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(短編集)
どこの家にも怖いものはいる
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どこの家にも怖いものはいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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わからないものが怖い、怖いものをわざわざ科学的に解明せず、謎のは謎のままがいいと思われる方が読むとすごく怖いと思います。 私は座敷牢や、日記、体験談、伝承、村の怖い話などがすごく好きなので、どれも山盛り盛り込まれているこの話が大好きです。 読みながら想像してゾ~ッとしました。 だから何?!これは何だったの?!理由は?!など、怪異をはっきりさせないとモヤモヤする方は読まないほうがいいかも。 わからないところが怖い。そんな話です。 | ||||
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「主人公が怪異を謎解き、呪いの連鎖から救われた・・・と思い気や呪いは解けていなかった!!」的な映画もどきの小説が多い中、実話なのでは?と思わせる良質のホラーだと思います。 著者の思考をたどっていくような感覚で、読み出したらラストまで一気読みしました。 実話では?と思わせる演出だからでしょう、ラストも納得できました。 | ||||
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これを読んでいる最中に、屋根からあやしげな音が!!! ポンタ(飼い猫)が立てている音だと無理やり思い込んで 読み続けました。 しかしポンタは部屋にいた!! パラパラが怖くて再読できない~ | ||||
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ああいつも通り三津田氏の小説は面白かった。さあ寝ようかと横になる。ふと読んだ内容を回想する。ぞっとする。というのがこのメタ小説の醍醐味。まさか本当の話じゃ……なんて考えるといつまでも脳裏に引き摺ってしまうのです。 ところでこの小説に出てくる怪異、帯にもある、まぶたをこじ開けるあれに似たものを数年前に見たのです。 小説のように前触れもなく唐突に、眠ろうとした時にそれは現れました。 なぜ目が開いたのかわかりません。突然自分の目は開かれて、目の前にギラギラ光る大きな目玉が2つありました。 アニメ日本昔話に出てくるようなのっぺりとした顔に、猫の目のような形の、あまりに大きな目玉が2つ張り付いていました。 輪郭がまったくないようでした。あまりのことに僕はわっと叫びました。するとそれは部屋の闇に散るように消えたのです。それは霧のようでした。 あれが何だったのか未だにわかりませんが、三津田氏のこれを読むまですっかり失念していたのです。 話が脱線しましたが、三津田氏の小説は、どこか忘れている恐怖を蘇らせるような怖さがあると思います。 次回作も楽しみです。 | ||||
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内容紹介の通り5つの怪談話の短篇集というのが一番近い例えになります。 しかしその短編のどれもがハイレベルで、実話怪談ではないのか…そう思ってしまう怖さがあります。 これぞ日本のホラー正統派の怪談と言えばいいのでしょうか 直球の、オバケにまつわる怖い話が読みたい!と思った方にお勧めです。 以下著者の作品群に慣れ親しんだ方用にもう少し詳しく。 本作は家シリーズではない家のお話です。 著者の三津田さんが、今作の事をそう述べていました。 確かにその通りで、過去の作品群の作風を踏襲しながらも別の路線のお話になっており、ミステリ色は薄い本格ホラーです。 赤眼のような怪談を、作者シリーズのように筆者自身が、のぞきめのような繋がりを見出していく話と言えばいいのでしょうか。 作者シリーズのように怪異に巻き込まれていくという訳ではありませんが 第三者の視点で真正面から怪談を読むというスタンスを利用することにより 自分自身も本当に実話を読み解いているかのような 思わず背筋のゾッとしてしまう、古き良き日本の怪談という趣を感じとても素晴らしかったです。 | ||||
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