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乱鴉の島
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乱鴉の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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有栖川有栖の作品は大好き。この作品は、舞台が独特の雰囲気を醸し出す閉ざされた孤島で、主人公の二人が、ある意味、絶体絶命の窮地に置かれた状況で、意外な観点から犯人を炙り出して行くのが面白かった。なにより、島の景観に興味が湧いた。 | ||||
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殺人の犯人より、島に集まる人達の目的が何なのか、の方に興味がわき、それを解き明かす火村と有栖のやりとりが面白かった。 | ||||
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面白い要素 孤島もの クローズドサークル 2人のこども カリスマ経営者の登場 クローン 火村と有栖の掛け合い | ||||
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有栖川作品の中では、叙情性が強く出た作品だと感じました。鴉が不気味に鳴き交わしながら飛び交う様子で、まず短編の「黒鳥亭」を思い出しましたが、江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」の話が出てきたり、エドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」の文章が裏テーマのように所々に現れたりと、どこか文学的な雰囲気も漂わせています。年老いた孤高の詩人しか住んでいない、あとは無人の孤島の雰囲気が良いです。 が、そこへ突然、ヘリコプターで降り立ったのが時代の寵児であるカリスマ経営者というあたりから怪奇な雰囲気は薄れていきますが、その次に出てきたのはクローン人間研究と、だんだんと話が異様さを増していきます。孤高の詩人を中心に集まった人たちがどういう繋がりがあるのかもはっきりせず、そのうちに連続殺人が起きて・・・という閉ざされた島の密室もので、このあたりは「孤島パズル」と共通するものがあります。 有栖川氏の読者はたぶん本格ミステリ・ファンが多く、ゆえにミステリとしてトリックの出来不出来、動機、整合性などを重視されている方が多いと思います。新本格派ということでデビューされた有栖川氏なので、それは当然なのですが、氏の作品のもうひとつの大きな特徴は、叙情性にあふれていること、それはたとえば「海のある奈良に死す」では旅情ミステリのような表現で出てきますし、「孤島パズル」のように少しセンチメンタルな青春物の趣だったりします。論理とセンチメンタルはある意味正反対のものなので、そのあたりで賛否両論が出てくるのだと思います。そういう意味ではこの作品も、好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。 ネタばれするのであまり書けませんが、人々が2人の子供たちに期待したものにいまひとつ説得力が感じられず(個々、ケースが違うのだから、そんなことをしても意味がないのでは?)人々が集まっていた謎もやや説得力に欠けると感じました。それでも個人的には全体の雰囲気が好きで、小説としての出来、読後感ともに十分に満足でした。久々の長編を堪能できました。 | ||||
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Very nice | ||||
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まず、レビュー評価が割れていることに驚いた。個人的にかなり好きな作品だからだ。1年に2回以上は読み返している。有栖川有栖作品で1番好きな長編はと聞かれたら、これか「朱色の研究」か「ダリの繭」でめちゃくちゃ悩む。それくらい好きである。 事件や動機は正直結構しょぼいのだが、この作品の重要な要素はそれではなく、島に集まった人たちが抱える秘密であるから全然構わない。というより、この作品はもはや海老原のラブストーリーといってもいいのではなかろうか。アリスたちはおまけ。 登場人物も個性的でおもしろいし、作品中にちらばったアイロニーも作品の雰囲気を良くしている。 絶海の孤島、ザ・クローズドサークル!を期待するとがっかりするかもしれない。けれど、だからこその密会があったり、クローズドサークルを保とうとする人がいたりといったことが設定とうまく噛み合っていると思う。 このシリーズを知らない、ミステリはあまり読まない、そういう人でも楽しめるのではないかなと思った。 | ||||
