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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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PRのための山奥のコテージ村に招かれたタレントとマネージャー. 殺人が起き,悪天候のために閉じ込められてしまう. 探偵役のタレントが導き出した結論とは? 探偵役のキャラクターが魅力的である. 意図的なキザな演出が,それでいてコミカルで憎めない人物像となっている. 一方,トリックも推理も今の基準で読むとなんとも古い. クローズド・サークルになって警察が介入できないので,明確な証拠なしに推理を進めていくのだが, すべての人間が常に理性的・合理的に行動するという前提がなければ,こんな推理は成立しない. また,素人推理で導き出した犯人を,警察が鵜呑みにするだろうという前提にも納得できない. 探偵役のタレントには確かにキャラクターとしての魅力があるが, 中盤以降はその魅力も影を潜めてしまうのも残念. | ||||
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以下、完全にネタバレ含みます。 他の方もレビューに書かれているように、途中の作者の不自然な前置き&驚きの展開というタレコミのせいで中盤で犯人に気づきました…。事件そのものが普通すぎるので、メンバーの誰かが犯人だったら唯のミステリー小説になってしまう。そしたら和夫か星園か、もしくは叙述トリックで実は読者が気づかないもう1人の人物がいたくらいしか無くなってしまう。しかも和夫犯人説と、もう1人の人物説はあり得ないと途中で分かる… しかし星園犯人説の明確な理由は分からなかったし、中盤で実は目的があってナルシストは演技っていう降りで星園が好きになったし(自分は和夫タイプなので単純で…)、探偵役と思しき麻子はあんまし好きになれないし、そもそもどんでん返しで驚きたくてこの小説手に取ったしで、星園犯人説は外れて欲しいと切実に思いながら読み進めることになってしまいました。 その思いも虚しく予想通りのオチになってしまい、それなら実は犯行動機が星園の過去のエピソードと関係していて哀しい切ない殺人事件っていうのを期待したら、いきなり今までのキャラ崩壊してガキみたいなキレ方して過去話一切関係なし且つ実はゲイとか…しかもUFO研究家が突然会心の一撃放つし、今まで度々動揺しまくってた和夫はあっさり状況を受け入れてるし、麻子はいつの間にか和夫に惚れてるし…ラストシーンの三流漫画が連載打ち切りになったかのような伏線とかも一切無いクオリティ低すぎる謎展開は、ここだけ作者違うんじゃないか?と思う程酷かった。本当に酷かった。 今まで必ず騙される系の有名小説には悉く騙されてきましたが、こんな残念な気分になった小説は初めてです…。途中までは面白く、オチさえ良ければ評価高くついたと思うので星2つにしておきます。 | ||||
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山奥の温泉旅館で吹雪の山荘ものを読もうと購入 読者への挑戦を温泉に浸かりながらゆっくり考えましたが・・・そんな時間が勿体無いぐらいの駄作でした。 以下ネタバレ 色々ありますが、作中最も重要なアイテムである「携帯電話」 社長が携帯電話を持っていたのがポイントですが、そもそも売れっ子作家の有能秘書や広告代理店のマネージャ、水商売のホステスなど携帯電話を絶対に手放さないような人が揃って持っていない状況が不自然。 まだ普及前のお話として考えても、普及前なのに秩父の山中で電波が繋がるのが不自然。 でも、もっとも不自然なのは電話をするのが大好きな社長が、自分の部屋で電話をしたのにもかかわらず、充電もせず、仕事のものとしてアタッシュケースに入れておく・・・か?フツー・・・ 皆さんもそうだと思いますが、部屋に入ったら即充電、たとえ忘れれてても浸かった後なら充電、机に置きっぱなしならともかく、鞄にしまい込む人なんていませんよね。 電話嫌いならまだしも、電話するのが大好きな人が。しかもアタッシュケースごと隠すとかw、来客中に電話なったらどうするつもりだったのだろう? わざわざ隠し場所からアタッシュケースを引き出して、携帯電話取り出して「ハイもしもし」とかするのかな? 叙述トリックなのは分かるが、本来キモになるはずの部分がお粗末すぎる気がします。 | ||||
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クローズドサークルものとしては、途中までは面白いです。 ただ、最後の50ページほどが、「何これ?」というほど、つまらない。 フェアだという触れ込みですが、子供だましのようなもので、アンフェアだと思います。 犯人のしぼりこみも中途半端で、出版社は本を売りたいがために、大げさな触れ込みをするものだと、改めて感じました。 | ||||
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ミステリー界では有名な本作ですが、おそらく本作を100%楽しめるのはミステリー初心者且つ作品全体に仕掛けがあると知らずに読んだ方でしょう。 私は仕掛けがあるとは知りませんでしたがある程度ミステリー小説を読んでいたため「あれ?なんだかこれはおかしいぞ」とだいぶ序盤から違和感を感じました。 それでも最後のどんでん返しには驚きましたが、あーこれは…アンフェアと言う人の感想もわかるなと。 本作は章の冒頭にゲームのチュートリアルかというくらい懇切丁寧なナレーションが入り、読者が大切な部分を見落とさず推理できるようフェアに徹した作りになっています。ところがこれが曲者でアンフェアだと言われる原因もそのナレーションにあるわけですが、私はアンフェアとまでは思いませんでした。でもギリギリセーフかな(笑) 本作はその仕掛け一本で勝負してるようなところがあり、正直それ以外は片手落ちな出来になっています。出てくる登場人物にさほどの魅力や共感できるエピソードはなく、事件のトリックも無理やりで粗が目立つものが多いです。 本作を支えている仕掛け自体も今となってはありふれたカテゴリの仕掛けなのでミステリーをかなり読み込んでいる方には目新しさがないかと。そしてその仕掛け以外で本作を評価できる部分は正直ないので、そういう意味で初心者向けです。 あとやっぱり時代を感じさせるなぁ(笑) 種明かしの一つが現代でも通じるものではないので、これは今より少し古い時代に書かれたものなんだと念頭に置いて読まないと少し混乱するかもしれません。 | ||||
