(短編集)

どこの家にも怖いものはいる

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評判

どこの家にも怖いものはいるの評価:

10.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

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No.1
(10pt)

読んでいる間ずっと怖い希有な一作

三津田信三の『家』ホラー、第一作。

主人公は三津田本人として、知り合いの編集者との会話から徐々に怪異に巻き込まれていくというメタフィクションのような構成となっている。

この構成はある意味「実話怪談」の構造にも近い。実話怪談も一応設定としては「自分が体験した・聞いた話」として怪談師が話すようになっているがどれも創作であろうことは皆理解している。

作品は「複数の怪談・不可思議な手紙などに奇妙な関連性・符号がある」ことに気づいた主人公と編集者がその謎を解くために調査や検証を進めていくうち、更に関連性の高い不可思議な話に到達していく。そして5編の怪異が集まったところで恐ろしい一つの「答え」にたどり着く…。

短編ホラーとして読める5つの怪異のどれもが恐ろしく、それだけでも面白いが、そこから一つに繋がっていく様子は小野不由美『残穢』にも似た感覚を得た。

tony
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