■スポンサードリンク
イノセント・デイズ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
イノセント・デイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全130件 61~80 4/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯の謳い文句につられて読みました。 謳い文句なんて当てにならないことは十分すぎるほどわかっていますが、それでもつられてしまう。。 読むのが遅いので二日ほどかかりましたが、読了。 最後は確かに取って付けたような展開もあり、うーん。という感じ。 そこに至るまでは割りとすらすら読んでいましたが、どの登場人物もイマイチ好きになれなかった。 でも、本書でも触れていた「イノセント」の意味 は「純粋な、無罪の」とされてましたが、「無害な、悪意のない、お人好しの」という意味もあるんですね。 後者の意味を知った時、妙にすっとした気持ちになりました。 なので、星四つ★★★★ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の舞台である横浜の風景(高級住宅街であったりかつてのドヤ街であったり)が、ありありと想像でます。さらに、多くは書かれていないですが幸乃がその時々をどんな風に過ごしたのか街のイメージからも読み取れて、切ないです。幸乃と関わった者たちからしか想像できない幸乃の過去や考え方は確かに多いとは思いますが、それでも、私は彼女が好きになったし、彼女には生きてほしいと思ってしまいました。エピローグに入るまでの数ページは駆け足で読みました。ドラマ…新井君と妻夫木君の配役が逆では!? と感じたのは私だけでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
某ゲーム実況者が動画内で勧めていたので読んでみました。死刑囚の壮絶な過去が段々と明らかとなっていくごとにページが進むので読んでいる側も自然と世界に飲み込まれます。 普段ミステリー系を読まない私ですが、カギ括弧の後にそのときの人物の心情が詳しく説明してあり、内容も心を動かされる、非常に濃厚な作品なのでおススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある女死刑囚の物語です。 こんなにも心を震わせるミステリを、久しぶりに読みました。 人とはとても不思議な生き物だと思う一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段は読了後は本を処分しますが、久々にとっておこうと思いました。 決定的な結論が提示された後 関係のないような個々様々な人生が一つの真実に向かっていく様は 作者の力量に感服しました。 雪乃がここまで追い詰められていく罪悪感や覚悟が少し弱いかな… 「続編 イノセントディズ 雪乃」を期待します | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々に小説を一気読みしました。 ひとりの女性の半生を描いています。切なさ悲しさ孤独。生きる意味。 大切な人が誰かひとりいるだけで生きられる。 その大切な人を失った時にどう進むか。止まるか。 幸乃は止まってしまった。 幸乃の思いをもっともっと深く描いて欲しかった。 でも読み応えのある作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わって数日、ラストを引きずりました。 どうにかならなかったのか… 本当にこれで良かったのか… これはフィクションだけど、世の中理不尽さが何の罪もない人の人生を狂わす、変えることなどたくさんあるのかもしれないなと思わせた作品でした。 もしかしたら、この作品には完璧な悪人も、完璧な善人も出てこなかったのかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人生って関わった人物によって左右されてしまうよなと他人事に思いながら読み進めていましたが、終盤に差し掛かると涙が溢れて止まらずページが捲れなくなってしまいました。 ただただ幸乃に生きていてほしいと願わずにはいられないくらい感情移入してしまいました。 こんなに感情を揺さぶられるとは思わなかったです。 読む前と読んだ後では印象が違ってまた始めから読み返したくなる作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューを見てから買ったので、あらすじは分かっていました。 しかし最後まで先が気になって、あっという間に読了したました。 ネタバレのため内容については触れませんが、最後まで本当に重い。読んだあともしばらく考え込んでしまいます。 年間100冊ほど読みますが、良い意味で記憶にきちんと残る作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あっという間に読み終えた。 ページを繰る手が止まらなかった。 そういう本に出会えたのは本当に久しぶり。 そして読後一日が経過した今でも、胸が痛い。 大袈裟でなく苦しさが治まらない。 ひとは絶望したときに死にたいと思うものだけど、 絶望を伴う希死念慮ではなく、「死」というものを 唯一の希望と捉えるヒロインの姿が苦しくて仕方なかった。 人間はたったひとりにでも必要とされれば生きていける。 でもそういう存在がいても、彼女は駄目だった。 自分を必要としてくれる相手との、哀しい「その先」を見てしまった。 ここまで混じりっけのない、純粋な「絶望」を見たのは初めてだった。 実際に本人に会ったわけでも、話をしてその人となりを知ったわけでもないのに、 与えられた情報だけで相手の人間性を断じてしまう人間の浅はかさにも 哀しみを覚えた。自分にも少なからずそういう部分があるので、 陳腐な言い方だけど本作を読んで反省した。 相手をろくに知らずに糾弾したり「このひとはこういうひとだ」と 決めつけて憤ったり馬鹿にしたりする、そんな自分を恥じた。 年上の知人が、あるとき「人間の愛情というものは必ず冷める」と 言っていて、確かにそのとおりだと思ったものですが、 本作の「幸乃」を必要としてきた人間たちも、結局は彼女を忘れ、 それぞれの人生を生きている。幸乃に感情移入してしまうから それを薄情だと思ってしまったけれど、人間なんて結局はそういうものだ。 でも、それでもそんな彼らを心の中で責めずには、幻滅を感じずには いられない。