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(短編集)

どこの家にも怖いものはいる



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どこの家にも怖いものはいるの評価: 3.38/5点 レビュー 55件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(3pt)

とても面白かったけど、ムダ多すぎ!

各物語はとても面白い!でも、作者とみまさか氏の会話が冗長でイライラした。こっちは怖さを愉しみたいだけで、謎解きをしたいわけじゃないのに... 会話の部分はもっとシンプルにしてほしかったなあ。
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No.16:
(3pt)

ありふれた短編

全体的に怖い怖いって騒ぎ立てつつ、肝心の短編の内容は大体一度は聞いたことのあるような感じの内容の怪談を集めた感じ。もう少しひねった感じの内容が欲しかった。
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No.15:
(3pt)

著者の…

他の作品名が数多く出てきますが、本作品の評価を下げますね。物語は後半、読者を巻き込むような形であり面白いと思えたのですが、序章でまずはコケてしまいました〜本作品は著者が主人公で、自身の日常を表現していると思いますが、著者自身の他の作品の紹介的なものはいかがなものかと…本内容の骨子のなかで一番繋がらないのは、この作品名の紹介かと…最初から著者の自伝と見間違えるような感じでした〜
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No.14:
(3pt)

そこそこ面白くて怖いが、レビューで絶賛されるほどではない

こういう断片的な情報から明らかになっていくタイプのホラーに嵌っていて、レビューも好評だったので本書を手に取りました。それぞれの話はそこそこ面白くて怖いんですが、焦らす様に長々と語られた割には結びが弱くてがっかり、という感想です。

本書をホラーとしてみた場合、
・子供を誘拐、殺人というのが人間臭すぎて得体のしれない怖さを感じれなかった
・2話目での怪異の動きもすごく人間臭い
・ビジュアルも小学生が考えた都市伝説のようで陳腐に感じた

ミステリーとしてみた場合、
・仕掛けが叙述トリックとかミスリードによるものではなく、ただただ情報に誤りがあるという杜撰なもの。読者は記述通りに受け取ることしか出来ないのだからそこは納得出来る理由が欲しい
・半ば決めつけに近い作家の推理に編集者が無理矢理納得させられるというすっきりしない展開

前評判が良かったので読み終わったときは「これで終わり?」と感じてしまいました。
読者側が既に呪われていると思わせるようなトリックでも見逃してたりしますかね?

繰り返しになりますが一つひとつの話を読んでいるときは面白いです。
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No.13:
(3pt)

途中までは怖かったです。

何となく最初の話で感じたことがミッシングリンクのキモと同じだったので肩透かし感を食らったまま終わってしまいました。レビューで衝撃の真相みたいな評価も目にしていたため、本当にそれ「だけ」でいいのかと…
勘のいい人なら地域住民の言動や行動からぼんやりと気付く程度の内容なので、意外性を求める人には物足りないと思います。

但し書きみたいなのから匂わせる「自己責任」系も、最近はとにもかくにも乱用されてる傾向にあるのでかえって安っぽく興醒めの要素になってしまいました。メタ要素も同様です。
変に虚実要り混ぜるのではなく何か一点のみに振り切った方が面白い結末になったのではないかと残念です。
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No.12:
(3pt)

尻切れトンボ

導入は引き込まれるものがありましたが、中盤からだれはじめ、最後はモヤモヤの残る尻切れトンボな終わり方でした。
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No.11:
(3pt)

最後の推理だけが肩透かし

年代も場所も怪異の種類も異なるのに、なぜ5つの怪談は同じような印象を受けるのか。
を、怪異を受けた人物の手記を読みつつ探っていく物語。

1つ1つの話は不気味かつ恐ろしく、読み進めるにつれて
否が応でも怪異の原因や、異なる怪談が同じ印象を受けることの解明への期待は高まります。

しかし終章にて5つの怪談の共通点を探るくだりでは、「結論ありき」が見え見えの飛躍しすぎる推理が出てきたりでやや興醒め。

結局そういうこと?と肩透かし感が否めません。

5つの話がよく出来ていたからこそ、少々残念な幕切れでした。
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No.10:
(3pt)

こういう作家なんですね

「そこにない家に呼ばれる」が傑作だったので作者の作品にいろいろ手を出してますが、どうやらこの作者さんは「怪談を推理する」と言うメタ的な方式が好きみたいですね。
怪談そのものは素晴らしいし怖いんですが、それをあれこれ推理されると急に恐怖が覚めると言うか。
TVの衝撃映像の合間に芸能人がしょうもない話をして引き延ばしている番組みたいですね。
作家の推理(と言うかこじつけ)抜くと3分2くらいになりませんか。
文句ばかりですが、最初の話とか怖かったと言えば怖かった。
しかし、どうも推理部分がね。
推理した結果怪異と直接対峙するって展開なら怖いかもだけど、所詮安全な立場でしか語ってないので。
どうせなら最後作家が呪い殺されるくらいの話が欲しい。
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No.9:
(3pt)

ネタとしては恐くて面白い

けれど常に第三者視点のため登場人物と語られる世界に心が入れ込めず、読書感想文を読んでいるような感覚で終わってしまった。多分語り手として登場する作者の日常に怪異が障りを起こす部分がもっと多いほうがわたしにはあっていたのかもしれない。
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No.8:
(3pt)

