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(短編集)

どこの家にも怖いものはいる



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どこの家にも怖いものはいるの評価: 3.38/5点 レビュー 55件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(1pt)

結末が残念

著者の宣伝が話に入り込むのが気になること以外には、創作の話としてはある程度楽しめた。しかし、元凶となった世智の話とその母親のことが殆ど解明されておらず、世智の祟りだと言われてもあまり納得出来ない。こんな結末を書くくらいならば、全く解明できないと言われた方がまだ恐怖感は強かった。また、多少仕方ないとはいえ後半は完全に推理ものとなってしまっていて、恐怖が薄れて行ってしまうのが残念だった。恐らく、現実パートが推理会になってしまっていて、恐怖を希釈してしまっているのだと思う。なので、現実パートでも読者に恐怖を味合わせる仕込みがあればもっと怖かったと思う。
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4120046370
No.12:
(2pt)

好きな題材でしたが

異なる時代や場所の怪異の話を集めて関連を見つけるという構成が大好きなので読み始めは期待していました。
最後の2話を読んだら何か障りがあるかもよ!と前置きまでしていたのでこれはすごい!と思いながら読んでみましたがどっちも(とくに4番目)何かシュールな話でした。
で、結局なんなんですかと思いながら残りのページ数を気にして違う意味でハラハラしていたら本当に何か色々丸投げのまま終わってしまいびっくりしました。
他の方のレビューでも言われていましたが、
飽きちゃったのかな?というような投げやり感でした。

作者の作品はこれが初めてになりますが、
三間坂との会話で過去作品が頻繁に引用され、口調もやや高圧的に感じて…読んでいると疲れてしまい自分には合ってないかなと思いましたが、
同著者でまだ気になる書籍があるのでまた機会があれば拝読したいです。

しかし表紙の絵、本編にこんなビジュアルの人は出てこないのですごくモヤります。
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4120046370
No.11:
(2pt)

序盤は冗長

序盤の作者と怪談提供者との会話はほとんどが無駄な内輪うんちく話。はっきり言って冗長でつまらない。重要な情報もほとんどないので最後付近まで読み飛ばして構わない。怪談部分は一話目は面白い。二話目以降はテーマのため作られた感が強いがまだ読める。しかし最後の作者部分はこじつけがひどくてイマイチ没頭できない原因となった
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4120046370
No.10:
(2pt)

面白いけど…う~ん

本当は3部作の3作目が気になったのですが
このシリーズは3部作の一作目から読んだ方がより楽しめるというレビュワーさんの意見を参考にして
こちらから読んでみました。
結論、こんな感じなら2作目も3作目も読まなくていいかなという感じです。
怪談の話はそれぞれ面白く、のめり込みましたが
作者と編集者の推理パートにあまり面白さを見出せませんでした。
違う話なのにどこか共通点を感じるということで
長々推理するわりには、出た結論には
「まぁそうだよね…」という感じで、
真相解明にも迫るわけではなく…とにかく中途半端でした。
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4120046370
No.9:
(1pt)

なんだこりゃ?

ホラー小説マニアですが、一言。
内容の端々に、自分の著作を練り込まないで欲しい。
友人の勧めで数冊購入するも、興醒めである。
その上、結末が曖昧で、スッキリしない。
そこを狙っているのかもしれないが、こちらは数十年以上、あらゆる作家のホラー小説を読んできた身。
「あなたの身に何か起こるかも」
とか、陳腐すぎやしないか?

もうお腹いっぱいw
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No.8:
(2pt)

『怪談のテープ起こし』で期待しすぎた!

作家と編集者が二人で話り合い、憶測で終わってしまった!他の方が書かれてましたが小野不由美『残穢(ざんえ)』も読了していると同じネガティブワードが出てきて驚けない。別々の資料で構成される所は面白い、他の本も読んでみようと思った。
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No.7:
(1pt)