人間の薄情さを、一度は大切に思った相手を 切り捨ててひとりで自分の道を行ってしまう傲慢さを、 責めずにはいられなかった。 仕方ないこと、当然のことだとわかってはいても。 幸乃の持病(恐らくナルコレプシー?)は、そんな薄情な人間たちから 眼を背けるための、必死の抵抗だったのではと思う。 神様のように人間の罪を許し、受け容れてきた彼女が持ち得た、 唯一の武器だったのではと。 エピローグの女刑務官の台詞はちょっと腑に落ちませんでしたが。 あれ? 幸乃には「あなたを必要としてるひとがいる」って言ってたのに 恋人には言ってること違くないか?と。 あと幸乃がどうして「彼」を好きだったのか、その描写が弱いなとも。 でも細かいことは気にしないことにします。 これほど心を引っ掻いてくる作品に出会えたんだから。 ミステリ要素は弱いけど、ある孤独な人間の抱えた、希望という名の闇を 描き出すことには見事成功しているので、非常に読みごたえがあります。 とてもおすすめ。 それにしても、読み終えたあとに表紙を見ると、 何でこういう絵なのかがわかってやっぱりどうしようもなく 胸が痛くなるな。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半、第一部の「事件前夜」が特に密度が濃いですね。幸乃の子ども時代のエピソードなどきっちり描き込まれていて、一気に読ませてくれます。無駄な描写が一切なく、かちっと物語が展開していく。読みながら自分の心臓の鼓動が聞こえてきそう。ドキドキしながら読み進みました。 後半が少しダレるかな~。伏線も全部回収できているとは思えないし、「整形シンデレラ」という設定ははたして必要だったのでしょうか。 聡も翔も、前半の内面語りの時のキャラクターと、後半の慎一の会話の相手として出てくるときのキャラクターが、ちょっと違いすぎる気がします。もう少し内向的なキャラクターだったはずなのですが、人前では軽薄そうに振る舞うということでしょうか。だったらそのあたりの事情もしっかり描きこんで欲しかったかなあ。 幸乃が自ら死刑を望むという設定も、もう少し読者が納得のできる説明が欲しかった。 プロローグの短いパッセージから、フィナーレはだいたい想像がついたのですが、もしかしたらこちらの想定を越える大どんでん返しの衝撃的フィナーレなのかなとも思いました。でも、それはなかったです。 とはいうものの一気に読んで、心地よい読後感と衝撃が残る傑作小説だと思いました。お勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマ放送の第4話を視たところで結末を知りたいという欲求を抑えきれず、原作を読みました。 冒頭でいきなり衝撃の結末が描かれていていてぶっ飛びました。 結局、最終章から順番に読みました。 救いようのない悲しい話で、秀逸でした。 ドラマと原作は、構成からして別物のようです。 ドラマに別の結末が用意されているのかも??? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
死刑制度を考える、みたいなテーマはおいといて、一気読み必至のミステリー。 語り部達を通して、人間の孤独と無力について心がえぐられる。 謎が解けていく後半。果たして少女を救うことはできるのか?そもそも救いとはなんなのか? 絶望を抱いてるヤツこそ、これを読め! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
田中雪乃という女の子の一生が描かれたシンプルな作品である。 ただそこには女の子が強く、また弱く、そして田中雪乃という人間形成を周りが作り出しいくストーリーが面白くて、スラスラと読めて先が気になった。 小さい頃に受けた心の傷は大人になっても 消えることのない『誰かに求められたい』 必要な人でありたい。 私は思う。綺麗事に聞こえるかもしれないが、 そういう子どもが少しでも減り、子ども自身が自らの力で生き抜こうと思える世の中にしたい。 それは大人達が作るべきである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結末はプロローグで予想できたものの、読後感はダンサーインザダークを見終わった時と同じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中盤の幸乃の不憫さに、一旦読むのを中断しました。 しかし、読み直し始めてからは一気に読み終えました。 つつけば、アラはあります。 判決後の、周りの人の幸乃への関心・思いの強さ。 幸乃がどうしてそこまで自分を責めるようになったのか。 もう少し説得力のある描写があってもよかったかな。 ただ、中盤から最後までの「読ませる力」はとても良かったと思います。 とくに最後、幸乃と女性看守のやり取りの場面は、凄みすら感じました。 暗く、万人受けする作品ではないかと思いますが、最後まで読み通せて良かったと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストは想定外の展開で驚きました。 ドラマ化されるので原作を読んで楽しみたいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
心に残りました。 重くもとても良い本なんだと思います。 沢山の本を読んでも、これは忘れないと思います、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ読まれてない方の邪魔にならないように内容は書きませんが、初めから終わりまで喉がつかえる感じがずっとありました。苦しくて、でも登場人物たちから目を背けられず、1日も経たずに数時間で読み終わりました。読み終わった後、本を抱きしめました。 お恥ずかしい限りですが、早見和真さんの作品を読むのは初めてでした。きっかけは三省堂書店・新井賞を受賞された作品の中にこちらの作品があったからです。大切な本と出逢えた喜びと、早見和真さんの作品をじっくり読む宝のような時間をくれたことはひたすら感謝です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
嫌いなタイプの小説ですが、体が反応したんで5点です。きょう福岡地方は寒いので風邪引き初めのゾゴゾゴかもしれませんが。面白いんだけど、難は浅いというか薄っぺらな印象を受けることと胸糞の悪くなるようなやつが次から次と出てくること。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!