文体に、素直に引き込まれてしまう。 戦争や犯罪での銃撃戦によって、大事なパートナーと自身の心を失った、主人公である人間と犬が、交互に主体となって語られて行くスタイルは、興味深いし、特に、犬の心理描写は、とても切ない。その切なさを、一歩一歩、踏み締める様に超えて行こうとする二人?の姿が、哀しくもあり、その上で、愛しく思える。 ストーリや、推理は、少々乱雑な感触もあり、また、犬の心理が聊か一本調子な所も気にはなったが、二人の哀切さが、少しづつ愛情に変わって行く姿が愛しくて、そちらに心を奪われてしまった。読み終わるのがとても残念に思えた一冊。 | ||||
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