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(短編集)
女のいない男たち
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女のいない男たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全328件 241~260 13/17ページ
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村上春樹氏の感覚と意見を読んでいて、心地よく感じます。 人として、人生のどこを大切にするか、 そして、それを、どう表現するか。 大切な事と、どうでも良い事を、合理的に区別し、 かつ、率直に表現する。 その深さも、心地よく、自分自身が意識しているより、ちょっと深い。 この作品に感謝しています。 これからも、多くの作品を生み出し、共有して欲しいです。 | ||||
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四の橋のそばの整備工場って、あの、ほっそい路地のところでしょうか。 昔、車を持ってったら、うちは外車専門なんですよって、苦笑されたことがあったけど。。。。。。 | ||||
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村上春樹の短編集は好きである。長編は、いつも大きなニュースになって、自分が考えるより先に報道でその内容や読み方まで「知って」しまう。だから私は、もう熱も冷めたころ、1年以上たってから読むようにしている。 しかし短編集はそうではない。なぜそうではないかというと、多分、村上春樹の短編集はそれほど評価の対象ではないのだろう。だからいろんな雑音を気にせずに読むことが出来る。 では、本書はどうだったかというと、いつもの調子というしかない。淡々とした、翻訳調(相変わらず)の文体で物語が語られる。盛り上がる話ではないが、面白くなくもない。また今回は各編とも性的な要素が多かったように思う。村上春樹の作品は長編にしてもそうなのだが、あっけらかんとそういうものが挿入される。しかし少しも官能的でないので、そうと気づくのが遅れるほどである。 それでも今回はいやに多いなと思った。もしかしたら、そういうことを書きたい人なんじゃないかと思ったりもするが、一面当たっているかもしれない。それはそれとして読んでいる間、いつもと少し違った味わいの時間をもらった、そんな気がした。 | ||||
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長年、ハルキストです。 村上春樹さんの作品は、長編短編どちらも好きですが この短編は本当に面白かったー 少し奇妙で、捻じれてくるような感覚。 やっぱり村上春樹好きだー | ||||
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タイトルの書き下ろしは、正に村上春樹氏の比喩表現オンパレードって感じだったし、思わず嫉妬する知らない音楽ってかアーティスばっかならべやがって・・・思った。良い意味でもそんな音楽知識に憧れるし、キザなやつ・・・なんてとも思う。 それぞれの短編は、本の帯にも書いてあるようにとても・とても重い内容だと思う。安っぽいその辺の作家とは違う、字数関係なく内容は相当濃い。 「木野」と言う作品だけは最後、私には、ってか私なりにもが正しいかも、(←なんか村上春樹っぽくない?)←自分ツッコミ(笑)よくわからなかった・・・ 私なりの多角的感性で村上文学の感性を理解したかったけど、「分からなかった」と言う感想も、感想だと思う。 それも作者からすれば、とても貴重な感想だったと思ってくれると思う。 人間の心は奥深く、そして根底は共通する流れがあり、しかしそれを探し当てれない時もある・・・ しかし村上文学は最高峰の作家さんの一人である事に間違い無し!!!と私は思う。読み終わって、読みながらも・・・・・ | ||||
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後ろの3つがよかった。特にシェラザード。最近はなりをひそめていた、思わずはっとさせられる言葉や比喩がちりばめられていた。 全体的に、新たな長編へ向かう予兆に満ちていて、いやが上ににも次回作を期待させられる。あ、やっぱり村上さんは一人称のがいいな~。 | ||||
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どの短編も素晴らしかったと思います。 生粋のハルキスト達は最近の村上作品に対して物足りなさを感じている人も多いようですが、あくまで個人的な意見としては、今迄の村上作品は物語が抽象的過ぎて全体としてのイメージを掴みきれない人が多かったのではないでしょうか? そういった意味では、最近の村上作品は抽象的な中にも少しずつ具体性を帯びてきていて、文章の輪郭が見えてきたような気がします。 そして、村上春樹といえば比喩表現の技術が素晴らしい。 これはネタバレになりますが「ドライブ・マイ・カー」に出てくる『まるで筋金入りの菜食主義者がレタスは食べれるかと質問されたときのように。』には思わず笑ってしまいました。 これからも、村上春樹さんの作品を楽しみに待っていたいと思います。 | ||||
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読了後、2週間経ちましたが、強烈に心に残っている作品が見当たりません。読んでいる最中はつまらなくなかったし、ほかの村上作品同様、読みやすいタッチなのですが、どういうわけか物足りないというのが正直な感想です。 前書きで、海外のラブストーリーの短編集を出す際に書いた短編「恋するザムザ」をきっかけに再び短編に取り組んでみたとありました。「恋するザムザ」が素晴らしかったので今回も大いに期待したのですが・・・・・・。 これほどの作家でも、次から次へと名作を生み出すのは難しいということでしょうか。 | ||||
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辛口のコメントですがー主に成熟しなかった恋がテーマの流し書き風の平凡な短編集。相変わらず思わせぶりてきで、頭の中だけで書いたようなリアリティーの乏しい作品。本当の人生を分かっている大人には無理筋の絵空ごと風に感じました。 | ||||
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Impressed the expression of detailed perception at any scenario this auther can write. | ||||
