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マリオネット園「あかずの扉」研究会首吊塔へ
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マリオネット園「あかずの扉」研究会首吊塔への評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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本屋に置いていなかったので、取り寄せるてもらう手もあったのですが、時間がかかるのでこちらで入手。 | ||||
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建物の中と外で進行する事件と謎解きについてはいい感じ。 ただ「誰が誰を操っているのか」の「誰が」は不自然な描写もありすぐにわかってしまうことや、 綾辻行人氏の館シリーズ以上にイメージするのが難しい建物を使ったトリックは減点対象でしょうか。 何より問題なのがゲストキャラの人物描写が弱すぎる点です。 影郎沼でもそうでしたが登場人物が多く無い割には死者数が多く、しかも脈絡もなく殺害されているのはどうなんでしょうか? 結果「どうしてこの人物は殺されたのか?」という考察よりも、「こいつ誰?」という疑問が優先するのは問題なのでは・・? 人物描写がよく出来ていればもっと評価は高くなると思った作品でした。 | ||||
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2001年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 「<あかずの扉>研究会」シリーズの第4弾。 またしても、わけのわからない構造をした建物が舞台となっている。その不自然さに耐えられるかどうかが、読者にとってひとつの分かれ目となるだろう。私はどうも駄目であった。 事件のために建物が用意され、筋書きが組まれ、登場人物が動かされているというのが、あまりにも露骨なような気がする。そして、その不自然さに注意して考えてみると、真相にたどりつけてしまうので、なんだかなあと思う次第である。 | ||||
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題名の“マリオネット”が暗示するように、本作のミステリ的テーマは《操り》。 真犯人が、実行犯や素人探偵を自分の思い通りに操り、犯罪を構成していくさまが 描かれているのですが、そこに作中のある人物が書いた作中小説を絡ませていくと いうメタ的趣向が凝らされているのが特色です。 とはいえ、致命的なのは、その《操り》に必然性がないこと。真犯人が 犯罪を実行する上で《あかずの扉》研究会の面々を呼びこむ必要は全く なく、むしろ、みずから“首吊”するような自殺行為といわざるをえません。 手の込んだ暗号解読や緻密に張り巡らされた伏線など、評価されるべき点も多々あるので、 上記のツッコミはとりあえず棚上げにし、“名探偵と真犯人のリアリズムを度外視したゲーム 的対決”と割り切って読めば、それなりに楽しめるとは思います。 なお、本作はシリーズ第一作と密接にリンクしているので、 本作の前に、そちらを読んでおくことをおススメいたします。 | ||||
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