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(短編集)
夜市
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夜市の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全265件 41~60 3/14ページ
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私はホラー小説、映画が大嫌いです。ですから、”夜市”を見た時、ホラー文庫にあるから読まないなと無視していました。何かの縁で、購入してしまいましたが、ちょうど読む本が切れていたので、以前購入したこの本を開いてびっくり! もう引き込まれました。このファンタジーはこの書評の中で誰かが、毎年ノーベル文学賞を狙ってるM氏のそれと似ていると有りましたが、確かに似てますが、おっしゃるようにM氏の無駄な卑猥部分が全くなく、美しいファンタジーに魅了されました。 恒川氏のファンになってしまいました。 ー | ||||
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控え目に言って、ここ数年で1番面白かった本です。 まるで、疾走感のあるSFアニメを観ているかのようで、不思議な世界観にグングンと引き込まれました。 私は、小説があまり得意ではありません。 読む機会も少なく、最後まで読み切ることもほとんどありません。 しかし、この作品だけは別格です。 めちゃくちゃ面白かったです。 素敵な時間をありがとうございました。 | ||||
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夢中になれます。その一言に尽きます。読み終わるのがもったいないと思いながら読んでいました☆ | ||||
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先に先にと時間を忘れて読ませる構成力、それを妨げない文章力、どれをとっても一級品 本書は2篇を収めるが、個人的には受賞作として名高い「夜市」よりも、「古道」の方が好みに合った 少年、冒険、木漏れ日、入道雲…これだけ揃えておきながら、作者は終幕にて嘯くのだ、「これは成長譚ではない」と。 いやしかし、これを成長譚と呼ばずしてどうしよう 少年は、この8日間で、現実からの隔離、友の死、年長者の苦悩、親子の絆、希望から絶望への転落、絶望の許容・克服、現実への再帰、すべてを経験したではないか そして、さらに胸に残るのが、作者の清々しい生死観 これは「夜市」にも通ずるテーマだと思うが、倫理観やら体裁やら未練やら色々ドロドロ渦巻いた挙げ句、結局、執着と運のある者が生き残るんです。おさらば! この潔さと透明感は、恒川氏にしか出せない希少なのダンディズムだと思う あと確実に、星新一とかJoJoとか好きでしょうね、この人は。 | ||||
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こんな世界は現実にはないと思いながら吸い込まれるお話。決して足を踏み入れることはないであろうという安堵感を持ちながら人事としての興味が続きました。 | ||||
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あっさりとした文面なので頭を使わずスルスル読めるのが本小説の良いところだと思います。 なので重厚な読み口を求めてる人には向かないです。 私も購入してすぐは軽い読み口が物足りなく、夜市を読んだあとは数年放置しておりました。 コロナ禍で家にいる時間が増えたので、積読を消費してる時にまぁ薄い本だから読み切るかと読み始めたら何故かスルンと心に染み入りました。 年数がたち自分の心持ちも色々と変わったからでしょうか。 改めて最初から読み直し、表題の夜市も良かったんですが「風の古道」がとても気に入りました。 人外のものや、特別な人間にしか使えないという古道上のお話でド派手な見せ場等はありませんが、多くを語らず淡々とお話が進むのが爽やかなのにどこか哀愁を感じれて疲れた生活の癒しになりました。 ああこんな道が実際にあったら少し恐ろしいけど、素敵だなぁ夢があるなぁと。 古道にはまだまだ不思議な話があるでしょうし、レンの淡々さや根無し草感が長年のファンである蟲師のギンコに重なる部分があり、続きがあったらぜひ読みたいなと思うほどに気に入りました。 古道なんて見たことないのに、もう戻れない子どもの頃の田舎の祖父母宅を思い出すようなノスタルジックな気持ちになりました。 | ||||
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不思議な感覚になる内容でした。おどろおどろしいホラーとは違って、爽やかなホラーでした。ドロドロホラーを読んだ後のお口直しに読んで、気持ちリセットして、また他のホラー小説を読んでいます。 | ||||
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物語に引き込まれて一気に読んでしまいました。子供の頃、ファンタジーの物語をわくわくしながら読んだ、そんな気持ちを思い起こさせてくれる一冊でした。素直に面白かったです。 | ||||
