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(短編集)
どこの家にも怖いものはいる
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どこの家にも怖いものはいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 1~20 1/3ページ
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とても怖い | ||||
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各物語はとても面白い!でも、作者とみまさか氏の会話が冗長でイライラした。こっちは怖さを愉しみたいだけで、謎解きをしたいわけじゃないのに... 会話の部分はもっとシンプルにしてほしかったなあ。 | ||||
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奇妙な共通点を持つ怪談パートと、その怪談を持ち寄り怪談の背後にある怪異の正体に迫る作家パートに分かれている。 王道ジャパニーズホラーを行く怪談パートも面白いし、怪談パートの細部を拾い集めて謎を解く作家パートも面白い。 「自分では考察しないが、『ホラーモキュメンタリー考察してるツイート』を眺めるのは好きな人」はぜひ読むべき。 | ||||
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ちゃんとホラー小説で面白かったです。 怖さ的にはゾクゾクと不気味な感覚です。 | ||||
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著者の宣伝が話に入り込むのが気になること以外には、創作の話としてはある程度楽しめた。しかし、元凶となった世智の話とその母親のことが殆ど解明されておらず、世智の祟りだと言われてもあまり納得出来ない。こんな結末を書くくらいならば、全く解明できないと言われた方がまだ恐怖感は強かった。また、多少仕方ないとはいえ後半は完全に推理ものとなってしまっていて、恐怖が薄れて行ってしまうのが残念だった。恐らく、現実パートが推理会になってしまっていて、恐怖を希釈してしまっているのだと思う。なので、現実パートでも読者に恐怖を味合わせる仕込みがあればもっと怖かったと思う。 | ||||
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全体的に怖い怖いって騒ぎ立てつつ、肝心の短編の内容は大体一度は聞いたことのあるような感じの内容の怪談を集めた感じ。もう少しひねった感じの内容が欲しかった。 | ||||
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異なる時代や場所の怪異の話を集めて関連を見つけるという構成が大好きなので読み始めは期待していました。 最後の2話を読んだら何か障りがあるかもよ!と前置きまでしていたのでこれはすごい!と思いながら読んでみましたがどっちも(とくに4番目)何かシュールな話でした。 で、結局なんなんですかと思いながら残りのページ数を気にして違う意味でハラハラしていたら本当に何か色々丸投げのまま終わってしまいびっくりしました。 他の方のレビューでも言われていましたが、 飽きちゃったのかな?というような投げやり感でした。 作者の作品はこれが初めてになりますが、 三間坂との会話で過去作品が頻繁に引用され、口調もやや高圧的に感じて…読んでいると疲れてしまい自分には合ってないかなと思いましたが、 同著者でまだ気になる書籍があるのでまた機会があれば拝読したいです。 しかし表紙の絵、本編にこんなビジュアルの人は出てこないのですごくモヤります。 | ||||
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他の作品名が数多く出てきますが、本作品の評価を下げますね。物語は後半、読者を巻き込むような形であり面白いと思えたのですが、序章でまずはコケてしまいました〜本作品は著者が主人公で、自身の日常を表現していると思いますが、著者自身の他の作品の紹介的なものはいかがなものかと…本内容の骨子のなかで一番繋がらないのは、この作品名の紹介かと…最初から著者の自伝と見間違えるような感じでした〜 | ||||