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孤島ものが読みたくて、レビューが高かったので読んでみました。なかなか事件が起こらなくて、主人公の描写がやけに長くて。でも事件が起こったらきっとそこからわくわくするのかな~と読み進めて、ラストは、ん~~~なんじゃこれ・・・それぞれ感じ方は違うので好きな人ももちろんいると思いますが、私的には「残念!」 | ||||
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この小説は本格ミステリではありません。詳しく書くとネタがばれてしまいますので書けませんが、本格を期待して推理に挑戦した私にとって、読後の不快感がぬぐえません。 本格ミステリとは、作中に解決に至る全ての手がかりが示されており、地の文に虚偽を含まないことだと思っています。私にとってこの本は本格ミステリの定義を満たしていません。 他の方のレビューを見て、この本が本格だと思ってウキウキしながら犯人当てに興じましたが、それこそが作者の意図せぬ壮大なミスディレクションでした。 この小説をどうか本格と呼ばないでください。不幸な人が発生します。 ただし、単なる推理小説としてこの本に接していたら、首をかしげる甘い部分もありますが、結末の面白さには引き込まれると思います。 | ||||
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これを全くの先入観なしで読んだら→ころっと騙されて笑うor騙し方が汚いと怒る。 そして「あっと驚く・どんでん返し」という評価を知って読んだら。→展開読める。 といいますか、どんでん返し以外が印象薄いです。 トリック、キャラ立ち、話の内容、文章力などのまずい点をカバーしているのがこのどんでん返しだけというのも、お粗末に感じますね。 とりあえず、それだけは機能していたので星は2です。そうじゃなきゃ前評の期待を悪い意味で裏切られた個人的な怒りで1どころか0つけたいところです。 これが評価の高い本格に選ばれているのか……。 | ||||
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この作品、前知識一切無しで読めばそれなりに楽しめると思いますが、「大仕掛けがあるよ」「ドンデン返しがあるよ」と知っていて読んでいれば間違いなくメイントリックには気づいてしまうと思います。露骨に怪しい書き方をしていますので。もう少しわかりにくく書いても良かったような…あともう一回思いっきり話をひっくり返してみるとか… この手のトリックが個人的に好みでない、ということで厳しめの評価です。 | ||||
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最後に分かるどんでん返しは、特筆すべきものではないのでは?「探偵役の推理」に隠されたコトバの意味は大きい。その探偵の推理を読んでガッカリした。主人公の台詞に、「他のメンバーは、探偵の理論についていけない」とあった。それは、小説の探偵と作者倉知の敗北では? 分かり易い説明を読者に心がけるのが、作者としてのウデではないか?なんだあの文章、推理の雑さは!ニセモノ本格はやはり読む価値がない! 島田、綾辻を見習え! よって、逝ってよし。 | ||||
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作者は、ほのぼのタッチのミステリを得意とする作風である。ところが、本作では本格ミステリに挑戦したらしい。実際、山荘に集められた人間たちの中で殺人事件が起きるという典型的パターン。 しかし、私の感覚では事件発覚後、事件が起きた晩に語り手が探偵役の所へ訪れた事を思い出した時点で話は終っているのである。それ以上は引き伸ばせない。しかし、話はその後も続いて最後は予定調和で終るのである。このアイデアでは短編にするのがちょうど良く、それも作者本来のほのぼのミステリにするか、あるいは逆に思い切ってサイコ・ホラー風にした方が成功したと思う。それとも、更に思い切って探偵役を"猫丸先輩"にするとか。それくらいしないと、読者は騙されませんねぇ。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ ミステリーってのは取り上げられた時点で・・・ 何かある・・なんて疑ったら・・すぐに分かってしまう。 これも同じ・・・・。 普通のミステリーに埋もれていれば・・・驚くやうな真相も・・・ 取り上げられれば・・・すぐに分かる。 意外性ってのは・・・何も取り上げられていないミステリーを読んでいて・・・わっと驚かされるやうな形でなきゃ 最初から注意してしまった時点で・・・分かります。 葉桜も・・・星降り山荘も分かりやすい。 殺戮にいたる病は・・最初に読んだだけあって驚かされたが・・・。 この作者・・・文章は驚く程、下手クソなんだが何故だらう? キャラの魅力もない。 | ||||
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これはミステリーの初級でしょう。いいえミステリーといっては何かもしれません。いわば人だまし、人を欺くための本です。主人公もまんまとだまされています。たくさんのミステリーを読んでいる人には楽勝でしょう。このだまし方はよくありますので、わかっている人にはなあんだということになります。おかげで、他の点が霞んでしまい、たいそうもったいないです。ほのぼのとした主人公の性格が救いです。伏線を楽しむなら「壺中の天国」のほうがよいでしょう。 | ||||
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必ず各章の頭にコメントがあるのですが、これがミスリードしている。なんのためにつけられているのか全く不明。トリックはそこそこ楽しめるんですが、結局どうして彼が殺人を犯したのかまったくもって分からない。そんなことで人殺しするか???って感じですね。主人公も結局全てを知っている社長に配パイされたってことでしょうか。スッキリしませんでした。登場人物の描写もイマイチです。 | ||||
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「読者に真っ向から挑戦する本格ミステリー」と銘打っていたわりにはオチがくだらない。トリックも大したことないし、動機なんてとってつけたような代物で拍子抜け。登場人物も皆、魅力がない。読んで損したミステリーでした。 | ||||
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