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火村シリーズの長編作品でオーソドックスな孤島モノ。 火村と有栖川は羽を伸ばしに知人の宿がある島に出かけるが、間違った島に上陸してしまい数日間をその島で過ごすことになる。そこには著名な文化人である老人と彼の熱烈なファンたちがいた。そこに、肚に一物を抱えた若き起業家が乱入してくる。老人とファンたちには何か隠し事があるようで、火村たちに対する態度に違和感があった。そんななかで第一の殺人が起きる。――といったあらすじ。 島にあつまった人々の目的は何か、殺人を犯したのは誰か、と探っていくことで話が進行する。随所に散りばめられた衒学的要素、電話線を切った斬新な動機、アリバイから犯人を特定する際のひねりのある論理が魅力的だ。 本格ミステリ読者にはたまらない本だが、一冊のエンターテイメント小説と考えると、展開がゆっくりしていて派手さにも欠けるなどといった点から、読者を選ぶだろう。 | ||||
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スマートな作風、厭味のないペダントリー、ほどよいユーモア、というような言葉で有栖川有栖を語ったのは綾辻行人だった(確か『46番目の密室』の解説で)。その中で、何よりも本格ミステリに向ける眼差しが素敵だ、と綾辻は書いている(手元に本がないので、正確ではないかもしれないが)。それを読んだとき、さすがうまいこと言うなあ、と思った。僕自身も、その眼差しに魅せられている一人なのだ、と激しく同意したものだ。 極論すれば、有栖川有栖の作品は、「面白い」「面白くない」の二元論では語れない、というような思いがある。誤解のないように書いておかなければならないのは、もちろん面白い有栖川作品はたくさんある。しかし、面白いだけなら、ほかのミステリ作家の作品にもいっぱいある。僕たちミステリファンにとって有栖川有栖という作家が稀有なのは、その作品にこめられた真摯な眼差しが、かつてクイーンやカーやクリスティーに夢中になった初心を思い出させてくれるからだ。ピッと背筋を正されるような感じがするのである。 と、言わずもがなのことを長々と書いてしまったが、本書『乱鴉の島』。なんと、今のこの時代にコテコテのクローズド・サークルものである。『そして誰もいなくなった』の時代に比べて、孤島を舞台にすることのなんと難しいことか、と嘆息せずにはいられないが、有栖川有栖はそれを逆手にとって新たな孤島ものの地平を切り拓いてみせた。 【※※から※※まで、少し作品の内容に触れます】 ※※ 孤島ものの定石は、犯人が犠牲者たちを逃がさないように孤島状況をつくる、というものだが、本書の場合はちょっと違う。その他の理由からつくられた必然の孤島状況で、たまたま殺人事件が起きてしまった、というものだからだ。なので、殺人事件の謎そのものよりも、なぜ孤島状況が生じたか、のミステリ的興味こそが、サスペンスの原動力になっている。 ※※ 本書は、『そして誰もいなくなった』とは似て非なるものでありながら、それでいて愚直なまでに正統な孤島ものの系譜に属する優れたバリエーションだと思う。そう、愚直なまでに、というのは有栖川有栖の有栖川有栖たる所以だ。音楽でいえば、有栖川有栖はブラームスなのだ(なんて書くと、かえって分かりにくいか)。偉大なる先人たちに最大限のリスペクトを捧げながら、常に新しいものをクリエイトしようとする営みからは、苦悩、喜び、情熱といったものがあふれ出て、それが作品に結実しているのがよく分かる。そんな本格ミステリのマエストロに、僕は深い愛情を抱かずにはいられないのだ。 | ||||
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有栖川さんの作品は、短編ばかり読んできましたが、長編も素晴らしいです。 少ししかない情報を一つ一つ積み上げて犯人を見つける展開には脱帽します。 | ||||
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本書は推理作品としては凡作だが、個人的に好きな作品。 作者シリーズものには火村英夫ものと江神二郎ものがあり、私は常に読者への挑戦状を挿み込むなど本格推理に徹しながら青春ものの青臭さを感じさせる江神ものがすきなのだが、本書には江神もののような青臭さのようなものが感じられる。 本書はいわゆる孤島もので、火村作品では初めてだが、江神ものならそのものズバリの「孤島パズル」と、もう一つ「双頭の悪魔」があり、推理作品としては断然これらの方が良い。 本書のシチュエーションは解説にも若干触れているが、同じ江神ものでもむしろ「女王国の城」に近い。 主人公たちが紛れ込んだ場所(本書は黒根島、「女王国の城」では人類協会の総本部)で、主人公たちをとり囲む集団が集団としての秘密を抱え、その秘密保持のため主人公たちと対峙する。 