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こういう断片的な情報から明らかになっていくタイプのホラーに嵌っていて、レビューも好評だったので本書を手に取りました。それぞれの話はそこそこ面白くて怖いんですが、焦らす様に長々と語られた割には結びが弱くてがっかり、という感想です。 本書をホラーとしてみた場合、 ・子供を誘拐、殺人というのが人間臭すぎて得体のしれない怖さを感じれなかった ・2話目での怪異の動きもすごく人間臭い ・ビジュアルも小学生が考えた都市伝説のようで陳腐に感じた ミステリーとしてみた場合、 ・仕掛けが叙述トリックとかミスリードによるものではなく、ただただ情報に誤りがあるという杜撰なもの。読者は記述通りに受け取ることしか出来ないのだからそこは納得出来る理由が欲しい ・半ば決めつけに近い作家の推理に編集者が無理矢理納得させられるというすっきりしない展開 前評判が良かったので読み終わったときは「これで終わり?」と感じてしまいました。 読者側が既に呪われていると思わせるようなトリックでも見逃してたりしますかね? 繰り返しになりますが一つひとつの話を読んでいるときは面白いです。 | ||||
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序盤の作者と怪談提供者との会話はほとんどが無駄な内輪うんちく話。はっきり言って冗長でつまらない。重要な情報もほとんどないので最後付近まで読み飛ばして構わない。怪談部分は一話目は面白い。二話目以降はテーマのため作られた感が強いがまだ読める。しかし最後の作者部分はこじつけがひどくてイマイチ没頭できない原因となった | ||||
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最近は「変な絵」や「近畿地方のある場所について」など、複数の異なった怪異や情報を手繰り寄せて、真相を解明するみたいな作品が気になって読んでいます。 本書は5つの場所も時代も異なる怪異について、その共通点をもとに関連性、真相を解き明かしていこうとするもので、それぞれのエピソードが、かなり出来がよく、とりわけ一話目の二話目は、ぞくぞくして、夜に読むのはなかなか怖かったです。割れ女からの逃亡劇、張り裂けそうなくらい。 ここからがややネタバレなのですが、実は5つのエピソードのなかに謎解きの種が蒔かれていて、全部が繋がるのですよね。 ああ、なるほど、とはなるのですが、5つの話ともにあえてミスリードさせる書き振りに徹しており、その人工的さにちょいと意地悪かなとも感じます。 率直に言って、1話目の子どもの失踪事件や4話目の宗教絡みの一家心中事件は、報道記事で調べればすぐ出てくるでしょうし、5つのエピソードに何の繋がりがあるのかという最大の謎の核心は、すぐわかりそうなものですけどね。 いずれにしろ、怨念とか祟りって、その根源を辿れば怖いもので無くなってしまうので、それぞれの怪異に「何の繋がりがあるのか」というところを謎の根幹に持ってきたことについては、上手いと思います。ミステリー作家的に発想ですね。 なお、私的には4話目、語り部の少女(12歳)が、あんな怖い他人の家で、勝手に飯食べたり、風呂に入ったり、寝たりするなんて、ありえないなー、死亡フラグビンビンだな思いました。そりゃ、割れ女もくるさー。 | ||||
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本当は3部作の3作目が気になったのですが このシリーズは3部作の一作目から読んだ方がより楽しめるというレビュワーさんの意見を参考にして こちらから読んでみました。 結論、こんな感じなら2作目も3作目も読まなくていいかなという感じです。 怪談の話はそれぞれ面白く、のめり込みましたが 作者と編集者の推理パートにあまり面白さを見出せませんでした。 違う話なのにどこか共通点を感じるということで 長々推理するわりには、出た結論には 「まぁそうだよね…」という感じで、 真相解明にも迫るわけではなく…とにかく中途半端でした。 | ||||
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何となく最初の話で感じたことがミッシングリンクのキモと同じだったので肩透かし感を食らったまま終わってしまいました。レビューで衝撃の真相みたいな評価も目にしていたため、本当にそれ「だけ」でいいのかと… 勘のいい人なら地域住民の言動や行動からぼんやりと気付く程度の内容なので、意外性を求める人には物足りないと思います。 但し書きみたいなのから匂わせる「自己責任」系も、最近はとにもかくにも乱用されてる傾向にあるのでかえって安っぽく興醒めの要素になってしまいました。メタ要素も同様です。 変に虚実要り混ぜるのではなく何か一点のみに振り切った方が面白い結末になったのではないかと残念です。 | ||||
