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(短編集)

女のいない男たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
女のいない男たち

女のいない男たちの評価: 3.76/5点 レビュー 328件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全328件 101~120 6/17ページ
No.228:
(5pt)

女を失った男たち

タイトルを見て、全くモテない男の話か、女に目もくれず我が道を行く男の話と思ったが、そうではなかった。女を「失った」男たちの孤独が描かれていた。自分も半ばそうなりかけているので、一話読むごとに、心に何か重たいものを乗せられていくような感覚にさせられた。
女のいない男たちAmazon書評・レビュー:女のいない男たちより
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No.227:
(5pt)

文庫本買うんなら、映画を観ましょう

文庫本ではわずか70ページ!映画は約3時間!原作ではサーブのカブリオレのマニアルなのに、映画では用意できなかったのでしょうね?サーブのオートマチックは、3段オートマなんです
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No.226:
(5pt)

映画を深く理解できる!

映画「ドライブマイカー」をさらにこの短編小説集を読み深く理解できました。
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No.225:
(3pt)

村上春樹の比喩が、やや鼻につく寂しい男たちの備忘録

手に取って読み始めてしまうのだが、途中で読むことが義務になって、読み終わると「かたちが素敵なペニス」しか頭には残っていない。村上春樹の読者サービスが裏目に出た作品集。
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No.224:
(2pt)

久し振りの村上春樹、、、。

村上春樹、特に好きではないけれど、過去にも何冊か読んだことあり。
映画が話題を呼んだことから、久し振りに読んでみたのだけれど、ただすらすらと表面的には読みやすくて聞きやすそうな言葉が垂れ流されるだけで、確かに名文なのかもしれないけれど、小説としては何を伝えたいのか、さっぱりわからなかった。
勿論、こちら(読み手)の問題かもしれないけれど。
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No.223:
(4pt)

車が滑らかに走っている

みさきさんの運転が、
滑らかだったからだろうか。

家福さんは饒舌に亡き妻のことを語った。
「(信頼し合える妻と思った点に僕の)致命的な盲点のようなものがあった」
彼は妻の不倫相手との会話も話し出す。そして
「もしそれが盲点だとしたら、
僕らはみんな同じような盲点を抱えて生きているんです」と、
みさきさんにしゃべる。

すると
「奥さんはその人に、心なんて惹かれていなかったんじゃないですか」と彼女は答える。
「そういうのって、病気のようなもんなんです。
家福さん、考えてどうなるものでもありません」と加えた。

どれが正しい...どれが誤り...
車が滑らかに走っていることだけが事実だ。
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No.222:
(1pt)

日本の純文学と近代文学ってつまらない

何故、この人がこんなに過大評価されるのかわからない。宮部みゆきや松本清張、スティーブンキングだってこの人が、ノーベル文学賞っていうのがそんなに価値あるなら、名前があってもいいと思う。
おぼっちゃまの「優雅なえろすブンガク」。

興味ないが世界中で講演し、「南京問題」で日本人の名誉を売り飛ばし、てまでノーベル文学賞ほしんだろうな。
ノルウェイの森とかいうのとなんたらワンダーランドだけ読んだことあるが一度読めば十分、何も響かない、何度でも読みたいとも思わない。
本を読むことは心が強く欲したり、涙を流させたり、死ぬほど笑わせたり、怖がらせたり、することもできる魔法。
でもこの人の人物は影絵のよう。何も感じない。だから、一回で終わり。
作家は人格者でなければならなくはないが、卵講演したしね。
関心あるのは、日本人の名誉を売り飛ばしてでもノーベルが欲しい、この人の卑しい心。
大江健三郎もそうだっけ。日本の純文学がなんで、他のジャンルより偉そうなのか、わからない。つまらないくせに。
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No.221:
(5pt)

自分で自分を変える事は大事です

かなり昔に読んだ本です。映画を観て、もう一度読みたいと思って購入しました。
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No.220:
(1pt)

なし

映画上映前に原作を読みたかった
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No.219:
(1pt)

映画のほうがいい

映画のほうがいい。映画のよさが改めて分かったというべきか。もってまわった文体=村上節=を久しぶりに読んだが、これはやはり1990年代までに終わった過去の遺物という印象。
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No.218:
(5pt)

素敵

先に映画を観た。なかなかの出来だった。小説を読んだ。これも悪くない。最終章?ドライブマイカーは説明書の様で私を飽きさせた。それ以外はなかなか良かった。ありがとう。
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No.217:
(1pt)

ドライブマイカーの帯が無い!!

