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もう年はとれない



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【この小説が収録されている参考書籍】
もう年はとれない (創元推理文庫)

もう年はとれないの評価: 3.54/5点 レビュー 39件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21~39 2/2ページ
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No.19:
(1pt)

後味が悪い小説

最近読んだ「ハリー・クバート事件」といい、文春のベストミステリーで取り上げられていた作品はどれも似ている。
素人作品で、設定はとても面白く、最初はわくわくして読み進めるのだが、途中からなんだかおかしくなって、最後はとても後味の悪い終わり方になる。
これもそれと同じ作品。
まあナチの生き残りがアメリカに生きていた、はいい。
しかし、その男が簡単に見つかって、隠していた金まで簡単に見つけてしまうなんて。
完全に手抜きというか、面倒くさいから種明かしもなしに見つけてしまったという設定にしただけ。
連続殺人の犯人の設定もあまりにもご都合主義的。
猟奇的な殺人にも何の意味もなかった。
始めのわくわくどきどき感は、失望感と嫌悪感だけで終わってしまった。
もう年はとれない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:もう年はとれない (創元推理文庫)より
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No.18:
(4pt)

海外小説を敬遠する人にもオススメ( `ー')ノ  ↓あらすじは書いていません

自分自身、最近まで海外小説を毛嫌いしていたのだがコレは面白かった!!!
物語自体スゴく楽しく読めたが、なにより主人公のセリフがシビれる。
久々に中二病を発動させて彼の言い回しを使ってしまいそう( ;∀;)
もしかして訳がイイのかも?
感性が若いカンジがする。
またこのコンビの小説を読んでみたい!
☆は5つつけても良かったが、この本の価格が文庫本のクセに1000円オーバー、と高いところ、あと、ラストが少々モッサリしたように感じたので☆4とした。
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No.17:
(3pt)

最後でしくじったかな?

今年の「このミス」のベストテンにランキングされた作品なので、またタイトルからしていささか歳をとった自分とダブらせて思わず手を伸ばしました。ま、引退刑事とその孫が元ナチス士官の残した金塊を取り返す(?)という筋立ては悪くはないが、問題はエンディング。
大怪我をしてベッドに伏せる主人公と真犯人が、ながながと謎解きをして最後に…(内容な伏せますが)というのは、ちょいと興醒めでいただけません。読後感を損なった感じです。
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No.16:
(4pt)

孫のテキーラより、爺さんのバック・シャッツが魅力的

歳をとればとるほどに怖いもの知らずになるというか、
開き直れるじゃないかって、
そんな風にどんどん自由になれたら幸せだなって思ってますが、
そういう意味ではまさに87歳の元殺人課刑事バック・シャッツは
理想的な人生ではと。
あくまでも本人にとっては(笑)
まあ、ある意味はた迷惑なんですけど。
わがままで、依怙地で、恥知らずで
でもなぜかそれが魅力な87歳。
こんなお年寄りが増えたら・・・うーん。
ほんのちょっとだといいけど
たくさんいたら嫌かもしれません。
孫のテキーラより、爺さんのバック・シャッツのほうが
何倍も魅力的です。
デビュー作なんですね。
このままシリーズ化して、どんどん認知が進んでいくというのも
また楽しいかも(笑)
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No.15:
(5pt)

サザエさんのように永久不滅をーー無理か

ホロコースト生還。メンフィス警察の殺人課刑事。息子の死。
そうした過去が一斉にのしかかって来る。目の前のトラブルだけでもうんざりなのに。
過去と現在の厄介に主人公は背を向けない。
ただ、持ち前のへらず口と悪態のため、トラブルがトラブルを招いてしまう。
87歳。いや物語の進行中に誕生日を迎えるから88歳か。
作者は主人公を後期高齢者に設定した。
心身に多くの枷がはめられた主人公を大いに歓迎したい。
口調はタフガイ現役だが、身体は元タフガイ。
当人にとっては、この乖離を認めるのも、一苦労だろう。

一人称現在完了形で客観的事実が記される地の文。
その冷静さに対して、カギカッコで表記される主人公はじめ登場人物たちの科白は
斧を振り下ろすように激烈で熱い。
熱さと冷たさの振れ幅がある語り口はハードボイルドの王道だ。
最晩年のアーネスト・ボーグナインをイメージしながら楽しんだ。

続編を楽しみに待とう。
愛すべき主人公が「サザエさん」のように
時間枠を超えて活躍し続けるとは思えないけれど。
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No.14:
(1pt)

「IN★POCKET」読者部門第一位って言うけど・・・

どのイベントもシニカルな語り口で盛り上がらないので冒険小説といっていいのかわからない
殺し方・・・ 犯人・・・ これといった謎解きはないので推理小説といっていいのかもわからない
結局 どこが面白いのかわからない
読んでて思ったこと・・・ 映画化するなら甥っ子じゃなく姪っ子の方がよいのでは?
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No.13:
(4pt)

シニア・ロワールの傑作

かつて35口径マグナムをぶっ放し辣腕刑事としてならした87歳のバックは、抗凝固剤を服用し認知症が始まっているかもしれないと医者から言われているにも関わらず、ラッキーストライクを所構わずのべつに吸う不良ジジイである。老人のディスアドバンテージを逆手にとって、あるときは弱さを表に出し、あるときは強引に振る舞い、あるいは認知症のせいととぼけたりする。周りがもて余すやっかいな老人なのである。