ただ、本書の場合、その中心にいる孤高の詩人・海老原瞬と、その海老原を取り囲む人々との関係性がイマイチ不明で、皆が海老原の熱烈なファン・同志だというが、では彼のどの作品のどういうところに彼らが惹かれたのかとかの説明は一つもないし、あるいは別の事情(海老原との、あるいは彼の亡き妻・八千代との個人的なつながりがある等)があったとしても、それらは一切描かれていないため、彼らが抱えている秘密を解き明かされてもイマイチ実感を伴わない。 にも関わらず、私が本書を気に入っているのは、ポーの代表的な2つの詩、「大鴉」と「アナベル・リー」が作品全編にその雰囲気を(「大鴉」は不気味さを、「アナベル・リー」は透明な哀しさを)漂わせているからである。 殊に「大鴉」で何度も繰り返される“Nevermore”、これを海老原が訳したとされる「ケシテモウナイ」が、作品全体にかすかな通奏低音の響きを奏でており、作品全体の寂寥感をいやが上にも高めているのである。 | ||||
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無人島に近い孤島に火村&アリスコンビが行く・・・それだけで、嫌が応にも期待が高まってしまうではないか・・・孤高の文学者、海老原瞬の元には”海老原ファン”の人々が集まっていた。その別荘に、行き先を間違えた(正確には二人を乗せた船が行き先を間違えた)二人が”招かれざる客”として滞在することになる。鴉が集まる絶海の孤島。滞在客は、ただファンが集まっただけだと言うが、何やら別の目的が見え隠れする。そこにヘリコプターで現れたカリスマ経営者。彼の目的は。次の船が来るまであと3日。何もない島で何も起こるはずはなかったのだが・・・ と、期待しすぎたのかもしれない。久しぶりの長編だっただけに、次々と人が殺されるか、難攻不落なトリックか、と大掛かりなものを期待してしまった。 しかし、島に集まった客が本当のことを言っているのかどうかもわからない、という限られた情報しかない中で、きちんと論理的に犯罪を立証していく過程は、さすが本格ミステリ。安定感がある。ただ、今回はアリスがちょっと出しゃばりすぎな気がして、それが鼻についた。もう少し、火村先生の出番が多い方がファンとしては嬉しいかな。せっかくの長編だから、もう少しドロドロした人間関係、なんていうのも面白かったのでは、と思う。何を目的にこの人たちがこの島に集まったのかが最後まで明かされないが、殺人の動機としても少し弱い気がするし、読後は若干消化不良気味の感が残った。 | ||||
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このところの有栖川有栖作品は「らしくない」ものが多かったように思う。 テロリストが登場したり、パズルが単なるパズルで終わってしまっていたり うまくいえないけれど、盛り込んでいるわりには物足りないと感じることがあった。 今回の作品ではクローン技術に手を出すと知って 読む前に及び腰になってしまったのだけれど、杞憂だった。 まちに待った、読みたかったミステリーだった。 孤島というガジェットにひかれて、本を手に取った人は拍子抜けかもしれない。 奇怪な登場人物も、謎の子守歌も、酸鼻を極める連続殺人も無いのだから。 でも、これが有栖川アリスなのだ。端正な論理に身をゆだねればいい。 こけおどしなんて必要ないのだ。 ねちっこい人物描写も邪魔だ。 謎ときの果てに人物像と人生が浮かび上がってこその探偵小説なのだから。 今回も読後の余韻が素晴らしい。 島に残った火村と海老原はどんな会話を交えたのだろう。 有栖川有栖はロジックで詩をつぐむのだ。こうでなければいけないのだ。 | ||||
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作者と同名の推理作家、有栖川有栖と、社会学者の火村英生のシリーズ長編です。 アリス先生と火村先生が旅行中に、アクシデントで孤島に置き去りにされてしまいます。 携帯電話も通じず、数日後まで迎えの船も来ないというミステリではおなじみの状況で、 2つの殺人事件に遭遇します。 孤島ものというガチガチの謎解きよりは、島に集まる人々の持つ“秘密”に焦点が当てられています。 だけに、犯人がちょっと薄い気も。 あと、私はアリス先生のファンなのでウェルカムだけど、 事件が起きるまでが長く、冗長ってとられちゃう気もします。 それも事件へのプロローグとして楽しんでほしいところですが。 アリバイ崩しで、その謎解きのスリルで高揚した読者目線の気持ちと、 身近な人が犯人だというやるせない登場人物目線の気持ち、 そして登場人物が抱える切ない秘密を暴かなければならない、 火村先生とアリス先生の探偵目線の悲哀まで追体験したような感じ。 我慢していて泣く寸前の、喉の奥がぎゅっとなる感じの読後でした。切ない。 その切なさと孤島の雰囲気が良く合っていて心地よかったです。 | ||||