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二本立ての本作。いずれも千と千尋の神隠しを彷仏とさせるような、不可思議な物語。特に2本目の作品は、ややサスペンス的なストーリー展開もあり、普段あまり読書をしない私も、先の展開が気になり一気に読み進めてしまった。 | ||||
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どちらも切ない喪失感があります 私の感想としては二話目の方がじっとりと心に染みました 日本人の心にあるあの世とこの世の間の世界みたいなものを描いてる感じなんですが不思議な巡り合わせと不運にも子供の好奇心からそこに巻き込まれて命まで失ってしまう主人公の友達 しかし彼らと出会う古道の住人であるレンだってそう 現世で理不尽に殺された経緯があるのです そういう理不尽な悲しさを積み重ねて人の世はあるんだなあとぼんやりと 思わせる哀しさと切なさが伝わる作品でした | ||||
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初めて読んだ小説が夜市です。すごく面白かった。そして小説にはまるようになり、今では恒川光太郎作品が大好きになりました。 | ||||
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高校生のころ読み倒した、ブラッドベリや阿刀田高さんの作品が思い浮かびました。ちょっと切なかったり、最後の一文でゾッとしたりするあの感覚。 阿刀田さんやブラッドベリをまた読みたくなりました。当分、こちらでお世話になりそう。 | ||||
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「夜市」では、表現が分かりにくい(というか簡素?)ところが多々あって、(まあそれがまた奇妙でいいのだけど!)結末もまあよくある、、って感じだった。続けて2本目を読んでたらもう面白くて面白くて。自分の中に浮かんでくる景色は、絶対見たことないはずなのに、どこか懐かしくて切ない、、表現が上手いなあと思いました。お気に入りの作品です。 | ||||
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高校生の子どもに買いました。うちの近くに玉川上水があるので、とてもリアルに感じました。ストーリーが面白かったし、内容もリアルに感じました。本当にそういう世界があるのかなぁと思わせてくれたので、不気味過ぎて逆にホシ4つですみません。 | ||||
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正月休みに急に読みたくなって年末年始に大手書店を回って在庫がないので、マーケットプレイスで購入。状態も問題なく満足してます。 | ||||
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久しぶりに面白い小説だった 先読みしたくないと思わせる 順を追って読みたい物語でした | ||||
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夜市と風の古道を読んだ。どちらも川面に一滴の滴が波形を描いて染み渡るようなそんな美しく悲哀に満ちた作品だった。 ジワリと暖かくもあり悲しくもある静かな情動が湧き、目の前に絵の具で描いた濃淡のある情景が浮かび上がる。一つ一つの言葉がその作品全てを描くために必要で簡潔に述べられている。そしてどちらも結末はハッピーエンドで終わらないところにまた作品の奥深さがある。 夜市で兄は弟の生存を知り、最早現世に帰りたいと生きる希望を失った。掴んでいた手がスッとふりほどけた瞬間のもう二度と会えないことを確信する。彼の人生は夜市に紛れ込んだことで弟を失った罪悪感と自責の念で絶望と苦しみに変わる。しょうがなかったと割り切れないもどかしさとやりきれなさがずっと彼の生を縛り続けていたのだ。 レンの人生が全て繋がったところで驚きと共にまた悲しさを感じた。 雨の寺に行ってもカズキを助けられなかった無情さもまたリアリスティックであり、そこで自らが生き残り帰るという選択肢もまたそうすることが必然であった。 苦しみは形にならないけれど、誰もが常に何かを背負いながら生きていることを実感させられた。 | ||||
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面白かった。誰かが何かを成し遂げるわけでもなく、成長する物語でもない。ほんのりと怖くて実際にあるかもしれないと思わせるような丁寧な描写もよかった | ||||
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衝撃的な2話でした。異世界に入ってしまった人間の大冒険。 睡眠の浅い夜に見る長編の夢みたいな。 冒険といってもわくわくとは違う、ざわざわする緊迫感が継続していく感覚。生きるものと死者のおきては共通したテーマであり、見えない絶対的な神様がずっと存在している感覚でした。 | ||||
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とても読みやすく、情景が浮かびやすかった。 | ||||
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