ホラーというよりはミステリ要素強め。

5編の短編を幕間でつないでいくパターン。話そのものよりも読んでいるとこちらも危ないかも、という怖さですかね。
なんとなく話が似ているという5つの話を並べ、その真相を探るために、それらの文章から筆者とその友人が共通点や時代を推理していくので、ホラーというよりはミステリ要素のほうが強い気もしました。
実話なのかそうではないのかはよくわかりませんが、現象がちょっと現実離れしすぎていましたし、最後のほうの推理合戦に若干疲れたというのもあり、私としては夜中に読んでいても全く怖くはなかったかなあ、という印象でした。
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No.7:
(3pt)

怖かったり、怖くなかったり

著者の本をはじめて読みました。
初めに小野不由美さんの「残穢」を読んでいたので、確かに似てるな…という印象。

それでも充分怖いんですが(大佐木夫人の日記や、光子の家の話は特に)、最後の著者さんと編集さんの話、なんだか駆け足で、近畿の件りとか少ししらけてしまいました。

ちなみに、「忌録」を読み終わったらオススメに出てきたので、何か関係あるのかと思って読んでみたのですが、著者さんは同じ方でしょうか。

トラウマ級のホラー小説、期待しております。
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No.6:
(3pt)

私お馬鹿さんなので

二回読まないと私には怖さがわからなかった。あまり怖くなかったかな。
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No.5:
(3pt)

実話だとするなら

実話っぽくするならもう少しリアティの出しようがあったかなと思います。
筆者と若手編集者が共通点を感じる怪談についてやり取りするのですが、筆者がちょっとラノベの主人公のような感じで少し違和感を覚えました。
一応語り手の時代、年代に合った書き方をしようとしてはいるようですが、かなり中途半端(筆者曰くほぼそのまま載せているらしい)で現代から遠い時代では語り手の話し方や書き方があまり合っておらず、後半につれ冷めてしまいました。
残穢よりは読みやすいものの、残穢ほど「どこかでこれが起こった/起きている」のだという現実感はありません。
始めはどこかの誰かから聞いた「もしかしたら本当かな」と思ってしまうようなぞっとする気味悪さがあったのに、後半につれあからさまにエピソードの恐怖度合いは増していくものの、勢いがなくなってしまいました。最後は五話書き終えていい加減筆者が飽きたか疲れたのかと思えるような力業のこじつけとよくあるパターンのオチに。
一連のやり取りを読まずに一つ一つの話だけを読んでいたなら、良い怪談だったと思います。
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No.4:
(3pt)

星三つが多いのはわかる

最初の方の文章が内輪受けっぽくてなぜ必要なのか意味不明だったのでとりあえず飛ばして読む。
お話が始まったら面白く、また書き手の話が出てきたので最初に戻って背景を読み直す。
お話自体はずっと面白かったのですが、確かにもう一歩踏み込んでほしい内容だった。
まあ手記や日記の形を採っているので不完全さは納得できる。
しかし作家が「ミッシングリンク」の定義を「それがつながればすべてが納得できる」という風に説明しているにしては
あまりにも説得力が無く・・・最終章で一気に尻すぼみに。
後半にもっと厚みがあれば文句なく☆5つ付けたと思います。
読み物としてはなかなか面白かった。
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No.3:
(3pt)

一冊でいくつかのアイデアを一つの怪談として成り立たせようとちょっと欲張っちゃったのかなと

幕間での煽りもあり5話目までは「この話を聞いた人のところにも・・・」系の話として実際家にいると背後の扉が気になって心臓バクバクいうほどでしたが結論で全く違う怪談にしてしまったため台無しに・・・ 最後の相方の態度で結論が間違ってたと思わせたいのかとも考えましたが抜けた恐怖心は戻ってきませんでした
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No.2:
(3pt)

家に纏わる怖い話

一見全く関連のなさそうな5つの怪異談を巡り、私(三津田信三氏)と友人の編集者の三間坂秋蔵が、その物語の奇妙な繋がり・相似性のようなものを議論していくというストーリー。

ホラーミステリーの第一人者でありますが、ミステリー色は薄く、作者が書きたいものを書いたという印象です。とはいうものの、各編とも手法を凝らした水準以上のホラーで、全体としては実によく練られた構成です。

(大した問題ではありませんが)真相はやや強引でも、ホラーを上手く利用した本書のような作品は、職人技と感じ作者ならではという気がします。
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No.1:
(3pt)

三津田信三の怪談。

「現実と虚構の間で作者、三津田信三に弄ばれる作品」それが今作の感想ですね
三津田信三が登場する作品ではありますが、忌館、作者不詳の作家シリーズの様な作風とは異なり
また、禍家、凶宅、災園等の家シリーズとも異なる「家」をテーマにした怪異小説。
活字でのドキュメンタリー風な怪異譚と云うか、小説版和風パラノーマル・アクティビティと言った感じでしょうか。

時代と時期の異なる五つの怪談話がどう関連しどう展開するのか? 行き着く先は? 
作者お得意の流れではありますが、「幽女の如き怨むもの」執筆さ中からの時系列で進む虚実入り混じった展開は
ややもすれば実話なのではないかと感じる、粘着質な恐怖に襲われる時があり読んでいて妙な不安を抱かされます。

ただ、小説の内容として面白いかと問われれば・・・ どうでしょう。
前作、「のぞきめ」の見事さに比べると、ややストーリー、構成、展開、決着と、どれも今一な感が否めません。
リアルな怪談の体なのでスッキリしないモヤモヤ感もまた作者の狙いなのだとしたら、成功なのかもしれませんね。
なので、三津田信三ホラー・ミステリーを愛するファンであっても謎解きや整合性、大どんでん返しを求めてはいけません。
これは実話風?怪談なのです。 実話じゃないですよね・・・
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4120046370

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