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恋人や妻を失った男の物語集という、村上春樹の全てが詰まった短編集といっていいと思います。 短編に収まりきらない物語が深い余韻となって残ります。 また、むしろ、そこから中、長編へとつないでいただきたいとも熱望します。特に「シェラザード」と「木野」は、改めて書いてほしいです。 『ノルウェーの森』と『ねじまき鳥クロニクル』を読み返したくなりました。 | ||||
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読める、読めるぞー! 以前まで、僭越ながら村上春樹氏の作品を毛嫌いしていました。 それは処女作「風の歌を聴け」を手に取り、 読書というものを自分のものにした感覚に陥り、 その勘違いのまま「ノルウェイの森」の作品に意気揚々と突入したのですが、 これまたどっぷりの恋愛ものでして、 性描写が多すぎて過去の自分には悪心するほどのものだったので、 「もうこれ以上読まない!」と決意していたのですが、 それからだいぶ経っていたので再度挑戦してみたら、 内面描写の豊富さたるや文学的に美しいと感じました。 これは村上春樹氏にしか書けんものです。 すべての心情にかゆいところに手が届くような表現を多角的視点から取り組んでおられること妙技です。 一方では、回りくどいと批判されるやもしれません。 性描写が多いのではないかと言われるやもしれません。 そんなことはほっといて本作を読むべき。 ひとつの文学作品として面白いです。 本作に限らず世界的音楽を作品に取り込んでいらっしゃる面がありますが、音楽など知らねども大丈夫。 その情緒的世界に引き込まれます。 いい作品に巡り会えたことに感謝いたします。 | ||||
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結局、読む事になった。 そして、前作でかなりがっかりしていたので、むしろ、楽しめた。 ただし、あまりに、気楽に複数の人と付き合っている女性がいる風に描かれているので、もしかして、外国の人が読むと、日本の女性、それも人妻は、かなりな、好きものに思われるんじゃないかと、心配になる。 sex場面が多く、こりゃ、書きすぎなんじゃないかと思った。それとも、村上さんも60過ぎだから、邂逅みたいな気分で書いたんだろうか? 個人的に気に入ったのは、「木野」 行ってみたくなるような「根津美術館裏にある、ひっそりとしたバー」 表紙に描かれた、柳と猫がまたいい。 残念だったのは、表題作。 できたら、真夜中にかかってきた[電話]で告げられた内容が、≪先週の水曜日、妻が亡くなりました。何はともあれお知らせしておきたいと思いまして≫だけってあって欲しかった。 そうであれば、もう少し、想像の幅が広がってきそうだったのになあ。 | ||||
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2日で読めました。とても読みやすい短編6作品。 うち2作品(シェエラザード、木野)が気に入りました。 村上春樹の描く、日常に潜む犯罪性や呪術的な恐怖が味わえます。 木野に関して言うと、長編でも読んでみたい気分になりました。 もっとも、あれぐらいの長さが心地よさの秘密かもしれませんが。 イエスタデイの中にビートルズ『イエスタデイ』の替え歌が登場しますが 雑誌掲載時とは異なって歌詞が大部分削除されており、非常に残念。 「あの子はどこかに 消えてしもた さきおとといのあさってには ちゃんとおったのにな」 Bメロ部分の歌詞がこちらですが、これがあるとないとでは作品の印象が変わるのではないでしょうか。 木樽がこの歌を歌う情景を読みたかった。 町名を変更したり、本来あったはずの替え歌が削除されたりと物議をかもした一冊です。 個人的には物語は物語、フィクションとして割り切るべきだとは思いますが 著作権や名誉等鑑みると仕方のないことかもしれません。 それでもイエスタデイは心にひっかかる。 ★をひとつ減らしました。 | ||||
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なんだかよくわからない感じで読んだストーリーも含め、後から追想できる本です。 村上春樹の世界観から生まれている小説ですから、深読みしつつ、楽しませてもらいました。 | ||||
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短編集というか中編集。一晩で読破、読みやすいおもしろい。カバーもきれい。 | ||||
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作品じたいは、久しぶりに村上春樹らしい良い作品を書いてくれたと、文藝春秋から楽しみに、読んでましてで、こちらも購入しました。 北海道の地名の件は知ってましたが、 イエスタデイの替え歌が ビートルズの関係者からクレームきたとかで、すっぽり消えいました。 本筋に支障はないだろうとのことですが、大いにあります。 この替え歌こそが、こ ばかばかしいのに、なぜかとても悲しい。という本作の核になるものだったから。 ビートルズなんかにこだわらずその歌詞を優先してほしかった。村上春樹の文章を愛する者としては本当に残念でした。 | ||||
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ノーベル賞候補と騒がれるようになってから、読みたくない人まで参加してああだこうだとかまびすしいことこのうえない。 どこがどうのなんてどうでもよいのだ。実に面白いのだ。こういう感覚が分からない人まで読むことはないのだ。 しかし、村上春樹もの関連で商売しようという・・・あれはいったい何だろう。 | ||||
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なんというか、村上春樹は19世紀的小説家なんじゃないかって思う。どういう意味だって?読んでみてから質問して下さい。 | ||||
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セックスについて語ることのハードルが低い人たちがあれこれ登場する話。 登場人物はなぜか性的な物事を語るのが好きだが、そこからなにか人間性の深みとか 誰も気づかないような想念が提示されるわけではなく、すべてはファッションに過ぎない。 どうしてこんなにセックスの話題が好きなのか私には理解できない。 ○ドライブ・マイ・カー 妻を失った男が、ノイローゼになって、死んだ妻は共演した男性と寝ていたに違いないと 思い込んで悶々とするが、臆病なので行動は起こせない、という話(だと思うと面白い)。 ○イエスタディ 小説版「黄昏流星群」 ○独立器官 遅発性統合失調症の症例記述の話。 幻覚や妄想もあったはずだが「僕」には見えていない。 病的な恋煩いは、しばしばじっさいに病気である、という話(だと思うと面白い)。 ○以下は面倒なので省略しよう。 | ||||
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