盛り上がりに欠ける

うーん…
起承転結の転がそっくりそのまま抜け落ちてるようなそんな印象
どこか共通点のあるも不完全なエピソードを5つ集めたはいいが
そこから発展もせず盛り上がるような節なく終わってしまった
オチも読者の大半が最初に思うような想定内のオチで
しかもその持って行き方が非常に強引でこじつけと言われても仕方ない
というかオチのきっかけになる第五話に記された
「精神病者の私宅監置」なんて細かい文献まで調べて手がかりを得てる割に
もっと明らかに記録が残ってるであろう一話目の男児行方不明事件について
一切触れられてないなど矛盾も多く作品の推敲も甘く感じた
ということで序盤はそこそこ面白かったが後半一気に下り坂な低評価に
文庫版で読んだけど最後の大島てるの駄文解説で一気に冷めてしまった
どこの家にも怖いものはいるAmazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいるより
4120046370
No.6:
(1pt)

同じ場所で何十年も怪異が起きている

モキュメンタリーホラー小説。
怪談好きの若い編集者の三間坂秋蔵と意気投合した小説家の三津田信三。その縁で三間坂が手に入れた日記と速記原稿を読むことになる。二つの話は、人物・時代・内容などバラバラのはずなのに、奇妙な共通点があった。さらに調査を続けていく中で、第三、第四、第五の奇妙な話を見つけるが……。

本書は、三津田と三間坂が奇妙な話について議論する現代パートと、三津田たちが読んだ五つの話で構成されいています。
五つの話は、
①新居に引っ越しした主婦の日記
②死者の少年が霊媒師の口を借りて語った話
③幽霊物件に住む大学生の体験談
④新興宗教にハマった家族を救う為に単身乗り込んだ少女の記録
⑤超能力を持っていた少女が引き起こした出来事

ホラーとして最も楽しめた話は①でした。姿の見えない何者かと会話する幼い娘の描写にゾクゾクし、行方不明事件の真相が気になってページをめくる手が止まりませんでした。しかし、①だけでは真相が明らかにならず、最終章で解明されることを期待しました。
②は、それまで冷静に体験を語っていた少年が突然「うわあぁぁぁ」と叫ぶ場面で終了したので不自然でした。語り手の実体験を装っていたはずが、作り話になってしまい、白けました。
④は怪異現象そのもののより語り手である少女の行動が怖い。家族がいるか否かを確認するだけでいいはずなのに、無人の家にずかずか入り込んで、勝手に受話器を取って、ソファで休憩して、カップラーメンとクッキーを食べる。シャワーを浴びながらお漏らしする。胡散臭い新興宗教の家だとしても、やって良いことと悪いことがあるのでは?
⑤は真相。座敷牢に入れられた女性の怨念が怪異の原因では?と推察する程度。

現代パートで三津田たちが出した推論は、読者から見ると自明のことで、その先を期待していたのでがっかりしました。五つの話の所在地が同じ、怪異の原因が同じ人物だなんて当たり前すぎます。
さらなるどんでん返しや展開があるのかと思いきや、「これ以上調査したら危ないからやめよう。とりあえず本にしよう」で終了。①の行方不明事件の真相も分かりません。作者が執筆に飽きたような印象を受けました。

後半の尻すぼみがなければ★5を付けたい内容だっただけに、惜しい小説でした。
どこの家にも怖いものはいるAmazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいるより
4120046370
No.5:
(2pt)

怖くない

「忌録: document X」と関係があると、どこぞのサイトで見て、読んでみた。
しかし、どこが関係あるのか、さっぱり分からなかった。「光子」という名前だけじゃん。
それでも単独の作品として怖ければ楽しめたけれど、ちっとも怖くない。
もしこんな体験をしたら、そりゃ体験した本人は怖いだろうけど、他人が読んでもちっとも怖くないし、「誰かが書いたもの」という形を取っているせいか文章が稚拙で読みにくい。書きようによっては、もうちょっと怖く書けただろうに。
5つの話の関連性も、思いっきりこじつけだし。
どこの家にも怖いものはいるAmazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいるより
4120046370
No.4:
(2pt)

うーん、

いつ怖くなるのかなと思いながらドキドキして読んでいたけど、え?これで終わり?という感想。
期待しすぎました。
どこの家にも怖いものはいるAmazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいるより
4120046370
No.3:
(1pt)