ドライブマイカーの帯が付いた商品写真を掲げている以上、当然、帯付きの商品だとおもっていたが、何も付いていない。
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No.216:
(5pt)

上位のレビューがあまりにもひどいので

上位のレビューがあまりにも、読めておらず、ズレたものばかりなので、たまらず投稿します。
購入を検討されている方は、ちゃんと読んだ方(単に読了しただけの方という意味ではありません)の感想を参考にして頂きたいです。
小説は、そこに何が書かれているのかを考えながら読まなければ意味がありません。
みなさん、あまりにも表層的に判断しすぎています。
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No.215:
(5pt)

短編小説の世界にどっぷり浸れるレベルの傑作

映画「ドライブマイカー」を観て、原作が読みたくなって読んだ。

確かに濱口竜介監督が、この作品を映画化したがった理由がよくわかるよい短篇だった。

最近では珍しいくらいの短編小説の世界にどっぷり浸れるレベルの傑作作品集だと思った。

まさに村上ワールドで、個人的には、「回転木馬のデッド・ヒート」が好きで、村上春樹は長篇より短編の方がいいと思っている人間だ。

特に『今は亡き王女のために』のノスタルジー感は秀逸で、若い頃に読んだけど未だに色褪せない。

代表作「ノルウェーの森」の元になった「螢・納屋を焼く・その他の短編」も本当にいい。

細かい設定の違いなど、映画を観た後でも前でも楽しめる。

「でもどれだけ理解し合っているはずの相手であれ、どれだけ愛している相手であれ、他人の心をそっくり覗き込むなんて、それはできない相談です。

そんなことを求めても、自分がつらくなるだけです。しかしそれが自分自身の心であれば、努力さえすれば、努力しただけしっかり覗き込むことはできるはずです。

ですから結局のところ僕らがやらなくちゃならないのは、自分の心と上手に正直に折り合いをつけていくことじゃないでしょうか。

本当に他人を見たいと望むのなら、自分自身を深くまっすぐ見つめるしかないんです。

僕はそう思います」

映画の中でも重要な役割を果たすこのセリフも文章で読むとさらに感慨が増す。

私もせっかくなので、久しぶりに村上春樹の短編の世界に浸りたいと思う。

日本人で、世界中で人気のある村上春樹作品を楽しめないのは本当にもったいない。

村上春樹がどうしても好きになれない人も多いと思うけど、癖の少ない短編から入れば村上ワールドを堪能できる可能性が高いと思う。

映画が注目されることで、村上春樹の短編が注目されて、読む人が増えることは大変良いことだと思う。
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No.214:
(1pt)

水濡れ対策は必要ですよ

日本郵便によるポスト投函は、致し方ないし、文句はありません。でも配達日のこの日は、雨降り。封筒はポストからはみ出し、半分水濡れ状態。封筒を開けると、文庫本は水濡れ防止策のない裸のままで、文庫本の本体にヨレができていました。もしかしたらと思ったら、やっぱりこの状態で送られてきました。せめてセロハン袋にいれて送ってほしかった。文庫本、新書本はもう注文しません。
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No.213:
(4pt)

短編だから切り取れる世界と、短編だから残る余白

村上春樹の長編はすべて読んでいるが、短編はほとんど読んでこなかった。映画「ドライブ・マイ・カー」が素晴らしくて、本書を手に取ることに。
「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」は、この長さだからこそ、テーマと素材、登場人物の心の内がうまく切り取れて物語になっていると思った。余計なことが書かれていない。ストンと胸に落ちる。
「木野」はちょっとそれが行き過ぎているように思う。主人公に「カミタ」がしていることがよくわからない。このストーリーの外に巨大な余白があって、それが見えてこない。だから最終場面のドアをたたくノックと木野が涙を流し続ける傷みが腑に落ちなかった。
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No.212:
(4pt)

男だけの世界

私が持っている単行本は
2014年4月20日 第1刷発行

そのほか初出された2013年から2014年の
文藝春秋も購入して読んでいました。

単行本で読むのは今回が2度目です。

映画となった「ドライブ・マイ・カー」
が話題になっていることと
映画の撮影地のいくつか
糸魚川の親不知
頸城区北四ツ屋の農道
西島秀俊さん演じる家福が長靴などを買った上越市国府のコメリなどがうちの近所だと知ったことが再読のきっかけです。
( 小説には出てきませんが )

「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんが好きなザ・ビートルズの曲ですね。
映画女優を夢見る女の子が男の子に
「私の運転手にしてあげる」というもの。

本書の「まえがき」で村上春樹さんは
「短編小説をだいたいいつも一気にまとめて書いてしまう」
「女のいない男たちがモチーフで一貫性や繋
がりがある」
と書いています。

そのモチーフどおり本書に出てくる男たちは
・妻を亡くした男
・彼女を他の男に寝取られた男
・ベテランの独身者
・陸の孤島に1人で取り残された男
・妻が会社の同僚と関係を持った男
・昔の恋人が自殺した男
などどれも「女のいない男たち」です。

ある日突然あなたは女のいない男たちになる

「女のいない男たち」これは
男には女がいるものという前提にあります。
「男のいない女たち」も成り立ちます。
いない者たちは不完全であり不幸である。

孤独は人を成長させもしますが
また精神を蝕んでもいきます。

村上春樹さんの小説に出てくる男性は
孤独な人が多く村上春樹さん自身もそうなのかな?と思ってしまいますが
村上春樹さんには大学の時に知り合い
学生結婚した洋子夫人がいますよね。

この短編集の中の男たちはいつか
「女のいる男たち」となれるのか?