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火村&作家アリスシリーズの長編で、このシリーズでは珍しいクローズドサークル物。 携帯圏外ではあるけれど、衛星電話、ヘリコプター、インターネットと、最近の孤島は現代社会から逃れられないようだ。 事件も、「孤島の連続殺人」からイメージするような装飾的なものではない。いつもながらの精緻な、でもどこか蜘蛛の糸をたどるような危うさを感じさせるロジックで解決に至るけれど、この作品のメインテーマは、事件そのものよりも、なぜ彼らはこの島に集まっているか...というところにある。 ポーの「大鴉」の詩をライトモチーフとして、人生の悲しみや不幸を運命と諦めることをやめた人間がどこへ行くのか...という問いが、全体を流れている。 エンディングが余韻を残し、作者らしい叙情的な作品に仕上がっていると思った。 | ||||
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話題作がノベルス落ちしたので、久しぶりに火村ものを読みました。さりげなく読ませる文章のうまさは相変わらずですね。「朱色」もそうだったと記憶しますが、根っこの所でとてもロマンチックです。 プロットこそ偶然に頼っていて緩いのですが、主眼はそこにはありません(もちろんプロットも締まっていた方がよいのですけれど)。パズルがきちんとはまっていく、あの感じ。美しい論理の連鎖と伏線の回収ぶりが読ませます。本格ものとして安心して勧められる作品です。久しぶりに他の火村ものも読みたくなりました。 | ||||
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久々の火村シリーズ長編って事で飛び付きましたが、なんというか…、キャラ萌え読者的にはキレがイマイチ!全編通して火村センセーが大人しめなのが原因なのかな?まあ、アンニュイな火村というめずらしいモノが見れるという点で☆4つ。次回作では復活して切口鋭いセンセーに戻っている事を期待しております。 | ||||
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久々に火村先生と有栖のコンビに会えて大満足で読みきりました。 でも、なんだか二人の掛け合いがいつもよりも重たい、というか、軽やかさに欠けるというか。。。いつものノリの良さが感じられなかったような。。。気のせいでしょうか? それでも、ストーリーも謎解きも十分論理的だったし、たくさんの現代プチ情報も得られたし、面白かったです。 | ||||
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大学で犯罪研究をしている火村先生のシリーズの最新作だ。 物語は、三重県の知人の宿に泊まろうとして、間違って別の島についてしまったところから、始まる。 といっておどろおどろしい殺人事件が始まるわけではない。 トリックに凝るのではなく、その殺人に至る背景が重要なのだ。 新しいトリックを考えたために、創作された作品ではなくて、この背景を思いつき、殺人事件に 当てはめられたと言ったほうが正確だろう。 主脈とは関係ないが、ミステリー作家は、読者よりも頭がいいわけではない。 結論から物語を書くため、最初から物語を読まざるを得ない読者よりアドバンテージがあるだけ らしい。 なるほど、言われてみればそうだ。 結論を知っているから、書けるのだ。 結論を決めていなければ、ミステリーは書けない。 前作 マレー鉄道の謎もいい内容だと思ったが、今回も非常によかった。 | ||||
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孤島もの、とはいえ、派手な連続殺人が起こるわけではなく。 神秘さを表しながら且つ俗なものを取り混ぜて、人間の奥深さを見せられる作品です。 そしてやはり、有栖川作品の魅力の一つである謎解きのロジック。それほど物足りなさを感じることはありませんでした。 またもや殺人が、次は誰が? という"怖さ"は半減かもしれないけれど、こういう孤島ものもいいと思います。 | ||||
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批判覚悟で、有栖川有栖らしい無難で、よくできたミステリと思う。 安心して読むことができました。 そして読後感も非常に満足。 でも火村シリーズの孤島ものということなのか、久々の長編ってことなのか、ところどころ、えらく気合が入っていて、その部分が若干上滑り気味?と思わないでもなかったです。 謎のIT長者にまつわるような同時代性を盛り込もうという意欲は評価できると思いますが、ちょっと組み入れ方に、なんとなく違和感を覚えたのは私だけでしょうか。 でも久しぶりに完成度の高いミステリを読んだとは思っているので、自分が欲張りなだけかも。 | ||||
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