戦時中、ヨーロッパ戦線で一緒だったジムから、ナチスの捕虜収容所の責任者ジーグラーが生存していて金塊をごっそり持っていると知らされる。
バックが収容所で散々な目に合わせられたジーグラーを探し出して復讐しようと重い腰をあげると、金塊目当ての男どもがすり寄ってくる。

なにしろ高齢なので助手が必要である。大学生の孫テキーラが右腕となって、グーグルで検索してくれたり車を運転してくれたりする。

本作はフーダニットの形をとっているが、誰が犯人なのかもさることながら、バックが何をやらかすか大いに気がかりにさせられるのである。
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No.12:
(4pt)

72のおじん

88歳の年寄りがよれよれの体と逝かれかかった頭で孫とナチスの隠匿金を追いかけるストリー。
現実に有りそうで、無い事が うまく面白い
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No.11:
(5pt)

いい作品でした。

新聞の書評でみつけて書店に聞いたらどこも在庫なし。そういうわけでAMAZONで購入しました。いやー、面白かった。
最近になって評判がよくなってきたようで、書店でも平積みされていますね。面白いですよ!これ
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No.10:
(3pt)

血なまぐさい殺人事件

主人公のキャラクターは面白いと思いますが、何故こんなに血なまぐさい殺人事件が起きるのか分かりません。
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No.9:
(4pt)

面白かったが・・・

80過ぎた高齢者のディテクティヴ、なかなかやるなとは思いつつ読みました。はじめは、これはちょっとな~と気が進まなかったのですが、全体のプロットがうまくできていて、最後はぐんぐん引っ張られました。時々、わが身につまされる場面もあって、今や高齢者も主人公になる時代か、と感無量。
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No.8:
(5pt)

一気に読んでしまう傑作

主人公の設定から先ずは成功でしょう。楽しめました。シリーズになってるのかな?
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No.7:
(5pt)

満足

常のことながら、納品の速さは他の追随を許さない。
大いに満足している。
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No.6:
(4pt)

私にとってはまあそこそこおもしろかった。

あまり優等生の感想文を書くと未熟な小拙ないてんのばあいうっかりネタバレをしてしまうので、ちょっとまとはずれな表現を書いてしまうことがあります。
ただ迫害された人達の財産のゆくえはミステリーのいろんな材料になりますね。また、史実が絡むのでよけい迫力というか、現実性を感じます。主人公が高齢でなかなかスピーディにながれない点を若干感じましたがお勧めだと思います。
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No.5:
(4pt)

男にとって理想のジジイ

ストーリィもさることながら、爺さんがかっこ良すぎる。クリント・イーストウッドのグラントリノを思い出しました。早く続編が読みたい。
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No.4:
(5pt)

C・イーストウッドが北?

ハイシニアはーどボイルド。おそらく、ギネス級でしょう。
相変わらず、本の到着早い。サンキュー
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No.3:
(1pt)

この粗さではせいぜい三流のコミックだ

他の方のレビューにもあるように、主人公がなんとも異色。棺桶に片足突っ込んでるような老人とは。しかし残念ながら、主人公が異色と言うだけが取り柄の本だ。
ストーリーもディティールがしっかりしていれば面白いものになるはずなのに、これがもう実に粗い。最後に明らかになる意外な犯人による残虐きわまる連続殺人も、その方法やプロセスについては何も書かれていない。おいおいそりゃないだろう。
表紙のイラストもおかしい。主人公が持っているのはリボルバーなのに、イラストはオートマチックになっている。イラストレーターも編集者も少しは勉強しろよ。
よくもこんないい加減なものを出版したものだ。金返せと言いたい。
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No.2:
(4pt)

超高齢者ハードボイルドという新たなジャンルは、ユーモア小説とも相性がいい!

いまさら、マチズモ全開のハードボイルドを読みたいという人は、たぶん少ない……と思うのです。
主人公、マッチョ全開。伝説の元刑事、何かあると357マグナムを抱いて寝る。
これが普通の壮年者なら、「ああ、またか」と読み飽きた感じになるかもしれないんですが、これは違う。
だって、87歳なんだもん!!(笑)
軽い認知症になりかけているんじゃないかと自分で心配していて、GPSって言えなくて、孫がGoogleで世界中の情報を集めてくるのを呆然と見てるしかない。「おもろうて、やがてかなしき」の世界です。
80歳の誕生日以降、自分にはもう誕生日はないと思っている主人公、バック・シャッツ。
超高齢者ハードボイルドという、ユーモラスなジャンルの登場を喜んでいます。
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No.1:
(5pt)

とにかく異色!

87歳の元刑事が(現役時代に12人の犯人を射殺)、本人の意に反して活躍してしまう、異色のミステリー。
とにかくアイロニー一杯、サクサク読めてしまいます。
死に行く軍隊時代の知り合い、(友人とは思っていない)ジムから『あんたがユダヤ人だとわかったとき、やつは親切とはいえなっかたな、バック』
と憎いナチスの将校が生存していると告げられても、齢87のバックは『しばらくFOXニュースを見て、そのあとはトイレにすわってクロスワードパズルをやる』つもりだったのですが。
孫のテキーラひきずられ、あれやこれやしているうちにと殺人事件が次々に・・・。
イメージとしては、クリント・イーストウッドですが、ユダヤ人ではないですよね?
もう年はとれない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:もう年はとれない (創元推理文庫)より
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