「ノルウェーの森」ではワタナベのその後が知れたりしますけど… 37歳になっても
やっぱり不幸そうなままでしたよね。

2020年「一人称単数」も読みました。
次に出るのは長編小説でしょうか?
読める日を楽しみ待っています。
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No.211:
(4pt)

映画を見てから読んでみました

映画「ドライブ・マイ・カー」を見て大変面白かったので原作を読んでみました。あくまでも個人的な感想ですが、原作よりも映画の方が出来が良い感じがしました。映画は、本書の中の「ドライブ・マイ・カー」だけでなく、「シェエラザード」や、「木野」といった他の短編の中の印象的な部分が、濱口竜介監督によって抽出され、極めて巧みに再構成されたことが分かりました。また「ドライブ・マイ・カー」の中の主人公たちに次いで重要な役回りであるサーブ900コンパ―ティブルが原作では黄色となっているのが、映画では真っ赤なモデルが登場する、といった相違点も新たな発見であり楽しめました。
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No.210:
(4pt)

35年ぶりの村上春樹は良かった

35年前には感じなかった別の感情が今回は満足へと導いてくれた。いいね。
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No.209:
(4pt)

作者の軌跡

私は村上春樹の短編小説を愛読しています。長編はいつの頃からか、冗長に感じたり、登場人物に共感できなかったりして、腐れ縁的に読むようになっていました。
この短編集は刊行時にとても期待して購入して読みました。しかし、過去の短編集に比べて印象に残る作品が少ない気がして、ほとんど内容を忘れてしまっていました。
今回読み返した理由は、多くの方と同じかも知れませんが、濱口竜介監督の映画を観ることにしたからです。映画を観る前に原作を読み返しておこうと考え、書棚から探し出して手に取りました。
読んでみると、以前の時と違って一つ一つの作品に引き込まれました。村上春樹が、3人称、1人称の文体を駆使して、大人の物語を書いていたことに気がつきました。
あまりに長い期間、村上氏の作品を読んできて、がっかりすることも多く、惰性で読んでいたようです。
自分は、最近の村上作品をフェアな態度で読んでいただろうか? そんな疑問が生じました。
もしかしたら、村上さんは一歩ずつ前進していて、昔の場所に止まっていたのは自分なのではないか、そんなふうに感じました。
映画の題材となった『ドライブ・マイ・カー』『シェエラザード』『木野』。これらを消化した上で一つの物語を紡いだ映画の脚本には非常に感心させられました。
映画を鑑賞した後、『ドライブ・マイ・カー』と『木野』を何度も読み返し、ある種の感動を得ました。これは映画とは異なる小説による感動でした。前書きによると、この2作が他の作品より先に書かれたようです。『ドライブ・マイ・カー』の中で家福と高槻が訪れるBARは、休業状態になる前の「木野」であり、この二つの作品は有機的に繋がっていました。
そんなわけで、映画をきっかけとして、この短編集を再読して感銘を受けたのですが、一つ気になったのは最後の『女のいない男たち』という作品でした。作者は前書きで、表題作がないこと、象徴的な意味合いを持つ作品が最後にあった方が、かたちとして落ち着きがいいと述べています。残念ですが、私は作者と同じ感想を持つことができませんでした。この表題作は短編集全体をまとめようとすることで説明的になっており、逆に、短編集全体の有機的な連環を乱していると感じたのです。
とはいえ、再読して私はこの短編集を再評価しました。村上さんには、ぜひこれからも現代の人間が心の奥深くに抱える問題を、物語として描いて欲しいものです。

追伸 原作とは離れて、濵口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』は素晴らしい映画になっていると思いました。脚本、俳優たちの演技、四宮英俊のキャメラ、静かで美しい映画でした。
ついでにもう一つ。最初に『ドライブ・マイ・カー』を読んだ時に、女性ドライバーのタイプについて書かれていて、今の時代こうした表現は大丈夫なのかなと思いました。映画中では主人公に運転について注意された妻が「それ、一歩間違うとモラハラだからね」と笑いながら指摘してました。まぁ、そうなりますよね。
後書きで説明されている地名の変更についてもですが、村上さん、歳を取って少しゆるくなってるかなと思いました。ビートルだとかフォレスターだとかパナソニックだとか、色々言われて大変だとは思いますが……。次作に期待しております。
女のいない男たちAmazon書評・レビュー:女のいない男たちより
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