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ホラー小説マニアですが、一言。 内容の端々に、自分の著作を練り込まないで欲しい。 友人の勧めで数冊購入するも、興醒めである。 その上、結末が曖昧で、スッキリしない。 そこを狙っているのかもしれないが、こちらは数十年以上、あらゆる作家のホラー小説を読んできた身。 「あなたの身に何か起こるかも」 とか、陳腐すぎやしないか? もうお腹いっぱいw | ||||
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作家と編集者が二人で話り合い、憶測で終わってしまった!他の方が書かれてましたが小野不由美『残穢(ざんえ)』も読了していると同じネガティブワードが出てきて驚けない。別々の資料で構成される所は面白い、他の本も読んでみようと思った。 | ||||
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作中で何度も言及されるように、5つの奇妙な話のミッシングリンクを探す話。それぞれの話が非常に不気味で読んでいて悍ましさを感じる。 それぞれの怪異の大元に至るプロセスは非常に面白くらそれこそミステリ小説の犯人が気になるのと同じ気持ちで読み進めることができた。 | ||||
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著者の小説を読むのは別名義らしい作品を除けば初めてなのですが、「こ、これはすごい作家を見つけた!」と数年ぶりに小躍りしましたね。 2人の男がいくつかの恐怖体験資料を読みながら共通点をさがして、あーでもないこーでもないと推理するユニークな構成なのですが、その共通点の整合性をつけるために文体が硬くなることもなく、どのお話も熱がこもっていて怖く読みごたえがあります。 特に自力で共通点に気づいた時の、呪いの一端をつかんでしまった様なゾクゾク感がたまらないですね。 このボリュームだったら3冊くらいに分けてもいいんじゃいの?って思うのですけど、著者はきっとサービス精神が旺盛な方なのでしょうね。それくらいの満足感があります。 反面、2人の推理のパートはなんか結論ありきな流れで硬苦しく、半分くらいこじつけっぽく、そんな怖い部分をさらっと流しちゃっていいの?って印象があり人間味をあまり感じません。 また、恐怖体験の各話の文体もあまり変わりばえがなく、同じ作者が書いているのがうっすらわかってしまうのが多少残念です。 この辺りが洗練されているとさらに怖くなると思います。というかそれを実現しているのが別名義と謂われる作品だと思います。 著者の他の作品をこれから読むのがたのしみでたまらないです。 ちなみに私は最終章を読んだ夜に悪夢を見て数年ぶりに金縛りに遭いました。 | ||||
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導入は引き込まれるものがありましたが、中盤からだれはじめ、最後はモヤモヤの残る尻切れトンボな終わり方でした。 | ||||
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年代も場所も怪異の種類も異なるのに、なぜ5つの怪談は同じような印象を受けるのか。 を、怪異を受けた人物の手記を読みつつ探っていく物語。 1つ1つの話は不気味かつ恐ろしく、読み進めるにつれて 否が応でも怪異の原因や、異なる怪談が同じ印象を受けることの解明への期待は高まります。 しかし終章にて5つの怪談の共通点を探るくだりでは、「結論ありき」が見え見えの飛躍しすぎる推理が出てきたりでやや興醒め。 結局そういうこと?と肩透かし感が否めません。 5つの話がよく出来ていたからこそ、少々残念な幕切れでした。 | ||||
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「そこにない家に呼ばれる」が傑作だったので作者の作品にいろいろ手を出してますが、どうやらこの作者さんは「怪談を推理する」と言うメタ的な方式が好きみたいですね。 怪談そのものは素晴らしいし怖いんですが、それをあれこれ推理されると急に恐怖が覚めると言うか。 TVの衝撃映像の合間に芸能人がしょうもない話をして引き延ばしている番組みたいですね。 作家の推理(と言うかこじつけ)抜くと3分2くらいになりませんか。 文句ばかりですが、最初の話とか怖かったと言えば怖かった。 しかし、どうも推理部分がね。 推理した結果怪異と直接対峙するって展開なら怖いかもだけど、所詮安全な立場でしか語ってないので。 どうせなら最後作家が呪い殺されるくらいの話が欲しい。 | ||||
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