一つ一つの怪異譚自体はなかなかぞわりとするものだけに残念

それぞれの怪異譚自体の怖さはそれなりにあり、良かったのですが如何せん終盤の結論づけがあまりに脈絡が無く、強引すぎる。
もっと理詰めで怪異の正体に迫っていく展開を期待していただけに、そこが何より残念でした。
また作中かなりの頻度で過去の著作に触れており、他シリーズからのファンである方には嬉しいサービスなのかもしれませんが、この方の著作を初めて読む自分に取ってはストーリーの展開上あまり必要性も感じられず疑問を感じずにはいられませんでした。

加えて私自身が怪奇・怪談系の読み物に興味を持つきっかけとなった小野不由美の「残穢」と内容的にダブる部分が非常に多く感じられたのも気になりました。
著者の実体験であるという形で、読者から寄せられたものなど共通点のある複数の怪異譚から構成され、怪異の起源に土地の穢れ・曰くや私宅監置が大きく絡む。
残念ながら、悪い言い方をしてしまうと掘り下げ不足の二番煎じ、という印象が読み進める程に拭えない一冊でした。
どこの家にも怖いものはいるAmazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいるより
4120046370
No.2:
(1pt)

失敗した

失敗しました。以前この本の著者の「蛇棺葬」を読んだときに中盤までは、怖い雰囲気を醸すのがうまいなと思いながら読みました。しかし、終盤で怪異の原因を解き明かす推理物に変貌してしまってガッカリしたことを憶えています。しかも、その解明に無理があるから余計興ざめしました。その後、同著者の別の本(書名は失念しました)も読みましたが、登場人物の名前が凝り過ぎていて読んでいる間中その名前の読み方を確認するために前のページに戻るという作業がわずらわしくなって途中で投げ出したことがあります。それ以降この著者の本には、手をださなかったのですが・・・アマゾンのレビュウーで「怖い」という評価が多かったので、3度目の挑戦をしてみました。しかし、怖くない。そして、本文中に幾度も著者の作品名が出てきて、鼻につきました。自分のほかの著書の書名を出さなくても話は、展開できるのだから自著宣伝ですよね。本著書に関する失望の極め付きは、巻末に繰り広げられる怪異現象に対する主人公の作家のこじつけ・・・全然説得力ありません。恐怖描写は、上手なのだから、金田一耕助のような謎解きをしなければ良いのにと思いました。
どこの家にも怖いものはいる (中公文庫)Amazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいる (中公文庫)より
4122064147
No.1:
(1pt)

消化不良といいますか、うーん微妙・・・

現代の怪談話、というか百物語ともいう感じでした
カバー絵も失敗と思う

酷評と言えるかも知れません
まず内容としては怪異譚の中の共通点をさぐりつつ
その本質、根底をさぐるといった体裁なのですが
各話のバックボーンの説明も兼ねた編集者などの場面を途中に挟むせいか
勢いよく怪異譚を連続で読めない
何と言うか中ダルミしてしまいテンポが悪い
各話の怪異の話としてネットに転がる怖い話とそんなに変わりが無く
いうほど怖くなかった、結局なんだったの?
一応解釈は出てるけど、はぁ・・と言う感じでした

で行方不明者は結局どんな目に会うの?
それを予感させる描写が足りない気がする
途中途中に実際の著作物に関したことが出てくるので
ファンには楽しくニヤリとした部分かと思う
ちょっと作者のファンブック的な感じですかね

各話のエピソードの展開に?となる事が少々ありました
母親の・・・黒田さん結局何者?
少年の・・・結局助かったの?イタコが書いたの?
学生の・・・大家さん普通、風評被害が立って決まんないから売却じゃないの?
       学生じゃなく大家さんをこの話の軸にした方がいいのでは?
三女の・・・三女以外が宗教ドはまりして放置してたらこの三女は児童相談所案件なのじゃないだろうか?
老人の・・・私家本で部数も頒布範囲もかなり限られていると思うがそれでも所在地ぼかすかな?
       老人の関係者が読めば幾人かはその村の怪異に思い当たるものもいるし
       障り事を案外田舎の人は表立って秘匿する事はするけど、私家本なら逆に書いてしまうのではないだろうか?
       もちろんあえて分かるように

こんな感じです

後、表紙の絵が残念、関連を感じないし、怨念や情念の様なものを感じない絵かな、何と言うか浅い絵という印象
もうちょっと選ばないといけないと思う
どこの家にも怖いものはいるAmazon書評・レビュー:どこの家にも怖いものはいるより
4120046370

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